2024-06-28 33:15

Ep.079 書籍「決算分析の地図」とは?《出版記念!「決算分析の地図」誕生への道》Part1

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しげさんの3冊目となる書籍について、概要や、どんな読者を想定しているか/おすすめかについて話してもらいました。

◆参考リンク

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術(村上茂久) | 書籍 本

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術 単行本(ソフトカバー) – 2024/6/21 村上茂久 (著) Amazon

ソシム株式会社

会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方 単行本 – 2020/3/28 大手町のランダムウォーカー (著)

「お金の流れ」がたった1つの図法でぜんぶわかる 会計の地図 単行本(ソフトカバー) – 2021/3/17 近藤哲朗 (著)

決算書の読み方 最強の教科書 決算情報からファクトを掴む技術 単行本 – 2020/7/27 吉田 有輝 (著)

【新版】財務3表図解分析法 (朝日新書) 新書 – 2021/2/12 國貞克則 (著)

WEB 特集 小林製薬 “紅麹サプリ”問題 製造工程に潜む死角とは

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授/跡見学園女子大学兼任講師。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版。近著に『決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術』(ソシム)。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

まさき (Masaki Endo)

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。2023年から6年ぶりに企業の勤め人になる。

合同会社エンドオブオーシャン

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00:05
SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び
投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、合同会社エンドオボーシャン代表でお金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いたのち、今はスタートアップのファイナンス支援をしたり、経済メディアで寄稿をしたりしている四桂です。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
はい、今回はですね、四桂さんが3冊目の書籍を出版する話というテーマでお話ししていきたいと思います。
お願いいたします。
このポッドキャストを前聞いたことがある方はですね、四桂さんが本を出したという話を2回ぐらいしているのを何とか覚えている方もいるかもしれないんですけど
なんとついに3冊目が出るということでして、おめでとうございます。
ありがとうございます。大変ありがたいことに出させていただくことになりました。
はい、で、多分これが配信されている頃にはもう7月ぐらいになっている可能性があるので、書籍の出版日としては2024年6月21日ということで
これを聞いている方はもしかしたらもう買える状態になっているかもしれません。
そうですね、はい。
はい、ということで早速ですけれども、この書籍のタイトルについて四桂さんから発表していただき、どんな本かというのを一言で教えていただいてもいいですか。
はい、今回ですね、出版する本なんですけれども、決算分析の地図という本になっていますね。
はい、決算分析の地図ですね。で、サブタイトルが財務産票だけではつかめないビジネスモデルを見る技術という、そういったものになっております。
で、こちらですね、本の内容としましては、ベースはですね、私がビジネスインサイダーというメディアで連載を持っているんですけども、そこで取り上げた
あれ、今月で100回目ぐらいになるんで、ストックとしてはめちゃめちゃ溜まっていまして、それを大幅に改筆修正した上で、企業分析の本ではあるんですけれども、特徴としてはですね、
いわゆる通常のこれまでの決算と会計の本って、有価証券報告書を中心に分析するというものが多かったんですけれども、
私の場合は企業を分析するのに有価証券報告書も使うし、決算単身も使うし、決算説明資料も使うし、
何なら中期経営計画も使うし、株価とか地価総額とか、そういった諸々の企業が出している、いわゆる一時情報を駆使して分析をしていくと。
03:04
それをどのようにしてですね、そういうのを使って企業分析をするか、みたいなことをですね、総合的にまとめた本、それが特徴としては一番大きいのかなと思ってますね。
ありがとうございます。多分今聞かれた方はちょっと難しいワードがいくつかあったと思うんで、どこまで今回このポッドキャストで難しいところを突っ込むかというのは、それは多分そこまでは掘らないと思うんで、
なんで書くに至ったかとか、そういう話とかがメインのほうがいいかなと思っているので、そういう話をしていこうと思うんですけど、
前に2冊書かれて、決算書謎解きトレーニングと、それの漫画版っていう感じで2冊、ある意味1冊目と2冊目は繋がってると思うんですけど、
今回は多分その1、2冊目とはちょっと違うのかなというふうに、タイトルとか今概要を聞いて理解してるんですけど、
これはなんで書くことになったんですか?
書くことの経緯自体はですね、今回出版するソシムという、主にIT系とかですね、Excelとかビジネス系を強い意味を持っている出版社なんですけども、
ソシム社から連絡が私に来ましたと、私に対して。それが2022年の6月ぐらいに連絡が来たんですね。
私1冊目の本を2021年12月に発売して、それの半年経たないぐらいのときに先方からご連絡がありまして、
ちょっと村上さん本書きたいんですけど、ご相談載ってくれませんか?というところで企画が持ち上がったという、そういった経緯になってますね。
なるほど。だから1冊目を読まれた上でその担当者さんというか会社さんが村上さんみたいな連絡が来たって感じですかね。
そうですね。1冊目書いたときに、編集者は私の本を知らなかったらしいんですけど、社内でこういう本出たよっていうご相談があったらしくて、
それが編集者に話があって、読んでみたら、1冊目って読まれた方が分かると思うと対話型みたいな感じにしてて、
なるべく面白く読ませるような感じにしてたんですけども、結構良かったみたいですと。
で、そのときに会計の本、決算の本といえば大手町のランダムウォーカーさんの世界一楽しい計算書の読み方であったりとか、
柴田直樹さんのMBAより大事な決算の本というかそういう感じのタイトルのやつとか、あとチャーリーさんが書かれた会計の地図という本。
定番としてあってですね。ちょっと私も1冊目のときからこれらの本を超えるのはかなりきついなと、もうなんか、
お笑いで言うビッグスリーみたいな感じですよ。で、そこに若手芸人の意図もまあ、厳しいじゃないですか。
M1に優勝何回もしてるぞみたいな人ぐらいの本に、なんかこれから1回戦みたいな人が勝てるのかみたいな。 そうですね、そういうのがあって厳しいなと思っていると。
06:07
そしむさんはですね、最強の教科書、決算書の読み方かな。決算書の読み方最強教科書という本がありまして、
これ会計士の吉田さんという人が書かれているんですけど、これがですね、すごく売れてですね、たぶん3、4万ぐらい売れてて会計スマッシュヒットしたと。
その編集者だったんですよ。私もその本読んでたんですね。それすごい良い本で、私自身も
すごい良い本だなと思ってたら、編集者もその編集してるっていう中で、
それの続きというか、新しい版を書きたいみたいなふうに編集者は思ってたらしいんですよ。
で、その元々書いた吉田さんという方っていうのは、ちょっと今いろいろお忙しくてなかなか次の本は難しいっていう中で、どうしようかという時に、またまた私にシェラーハヌヤが向きましてですね、
ご相談があったという感じで、まあじゃあちょっと財務の本を書きましょうかと。で、1冊目って、
対話式の、ちょっとトリッキーだと言いますか、エンタメ寄りの本。で、2冊目漫画みたいな話だったじゃないですか。
そうですよね。はい。 私、本2冊出させてもらってもらえるんですけど、
両方ともアリューなんですよね。ちょっとその本流じゃないっていうか。 なるほど。
で、1冊目しかも新書だったんで、会計の本なんですけど、新書っていうことは新書コーナーに置かれるんですよ。
会計コーナーに置かれない本なんですよ。 なるほど。新書だから、まあいろんなカテゴリーの本がある中で、まあ読みやすくこのトピックどうですかっていうのが新書ですもんね。
そうです。なんで、本屋によってはたまに会計のコーナーに置いてるんですけど、あんまり置かれてなくて、やっぱ新書コーナーなんですよね。
扱いとして。で、漫画はなんかよくわかんないコーナー。まあ一応経験あるんですけど、トリッキーじゃないですか。
で、まあ私はどっちかというと、もっとど真ん中な教科書に使えるような本を書きたかったっていう思いは、以前からあったんで。
ちょっとこれまでのビジネスインサイダーの連載の知見も含めて、もう少し
相場的にいろんなことを扱う感じで書きましょうか。一冊目はサブタイトルがナーツのストーリーでって、もうナーツのストーリーで書いてるぐらいなんで、ナー社しか扱ってないんですね、そもそも。
分析対象企業が少ないと。今回はなんだかんだで2,30社ぐらいは扱ってるんですよね。
扱うその温度差はあるんですけど。で、そういう中で教科書的にもう少し読める分厚い、初心者よりも中級者向けの本をがっつり書くという、そういうコンセプトではありましたね。
中級者っていうのはイメージとしては、ビジネスパーソンの中で結構なんか決算とかも関心あったり業務上接点あるみたいな人なのか、それともさっき言った会計士かそのものかさておいて、なんかそっち側の仕事をしている人みたいな、どういうイメージですか。
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イメージとしては本当に分かりやすく言うと、大手町のランダム王冠さんが書かれた世界調子計算所の読み方であったり、チャーリーさんが書かれた会計の地図みたいな、あとはクイーンさん先生が書かれた財務産票の本、ああいうのを読んだことはあって、次のステップに行きたいなみたいな感じですね。
会計の最低限の知識は大体分かってますと。その次のステップでもう少し深掘りしたいときに、いく本ってもう一回り大学の先生が書かれた会計の専門書になっちゃうんですよね。そこのもうちょい橋渡し的な本という、そういう感じでして、編集者からは村上さんもっとマニアックに書いてもらっていいですよと、そういう層にさせたいんですという、そういう感じでしたね。
はい。これあれですね、なんか前この1冊目とか2冊目のしげさんの本の話をしたときにはあんまり難しいこと書かないでくださいって確か言われてたような思いがあるので。
はい、言われましたね。
結構逆ですね。なんか今回のリクエスト。
そうですね。なんで多分編集者も1冊目の本読んだときに、これ多分著者、私ですね、村上は多分もっと書けるけど、ちょっとパワーセーブしてるんじゃないかなっていうのが伝わったみたいでしたね。
なるほど。
で、そこでもうちょっとリミッター外して書いてみたらどうですかと。そういう本が実はあんまりない。逆に言うと本当に初心者向け、初級者向けで言うと大手町さんの本、チャーリーさんの本、国沢先生の本とかあるし、
最近出てる会計の本とか大体そういう感じなんですよ。やっぱりマーケットが大きいんで初心者向けになると。でもそこはめちゃめちゃレッドオーシャンですし、
我々で言うビッグスリーみたいな存在もあるんで、そこを抜けるのは厳しいと。で、そこで抜けた先に中級者向けになるとまたマーケット変わってくるんで、
そっち狙い辺に行けばいいんじゃないかという、そういう反射を何とかしましたね。
なるほど。じゃあ、その中級者っていうのは、それこそ企業で勤めてる人とかの中でも場合によっては財務部だったり会計なんとか担当とかで、
それなりに日常的に決算書とかを見たりしていたりも、仕事上でもそういうのを日々見比べる必要があるとか、なんかそういう人とかは結構イメージなんですかね。
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すごい今のポイント大事でして、一つはそういう方もターゲットにしてるんですけど、実はそういう方っていうのはターゲットで言うともう割れ少ない方でして、
どういうターゲットかっていうと、これ大手町のランダムウォーカーさんに聞いたんですけど、大手町のランダムウォーカーさんの本、40万売れてますと。
世界一の推し計算書の読み方。私もめちゃめちゃ好きで、もう本当に毎回この本皆さんに紹介してるぐらいいい本ですよ。
私が書いたよりいい本なんで、こっち読んでくださいっていうぐらい、本当にすごい。
で、僕びっくりしたんですけど、大手町さんと何度か喋る機会はあるんで、話してたら、大手町さん、あの本を私は経営や財務向けに書いてないですって言ったんですよ。
これ誰向けなんですかって言うと、マーケ担当者とか経営企画室の人たち、戦略を考えたりする人たちとか営業の人向けに書いてるんですっていう。
なるほど。
で、やっぱそっちの方がマーケットでかいんですよ、どう考えても。
ま、だって会社をパッとイメージしてみて、会社に何か100人いるとして、何か財務とかやってる人って1人とか2人じゃんみたいな。
でも営業とかマーケとかそっち側の人たちが残りだとすると、何か80人とかいるわけだから、それは50倍とかいるよねみたいなターゲットは。
そうなんですよ。
はい。
で、かつその人たちがやっぱ実務で実践で使えるみたいな内容になってるんですよ、実際問題。
なるほど。
細かい会計の勘定科目とか仕分けとか一切出てこないですから、ほんと即戦力で実際の企業のバランシートやPL、総意計算書を見てどうなるかっていうことをクイズ形式にやってる本っていうのがありましたと。
それが大手町さんの本。
大手町さんですよね。
はいはいはい。
で、大手町さんそれを初級者向けにやってるんで、私はそういう人をターゲットにもうちょっと中級者向けです。
だから財務経理担当よりは営業とか企画とかやってるような人たちですね。
はいはいはい。
まーけ営業企画やってる人たちが会計をちょこっと分かったけど、もうちょっと学びたいなっていう時に専門書まで行くって多分ならないと思うんですよ。
はいはい、そうですね。
そっちが別にメインじゃないから。
メインじゃないから。
ちょっと学びたいなという時に、とはいえ大手町さん、チャーリーさん、国沢先生の本は卒業してると。
じゃあ次何行くかって言った時のはこれですっていう、そういうようなイメージを考えて書きましたね。
なるほど、なのでまとめると会計財務的なことを、超初級の初級は卒業して次に行きたい多くのビジネスパーソンが主たるターゲットで、財務部、経理部みたいな人もサブターゲットでいるかなみたいな感じってことですね。
そうですね。これ言ってもいいと思うんで言うんですけど、まさきさんにもね、実はもうすでに全部読んでいただいて、いろいろレビューをいただいたんで、内容ご存知かと思うんですけど、一番最初に読んでほしい想定読者っていうふうに書いてるんですけども、そこで1から5まで書いてますね。
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一番最初はやっぱり経営企画、営業を財務、経理に携わってる人たちっていうふうになってるんで、やっぱり企画とか財務、営業の人たち向けに書いてるっていうのはありますね。そういうイメージですね。
ちょうどその本の中身もちょっと出て、想定読者っていう話が出てきたので、せっかくなので、その5個あるのをせっかくなので、ちょっとずつ紹介していただきたいんですけど、1個目が今おっしゃった経営企画、営業、財務、経理、要するに企業で働いてる人ですよね。
そうですね。これが1。2番目が資産運用というところで、株式投資とか企業分析とかしたいような方。これが想定読者2になりますね。
ほうほうほう。なるほど。だから個人として何らか投資をしてる人ってことですかね。
そうですね。まさにそのスターで金融経済投資を扱うポッドキャストになってますけども、当然投資委員会としてインデックス投資をする人もいると思うんですけど、個別投資株もしたいという人もいらっしゃると思いますと。
そのときどれ見ていいのかなというときに、私の本を読めばそういうところも身につくっていう、そういうイメージは想定読者に入れてますね。
はいはい。なるほどなるほど。これも確かになるんですね。ありがとうございます。
3人目ですね。想定読者3なんですけども、これ企業や新規事業に携わっている方ということですね。
はいはい。で、これは私自身がスタートアップ企業の支援をさせてもらったりとか、新規事業開発の支援っていうのを仕事上してるんですけども、やはりですね、企業に携わるとか新規事業に携わるっていうことは、
当然ビジネスモデル理解必要になってきますし、財務的な視点、あと調達の視点とか、もろもろ人になってくるので、そういう人たちも読んで役に立つ、そういうことを意識して書いてますね。
なるほど。あれですよね。この本そのものに別に企業とか新規事業のアイディアの話が書いてあるわけじゃないんだけど、実際、成功したり世の中にインパクトをもたらして知ってるような企業っていうのは、実はこういうビジネスモデルだったりお金の流れだったりになっているから、
それを知っておくことで、ある意味成功のパターンみたいなのを学べますとか、そういうふうに捉えたらいいんですかね。
そうですね。なので具体的に言うと、この本の中ではタイミーですね。タイミーとか。
18:04
最近結構広告見ますね。
そうですよね。
スポットで仕事できますみたいなやつですね。
そうですね。隙間時間のバイトやるタイミーとか。
そうそうそれ、隙間時間。
あと過去にソンスタでも扱っているエアビー&ビーとか、
ウィワークであったりとか、
あとメルカリであったりとか。
そうですね、メルカリわかりやすいですね。
あと出前感ですね。スタートアップっていうのも最近伸びてる会社みたいな出前感とか。
そういうのも扱って、こういった企業がどういうビジネスモデルなんでしょうかというところを財務の点から分析している。そういう本になってますね。
なるほど。
そうですね、新規事業とか企業の始め方というよりかは、先のところまで考えておく、知っておくってことが結構重要だったりするので、
そういった目線で考えたい人にはおすすめって感じですかね。
そうですね、はい。
なるほど、ありがとうございます。
あと実際私が新規事業とかスタートアップ企業支援をしてる際にあたって、どういった会計の本おすすめありますかとすごい聞かれるんですね。
聞かれそうですね。
その時に、自分の本を説明するのはちょっと我田飲水ですけど、そういうのも一応普段聞かれてるってこともあって意識して書いたってのがありますね。
いいですね。聞かれた時に手前ミスですけど、いい本だと思いますよって言うのも全然いいんじゃないですかね。
完全手前ミスですけどね。
いいと思いますよ。しかも著者だから質問あったら答えられるしみたいな。
そうですね。
そういう点はいいんじゃないですかね。
それを想定読者として入れてますね。
それが3番。
4番目ですね。これは就職活動や転職活動をしてるような方が企業を詳しくちょっと分析したいなとかいう時に、
決算書とか決算書以外とかを調べた時にどうなるかっていうところをターゲットにして書いてますね。
それ面白いですね。就職活動ってこれしげさんが言ってるのって大学生とかってことですか。
そうです。大学生も含めてですね。
それは私はちょっと今たまたま大学で授業を持たせてもらってるんですけども、
自分たちのことを思い出しても、学生とかってそこまで大学の授業に前のめりに聞いてこないケースの方が多いんじゃないかなと私自身振り返ってもですね。
そうですよね。
単位は欲しいですけど、授業に興味を持ってるかというと結構やっぱり難易度高いんですよ。
で、私毎回アンケート取ってますけど、一番刺さるのはこれ就活に役立ちますっていうワードを入れたらめちゃめちゃ学生の口的が違います。
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まあ厳禁なもんですね。
そうです。もう分かりやすいです。
はい。で、例えば特に以前やったんですけど、実は大学の学生向けにあって、
Facebookの世界にての最新のユーザー数とその定義についてインターネット使っていいんで調べてください。
最初個人で調べて、その後グループで話し合って、グループで最終的な答え出して発表してくださいっていうのをやったんですね。
ワークとして。
結構学生驚いて、なぜかというとインターネット使っていいんですかみたいな。
簡単じゃんみたいな話になるじゃないですか。
まあそうですね。
で、やった結果ですね、全チーム不正解でした。
誰一人正解をたどり着けない。
ということは、つまりネット上に情報があるということとそこにたどり着く能力があるってことは全然別だぞっていう話ですよね。
おっしゃる通りですね。
はいはいはい。
で、これはなんでみんな学生間違えるのかと分かりやすくて、Googleって当然その引用数で一番上にくるんで、
Facebook利用者数とかってやるとまとめサイトとかにトップがくるんですよね。
そうですよね。はいはい。
しかも日本語とかでね。
日本語のまとめサイト。
日本語のまとめサイト。
英語のサービスじゃん、ベースはみたいな話になるに。
そうなんですよ。
何も考えず日本語のどっかの誰かが書いたサイトに行っちゃうんですよね。
はい。すると定義も曖昧だし、そもそも最新の数字じゃないっていうケースがほとんど。
ですね。はい。
ですね。
で、じゃあどうやって最新の数字調べるのかっていうと一時情報。
で、メタですね。Facebookのメタプラットフォームが出してるIRページに飛んで、
最新の事業の情報、企業情報見て、そっから数字拾う必要があると。
で、これ一時情報ですよねと。
はいはいはい。
で、これ別の会社でもやったんですけど、
例えば広告会社とかって見たら、
はいはい。
白報道対伝通みたいな、調べてるんですよ。
最近ってそういう転職会社が。
で、白報道売上高、伝通売上高とかなると、
で、私見たんですけど、まずデータ古いし、
何なら第三四半期の数字とか取ってきてて、2年じゃないんですよね。
はいはいはい。
全然数字も違うしみたいな。
何年前の数字、しかもフルじゃない、通期じゃなくて第三四半期取ってるとか。
それで比較してるみたいな。
はいはい。
でも見た瞬間素人が作ってるのってすぐ分かるんですよ。
はい。だけど学生は分かんなかったりするわけですね。
分かんない、そうそう。それをそのまま使っちゃう。
それを見て、あ、こうなんだみたいな。
そうです。
なので私の本では、
確かに。
7つの定石っていう、このルールを使いましょうっていう、
一番目が企業の一時情報を取ると。
24:01
うん。
そういうところで、学生も結局よく聞かれるのは、
どの情報を見ればいいんですかっていうのは全然分かんない。
でしょうね。
はい。
いやー。
で。
そうだと思いますよ。
で、例えば、小林製薬が、最近紅麹問題ですごい。
あ、なんかいろいろ燃えてますね。
燃えてるじゃないですか。
はい。
新入社帰、席とかなんか辞めるとか燃えてて。
はいはい。
じゃあ紅麹問題で、どれぐらいの影響があって、
どれぐらい危ないんですかと。
うん。
言ったときに、学生みんなもうすごい倒産するかもとか、
そういうすごい大々危機があるみたいな。
はいはいはい。
全部抽象的なんですよ。
じゃあ具体的にいくら損失あったんですかみたいな。
うんうん。
言っても誰もたどり着けない。
ネット使ってみてても。
はいはいはい。
で、これは。
ですよね。
ちゃんと企業が出してる計算説明資料とかに見れば、
特別損失で損失見込みを出してるんで。
うん。
38億なんですけど。
それに対して、小売制約って売上が、
確か2000億くらいあるのかな、
それくらい確かあるんで。
はいはいはい。
全然その倒産するレベルじゃないですよねと。
はいはいはい。
いう数字の議論ができるようになりますねと。
なるほど。
そういうイメージ。
そうですね。
いやいや、まあ納得ですね。
つまり、就職とか転職って要するに、
自分のキャリアを何年かどこで過ごすか、
で、そこで何を得ていくかとか、
あるいはね、倒産する会社よりは当然しない会社だったり、
成長して自分もお金もらえる会社の方がいいって、
それはみんな思うんですけど、
それの根拠になる情報の集め方、見方、考え方を、
いや、知った方がいいんじゃないですかっていう、
そうしないとさっき言ったとおり、
適当にググって出てきたのを見て、
とか、その小売制約の話じゃないですけど、
大した影響がないものを見て、
うわ、もうこの会社ダメだって思っちゃうみたいなことで、
自分の人生の進む先の判断を、
そんな雑な判断でいいのかっていう、
まあそういう話ですよね。
そうです、まさに。
ちゃんと調べて数字を見ろよっていう。
でもその見方が多くの人はよくわかってないから、
そこを気づいてほしいっていうのがあるわけですね。
まさにですね。
特にやっぱり今よく、ある意味すごい便利になったんですけど、
二次情報にあふれてる。
二次情報っていうのは企業が出したものを分析してる数字とは、
私が書いてる記事も言ってみれば二次情報なんですけど。
まあそうですよね。
しげさんの記事も二次になりますね。
ただ私は絶対一次情報に扱った上で分析してるんですけど、
学生のレポートを見てても、
二次情報を使って分析してるんですよね。
ってことですよね。
誰かのまとめサイトとか、
何ならそれをさらに見た誰かの、
そうです。
ツイートとかを見て書いてるみたいな。
もう何が何だかみたいな。
そうです。
ですよね。
なので、ちゃんと一次情報に当たって、
27:02
だから一次情報って何なんですかっていうときに、
企業情報マップっていうのがあって、
もうちょっと冒頭にお伝えした、
有価証券報告書、決算単身、株価、
決算申明資料、注意傾向、いろいろありすぎる。
何見ていいか全然わからない。
それを一つのマップにあって、
こういう情報がそれぞれあったりします。
それ別に企業が体系的に説明してくれてないんで、
こっちで体系的に整理して、
こういう一時情報を取りに行って、
こういう分析をすればいいんですよ。
なので、これは当然最初のターゲットの経理とか、
営業とかマーケット担当にも役立つっていうのもございます。
資産運用にも役立つし、2つ目。
3つ目、新規事業役立つし、4つ目の公開。
企業とか、すいません、転職とか就職数も役立ちますね。
就職、転職。
はい、これ4つ目になります。
なるほど。で、最後は?
最後ですね、これですね。
世の中を楽しみながらもっと深く知りたいっていう人向けですね。
ちょっと抽象的ですね。
これは一言で言うと、特に学生向けとかに話してるんですけど、
例えば小林製薬の便宜工事問題とか、
最近結構学生に刺さったのは、
1年前にサイズエリアが値上げをしないっていう宣言しましたと。
へえ。
そうです。値上げしてないんですよ。
今、他の会社みんな値上げしてるじゃないですか。
そうですね。だってインフレし始めてますからね。
はい。でも1年前にサイズエリアは値上げしない宣言してるんですよね。
へえ。
じゃあ、値上げしなかったサイズエリアは売り上げはどうなったか、利益はどうなったか、
上がった下がった上がった下がった2かけてる2で4パターンあると思うんですけども、
はいはい。
で、学生にどうですかって聞くと、みんな売り上げは上がったけど利益は下がったとか、
売り上げも下がってるとか、いろんな答え出てくるんですけど、
答えは売り上げも上がって利益も上がったんですよね。
へえ。
すると、え?インフレになって原材料上がってる。
で、売り上げ上がるのは、もしくは相対的に安いんで売り上げ上がるのは分かるけど、
はいはい。
利益も増えるんですか。じゃあなんでなんですかみたいな。
はいはい。
ところ一時情報から分析していく。最新の。
はいはい。
みたいな授業でやったら、面白いですねっていう風になったんですね。学生が。
おー。それも面白いって言いそうですね。
で、普段自分が使ってるサイズエリアがそういうなんだみたいな。
はいはい。
とか、コメダのビジネスモデルとスタバのビジネスモデル。
で、コメダは実はフランチャイズなんですけど、学生とかフランチャイズもちょっとピンとこないみたいな感じなんですよ。仕組みとして。
はいはい。
分かりにくいですよね。
はい。で、コメダとスタバと言うとコメダの方が利益率高いんですよね。フランチャイズなんですけど。
で、そういうのとかで実は裏でフランチャイズになってるから、コメダって人件費が少ないんですよとか。
30:00
うん。
それから原価高ですねみたいな話をすると、あ、普段使ってるカフェとかって裏側そうなってるんだ。
うんうん。
これちょっと面白いねみたいなこと。
うん。
そういうことを知ってもっと世の中楽しみたいなみたいなことが想定読者の最後の5番目ですね。
でもそれはとてもいいですね。確かに。
ありがとうございます。
いやいやいや、私も割とね、なんか好奇心とか興味とかある方ですけど、特にやっぱそのB2Cのサービスとかで、自分が接点あるものとかってどうなってんだろうっていう興味も持ちやすいっていうのがまず入り口としてあると思うので、
なんかそういう自分の興味持ったところから、じゃあなんでさっきのサイゼリアの話とかもなってんのかなっていうのを知ろうと思ったら、いやもうネットのその一時情報としてその会社のサイトに置いてあるんだから、まあまああの上場企業はっていう、まあ中話つきますけど。
まあそうですね、はい。
まあ非公開企業はわかんないですけど、まあ上場企業はわかるわけだから、まあそれを調べて自分で知的好奇心を満たしながら世の中のことを知れるのってまあ面白いよねっていう。
だからその面白いよねって知っていくための見方をこの本で学べるといいんじゃないっていう話ですよね。
あ、そうですね。なので野球とかサッカーですね。見て楽しいと思うんですけど、ルールわかんないときついじゃないですか。
いやあ、そうだと思いますよ。ルールわかんない人連れてってもたぶんね、わかんないで帰るって言いますよ、たぶん。
だからあのね、オリンピックとかってやっぱりレスリングとか柔道って面白いと思うんですけど、ルールわかんないとどこでポイント入ったかよくわかんないし、
そうですね。
どっちが優勢かってなんかもうよくわかんないって結構楽しめるのが難しいじゃないですか。
はいはい、難しいですね。
そうですね、世の中も一緒だと思ってて、やっぱりある程度そのルール的なものとか仕組みみたいなのを理解すると、
世の中の仕組みとか、なんで今これ値上げしてるのかとか、なんでこうなってるのかみたいな仕組みっていうのをある程度は分析はできたりするので、
そうなって世の中、社会面白いなと思っていただけると、私としてはもうめちゃめちゃ嬉しいなという、そういうのは想定読者5番目っていう感じですね。
なるほど、ありがとうございます。ということで、想定読者についていろいろ詳しく教えていただいたので、
今回のこれを聞いてですね、自分はこの読者に当てはまるかもと思った方は、ぜひ本を手に取っていただければと思いますが、
とりあえず今回は第1回ということで、書くきっかけとどんな人に向けた本かというお話をしましたので、
次回以降からまたこの本に関していろいろ聞いていきたいと思いますので。
はい。
とりあえず1回目はこの辺りで終わろうと思います。それではお聞きいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
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33:05
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それではまたお会いしましょう。さよなら。
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