なんか大きな違いがあるっていう、あんまり読み方はしてなかったです。
あー良かったですね。 ある意味では、著者は狙い通りだったのかもしれません、はい。
はい、そうですね。で、まあそういう意味で、それでまあ年内、去年の年内ぐらいに一章から三章書いたんですけど、
この本のやっぱ差別化いるじゃないですか、何が違うかみたいな、他と。 まあそうですよね。
で、それが前回話した企業情報マップっていう、その何でしょう、いろんな有価証券、北証、決算書だけじゃなくて、
中期経営計画とか、非財務情報と呼ばれるようなものとか、まあ統合北証ですけど、とか株価とか、
その全部使ってやる、で、その一時情報どこにあるかがまとまってる、で、それを章ごとに攻略していきますよ。
これが他者と他の本当の違いですという感じでしたと。
で、それでもう11月ぐらいで書き終えたんですけど、自分で書いてて、
だから大して面白くないんですよ。つまんないっていうか、なんかパンチが効いてないなみたいな、
これで本当に勝負で勝てるのかなみたいな、そう感じたんですよ。
で、その前後でちょうど私が年末に、元BCGの高松さとしさんっていう人いらっしゃるんですけど、
この人が、
BCGは補足すると、ボストンコンサルティンググループですかね。
そうですね、ありがとうございます、そうですね。
はい、あの、かの有名な外資コンサルの一つですね。
はい、マーキン勢かBCGかっていうね、そういうボストンコンサルティンググループ。
レインカーっていうか、まあそういったBCGですね。
高松さんがコンサルが最初の3年間で学ぶことっていう本を書かれてまして、
で、これが結構ベストセラーになって、たぶん5万部から10万部ぐらい売れてるんですかね、かなり売れてる。
ほう。はいはい。
で、これがめちゃめちゃ面白かったんですよ。すごい良かった。
ほうほう。なるほど。
で、それの前後で、まさきさんもよくご存知の足立雄也さんっていう方が、
はいはい。
あの、たぶん去年一番売れたビジネスショーなんですけども、
はい。
頭が良い人が話す前に考えてることって言うんですかね。
はいはい。ちなみに足立さんはブックス&アップスという、何て言うんですかね、記事サイトの運営とかをされてまして、
そうですね。
ビジネスパーソン向けのいろんな参考になる記事とかを出されている会社というか、そういうことをされてる方で、去年ビジネスショーも出されてたということですね。
そうですね。で、この足立さんの頭の良い人が話す前に考えてることについては、もう60万部ぐらい売れてるんですよね。めちゃめちゃ。
ビジネスショーで60万ってすごいですね。
いや、めったにないですね。めったにない。
はい。
まさきさん読まれてるんでご存知だと思うんですけど、
ナーツの定石ずっと使い続ける感じじゃないですか、最後まで何度も何度も。
まあそうですね。
それはそういう背景で、初期の頃とかって
ナーツの定石ちょっと不安定だったんで、
5番と6番の順番に逆とか、
表現が毎回ブレてるとか結構あったんですよ、初期の頃は。
なるほど。
それをちょっと全部やり直してみたいな感じで、
出来上がった。それが特徴であり、プロセスとしては最後の最後の
曲作る時の編曲みたいな感じですけどね。
編集を、それが自分でやって編集者に提案して、
こうしたいんですけどって言ったらめっちゃいいじゃないですか、村上さんみたいな。
はいはい。
で、私が自らやった感じですね。
うーん。
そういう流れです。これが一番大きいと思いますね、最後。
じゃあまあ、いろんな苦労ポイントはあったと思うんですけど、
しげさんの中での大きな苦労ポイントっていうのはやっぱり今のあたりですか、
その7つの定石という、何でしょうね、
読者にとって使える武器みたいな概念としてまとめて、
それを全体でブレがない感じに整えていくって、
その辺だったんですか、それとも他に何かあったんですか。
いや、そこが一番、でもそこ時間的には本当に1ヶ月ぐらいだったんですよ。
全部読み直して、全部入れ直すとか。
なるほど。
でもなんかそこは、自分の中でやっぱりこれは価値あるなっていう気はしたのと、
他の会計本って、まず学者先生書いた本は絶対そういうの入れないんで、
そのビジネスショップをインナーツの定石みたいなフレームワーク使わないじゃないですか。
はいはいはい。
で、他のケスさんの本とかも、大手町さんの本はエンタメ寄りによっているんで、
そういうフレームワークっていうよりは、フレームワークは一応使ってはいるんですけど、
ちょっと違う感じがあったし、チャーリーさんの本は図解をフレームワークに落とし込んでいるんで、
そういう特徴がある。
はいはい。
っていう中で、私の場合は一時情報をどう取るか、そこからどう料理するかっていう、
料理のプロセスのところに重点を置いたんで、
これは読者にとって差別化、価値ある意味差別化?
どっかで読んでもダメにならない特徴があるんじゃないかっていうのは気づけたんで、
そこはしんどかったですけど、頑張れたとなりましたね。
なるほど。
でもそうですよね。
実際書いて出すは、変な話、何万字とか決まってたら、
文字数に達すれば、本の最低限の要素にはなってるかもしれないけど、
やっぱその読者にとって価値があって、お金払って時間使って読んでよかったなって、
よかったなプラス、しけさんの場合は、これその後に使ってほしいっていうのがあると思うので、
使ってほしいレベルまでちゃんと伝わるようにするっていうのはめちゃくちゃ大変だけど、
でもそこは確かにやる価値があるなっていうとこですよね。
そうですね。
なので、私の本、まさきさん読まれたんで知ってるのが、
最初の時、料理をたとえば結構本に入れてるんですね。料理で言うと素材をどうやるかみたいな。
で、私はコーメイティとか結構料理、多少は結婚してから子供を持ってもらえるんですけど。
ほら、そのスタでも、子供を育てたやつの中で料理頑張りましたとかありましたね。
で、やっぱり料理も、私最近TikTokとかインスタとかのクックパッドとか使うんですけど、
やってもやってもやっぱりレシピを見ながらしかできないんですよ。
で、なんか上手くなってる感じがしなかったんですけど、その理由が分かって、料理のフレームワークが頭の中にないんですよ。
例えば、料理の差し支え層ってあるじゃないですか。砂糖、塩、酢、醤油、味噌がありますね。
あれとかって秀逸だと思うんですよね。差し支え層をベースにこう使っていきましょうっていうのがあるじゃないですか。
でもクックパッドとかTikTokとかインスタのレシピ見てても、レシピだけバラバラでくるんで、
こういう風にすれば料理って上手くなるんだとか、体系的な理解ゼロなんですよね。やってて。
となるとオリジナル料理全く作れないんですよ。
確かに。そうですね。レシピから出ることができないですね。
そうなんですよ。常に不安なんですよ。レシピ通りにやるとその間違った味にならないんですけど、そこから何でこれ入れるかとか全く分かんないし、
とりあえず醤油、砂糖、みりんのこの3つの黄金のパターンをやたら使うなみたいなテリヤキ系やったら分かってくるんですね。
お酢を入れるとちょっとこういう格差になるのかっていうのはやってて分かるんですけど、めっちゃ効率悪いんですよ。
ロジックが全くないんで自分の中に。
多分会計とかもそう。先にもロジック版とこれとこれとこういうロジック最初に説明。
ここではこれ使います。ここではこのロジック使います。をずっとやり続けるっていうのが他の方あんまなかった。
ビジネス書ではよくあるフォーマットだと僕思ってるんですよ。高松さんの方も。宇宙アダチさんの方もそう。
会計はなかなかそれなかったんで入れ込んだと。そこが一番きつかったけど一番楽しかった感じですね。
なるほど。いやいや面白いですね。
だからそこの何でしょうね、ちゃんと読者にとって腹落ちしてかつ使えるようにするために整理していくっていうことが、
他のしげさんの知る中では会計系の本だとそんなにそこはあまり力を入れられてないっていう本が多いから、
じゃあ自分がやったのかということになったんですね。
正直言うと完全に後付けですけどね、それは。最後の最後で。
ただ一冊目の本もファイナンス視点と会計視点という話はしてたんですけど、そこぐらいでしたね。
それとビジネスモデルが2つこれしか使ってなかったフレームワークとしては。今回はその3倍以上のナーツ。
これまさきさん的に今の話、初めて話したのでまさきさんも読まれたときに気づいたと思うんですけど、
実際この私の説明なくて読んだときどういう印象でした?
7つの定石みたいなのをずっと使い続けるじゃないですか、最後まで。
はいはいはい。
そうですね。
いや、まあなんか、7つの定石。
単純な話として、何でしょうね、7つの何々とか5つの何々っていう話って、
さっきのしげさんが名前を挙げたヒット本とかで出てくる話って、
普通にビジネスしたり普通に生きてる人にとって多分、あ、そうだねっていう、
何でしょうね、近い概念とか分かるワードでの7つとか5つだと思うんですね。
それってスッて入ってくると思うんですけど、今回の話って会計っていう専門性、会計ファイナンス企業情報という専門性がある中での7つって、
何て言ってるんですかね、ある意味外国語で概念が出てくるみたいなものになるから、
7個同時に頭に入った状態で綺麗に扱えるかっていうと、僕も結構難しいなって思った部分はあるんですよ。
そうですね。
ただ、何て言うんでしょうね、この本って1回読んで全部理解できたら天才だと思うんで、
別にそういう使い方を多分想定してるんじゃないと思ってて、
1回読んで、1回読んだ時に何か気になるけど別に何か、何でしょうね、何か嫌だなって思うことは別になくて、
読み終わって、何か分かったような分かんないような、でも何かここの7つとかポイントにすればいいのかもっていう気づきを得て、
1回読み終わった上で、で、今度また何か実務だったり、何かの場面が出た時にもう1回掘り出して読むとか、
そのポイント読むとか全体読むっていう使い方、まあそれこそ教科書じゃないですけど、
そういう使い方をしていくって考えたら、多分すごく納得なんだと思うんですね。
ああ、なるほど。いや、でもそこってまさに私の意図にかなり近いところをですね、受け取ってもらってるんで大変ありがたいですね。
すなわち読んで分析系の本、勉強になったの面白かったな、で、消費して終わりみたいなケースって結構多いかなと思って、
いや多いと思いますよ。
なかなか次に繋がらないみたいな。でも400ページあるんで、全部暗記するの無理ですし、
いや無理ですね。
全部活用するの無理。じゃあ結局この本読んで何残ったのかなっていうときに、