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はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ 第132回になります。この番組は、大阪の南森町にあるイベント型カフェBAR 週刊まがりにて、映画トークバーイベント 映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。 前田です。マリオンです。大石です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
はい、実は今回ですね、ツイッターじゃなくて、Xでいつも テーマ告知してるのをしてなかったんですね。なんでかっていうとテーマが決まってなかったからなんですけど。
で、まあぶっつけ本番で、みんなが見てる映画があったら それをテーマにしようって話してたんですけど、4人揃って見てる映画が今回ないので、
フリートークしていきたいと思うんですけど。 じゃあ、とりあえず近況の話しながら、そっから話広がったらいいかなぐらいでいきたいと思うんですけども。
はい、じゃあちょっといつもと順番変えて、マリオンさんから近況変わっていいですか? はい、えっとそうですね。
今週は、映画自体はいっぱい見てるんですけど、
アステロイドシティと君は行く先を知らないっていうイランの映画と、 あと明日の少女っていう韓国映画と福田村事件を見ました。
そうですね。たぶんアステロイドシティと福田村事件は見てる人たぶん、 他の方も見てる方いるそうなので、見てなさそうな作品からちょっとしゃべろうかなって思うんですけど。
君は行く先を知らないっていうのはイランの映画なんですけど、 イランって結構弾圧が厳しい国みたいなイメージがあるじゃないですか。
特に文化的なものに関してというと、 映画撮ってても国から弾圧されてダメですみたいな言われて、 映画が撮れなくなりみたいなのとか。
それゆえにイランから脱出しちゃう人とかもいるし、 そこで意地でも頑張る人もいるしみたいな、そういう国だと思うんですけど。
そういった意味でも今回の監督のパナ・パナヒっていう人なんですけど、 これってお父さんが有名な監督さんなんですよね。
ジャファル・パナヒっていう人なんですけど、 人生タクシーとかそういう映画を撮ってる人で、
繰り返し政府から映画撮っちゃダメですよって言われたりとか、 あと逮捕されたりとかしながらも映画撮影を続けてるような人っていう強い人なんですけど、
その息子さんの長編デビュー作っていう感じなんですよね。
で、話が車で4人家族が旅をする映画なんですよ。 お父さんとお母さんと長男とあと次男。
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次男の方がもうめちゃくちゃ年が完全に子供っていう感じで、 長男の方が成人してるっていう感じ。
で、その4人の旅行の模様を撮っているだけって感じなんですけど、 君は行く先を知らないって言ってる通り、
次男はこの旅行何のために行ってるのかが分かってない感じなんですよね。 普通にワイワイキャーキャー楽しんだりとかしてて、
途中で自分の携帯電話があるんですけど、携帯電話取り上げられて地面に埋められちゃって、 僕の携帯返してよってめっちゃ怒ってるんですけど、
それ怒りたくなる気持ちは分かるんですけど、 なんで携帯地面に埋める必要があるのかっていう話はあるんですけどもねっていうのが段々分かってくるみたいな感じで、
実はすごくシリアスなというか結構重たいテーマがあるみたいな映画になってて、 最初一体これどこに向かうんだろうなっていうのが分からないんですけど、
見ていくうちに、あ、多分これこういうことかなーみたいなとかは見てるうちには分かってくるって感じで、
すごく重たいテーマを扱ってはいますけど、結構なんかサラッと見れちゃうみたいなというか、 それはなんでかって言えばすごいジナンが毛投げというか本当に元気いっぱいのわがままな子供が
わちゃわちゃしてるっていうシーンが結構多いからなんですけど、 そういった意味でもすごく今の事情とかも知れるような映画ですごく面白かったですね。
近々お父さんの方の新作もやりますよね、日本で。 そうでしたね。クマはいないとかっていうやつでしたっけ、なんかそんなタイトルでした。
だから宣伝でもなんかパパパナヒとコパナヒみたいな、なんかすっげー、 そのキャッチコピーどうよみたいな感じはあったんですけど、
まあでもちょっとね、親子で監督作品が同時期ぐらいに公開されてるっていうのでね、面白い流れではありますけど、
あんまりイランの映画見たことなかったので、多分あんまり見たかもしれないけど記憶になかったので、
私、パナヒ監督ってすごい有名な人だっていうのは知っていたので、ちょっと見てみたいなというふうにはちょっと思いました。
こっちもちょっと気になるし、クマはいないの方も気になるっちゃ気になるんですよね。 うん、気になってます。
クマはいないの方は全然横編も見てないので、どんな映画かさっぱりわかってないんですけど、ちょっと見に行こうかなと思ってます。
なんかね、やっぱ中東のことって僕ら知らないじゃないですか、正直。
厳しそうやなとか、もっとすごいふわっとしたイメージばっかあって、たまに映画とかで見ると、すごい身近に感じられていいなって思えるんですよね。
でもやっぱりその、厳しいなっていう部分もあったりとかで、そこを知ること自体がすごい有意義だなって、
いつも中東の映画とか見ると思ってはいるんで、また見に行きたいなとは思いますね。
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そうですね、はい。ちょっと気になる作品は多分、そういう過酷な国の状況だからこそ生まれるなんかちょっとね、すごい映画たちっていうのたくさんあるので、
そういった意味でもちゃんと見ていきたいなっていうふうにちょっと思いましたね、改めて。はい。
で、明日の少女なんですけど、これどんな映画かって全く知らない感じですかね、たぶん。
いや、なんか明日の少女見たくて、あれですよ、実際にあった事件をベースにしてるやつですよね。
そうですね。女の子が自殺しちゃう。
そうですね。韓国で2017年とかだっけかなって書いてたはずですけど、に起こった実際の事件をベースにした映画なんですけど、
コールセンターで実習制度っていう韓国の制度があるらしくて、実習制度って聞くと日本だと職業体験みたいなニュアンスにちょっと近くなるような感じするんですけど、
韓国の場合はちゃんと実際に会社で働いてみたいな、お給料ももらってっていう、就職に近いような形ですよね。
インターンとかに近いんですかね。
たぶんそういうのに近い気がしますね。研修生みたいな言われ方とか劇中していたので、そういうのに近い状態で働いてるっていう状態で、
そこでコールセンターに働いてた女子高生が自殺しちゃうっていう事件があるんですけど、
それをベースにして話で、その事件があって、その事件を捜査する女刑事がいてっていう、そういう話ではあるんですけど。
社会派なテーマをちゃんと映画としてエンターテイメントとしてやるっていう底力って韓国はすごくある国だと思ってるんですけど、
トガニとか含む、いろいろあると思うんですけど、その中でも結構とてもヘビーな話だけどすごく誠実だし、
かといってめちゃくちゃ過度に盛り上げすぎないみたいなところも徹底してて、
すごくこの映画のバランスがすごくいいなっていう風に思いましたね、まず。
どうしても韓国映画って結構展開を盛りにもっていっぱい面白いみたいな風になること多いと思うんですけど、
そういった風にもならないけど、ちゃんと映画としてテーマの重大性とかはめちゃくちゃ伝わってくるみたいなような映画になってて、
結構まず、自殺しちゃう女子高生の話が結構長く丁寧に描かれてて、刑事が出てくるの結構後の方なんですよね。
へー。
それだけことの重大性というか、なぜ彼女はどんどん気を病んでいってしまったのかみたいな、
その状況みたいなのとかをすごく丁寧に描いていて、
そっから刑事が出てくると、実際何がこの問題だったのっていうところに頂点が当たってくっていうことになってくるんですよね。
実習制度を使って安い賃金で働かせようとするコールセンターとか、
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しかもその仕事の内容も、解約を阻止するみたいな、
コールセンターで解約とかの連絡とかで来ると思うんですけど、
阻止した人が営業成績が高くなっていくみたいな成績があったりとか、
学校は学校側で就職実績みたいなのがないとどんどん自治体からお金が降りてこないとか、
みたいな問題がありとか、
そういう徹底した数値による成績とかによって物事が決められていくみたいな、
確かに数字って指標として大事なんですけど、
そこがちょっと過剰すぎるみたいな、ゴリゴリすぎるがゆえに、
それがどんどん弱い方の人に幸せがどんどん行ってしまってるみたいな、
成果主義っていうのがちょっと行きすぎてるって感じなのがどんどん浮かび上がってきてしまってて、
これ韓国に限った話で全然ないなっていうふうにすごく見ながら思ってしまいましたね。
なかなか辛かったですけども、
ただすごく見てよかったというか、すごく力作だなというふうに思いました。
良さそうですよね、明日の少女。
これ結構おすすめです。
気になってはいるんですけど、ですけど、なかなかね、
ちょっとね、時間が合わない可能性とかも結構あると思うんですけどね。
なかなかね、あとペルナがいいっすね、やっぱね。
ゲージ屋さん役でしたっけ確か。
そうなんですよね。
で、今作の監督とペルナでまた別の映画、なんていう名前だったっけ。
ちょっと私の少女って名前だったっけ。
なんか撮ってたと思うんですけど、あれも女刑事だったのかと思うんですけど。
ペルナってなんていうんですかね、綺麗なんだけどめっちゃなんか汚れた綺麗な人って感じがすごくするんですよね。
汚れてもかっこよくて美しい人みたいな。
なんかね、それがすごく彼女にしかない魅力だなっていうふうにすごく思いましたね。
ベイビーブローカーの時も女刑事役やってましたよね。
そうですね、そう。
ああいう綺麗なんだけど粗暴な役も全然できるというか。
もう刑事やっててなんかもう目にクマができてそうな感じとかでも、
いや全然かっこいいし美しいみたいなのが、なんか保てる人みたいなのが、
存在からしてそんな風になってて、
いやなんかペルナってやっぱいいなっていうふうにちょっと改めて思うような映画でもありましたし。
まあでもちょっとテーマがね、テーマだけにすごくやっぱそのテーマの重大性の方がやっぱ結構喰らってるところはあったんですけども。
なんか前半じっくり個人の話を移した後に構造の話に行くところとか、まあやっぱよくできてるなーって話しきっかけで思いましたね。
そうですね、結構その刑事も操作するんですけど、
だんだんこうちょっと見ていて思うのが、これ刑事の仕事じゃなくてこれ記者の仕事だなって思ってきて、
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そこはちょっとフィクションというか、ちょっとなんか現実とはちょっと違うようなことをやってるっていう風になると思うんですけど、
けどなんかそれが警察という組織がそういうことをやってくれてたらこういう事件なかったかもしれないなっていうような、
そういうまあイフの話のようにも思えるというか、そういう願いとかもこもってるような気がして、僕はなんか全然アリやなっていう風になって、
結構終わり方とかも結構ね味わい深くてすごく良かったので、見てほしいなという風にすごい思いました。
個人から構造の二段階構成って良さそうですね、聞いてる限りだと。
ちょっとだけ福田村事件の話に触れたいんですけど、僕あれ面白かったし良い映画だし大切な映画だと思うんですけど、
語り口自体は僕そんなに合わなかったんですよね。結構何というか説明が過度なとこがあるなっていう気がしたのと、
何というかその個人と構造の語り方が結構ダラッとしてるって言ったらいいんですかね、あんまりこれって構造のせいだねとかっていうのがわかりにくかった気がしたんですよ。
ちょっと上手く言えないんですけどね。なんかそこの上手さが明日の少女にはあるような気がしました、今聞いててね。
そこは多分確かに福田村事件僕も見ては上ですけど、確かにその構造の話と個人の話をきっぱり分けてるからこそ綺麗にこう分かりやすく整ってるっていうのは確かにあるかもなっていう、
ちょっとまあ福田村事件確かにそこが根前一体とかしてるみたいなところは確かにあるなっていうのは思いましたね、確かに言われてみると。
福田村の方は割と構造を指摘する時って口で説明してることが多くて、
そこはね、ちょっと気になったんですよね。 でも明日の少女良さそうです、本当に。
そうですね。何なら今回見た4本の中で一番好きなのはその作品だったかなっていうぐらいでしたね、本当に。
なるほど。そうですね、はい。僕はこんな感じでした。はい。はい。では大石さんいかがですか?
そうですね、本当はちょっと福田村事件見に来たかったんですけど、うちの周りの劇場ほとんど満席になっちゃってて。
えーすごい。まあちっちゃい劇場でしかやってないっていうのもあるんですけど、
やっぱ関東大震災の話ってだけあって関東周辺の皆さんのやっぱ関心は高いのかなーなんていうのはちょっと思いましたね。
なのでちょっと福田村事件に関しては見れてないんですけど、とはいえ今週ちょっと割と配信と劇場含めて割とたくさん映画見てまして、
さっき数えてみたら8本くらい見てたんですけど今週だけで。すごい。
まず劇場で見たのが、エドワード・ヤンの恋愛時代の4Kリマスターバージョンを見まして、
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あとジョン・カサベティスのレトロスペクティブのラブストリーブスっていう作品も見てきました。
あとウェス・アンダーソンのアステロイドシティも見ましたし、あとちょうど昨日行ったのかな。
カナダ映画になるんですかね、ファルコン・レイクっていう映画を見てきましたので、合計劇場では4本見てます。
それに加えて配信の方でミッション・インポッシブルのローグネーションをついに見まして、これめちゃくちゃよかったですし、
あとはボーイズ・オン・ザ・ランも見ました。
ボーイズ・オン・ザ・ランめっちゃ面白くなかったですか?
いやでもあれ、個人的にはちょっといろいろきつかったんですよね。
どうきつかったんやろ。
あとずっと見たかったんですけど、今年それこそ12月にエルゴス・ランテモス監督の新作がやることがだいぶ公表されてきてというか、
まあ内容がだんだんわかってきてるっていうのもあって、ちょっとこのタイミングでロブスター見たいなと思って。
ロブスター。ロブスター大好きやな。
見ました。で、この中で何か話したい内容あるかな。まあ劇場の中から1本ちょっと話そうかなと思うんですけど、
まあさっきマリオさんがちょうど話を一旦話さないでおいてくれたので、アステロイドシティについてちょっと話したいなと思うんですけど。
ウェス・アンダーソンの映画僕、フレンチ・ディスパッチで初めて見て。
で、その2作目なんですよ。
で、今回のアステロイドシティ見てて、正直フレンチ・ディスパッチもおしゃれだなぁとは思うし、雑誌っていうコンテンツを映画でやるっていう試み自体はすごく実験的で面白いなと思う一方で、
ハマれるかっていうとそうでもないなって思ってたんですよ。
で、今回アステロイドシティ、ある意味劇映画というか、すごくメタフィクションな映画ですよね。見た方ならわかると思うんですけど。
ちょっと複雑な構造になってますよね。そうなんですよ。なんか演劇の裏話として始まるんですよね、映画がまず。
この話はこういう演劇を作るまでの過程の話であるみたいな。だから最初に脚本化が出てきて、この脚本化、このタイプライターを打つところから始まるみたいな感じで映画を始まっていくんですけど、
いわゆる現実みたいなものをフィクション的に描くんですよ。なんていうか、劇っぽく描くんですよ。その舞台劇っぽい。
で、じゃあ実際の舞台劇の内容がこちらですってなって出てくるのがアステロイドシティというお話になるんですけど、そのお話はリアリ、リアリズムというか、ウェス・アンダーソンなりのリアリズムだっぷり描くんですよ。
だからなんかその入れ子構造みたいなのは結構不思議な感じの映画にはなっているんですけど、いろいろ多分テーマはあって、例えばメソッド演技の是非だとか、
あとはその作り手にとってお話を作るってどういうことなのっていうところとか、物語論的な話ですけど、結構そういうのをかなり多文に含みつつ、とはいえやっぱりテーマ性面白いんだけど、正直乗れないというか入りきれないところがとったって。
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なんでなのかなって結構考えたんですけど、ウェス・アンダーソンの映画って世界が完結してるんですよ。僕らが入る余地がない気がちょっとして。なんなら劇場の中でいろいろ面白いシーンもたくさんあって、今回特にコメディシーンめちゃくちゃ最高なシーンがたくさんあるんですけど、
そこで笑ってる僕らも含めてもうウェス・アンダーソンのデザインの中に入れられてんじゃないかっていう、なんかその錯覚があって、なんかそこにちょっと乗せられるのがシャクになるというか。
そうなんですよね。なんかだから、絵作りとかも完璧だし、こんな絵がよく作るのか思うんですけど、なんか自分はいまいちそこに乗り切れないというか余白がない感じがしちゃって。そこはちょっと自分として個人的にウェス・アンダーソンの作品を乗れない理由だなっていうのを今回見て改めて思いました。
いやー、なんかちょっとそれは気持ちわかるなっていうのは、特にそのフレンチ・ディスパッチとアストラリアド・シティ、その2作は特にそのなんかちょっと箱庭感というか、ただでさえ箱庭の話にさらに箱庭の設定があってみたいな、どんどん完成された世界が繊維化してって感じが僕もちょっとしてて。
その前まではもうちょっとそんなことなかった気がするんですけど、もうちょっと一方道進行のわかりやすい話とかを普通に撮っていたような人だと思っていたんですけど、グランド・オブ・ザ・フェストホテルあたりからそれがちょっと3つの時代をなんか画角違う感じで撮るみたいな、ちょっとそういう世界観をこういろんな形でこう分けて撮るみたいなことをやり始めてから、
ちょっとなんかそれがどんどん行き過ぎてるのかみたいな、ちょっともう僕らがついていけないレベルになってきてるみたいな感じがすごくしてきてるのは確かだなっていうのは、ちょっと気持ちはわかるなっていう。
なるほど。ただでさえね、箱庭感ある撮り方してる中に、話までメタになってきたらもうガチガチになりすぎるっていうのはなんかわかるかもしれないですよ、それ。
すっごいっすよね。こっちが入る余地がないなっていう。そうなんですよ。
うん、なるほど。もちろんその投げかけとか直接的ではないメタファー的なセリフもたくさんあるんですけど、この映画。なんか勝手に解釈していいのかなっていう気持ちにちょっとなってくるというか。
なんかもうこの人たちが言うままに受け取るしかないのでは?って思えてきちゃうぐらい完璧なんですよね。その、なんていうか箱庭があまりにも。
なんでなんか京都にあるお寺の庭園にこっちが勝手に手を加えたり解釈できないじゃないですか。なんか本当にそんな感じなんですよ。
あー、なるほどな。綺麗だなーって感想しか浮かばないみたいな。なるほどねー。
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確かにもう今レッスン・ダーソンの映画なんか長めに言ってるから本当に正しいかもしれないみたいな時があるもんだっていうのを。
綺麗にカメラが動くなーとか、ぴったりシンメトリーだなーみたいな、綺麗だなーって言って終わるみたいな。
そうなんですよねー。だからなんかもう残念とかいう、まぁレッスン・ダーソン見たって満足感はもう100%もらえたんですけど、
だからただいざ語るってなるとすごくなんか申し訳なくなってしまうというか、そんな感じがします。
なのでなんていうか、是非見てほしいと言うしか言えようがないって。これは良いのか悪いのかって感じですけど。
もう見る価値は全然あるんですけどもちろん。めちゃくちゃあります。
とてもとても完成されてる、さすがって感じなので本当に素晴らしいなっていつも思うんですけど。
なるほどね。フレンチディスパッチは僕もいたけだかだなって思いました。
圧を感じる。いやわかりますわかります。
強要深い人からの。そう。強要深い人からの圧。
だからもうムーンライズキングダムぐらいがちょうどいいんだけどなっていうウエス・ダーソンっていうずっと思ってるんですけど。
はい、なるほど。
はい、そうでしたね。アステルドシティはそんな感じでした。
で、どうしようかな。番組でも触れたんで配信で見た作品いくつかちょっと語りたいなと思うんですけど、
ローグネーション良かったっすね。
良いですよねー。あれ良かったです。
良いですよねー。最高でしょー。
最高ですよねー。わかります。
オチの確かに作り方とか完璧ですね。その対比構造とか。
で、今作もある意味インサンハントは結構必至ではあるじゃないですか。
だけどその必至さがブラフになるっていう感じがめちゃくちゃ良くて。
あーなんかこれはかっこいいしここから見たらそれハマるなーっていう。
なんかそういう感じを素直に受けましたね。
確かにだからイルサのことに思い入れするマリオさんタウルさんの気持ちは超わかるなって思いました。
あれ見たら。
わかっていただけましたか。
それはイルサに退場してほしくないよなって思うわこれはって思って。
すごく良いキャラクターなので本当にそう思いますよね。
いや思います思います。あれはめちゃくちゃ良かったですね。
あと多分ボーイズオンザランはラストに触れた方が良いかなって気がするので。
ボーイズオンザランってみんな見ました?
僕劇場で見ました。
僕が見てないんですけど、なんかまあ僕も見たらああだこうだ言いたくなるタイプのやつやろうなということだけはわかっておりますって感じですかね。
ちょっとこれはあの最後にあの多分議論になりそうなんで最後に触れますね。
最後に。
置いときましょうか。
ロブスターはめっちゃ良かったんですよ。
ね。
その中でご覧になられた方って。
萌実さん多分これは慣れてると思うんですけどこの反応はですかね。
はい見てます。
なんかあのヨルコスラン・ティモスあの女王陛下のお気に入りとかあと聖なる鹿殺しとかの監督ですけど。
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彼の作品っていつも不条理劇というかちょっとおかしいけど現代劇みたいなそんな感じがする。
まあ女王陛下はちょっと歴史物ではあったと思うんですけど。
ロブスターはちょっとそのSFというかおとぎ話感結構強いですよね。
そうですねまあもう完全におとぎ話みたいな世界観がマジっていう感じなものとして出てくるっていうことですもんね。
結婚できなかったら動物に狙いますよっていうマジかよみたいな。
なんかその世界では未来の話らしいんですけどある年齢を超えて独身になることが罪なんですよね。
で妻と私別したりあるいは結婚してなかったりっていうのも全て罪にあたるのでその罪にあたる人はホテルに拘束されて50日以内にパートナーを作らないと動物にされると。
変な話。
めちゃくちゃ変な話ですよね。
で主人公コリーンファレルなんですけどそのコリーンファレルが一緒にワンちゃん連れてるんですけどそのワンちゃんはコリーンファレルの兄だって言うんですよね。
どんな気持ちなん?って感じですよね。
でそのコリーンファレルがまずはちょっと恋人作ってみようかなってそのホテルでまず頑張るというかっていうところから物語が始まっていく話なんですけど。
なんだろうおとぎ話というか結構偶和的でもあるしあとその恋愛するっていうものに対して何が大事かっていうとその共通点を見つけることがその中では描かれるんですね。
とにかく共通点を見つけてその人と話を合わせなければならないって。
ただだんだんそれが手段と目的が逆転していくというか共通点をこっちから作りにいって頑張る人たちが出てきたりとか。
でそれこそそれをやろうとしてやっぱダメだってなる人が出てきたりとか。
まぁあるあるですよねっていう。
あるあるですよね。
一方で森の方でちょっとそのホテルもう一個変な習慣があってホテルから逃げる人ももちろんいるわけですよね。
そんな精度たまるかって言って。
でその人たちは森に逃げ込むんですけどなんかホテルにいる人たちで必ず夕方になると水中持ってその森にいる逃げてる人たちを撃ちに行くんですよ。
でその一人捕まえたら1日伸びると動物にされるのを。
だからみんな必死でその逃げた人たちを追うっていう謎の用事があるんですけど途中からそちらの方向要は独身で人間として生きるっていうことを決めた人たちの話にもなってくっていう。
でそれはそれでなんかちょっとやっぱ歪んでるなって感じがするっていう。
どっちかになることを選ばされるみたいな話だと思うんですけど結局。
なんかそれってめちゃくちゃ息苦しくねっていうのにだんだんなっていくんですねどっちもどっちで。
そうなんですよね。
でなんか確かにおとぎ話としても全然見れるんですけどそれこそ昨今の子供家庭長がやろうとしてるなんか何とか出会わせて結婚させようっていう感じとか。
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なんか全然現実世界こっちに近づいてないかぐらいの気持ちがちょっとあってそれこそマッチングアプリとかで共通点探して恋人に見つけましょうとかっていうのもすごくロブスター的だと思うし。
でも独身でいるってなったらそれだけ独身でいる強さを身につけなければならないみたいな話になっていくとかもうなんか結構現代社会なのではこれはっていう。
なんかね結構その見た時はすごく面白かったしすごく身につまされるところもあったしって感じのすごく好きな作品なんですけど。
今改めてなんかロブスターの話しようと思ったら結構なんかめっちゃ今近いこといっぱいやってるなみたいな。
なんか余計によくわかるようになったなっていう感じはめっちゃしますね。
ですよね。
当時はおとぎ話の設定だったものが今は現実社会に普通にあるものになっていて。
まあだから唯一ないのは動物にされるかどうかだけなんですよね。
本当にね。
その視点がめちゃくちゃ面白いなっていう映画だったので。
今ちょうどAmazonプライムで配信されていて結構ブルーレイとかも廃盤になってるとかって噂があって。
そうなの?
そうだの?
なんかすごい見づらい作品になってるっぽくて。
でAmazonプライムで待望のっていうことだったのでもし見れる機会があったらぜひぜひおすすめですロブスター。
そうだったのか。
なるほど。
ヒョルゴスランティモスは女王陛下のお気に入りだけ見てるんですけどあれは僕むっちゃ好きなんですよね。
僕も大好きですあの作品。
あのユリとして。
そうなんですよ。
ユリとしてもユリですもちろんもちろん。
でも権力の上げ方も含めてすごくいいんですよね。
ゲアする女性いるじゃないですか。
ダニエル・クレイグの。
レイチェル・ワイズ。
レイチェル・ワイズそうだレイチェル・ワイズ。
彼女がゲアしていくのって政治的に見たら負けなはずなんですけどなんかあの作品それを勝ちみたいに描いてる気がちょっとして。
なんかラストのレイチェル・ワイズだけ勝ってねえかって感じがするのがめちゃくちゃ好きなんですよね。
なるほどね。
ちょっと僕記憶フワッとしちゃってるかもそこ。
でもなんかゆわんとすることはわかるような気はします。
結局彼女に取り入っていたエマ・ストーン演じてる役も結局その女王様に取り込まれちゃう方に行くんで。
権力闘争に勝ったとしても結局権力の上の人がいる限りはもうなんていうか勝てないというか。
だとしたら権力から抜けるアナーキーな道に行くのが一番なんなら勝ちなのではっていうそういう描き方をしているのがすごい僕は好きなんですよね。
そう解釈できるというか僕はそう解釈してるんですけどラスト。
なんかあの時のレイチェル・ワイズがまあかっこいいかっこいいと。
ちょっと僕も女王陛下のお気に入りウロ覚えだなあ。
めっちゃ面白かった曲だけあるんですけど。
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なんでだろうな。
女王陛下のお気に入りはウロ覚えなのにロブスターとか聖なる鹿殺しだけはめっちゃ覚えてんだよなっていう。
あれこそ本領発揮なんだろうなって感じめっちゃしちゃうというか。
こんな変な不条理な話あるみたいなのが描くのがめっちゃうまいというか。
不思議な世界観を描くのが本当にうまい人なので。
そういう意味では本当に今度の新作。
暴れなるものですよね。
あれもすごい楽しみですよね。
なんかでもちょっとこうよりファンタジックな方向に行ってる予告編とかを見てるとどんな感じになるんだろうってもうちょっと気にはなってますけど。
楽しみですよね。
楽しみです。
今年の12月とか末に公開ですよね日本だと。
来年になっちゃったんじゃないですか。
そっか来年。本国公開12月でとかですかね確か。
ラッサンちょっとボーイズオンザランの話をしたいんですけど。
前回多分収録後に前田さんと宮本からキミエ談義を少しした時にボーイズオンザランもセットで見てくれって話になって。
なりましたね。
それで見たんですけど。
なんかあの宮本からキミエとボーイズオンザランってやっぱ似てるって言われることなんか似てるって声も多いし実際こう似てるじゃないですかちょっと。
なんか似てるというかざっくり言うとなんかちょっとダメな男が好きな子のために頑張るみたいなあのめっちゃざっくり言うと。
すっごいざっくり言うとそうですね。
だけど公開した年の問題とかもあるんでしょうけど宮本からキミエは結構その拒否感を示す人も多かった中でボーイズオンザランってあんまりそういう声聞かなかったなと思って。
わかんないですけどなんかそれが何でかなっていうのでちょっと今更比較してみようっていう話になったんですよね。
そうですね。山口さんは劇場で見られてますもんね。公開当時。
ボーイズオンザランは見ましたね。漫画は読んでなかったけどテーマ的にやっぱ好きなテーマなので見に行ったんですけど別にそんな好きな映画でもなかったんですよね。
なんかあんまり入れなかったんですよね。
でその収録後のボーイズオンザランと宮本からキミエを比べる話って僕参加してなかったんですけど
ふだんむら事件見に行った時に前田さんに会って前田さんが収録後にそういう話をしたっていうのを聞いたから
その後僕考えてたんですよね何が違うんだろうって思って考えてたんですけど
まずボーイズオンザランでは主人公が戦おうとすること自体は別に否定的に書いてない気がしてるんです。僕は。
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むしろ男の子の可愛い芸の一つとして書いてるような気はしてて
でもやっぱり弱くてそれって叶えられないよねっていうその無様さを愛してるような気がしてるんですよ。
あともう一つ大きい要素かなと思うのがボーイズオンザランの主人公って弱者なんですよね。
そうですね。
でも宮本からキミエの宮本って別に弱者じゃないんですよ。
でボーイズオンザランの方はお前は弱いんだからその世界で生きていかなくていいじゃないかっていうのをこっちが見てて
肩入れしたくなるんですけど、宮本はなんか自主的にそこで生きようとするんですよね。
それは本当に本来的に宮本が弱者でそれに抗おうとするとかじゃなくて本当に宮本の心の中にしかない弱さなんですよね。
負けたままでいるのが受け入れられないっていういわゆる待ち相撲なんですよね。
本当に待ち相撲のみなんですよ突き詰めると宮本って。
でもボーイズオンザランの方は別に待ち相撲だけじゃないというか広い意味でのルサンチマンって言ったらいいのかな。
このままじゃダメだって良くならないといけないって思いの一つの現れとしてああいう無様な形で現れてるけど、
別に宮本のあれは良くなるための手段でもないんですよね。納得でしかないから。
どっちも納得なんですよね。だから比べていくと似てるなってなっちゃうんだけどやっぱり違うなって思うのがそこにあるなっていう。
宮本は別に弱者でもないし、そもそも彼女いるし。
仕事も頑張ってる。ボーイズオンザランの方みたいに仕事が上手くいってないみたいなそういう劣等感も別に抱えてるわけじゃない。
ただそこに忍び込んできた急に自分の人生に忍び込んできた敗北が許容できないから俺は戦うってなってるっていう。
染み付いた敗北じゃなくて突発的な敗北が受け入れたら俺は男じゃないってなってる感じがやっぱりわかるというか。
そのわかるのが嫌なんですよね。わかるからこそ嫌なんですよ。
なんかそれがあるのかなっていうのは思ってましたね。
あとやっぱ作者自身、新井秀樹先生自身も宮本を良き者としては描いてないよなとは思って、むしろグロテスクなものとして描いてますよね。
なんかそこは印象的だなとは思ってます。
宮本からきめは宮本さらし上げストーリーだと思うので、こいつって本当に見にくいよねって言ってる気がするんです。
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で、ボイズオンザランの方は別に主人公のこと見にくいとは言ってない。
無様だけどもこの姿にある種の煌きはあるよねって言ってる気はするんですけど、宮本からきめはそれをさらけ出してる。
こいつの思想はグロテスクだぞって言ってる気がして。
それはボイズオンザランの方の中にもあるんですけど、それは作劇上隠されてると思うんです。
彼はこうやって成長するんだっていうふうに見えるんですけど、やっぱ宮本からきめは成長しないっていうことが印象として強い話かなっていう気がします。
確かにラスト、宮本からきめに関しては正直開き直りですもんね。
そうですね。
ただなんかなぜか自分はボイズオンザランの方にきつさを覚えてしまって。
ボイズオンザランはなんか私、ちょっとさっき山口さんが話したやつ全然ピンとこなくて。
私は宮本自身をそんなに悪いものと全く感じずに見てたのでっていうのはあるんですけど、宮本の方がフィクション感強いキャラに、私からしたら。
でもボイズオンザランの谷氏はめちゃくちゃリアルに拾ってるっていうかいろんなことを。
それが確かにきついなっていうのはあって。
そこですか、なんかわかんないですけど、私はボイズオンザランの作品自体が結構ちょくちょくリアルな、どこか拾ってきてるなっていうきつさがありましたね、私も。
そのリアルさの背景にあるなって思うのは、あえてこの言葉を使うんですけど、西井海さんっていう人がひもて男性の男性学っていう本書かれていて。
結構谷氏は典型的なひもて男性っていう描き方されているんですよね。
西井海さんがその本の中でいくつか、西井海さんってどういうことをやられてるかっていうと、そういう方々の語りの場を作って自己開示の場所を作ろうっていう風にしてる方なんですよ。
相互にひもて男性というある種のあまり社会からはケアされない立場としての弱者としてのひもて男性が自身でどうセルフケアをしていくかっていうところを作っていこうっていう場作りをされてるんですけど。
その中でいくつか、彼らの自身の自己開示の中で共通点っていうのが見えてくるっていう話があって、例えば女性の女神化って呼ばれてる現象。
女性はすごく受け入れてもらうものであるから、そこに認められないあるいは彼女ができないところに見立つの感覚を覚える。
大人として不十分じゃないかって感覚を覚えるっていうところがあって、本当に谷氏はまさにそういうところが全部詰まってるようなキャラクター。
だから多分リアルだし、すごくそこを感じざるを得ないなと思うんですけど、そこの呪縛から結局抜け出せない、抜けられるんだろうかっていう、そこに思い立ってしまって。
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いきなりめっちゃきついもの投げ込んできますね。
その、その語りの中でもよく語られるところではあるんですけど、結局他者に自己承認をされることで自分自身を肯定するって、もちろん本質的ではあれ、あるいは理想的ではあれ、結構難しいというか、それはかなり他者に委ね過ぎてるところでもあると思うんですよ。
自分の存在意義を。で、もちろんそうなっている背景には社会的なその待ち相撲の中で生まれてくるその価値観、それこそ彼女がいなければ、あるいは童貞であれば、まだまだ大人として一人前ではないよみたいな、そういう社会の言説がもともとあって、それを内的にインプットしてしまうが故にそうなるっていうことなので、根本は社会にあるんですけど、とはいえ谷氏が多分これをやり続けたら、谷氏自身は多分救われない気がちょっとしてしまって、戦ったとしても。
なんかでも私一つ見てて思ったのは、最初、マリオさん見てないのすいません、ほんま見てください、めっちゃおもろいんで。
見ます。
ユネックスで見れます。
ここは近接話してもらって全然大丈夫ですけど。
久しぶりに、昨日久しぶりに見たんですよ。
そうなんですね。
で、めっちゃ面白いなと思って思ったんですけど、前半の谷氏って正直ちょっと気持ち悪いんですよね。
ストレートに言ってしまうと。
それはなんでかっていうと、なんかこうフラストレーションがあって、彼の中に。
それが解消されてないし、それがこうにじみ出てるというか。
この場合ヒロインと言っていいかわかんないですけど、千春ちゃんと女の子が出てくるんですけど、に対してもなんか最初はちょっとこう、なんて言ったらいいのかな、どっちかっていうと下心というか。
そうですね。
目で見ているっていうようなカメラワークだったりするじゃないですか。
ただそれがあるときに、その下心とかフラストレーションが恋に変わるときがあるんですね。
なんかそのときに、なんかその気持ち悪さが私の中で肯定されるというか。
まず一つ目は、私の中にそれがあるんですよ。
大変心に対する思いとして。
あとその、ああ、ネタバレしてしまうよ。
いろいろあるんですけど、私が谷氏のこといいなってめっちゃ思うのは、千春のことを嫌いにならない。
憎まない。
それは、すごく彼に全然その、無責任な言葉かもしれないですけど、なんかこう彼に希望を抱くところというか。
結構その、周りの人の感想を聞いたり、あとそういうレビューサイトを読んだりしてると、やっぱり結構千春に対する拒否感がこの映画は強いんですよ。
42:01
それは見てる人の。
それが分かる部分もあるんですけど、冷静に考えたら、千春も実は、実はというか、千春も弱者側なんですね、明らかに。
なのに、どうして人々は千春の方に像を向けるのかなって私はすごい不思議なんですよ。
冷静に考えて、そんなにひどいこと別にしてないんですよ。
冷静に考えていくと。
だけど、なんかそこにこう向いてしまうじゃないですか。
それは私、なんかちょっと人の感情の面白いとこだなと思うし、なんでかなって思ったんですけど、
タニシにはそれがないっていうのがすごいと思った。
それが、さっき山淵さん言った成長なのかもしれないですけど、このタニシに乗れるところというか。
っていうのがあって、だからそのどういうふうにしたタニシが救われるかは分からんけど、なんとなくお前は大丈夫って言いたくなるっていうか。
あと、
あとね、誰でしたっけ、青山。
松田竜兵がね、出てくるんですよ。めっちゃいい松田竜兵が。
めっちゃいい松田竜兵でしたね。
めっちゃいい松田竜兵出てくるんですよ。
で、松田竜兵は、めっちゃ簡単に言ったら、ちょっと敵みたいな感じなんですね。タニシの。
でも、話としては、本当にちょっと宮本に言ってるのが最後、喧嘩しに行くんですけど。
そうなんですね。
その時に、松田竜兵、青山っていうキャラクターなんですよ。言われるセリフが、全部ボコボコに刺さってくるんですよ。こっちがもう、そのセリフ殴られてくるんですよ。
でも、正論なんですよ。一部。一部というか。
真っ当すぎるぐらいってことですかね。
そう、青山っていうやつがやってること自体は肯定できないけど、そこで彼が言うセリフに、それは正論だなって思う部分があって。
だから、タニシがダメなのは、めっちゃ簡単に言ったら、頑張ってなかったからなんですよ。
だから、逆に言ったら、頑張ったらいいじゃんっていう余白があるなって思ったんですよ。
なるほど、なるほど。まだこう、改善の余地があるぞ、君にはみたいなふうに思えたってことですか。
そう、そういうキャラクターに私が見えるというか。
全てにおいて全力を尽くしてるのに結果が出てない人間じゃないと思う。
何もしてこなかった人間だと思う。そこにすごく共感を覚えるから、だから彼は、だからこそ誰も恨まないと思ったんですよ。
その彼の中の自分対する後ろめたさみたいなものもあるのかなと思って。
そういう意味では、彼は彼と戦ったんだろうなと思うし、そう考えたら結構違いますね、宮本と。
確かに。
だからめっちゃね、実写化映画の中で3本の指に入るが面白いんじゃないかと思いました。
45:05
私は久しぶりに見て。
ほんでさ、またあの、ミネタ。
はいはい、ミネタ。
銀卵ボーイズの。
ミネタが主人公のタニシっていうやつの役をやってるんですけど、ミネタがまためちゃくちゃいいんですよ。
それは本当にそう。
いい顔してて。
本当にそう。
どっから誰がこのキャスティングしたのっていうぐらい、なんかすごい、なんていうのかな、ダメな奴、特有のアドケなさみたいなのを持ってたりするし。
すごく彼の表情と顔がめちゃくちゃよくて。
わかりますわかります。
なんかすごい花沢慶吾作品っぽい顔してますよね。
してる、してる。
千春もそうなんよ。千春役の黒川。
そうなんですね。
そうなんよというか、私的にはすごい作画、花沢慶吾作画のなんか女の子って感じやなって。
花沢慶吾って結構いじわるな人間やなって思った。
わかりますわかります。
あの人の女の人ってちょっとなんかやっぱ変というか、なんかちょっとこう、女の子の描き方がちょっといじわるだなって思うことはあるんですけど。
それは結構どのキャラクターにも思ったりしたんですけど。
でもそれにすごくぴったりハマってるからこそなんか余計にそれを嫌だなって思う人もいたと思うんですけど。
なんせその、出てる人もめっちゃみんないいですもんね。
いやーよかったですね。
いつもお酒飲んでるボクシングを教えてくれる先輩とか最高でしたね。
あそこちょっと急にフィクション感強くなるけど。
漫画かなって突然ありますけど、あれもすごいよかった。
あとリリー・フランキーとかもいいですしね。
あとデンデン。
あーデンデンね。
リー・フランキーが社長の会社にデンデンいるんよ。
そうそうそうそう。
入りたいやん。
いやーもうなんか、仲良くなったらめっちゃいいんでしょうけど、仲良くなれんかったらもうそこで爪弾きにされそう、その会社。
仲良くなれんかったらボディーを透明されるだけだからね。
怖い怖い怖い怖い怖いから。
もう怖いから。
誰がツメタ入れたいよやっていう。
でもあの会社めっちゃいい会社ですよね。
そうなんですよね。
入りたい。
会社はある意味、あの会社的にはマチズモに加担はするというか、タニシの戦いを支援するんですけど、でもなんかマチズモが味方についたときのちょっと高揚感もあるというか。
そう、なんかそうなんですよね。
なんかちょっと一概に全部悪いとは思えないような感じで。
しかも、やばい話していい?
どうぞ。
青山の会社と競合なんですよ、タニシの会社が。
会社の規模的には向こうの方がでかくて、だから会社としての戦いみたいなところもちょっとあったりするじゃないですか。
48:00
なんかそういうのもなんか面白くて。
でも改めて思ったのが、デンデンってどの映画でもそういう人にしか見えないじゃないですか。
分かります分かります。
そう、だからデンデンっていう人が本当はどういう人なのか全くもう分かんなくて、映画の中に存在してる人でしかないというか。
今回もなんかすごい、演技してないやろこれって思いました。
全部アドリブじゃない?一人だけって思いました。
本当にお酒飲んでるでしょ、今みたいな。
そうそうそうそう。
聞いてて思ったことを整理しないまま喋るんですけどね。
ボーイズオンザランドのタニシ、ちょっと今タニシって名前を皆さんの会話で思い出したんですけど、リアルなんですよ。
実際にいそう。
僕らも見てて、タニシっていう人間がいて、それに感情移入することができる感じがするんですけど、
宮本って存在しないキャラクターをしてて、リアルじゃないんですよね。
宮本って人間多分いないだろうなっていう。
宮本って概念なんだと思うんですね。
ああいう思想の概念で、ボーイズオンザランドはタニシっていう弱者的な男性を描こうとしてる話だと思うんですけど、
宮本って人間が持ってる思想を抽象化して描いてる感じがするんですよね。
それは感情移入というよりも、自分の内側にあるということに気づくっていう感じがする。
宮本の思想を自分が持ってるっていうことに気づくっていう感じ。
宮本を外部として感情移入するんじゃなくて、そこに何か違いがあるんじゃないかなって気がしたんですよね。
例えばさっき前田さんが言ってた、タニシは頑張ったら良くなるかもしれないっていう部分。
それはタニシが頑張ってこなかったから、気持ち悪いから、ダメだから良くなるかもしれないっていう可能性を僕らは楽しむことができると思うんですよ。
いや、張り切ったタニシは良くなるかもねっていう感じがするんですけど、
宮本って別にこうなったら変わるとかっていう可能性があんまり見えないんですよね。
宮本の人生は別に何かその、虐げられてきたとかっていう感じもないから、宮本の人生は多分あそこで固定されてる気がするんですよ。
で、その宮本の変化を楽しむことはできなくて、
宮本という概念にこっちが気づくかどうかっていうのが、あの話の軸になってくるような感じがあるんじゃないかなっては思いました。
だから話としては似てるんですけど、構造が全然違うと思うんですよね。
なんかそこが違うのかなっていうのと、あと時代的な部分。
ボーイズ・オン・ザ・ランが映画化された頃って、僕、童貞っていう属性がもうちょっと価値あったなと思うんですよね、今より。
51:04
なるほど。
価値があったとはどういう意味ですか?
僕はそこに属することに居心地を、そこに属することに役割があったと思うんです。2000年代前半って。
僕が大学入ったぐらいの2000年代前半に、ユラジュンとイジン・ヒカルがDTっていう本を出したんですよね。
それは、いわゆるセックスを経験してない男性としての童貞じゃなくて、
そういうカルチャー的な意味を覚えた概念としてのDTっていうのを提唱した本があったんですよ。
でも、あの頃って、童貞であるっていうのが、ある種のカルチャー的なアイコン、あるいは意味のある属性として、そういう土壌があったと思うんですよ、2000年代前半って。
だから、バレンタインとかクリスマス、撲滅委員会的なのってあったと思うんですよ、インターネットでね。
クリスマスをぶっ壊せとか、バレンタインをぶっ壊せみたいな、それを面白がるカルチャーってあったんですよね、あの頃のインターネットって。
リア充爆発しろ的な。
リア充爆発しろが一番それの最たるものだと思うんですけど、その機運って僕最近弱まったなって気がしてて、
で、なんでそれが弱まったかって、僕あんまりわかってないんですけど、今それ言ってるやつ結構サブイと思うんですよ。リア充爆発しろって。
だから、いろんなものが相対化されて、いやリア充って言っても、それぞれなんかあるっていう感じがしてるっていうか、
リア充とは、それの対比率としてのヒリア的なものって、別にその属性としてはあんまりなくなったような気がしてるんですよ。
僕はオタクっていう属性もそうかなと思うんですけど、2000年くらいでオタク属性生きてたんですけど、
だんだんもうやっぱSNSだと僕は思うんですけど、みんなが何かのオタクっていうことがわかったから、オタクであることそのものの価値ってめっちゃ下がったと思うんですよね。
まだボーイズ・オン・ザ・ランが映画化した頃って、またその童貞の主人公が頑張るっていう物語が熱を持ってた時代だった気がするんですよ。
確かにそれはあるかもしれない。
でも今ちょっとその童貞頑張るものって、あんまり僕ちょっと盛り上がらない気がしてるんですよ。
例えばね、女性との交流も薄くてっていうその属性そのものって、あんまりキャラクター的にキャッチしきれなくなってるというか、
その属性って多分今って弱者男性っていう言葉に言い換えられてるような気もするんですよ。
もうカルチャー的な属性じゃなくなってるっていうところ。
54:00
宮本からきめは、そういうカルチャー的な属性じゃないんですよね。
それはそうですね、確かに。
マチツモなんですよ。
だからむしろ今映画化されたことの意味が濃いんですよね、宮本からきめは。
童貞であるとか、そういう男性の劣等感を属性としてフィクションが描くっていうこと自体の価値が下がったことで、
相対的にマチツモを描くっていうことの方が物語を描く価値が上がった気がするんですよ。
だから今、宮本からきめが成立しているというか、
あれって90年代前半の原作漫画なんで、むしろそっちの方がエターナルだったっていう。
エターナル。
童貞っていう属性よりも、全ての男性が持ってるマチツモの方がエバーグリーンだったっていう。
なんか言葉のチョイスが斜めすぎてすごい。
そうですかね。
めっちゃ山口さん言ってること分かった。
自分が多分タニシにきついなって思うところって、
多分タニシにリアルだから隣にいる人っぽさもあるっていうのもあると思うんですけど、
自分ならタニシになんて言ってやれるだろうって思うから、ずっと多分タニシと心の中で喧嘩しちゃうっていうのもあると思うんですけど、
一方で童貞性に覆い尽くされたマチツモもちょっとある気がしてしまって、
なんかそうなんですよね。
その根底には結局マチツモがあることが、そこを女子と描いちゃうのはどうなんだろうなって思ってる自分が今はいるっていうことなんだと思います。
むずい。
なんか童貞っていう言葉の持つそのままの意味、男女共になんですけど、
セックスっていうものを経験したかどうかっていうことよりも、やっぱり人に受け入れられる経験のほうが大きいのかなと思っていて、
それはきっとだから千春もそうだと思うんですよね。
なんか何て言うのかな、タニシはそんなに100%卑屈とかでもないし、
会社の人ともそれなりにうまくやってたり、下手だけど積極性もあるし、
それを童貞性っていうものだけでタニシの個性を収束させないでほしい気持ちもある。
それがベースにあることもめっちゃわかるんだけど、それはその中のタニシが抱えてるものの一つであって、
それ以外にもさっき言ったみたいに人生の中で何も頑張ってこなかったんじゃないかっていう部分とか、
なんかそういうことも含め、逆に言ったらそれでも楽しくやってきた部分もあるんじゃないかとか、
そういうものも含めタニシっていう人間を私は感じていたので、
57:02
それをそこだけに収束、わかるんですけど、童貞とかマチズモっていうものだけじゃない、それを超えてる子っていうのがあるから、
その上に乗ってるだけであって、一人一人が違うじゃないですか、もちろん。
そこのタニシについて考えたいっていうか。
それすごい、むしろ今日的な見方な気はしますけどね。
だから童貞、頑張るものだけじゃなくてっていう時代性を含めてみると、
あの話はそこがコンセプトとして強かった気はするんでしょう。
というか、ハンザーケンゴの漫画ってそこ濃いじゃないですか。
ルサンチマンとか、アヤマヒーローだって承認されてない男性の話じゃないですか、あれも。
だからそこが濃いんですけど、でもやっぱそこだけじゃないっていうことを読み取っていくっていうのが、
やっぱその作品の魅力だし、むしろ童貞とか、あるいは非童貞っていうものの属性が価値をないって言っていきたい。
からこそ、そうじゃない部分の魅力、タニシの魅力はそこじゃないとこにあるよっていうのを見出していくっていう見方をするっていうのは、
すごい今日的な気はするんですよ。
なんかそれちょっとロブスターの話でもちょっとあると思うんですけど、
絶対何かしらパートナーを見つけなきゃいけないみたいなグループの人が独身でいいっていうか、独身で生きてる人たちの森に逃げてる人たちを狩るって構造がまさにそれだと思うんですけど、
みんなそれが当たり前と思って、社会がそういう前提で動いてるからっていうのがあるじゃないですか。
もちろんそれが変わるのかどうかはまた別としてですけど、
あまりにもそこに寄りすぎてるがゆえに、そこになんか乗っかれない人とか、
人はものすごく孤独とか、なんか辛い思いをするというか、人ってたくさんいると思うんですけど、
なんかそういったことを今メタファーにしか見えないよなっていうふうに、ロブスターの話見てて思ったんですよね。
さっき話してたときに、思い出したときに。
いやもうね、人と誰かと一緒にならなきゃいけないのか、いやでも一人なのかみたいな、
そのどっちに揺れるのかみたいなのってまだに答えがつかないし、
なんかその中途半端な感じがまあ、うーん、自分ずっとそれあるかなーみたいな感じになっちゃうなーみたいな感じにはやっぱなりますよね。
ちょっとまだここまで話してきて、めっちゃボーイズオンドラン見とけばよかったなってなったんですけど。
くそー、めっちゃ面白そうやんっていう。
いや私はめっちゃ面白かったです。
めっちゃ面白そうですよね。
あとなんかもう一つだけ思ったのが、ボーイズオンドランって本当にわかりやすく、
タニー氏と千春が男性の持ってる不幸と女性の持ってる不幸の質の違いっていうのもすごくわかりやすくて、
1:00:06
だからなんていうのかな、私からしたら二人って同じではないんだけど、
でもそんなにわかり合えないような人種ではないのに、
わかり合えない部分があるっていう皮肉さもなんか見てて面白かったですね。
本当にさっきも言いましたけど、
花沢賢吾が描くめちゃくちゃ嫌な感じの女の子に対して、
タニー氏が最後までそういう存在を憎むことがないっていう構図はすごいめちゃくちゃいいと思います。
ラストのタニー氏のその選択は、やっぱりなんかさっきそこに救いはないのだと思いつつも、
でもこれができたんだからきっと彼はこれから成長するってさっきおっしゃってたことに多分重ねますけど、
あれができた後にタニー氏はきっと本物の人生の一歩を歩めるような気もするし、
なんかあれは拒絶なのではなく、
彼の成長、お互いの、あの二人にとってのすごく成長のための大事な選択だったんだろうなともちょっと話してて思えてきました。
そう、だから千春のダメさにも気づいてきたわけじゃないですか、気づいて、
でもそのダメな部分、千春のダメな部分と自分のダメな部分、それをお互いが何とかしなきゃいけないよねっていう、
それをもういくらお互いに求めたって解決しないっていうことがもうわかったラストなのかなっていうのもあって。
そうですね、さっき言ったことを語りますけど、
二人とも他者に依存することでしか自己承認ができないっていうところが多分病理の一番深いところにあると思ったので、
多分あの選択ができるってことはようやく自分の足で立って走れるってことでもあると思うので。
まあ走ろうという意思表示はとりあえずしたぞみたいな。
だから結構、私漫画も読んでるんですけど、だいぶ前なんで忘れてる部分はあるんですけど、漫画は続くんですよね。
へー、あの後も。
むしろあの後の話の方が私の中で印象が大きかったんで、
え、ここで終わるっていうのがすごいあって、
最初はあれ、これ尺的にたどり着かなくないと思って、後半のエピソードに。
どうするんかなって。
これ全然カタルシスにならんやん、そこで終わったらって思ってたんですよ。
でもそんなことなかったんですごいなって思った。
それは結構ミネタの力も私はあると思うんですけど。
それ間違いないです。
走りたくなったもん、夜中に。
わかりますわかります。
めちゃめちゃ長くなっちゃいました。
はい、じゃあまあ僕の近況を生かしてもらうと思うんですけど、
ちょっとね僕最近職場の飲み会が多くて、ちょっとね慌ただしいんですよね。
あんまり映画も福田村事件ぐらいしか見れてなくって、
1:03:00
福田村事件は今後テーマにする可能性それなりにあると思うので、
ちょっとしゃべるのはやめとこうと思うんですけど、
そうなるとまあ映画館は全然行ってないんですけど、
映画の話じゃない話でもちょっと知ってみようかなと思うんですけど、
なんですか?
さっきね、僕今日間に合ったら狼の家見に行こうと思ってたんですけど、
間に合わなかったんで、この収録まで時間潰してたんですよ。
で、たまに行くバーに行ってたんですけど、
隣の席がね陰謀論者やったんですよ。
何件?何件?
ゴリッゴリの陰謀論者で、
すべての漫画には隠された歴史からの命令で暗号が埋め込まれてるとかっていう話をしてるんですよ。
はい。
めっちゃ話したい。
で、やっべって思ってたんですけど、
そこでその人が言うのは、オカルトじゃなくて科学的にそうなんだよねって言うんですよ。
笑ってしまった。
そっか、そういうロジックなんだなって思って。
そういうロジック?
だから、整合性が取れてるんですよ。
しかもその客観的事実というか、最も強い事実の証明として科学っていう概念があって、
みんなそれを使うんだなって思って。
陰謀論者って科学的って言うんですよ。
っていうのを、なるほどなって思って。
確かに科学的って言えばそれっぽくなるのはわかるんですけど、
その人たちが言う科学的って、科学はめっちゃ遠いところにあるよなっていうことの方が多いから、
どういう意味で科学なんやろうなっていう。
陰謀論を最初に提唱すると、どっから持ってくるのかなって思いますね、その発想を。
ただね、僕ね、その人の話聞いてて、語り口似てるなって自分に。
え?
このシーンにこう描かれてるってこういう意味ですよねとかって。
結構僕の言ってることと似てる瞬間あるぞみたいに聞いてて、ちょっとね、ひやひやしたんですよ。
この人と僕の違いってどこだろうっていうのが、ちょっと名言できんくて怖って思ったとこがあって。
確かにね、なんかわかるかもそれ。
確かにそうですね、なんか映画を見てて、
これは○○を表してるのかもしれないってよく言うじゃないですか、何々のメタファーであるみたいな言い方するじゃないですか。
それはある程度コンセンサス取れてるのかみたいな時があるというか、
もはや思い込みではみたいなこともあるわけですよ、やっぱり。
1:06:02
ありますあります。
そうなんですよね。
前田さん、たまに言ってますけど、こうやって映画の話しするようになる前って、そんな深い意味読み取ろうとしてなかったとおっしゃるじゃないですか、たまに。
だから、その視点から見たら、われわれって陰謀論者なんだなってちょっと思って。
いや、それはあると思う。
なんか、特に山口さんは陰謀論向き。
私、そういう人好きなんですけど、100%信じて話してるから、自分の発言を。
信じて話してるっていうか、そう本当に思ってるんだろうなっていう。
それ。
いや、私もそういう人間やし、なんか私の考えでは、そのほうが摩擦が起こるから、気づきが多いって私は思うタイプなんですよ。
かもなく不可もない言葉やったら、摩擦は起こらないけど、気づきがないから、私はその、だから自分が不確かやなって思ってることでも、結構その口に出すときは、そう思って口に出そうと私は思ってるんですよ。
なんか多分、コミュニケーション的にはちょっと三角やと思うんですけど、そのほうが意見がちゃんと、なんか意見がぶつかるっていうことは私にとってはすごいプラスのことなんですよ。
気づきがあるという意味で。
でもそのプラスを生むためにはぶつかる必要があるから、そのためにはちゃんと早い球を投げる必要があって、それが自分の発言を信じるってことだと思ってて。
だから多分陰謀論好きな人も、友達とかにもいるんですけど、めっちゃ真顔でしゃべってくるから。
しかもなんか、なんで知らないの?みたいなテンションでしゃべってくるから。
知らないこっちが本当におかしいのかなっていうぐらいの、今すぐネットで調べてみて出てくるからみたいな。
で、本番に出てくるんですよ。どうなってんの?と思って。
どこまでが本当なの?と思って。
もう全部本当なの?と思って。
いや、認めたくないんですけど、彼らが陰謀論飾ってる時に流れてる快楽の種類と、僕が映画の快楽喋ってる時の快楽の種類、ほぼ一緒だと思うんですよ。
ただ、明確に僕が譲らんせんもあって、陰謀論めいた映画解釈っていうのも存在してるんですよ。
これ、僕の主観でしかない線引きかもしれないんですけど、やっぱその、譲れない一線があって、そっから先は陰謀論だよっていうのがあるんですよね。
その線は僕の中では明確で、映画のテーマに関係ない謎解きは陰謀論めいてくると思ってて、それは意味ないよって僕は思うんですよ。
1:09:00
意味ないというか、その謎解きを目的化してるなって思うんですよね。
ああ、なんかそれわかるかな。
僕が映画の解釈をしてるのって、自分の人生にその意味を取り込みたいからなんですよ。
例えば、ロッキーって人生のメタファーだよねって言ったら、やっぱりロッキーが戦うかのように自分も生きたいよなっていう、その自分も生きたいよなっていうのを取り込むとこが目的なんですけど、
これにはこういう意味があってねっていう、それを答え合わせするかのようにするっていうのは僕は好きじゃなくって、僕の中ではそれが陰謀論なんですよね。
なんか自分のいい答えがこの世界にあって、それを読み解いて、それ自体が意味があるというか、自分がそれを読み解いたということが自分の人生の意味になるということが陰謀論だなと思って。
それをやってるのが、アンダー・ザ・シルバーレイクなんですよ。
やっぱ出てきましたね。
そうなんですよ。確かに本当にそういうテーマとあんまり関係なくない?みたいな謎解きは確かに僕も興味ないなっていうのが確かにあるというか、そこはやっぱりなんか陰謀論者と自分と過労死で分けているラインか、過労死でぐらいですよ、過労死で。
ぐらいなどかなっていう。謎解きしてる自分がすごいみたいなところに入ってくるじゃないですか。
陰謀論者ってやっぱり他の人が見えてないものを見ている自分が偉いみたいな。他の人が知らないものに気づいている自分すごいみたいなのにちょっと気欠しがちっていうのはあるよなっていうのはちょっとあって、そこも一個要因あるよなって思いました。
全員が全員とは言いませんけど陰謀論者。
そうですね。
でもなんか結構私、情弱というかすぐ信じてしまうんで、だから私ね、ちょっと話あれなんですけど福田村事件見たときに、
自分って絶対こういうデマに惑わされる人間やな、真っ先にって思ったんですよ。
めちゃくちゃ自覚があって、だから自分がそういう人間だっていう自覚を持って気をつけようと思ったんですけど、
でも確かにそのときに彼らって結構科学使ってくるんですよ、確かに。
そうなんですよね。
それを嘘じゃないけど言い方を変えるとそう聞こえるみたいな。
で、そういう科学とか弱い文系野郎からしたら、そうなのってなるじゃないですか。
気をつけようって思いました。
一応研究をやってた身として思うことがあれですけど、科学ってなんとなく自分はマジックに似てるなと思っていて、
中身知る前は、あ、すごい魔法だって思うんですよ。
確かにその経緯にすごく引っ張られるというか、その襲みつきがあれば大丈夫だなって思うようになるんですけど、
内側に入ってみるとめちゃくちゃ裏で頑張って、
ああしてこうしてやってるし、結局現実の解釈を頑張ってこねてるっていうものなんですよ。
1:12:03
で、なんかマジックもマジックで、単に知るとこれまで魔法に見えてたものが、
あ、この人技術うまいんだなるじゃないですか。
あ、この人こうしてるから見えづらいんだ、なるほどねとか、
なんかもう今、自分にとっては科学はもうそういうものになってしまったので、
科学的って言われても何の効力もねえなっていうか、
っていうぐらいになっちゃったんですけど、
なんか科学って結局信じることじゃなくて疑うことが本質にあるってよく言われるんですけど、
なので科学的に証明されているはあんまり正しくない言い方で、
科学的に言うならこう解釈するのが妥当がギリギリセーフなレベルかなと思って、
あるいはこの仮説が有力というか、
なんかそれ以上のものは実はあんまり科学的ではないのではっていうのはちょっと思ったりはします。
みなさん一酸化二水素のジョークってご存知ですか?
知らないです。
多分初耳かもしれない。
一酸化二水素は世界中で膨大な人間を毎年死にいたらしめてるんですよね。
そしてすべての犯罪者は一酸化二水素を口にしてるんですよ。
恐ろしい物質なんですよね。
それだけ聞いたら一酸化二水素ってこの世にない方がいいものって感じしませんか?
山口さんが怖いしか思えなくなってきた。
いきなりこう、え?何?って。
なんか山口さんの画質も怖いちょっと。
これって一酸化二水素のこの話ってよく起源の例として挙げられるんですけど、
一酸化二水素って水のことなんですよ。
水素原子2つと酸素原子1つがくっついてできてるもので水のことなんですよ。
でもその事実を意図的に抜き出すと恐ろしい物質に見えてくるんですよね。
科学的っていう表現はそれをやることだと思うんですよ。
さっきの言ったことって科学的に間違ってることは言ってないんですけど、
じゃあそれをそういう意図を持たせて、これを科学的っていうことって科学的なんですかねっていう。
なんかすごい科学的という概念を疑うのにすげー理解しやすい話だなぁと思ってすごい印象残ってるんですけどね。
それめちゃくちゃいい例ですね。
あとは陰謀論者の方とちょっと話したんですけど、陰謀論者っていい人多いんですよ。
正確に言うと悪い人ってそもそもそんなにいない。
本人の性分の善悪と陰謀論者であるかそうでないかっていうのは別問題としてあって、
1:15:02
大抵の人は踏んでほしくない一酸を超えられない限りはいい人なんですよね。
だから多分僕その人と例えば政治の話とかしたらバッチバチにぶつかってたと思うんですけど、
ほがらかな話する限りだといい人だなっていうコミュニケーションを取れるっていう。
そこも分かっていた方がいいかなというか、陰謀論者が悪なわけではないんですよ。
しかも結構楽しいですね、陰謀論聞いてるの。話として聞いてると。
もうちょっと前は陰謀論って結構カジュアルに楽しく、楽しんでた時ありませんでした?みたいなぐらいだと思うんですけど、
フリーメイソンがどうたらとか、ロツウェル事件がどうとかみたいな話とかって、むしろよく映画とかでも出てきてわくわくするじゃないですか。
いつの間にか気軽に楽しめなくなったというか、しゃりにならない人が結構増えてきたみたいな。
ジョークを真に受けちゃってるみたいな人がちょっと増えてきた感が強くて、どうもなんかあんまり陰謀論が楽しめなくなったっていうところはあります。
確かに20年前とか、セキルバーグさんってなんかいましたよね、芸人さんで。
確かに中学校時代とかその人の都市伝説の本3冊ぐらいをみんなで回し読みしたりして、そのぐらいなんかブームになってた。
でもあの頃はなんかやっぱり娯楽の一つでしたもんね。
でも陰謀論どこまでが嘘かわからんくなってきた。
だってなんか陰謀論ですって言って聞いたことだから全部本当だった気がします。
ドックフェラー財団とか、本当にいたもん。
ドックフェラー財団って陰謀論なの?
そもそも知らないよ。
彼らが世界を牛耳ってるって聞いた。手にチップを埋め込んでるし。
ロックフェラーだけどね、まあいいや。
まあまあ、ちょっとなんか話が機能臭くなってしまった。すみません。
ちょっとだけカジュアルめの話もさせてください。
今ネットフリックスで実写版ワンピース見てるんですよ。
私も見ましたちょっと。
見ました?
1話ぐらい。
どうでした?
結構面白かった。
結構面白いですよね。
めっちゃ適当に作ってるんですよ。
それが良くないですか?
適当?何をもって適当と言ってるかちょっと僕あんまりきっときてないですけど。
ほんまですか?なんか何やろ、いい意味で凝ってないというか。
私は結構その適当さがいいなと思って。
すっげー気合い入れて作ってるとかじゃない感じがいいなと思って。
美術はお金かかってると思いますけどね。
ほんまですか?
私は結構適当な感じのノリでやってると思ってしまってます。
1:18:03
なるほど。
話はね、まあまあ穴はあるというか。
もともと漫画のものをさらに間端折りまくって話にしてるので。
穴はあるんですけど。
なんかね、僕ワンピースを実写にするっていうことを言いさじ加減でやってくれてるっていうこと自体が嬉しくて。
見てて楽しいんですけど。
例えば漫画的なツッコミとかリアクションとか当然ないんですよ。
冷静にツッコムとかになってて。
漫画やったらしんどくないけど、アニメでもちょっとしんどいんですよね。
あのノリ。
わかります。
でもそれが実写になってそれって成立しないよねっていうのをちゃんとやってるっていう。
まあそんだけでもめちゃくちゃ見れたものになるし。
あと話の再構築が上手いなと思ってて。
ワンピースって1話でルフィのオリジン一旦全部やり切るじゃないですか。
なぜ彼が麦わら帽子をかぶっててとかっていう理由一旦全部やり切るじゃないですか。
でも割と小出しするんですよね。
例えばバギーとの戦いってバギーってシャンクスと因縁があるからその麦わら帽子に反応するんですけど
バギーと戦う時にそのシャンクスとの麦わら帽子の逸話を階層で掘り下げるとかっていう風にしたりとか
あとウソップの村に行った時に船をもらうじゃないですか。
カヤからゴーイングメディゴをもらうじゃないですか。
そのタイミングでゾロの和道一文字っていう刀の逸話を掘り下げるんですよね。階層で。
ゾロの幼馴染のクイーナから引き継いでるもの。
クイーナから引き継いでゾロが目標を達成するものとしてもらうんですけど
そのタイミングでカヤからゴーイングメディゴをもらうって話が重なったりとかっていうのがね
そのタイミングで階層するっていうのがすごく上手かったりはしてるんですよ。
いいですね。いい再構築っていうか法案の仕方って感じが聞いてるだけから伝わってきました。
あと海賊が怖くて汚い。
結構これは大事というか
漫画の海賊ちょっとそこまで海賊っていう属性自体はそんなに怖さではないんですけど
やっぱり西洋の人にとって海賊ってやっぱそういうものなんだなっていうのがあって
そこがねいいなっていう。ちゃんとこいつらは暴力の存在なんだぞっていうのが分かる。
反社会的な存在なんだぞっていうのが分かるっていうのが分かって
そのワンピースで読んでて気になるルフィが追っかけてる海賊っていう目標って
1:21:06
悪なんじゃねえよっていうの。それがちゃんと分かるというか
そのルフィのイレギュラーさもやっぱそこでより分かるんですよね。
とんでもねえ悪党どもの中でやっぱちょっとこいつ違うんだなっていうのが
暴力性とか汚さの違いで分かるっていう。
なんかそういうのもいいなと思って普通に楽しんでます。
本作ネットフリックス世界第一位取ったりとか成功したと言っていいと思うんですけど
漫画原作実写映像作品の成功の要因って
この番組でも漫画原作映画の話したりとかで話題に挙げたこともありましたけど
今回で言うとやっぱ原作の尾田先生がガッツリ口出しして
かつやっぱ主役の役者さんにお墨付き与えたりとか
太古版をしてるんですよね。そこがすごい大事だっていう。
クオリティコントロールしてるしかつちゃんとその白画をされてるというか
これまでの漫画原作実写映画でよくあったのが
ファンダムがマイナスの土壌を作っても楽しめない空気になってるってよくあったと思うんですよ。
よくありますね。
それってやっぱり原作者が関わってない。
クオリティも保証されてないし、このまま私が許可を出しました。
だからこんなの原作じゃないとか言わせないぞっていうのがないんですよね。
こんなの原作に反してる、こんなの許せないってさせないっていう
そういう部分の先回りが効いてるなと思って。
だからこんなの実写ワンピースとかありえないバーっていうのを言った方がバカ扱いされるんですよ。
なるほどね。
なんでルフィがラテン系の人間なんだよって。
大田先生の中でルフィってブラジル人のイメージなんですよねっていうのがもう出されてるんですよね。
発言として。
言った方がバカを見るんですよ。
そういうネガティブな情報が蔓延することを妨害する処置がちゃんと取られてるんですよね。
確かに。
これが本当に大事というか
この作品を面白くなくしてるのファンでしょみたいな事態が起きないっていう。
そこが結構大きいなと思って。
もしこれで実際に大田先生が制作の段階で意見出して方向修正がなされてたとしても
大田先生が顔を貸すみたいなことが行われてなかったら
少なくとも日本ではボコボコに言う人もいたんだろうなと思うんですけど
そういう人に対してちゃんと潰してあるから
なるほどなってこれからのコンテンツマーケティングってこういうことなんだなっていう
モデルケースになってるような気はするんです。
1:24:02
ただそこまでやれる原作者が大田先生以外にいるのかっていうのと
そこまでさせてくれる原作がONE PIECE以外にあるのかっていう
大きな問題あるんですけどね。
そうですよね。そこまでできるのかっていうのは
確かONE PIECE今回のドラマ作ってるところのスタジオってあれと一緒なんですよね。
実写版のカーボーイビブアップも同じとこだったはずなんですけど
あそこと?そうなんですね。
別に実写版のカーボーイビブアップはそんな悪い作品だと思ってなかったんですけど
あれって残念ながらシーズンまで打ち切りになっちゃってるし
なんかここそんな差があるんかなっていうのはめっちゃ気になったんですよね。
それもネットフリックだったんですか?
カーボーイビブアップもそうだよね。
別にあれもそんな悪い作品では別にないと思っていたんですけど
なんかでもやっぱそういうマーケティングというか
あれってどうだったっけなみたいな
原作のあれはどうだったっけみたいなのがめっちゃ気になってしまったというか。
確かに今回あんまり
漫画原作ファンの実写化映画で一番厳しいのって
ビジュアルに対する批判が厳しいイメージがあるんですけど
今回そんなのないですもんね、全然。
ないです。
だって私的にビジュアルが完璧だったジョジョですら穴叩かれてたのに
なぜなんだって思うんですよ。
確かに。ジョジョのビジュアルは別に悪くなかったはずなんだけどなって思ってたので。
話もなんかそのまんまやってるから普通におもろかったんだなと思って。
確かに。
何の違いなんですかね。
本当に原作者が関わってるからっていうのもあるかもしれないですけど。
空気でしょうね。叩く空気だったか。ジョジョの映画は。
絶対ミイケが監督してたからやろって思いますけど
ミイケの実写化作に叩いていいって思ってるやろみたいな。
いや、ジョジョファンの大部分ミイケたかしに興味ないと思いますよ。
あ、ほんまですか。ジョジョファンはどうなんだろう。
でもなんかこうやって一人一人聞いてたら私の周りみんな大手派やのに
世間はどこにいるんだって思いました。ほんまに。
怖いですよね。世間って概念。そんな人間存在しないのに。
なんかちょっと何これ福田村事件みたいな話してますね。
確かに。
あれ?
はい、まあそんな感じです。
ごめんなさい。時間が全然あれなんですけど。
全然喋ったんで大丈夫です。
大丈夫ですか?
はい、大した緊急もないんで。
はい、わかりました。
じゃあまあ、いつにもまして取り留めなかった気がするけど
そんな感じで終わっておきましょうか。
はい。
じゃあ、次回どうしましょう。
次回ね。
福田村事件僕見に行けば話せるって感じですよね。
そうですね。
狼の家も、もう次回は僕絶対見るぞっていう覚悟で挑んでますけど。
なるほど。
結構同じ。
1:27:00
私、狼の家結構難しかったです。
あ、本当ですか?
まあ、全然ありですけど。
え、でもこれにディグニーナとか掘り下げたらもう結構偉いことになるんですけどね。
偉いことになります。正直偉いことになります。
まあ、狼の家にしろ福田村事件にしろ
どっちもなんかベースとなる知識めっちゃいるよなみたいな。
そうですね。
あった事件とかの話とか結構いるよなってありますよね。
それ抜きに語るのは結構難しい2作ではあるかもしれないですね。
どうします?
決めるか決めずにいるかどうしましょうかね。
そうっすね。
それか、その2本を語るっていうのは
やってみます?
やってみます?
その1本で取り上げたら結構な時間を取って喋ったりするから結構大変やったりするんかなって思って。
まあ、でもどっちも重たいから一緒か。
どっちも重たいから一緒かな。
ももとさんの種類は違う気がするので。
まだ喋りやすいのは福田村事件の方かなとは思います。
まだ。
まあ、そうですね。
なんか歴史とか文化的なところが自分たちに近いから話しやすいのはあるかもしれない。
もうちょっと引き寄せて田舎っていう切り口でも喋れますしね。
あとまあ、敗役の話とか。
そうですね。結構今回豪華ですもんね。
めちゃくちゃ豪華ですよね。
今週こちらでも予定をつけて早めに予約を取ってみています。
福田村で行きましょうか、じゃあ。
行きますか、とりあえず。
行きますか。
じゃあ次回、福田村事件で行きたいと思います。
はい、お知らせになります。
9月も映画南下すぎる場を開催予定です。
場所は大阪の南森町週刊曲がり。
9月30日土曜日19時オープン、23時クローズとなっております。
またこの番組ではお便りを募集中です。
番組全体や次回テーマへの感想など、ご自由にお送りください。
バーの新情報、番組次回テーマは、
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はい、それでは映画南下すぎるラジオ第132回、フリートークですね。
の回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さようなら。