1. その感動、言語化するまで発酵中。
  2. 「教皇選挙」はよく出来た脚本..
2025-05-04 28:32

「教皇選挙」はよく出来た脚本の物語だった

映画「教皇選挙」を見ていて、物語としてよく出来ていると感じたところを話します!

映画『教皇選挙』の感想・レビュー [30030件] | Filmarks https://filmarks.com/movies/115976 #Filmarks #映画

というか、アカデミー賞の脚色賞(原作ありの脚本賞的なの)を受賞ですよね。

#映画 #物語
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サマリー

ポッドキャストでは「教皇選挙」に関する映画の分析が行われ、現代のコンクラーベの設定と人気が紹介されています。物語の構造やキャラクターの葛藤が脚本の技術として語られ、特にブレイクスナイダーの手法に焦点が当てられています。このエピソードでは、教皇選挙を題材にした脚本の巧妙さや、主人公の葛藤を中心に描かれたストーリーが語られています。また、作品のテーマとして多様性や自己を守ることの重要性が挙げられ、観客が共感しやすい要素が強調されています。

教皇選挙の背景
はい、sonoです。今はちょっとね、外で歩きながらの収録にはなるんですけど、今日は教皇選挙っていう映画、固い名前だけど、多分現代はコンクラウェかな。
多分、あれあれ、イタリアなのかな。イタリアかアメリカか。舞台はローマの映画をですね、見てきたんで、ちょっとそれについての分解をしながら感動ポイントみたいなのをね、考えてみようかなと思います。
教皇選挙っていうのも、そもそもね、奥さんが流行ってるっていう噂を聞いて気になってて、タイミングがいいと言っていいのかわかんないけども、リアルな教皇の選挙が起きる。
5月7日からかな。また再度注目が集まったっていう感じなんだけども、その前から日本で結構話題にはなっていて、実際すごく映画館で見られてて、近くの映画館だともう前日に予約が完全に埋まっちゃってて、前日とか前々日とかに。
今日は渋谷に出てみたんだけども、そこも昨日の昼ぐらいとかかな、メインの見やすいところは埋まってるなっていうぐらいだったんだけども、行ってみたらほぼほぼ9割ぐらい席が埋まっているのかな。
なんで端の方の結構見づらいところまで人入るぐらいの人気で、なんかね、すごく需要と供給の関係もあるんだけど、結構今見に行かれてる映画ですね。
とはいえ、コンクラーベって聞いて、どんなものかとか知っている日本の人って少なそうだよね。自分自身も知識として一応教皇がお亡くなりになった時に次の教皇を選出するために数基教を集めて、
結論が出るまで閉じ込められるっていう、なんかそういう式たりだっていうふうなことはちょこっと興味があるというか、ローマとかね、そういうとこに興味があったんで知っていたけども、
実際のところ知らないし、コンクラーベで聞いた時にどういうものかみたいな想像がつかない。実際にはやっぱり数基教っていうキリスト教、カソリックの世界でおそらく一番組織化されている組織の中で、
ある意味どこよりも多国籍な組織で、出世っていう、単純には言い切れないけども偉くなっていくっていう中の頂点というかね、代表、全体の代表としての教皇っていうのを選ぶというところで、
そこにはすごく人間のドラマとか欲とかが絡むものだし、それ自体は全くないですと、みんななんか製品の志でみたいな感じにはならないんで、
そういうのを思い起こすんだけど、コンクラーベ自体を知らない人とか、別にいつも関心を払ってない人が聞いたのもわかんないのに、何か話題になって日本でよく見られているというところがね、物語自体、作品自体に面白さとか感動があって、
それで話題にするから、また人が入るっていう作品の面白さで引き付けている、タイミングがあったから、さらに今、工業が成功してるみたいなところがすごく面白そうだったんで、
見て実際にすごくいろいろ気づくことがあったんで、話したいなと思ったのと、あと最近は別のノートとか話してるけども、物語っていうものの研究というか、実際勉強をしていて、
その中で特にこのね、教皇選挙のシナリオっていうのはものすごくきっちりと、シンプルに売れる脚本術っていうのを使ってるんだなっていうのがなんか感じられたので、そういうところの面からもちょっと考えてみたいなって思いましたというわけで、
いつものごとくダラダラと話していく感じにはなるけども、見ていきましょうっていうところだね。
改めて教皇選挙ね、気になる人はフィルムマークとかで少し説明を見るサイトもあるんで見るといいと思うんですけど、
基本的にはイタリア系の俳優さんが出ていて、メインで動いている役の人は12人にも満たないぐらいの中で、
あまり群衆とかそういうものが出てこない、数値表自体はね全部で103人いるっていう設定だったりとかあるんだけども、
現状に合わせて今そのぐらい、聞いたときにそんなにいるんだと思ったんだけど、僕が歴史の本とかで知ったときには30人ですとか、地域が広がるごとにね増えていったりとか、
その時々の方向性によって新しい地域の影響を入れようと増えたりとか、議会みたいな感じのノリで増えていくんだけども、
基本的にはモブっていう感じで、割とこのくらいは閉じ込められるところなので、建物の中でのシーンっていうのが多いんで、
あまりバタバタと場面も切り替わらないし、関係する人っていうのをメインのキャラクターっていうのが関わっていくっていうところだね。
そのメインのところには、ハリウッドのすごいメジャースターみたいのはないけども、おそらくイタリアで有名で上手い俳優さんっていうのが配されていて、
イタリア人がメインキャラクターにはなってるんだけども、当然スイキヨっていうのは世界を代表しているので、アフリカ系だったりとかいろいろあるんだけどね。
さっき話したようにシチュエーションは、いくつかの建物に行ったり来たりみたいな感じの選挙をするところと泊まるところっていうのがちょっと違うんで、
間バスで移動してるみたいな設定。本来もそうなんだろうけど、してますかね。
物語自体は最初の4分の1ぐらい、全部で120分ぐらいあるやつなんだけども、最初の30分ぐらいは教皇が亡くなって、コンクラベに始まる前にね、
もともと世界からスイキヨを召集したりもするので、不正が行われないように建物自体もすごい閉鎖、いろんなところを塞いだりとか電子機器を電波も通さなくしたりとかいろいろするんだけども、
それの準備というのは3週間ぐらいあって、始まるっていうような設定になっていて、その後は、どうなんだろう。
確か3日間か4日間ぐらいの設定で、1日に何回か投票したりする場面もあるけども、でも1日に1回かな、2回までのかな、2回かも3回くらいの投票が描写されて、
物語としてはその教皇が決まるまでの時間っていうのを描いているんだよね。
主人公はすごくわかりやすく描かれているんだけども、主席鈴木卿という人で、教皇の下で鈴木卿たちを取りまとめてお使いしているっていう、
メインの人で、当然次の教皇の候補者でもあります。一応全員がそうなんだけど、その中でも代表的な人というので、そういう主席であったりとか、教皇庁のローマにいる人たちとか、
あとは地域ごとで票をまとめられる人たちっていうのが教皇の候補者にはなるんだけども、主席の鈴木卿の人っていうのが、
実は彼自身は教皇になりたいみたいになってやるぜみたいな感じよりは、むしろちょっと前に辞めることを教皇に願い出て拒否されたりみたいな感じのところで、
同僚のね、同じイタリア人の鈴木卿のグループの中で、その人を支持するみたいな立場で始まっていくっていうところになると。始まっていくっていうのは、もちろんネタバレあまりする気はないんだけども、
いろいろなね、教皇候補同士の争いみたいなものが起きたりとか、その中で離脱が起きたりみたいなことで、どんどんどんどん状況っていうのは変わっていくっていう中で、その中で本人もいろいろなことを思ったりとか、
心変わりっていうのを少しずつしていって立場が変わっていく、支持する人が変わったりとかってするっていう、なんかそんな感じの全体像だよね。
多国籍なキャラクター
ネタバレをちょっとはしてしまうかもしれないので、気になる人は分析って言ってるから、そんなにサクッと読む人もいないと思うんだけども、先に見てもらうといいなと思いますけど。
何だろうね、最初に僕自身が今物語の勉強してるからっていうところもあって、特にその物語の基礎として必ずいる要素っていうのが3つあって、成立するっていうとあれだけど、物語は別に詩みたいに書いたら別にいいんだけど、
物語として読まれる物語として成立するために、構造っていう展開みたいな、第1幕、2幕、3幕みたいな展開が必要ですっていうところと、対立軸、葛藤みたいなものっていうのが描かれている必要があるっていうのと、テーマがある必要があるっていうので、
実際にはもっと複雑な要素はいろいろあったりはするんだけども、その3つっていうのがいるんだよっていうのは、ちょうど今週その物語の学習結果で、物語論っていうか、学んだことを書き出しているところで、ちょうどまとめ終わったところで、
改めて見ると、見終わった後にすごい最初に感じたのは、ブレイクスナイダーっていうハリウッドの脚本家の神様というか、ものすごく影響が強かった強い人がいて、
ブレイクスナイダーのBS2モードストーリーかなっていう、その15のステップかなに分けた物語の展開というのがあって、もともとはシドフィールドっていう人の3幕構成っていうところで、
3幕構成は結構メジャーで、なんかチャットGPTとかに聞いても、例えばこの、別に浦島太郎とかでいいんだけど、物語の構成を話してとか言うと、3幕構成で話しますみたいな話なんだけども、
その一番最初にテーマアップみたいなものがあって、第2幕っていうのが全体の半分ぐらいで、その葛藤を描き、第3幕でカタルシスが解放されていくみたいなクライマックスが起きるみたいな、
なんかそういうものをもともと描きましょうって話があって、でもそれだとちょっと長すぎてどこに何を置くかとかが決まらないんで、もうちょっと細かく分けて脚本のページ数でこのぐらいっていうのを作ったのが、そのBS2、ブレイクスナイダーの。
割とこのブレイクスナイダーの脚本の型にがっつりはまってるなって思って、その一番最初、最初の1分で世界観でコンクライベントとか教皇の死とか、教皇がちょっと亡くなって確認するっていう、死んだ朝みたいなところから始まるんだけども、
そのちょっとおもくらしい騒音な感じだったりとか、年配だけど野心もあるような一癖も二癖もあるような人たちが大そかに話したりするみたいな世界観が出てきて、
テーマが出てきて、その教皇の選挙というところで、その出宮派というか開古主義というか、昔のローマが中心だったときのキリスト教に戻ろうっていうので力を勧める人もいれば、
人が集まってくる中で、多国籍だったり多様性っていうのを出す人がいたりというふうに、明らかにそういう主旗というか、単一主義、純欠主義に近いようなところと、その多様性をカバーするようなところであったり、
教皇選挙の物語の構造
ある意味その新しいものっていうものが不敗だとか、そういう新しいものと一緒に悪いものも呼び込んでたりするという部分だとか、
神様の職っていうところなんだけども、その人の欲っていうのを切り離せないところだとか、そういったものが描かれていて、あと後のテーマには繋がるところがありますね。
そうやってテーマアップされて、いろいろな葛藤が、結局どこ、誰を、何を選ぶのが正しいのかみたいなところの悩みっていうのが描かれて、
さっき言った3幕でいうとこの幕が変わるタイミングでターニングポイントっていうのが起きて、1回目はコンクラブが開催される初めのところで、
その主人公もちょっと予定とは違う説明をしたりして、少し自分を出してみたりとか、そこからまた始まって第2幕の中で、いろいろとその教皇の選挙の中でのやり取りとか、
その中で事件が起きたりとか、競争が進んでいったりみたいなことが起きて、この辺がコンクラブの場合は選挙をするっていうタイミングがあるから、それが起きるごとに時間の隅が淡々と行くみたいな形で、
最後の最後に主人公も少しまた、主人公自身も変わってクライマックスを迎えて、その後上手いなっていうのはどんでん返しも仕掛けられていて、それがすごく観客に刺さって最後にものすごく見終わった後にまた印象を強く残しているんだとは思うんだけど、
どんでん返しを入れるかどうかっていうところは脚本の流れのまたテクニックの一つだけども、脚本自体はものすごく、さっき言った第1のタイミングポイント、第2のタイミングポイントっていうのも多くて、
大きく言うと山脈、でも結構ブレックサイダーの脚本に沿ったような形で作られているなみたいなところが、その展開の良さとか迷いのなさっていうのがものすごくわかりやすかったよね。
だから自分とは縁通り世界とか重苦しい世界のことを描いているけども、頭にすごくストーリーが入ってくるところがあるよね。
対立が人同士のところも若干あるけども、もう少し人の社会思想みたいなもののぶつかり合いの中でどっちに見置くかみたいな感じの葛藤が強くて、
そこに出てくる今の世界でもよくある分担であったりとか寛容であったりとか、その多様性と自分を守るっていうことの大切さとかが出てきて、
脚本の特徴と評価
対立がものすごくわかりやすいし、今の世界で見ている人、僕もそうだけども、中の悩みであったりとか葛藤に通ずるところがあって共感しやすいみたいなところもあるよね。
その中でテーマは、主人公をものすごく集中して描いているというか、主人公の視点でしか描いていないはずなんだよね。
多少は外からの俯瞰の絵がないとは言わないんだけど、基本的に主人公って主人公に起きていることっていうのだけでストーリーができているっていうのが素晴らしくて、
観客も迷えなく見れるし、主人公自体の葛藤を通して対立も見るし、テーマとしても主人公が何を選ぶか、何を大事にしていくかみたいなところにずっとフォーカスされていて、テーマがわかりやすいところ。
それを追って自分たちも自分も同じようにその気持ちを追ったりとか、自分の中における感情っていうのを感じたりできるあたりがものすごくうまく作られていた映画だなっていうふうに思いましたかね。
あとはなんだろうね、結局一言で言うとすごい脚本に沿ってそれに集中してシンプルに主人公視点で描かれているっていう点が良かったし、
ある意味ちょっと重厚な雰囲気の中で抑えのある演技っていうのが多い。ミステリーとか陰謀ものみたいな感じのちょっと暗い雰囲気の重たい雰囲気の中での演技で、演技がうまい役者さんとかがしっかりと主要キャラクターだけで絡み合って、
そこがまたストーリーを綺麗に浮かび上がらせているっていうところが良かったかな。
あと淡々と進むところ、ストーリーがわりときっちりと脚本に沿って進むっていう、それ自体がなんとなくカソリックの宗教の厳格さ的なところとか、
なんかこう雰囲気とも合うので、全体的にトーン性がすごく隙がないっていうかほころびがあまりない感じがすごく良かったなっていう風に思うかな。
割となんていうのかね、ある意味ちょっと強引にというか、主人公視点だけである程度語り尽くそうっていうところもあって、
ストーリー運びが若干唐突にイベントが起きたりするところっていうのはあるにはあるんだけども、そこを説明して漏れなくしていくと冗長になるし、何に集中していいかわからなくなるから、
ものすごいずっと主人公にスポットライトを当てて、ある意味その唐突に起こることとかも体感するように、その場にいるのを体感するように起きているっていうのが感じられたかな。
僕自身は、もともと興味がある世界の中でのドラマの物語だから楽しんでたし、楽しんだからこそ少しポジティブに評価しがちなところは当然あるかもしれないけども、
とはいえ脚本の撮り方、集中の仕方もすごくシンプルにミニマムでデザインされているっていう感じが扱っているテーマとか世界観ともあっていて、
すごく良い映画だなというふうに思いました。
って感じかな。
あんまり中身であることを言えたかというところと、若干思ったよりも公園を散歩していて、色々な人がいて賑やかで、ちょっと気が散っているところもあったかもしれないけども、
そんな感じで楽しく見ましたっていう話でしたかね。
というわけで、これからまた見たもの、物語とか、ちょっと別なものっていうのも取り扱うかもしれないけど、しばらくは物語についてこういった機会で話していくっていうのをしていこうかなと思っています。
じゃあまたお会いしましょう。
28:32

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