で、ちょっと話してない、それこそ今週お二人見たかもしれないなって思う映画で一本、ブゴニアはちょっと話しておきたいんですけど。
ブゴニアね、見ましたよ。
ご覧になられました。
僕は見ました、ブゴニア。
僕見てないです。どうぞ。
多分予告編見てたら分かる通りというか、陰謀論者が突然女性のCEOを、製薬会社のCEOを突然誘拐して、お前は宇宙人だとかって言うって結構コロナ禍の頃にあったような陰謀論的なストーリーが最初描かれるんですよね。
なんていうか、そこはヨルゴスランティモスなんで、結構ずっと閉じられた部屋の中での話なんですよ。監禁された女性とジェシー・プレモンス演じる陰謀論者との対話になっていくんですけど。
なんていうんですかね、まあとにかくラストですよねっていう。
はいはいはい、ラストですね。
このための絵、何ていうか、2時間かっていう感じというか。
ヨルゴスランティモスの映画っていつも見終わった後の独特の独語感が印象的かなって思っていて、今作はそれが特にそうだなっていう感じがしたというか。
なんていうんですかね、こんなに人類に優しい終末ものがあるんだって思ったっていうか。
はいはいはいはい。
なんかそういう感じの映画だったなと思って。
なんていうか、途中、正直つまり話を追えないところ多々あったんですけど、今これ誰が何の話してんだっけこれっていうところ多々あったんですけど、ただ最後の最後まで見るとなぜか満足感はあるっていう。
めちゃくちゃ不思議だけど、独語感独特って思いながらしっかり変えれる、見たことないもの見れるっていう意味では結構面白かったなと思ってます。
なるほどなー。
すごい、僕もね見たのでちょっとだけ話しますけど、やっぱりちょっとね、エディントンへようこそとやっぱり連なるものを、ここ連続で見ているなって感じはすごいしましたねっていう。
だし、やっぱりなんかじゃあ、いわゆる陰謀論を言っているやつ、ジェシー・プレモンスが、なんかもうどうしようもないやつなのかっていうと、そうでもない部分あるよなっていう、なんかそれやむにやまれぬ事情あるじゃん、彼にも。
っていうのとかもやっぱあって、でもそこずっと平行線でっていうのがね、もうちょっとエディントンでようこそでも描かれたことだし、そこからね、あらよあらよと展開していく中で結局、えーって、それーってなるっていうのがね、ちょっとだけもしかしてそうかってちょっと思ってたんですけど。
なんか絶妙になんかちょっとずらされたから違うかなー、どうかなー、あ、やっぱそっちーみたいなね、ちょっとやっぱ2点3点反る感じがね、すごいね、面白いっていう感じでしたね。
ずっと見据えられてるんで、さすがにそうじゃなきゃ話しつかんよなと思いつつって感じですよね。
そうそうそう、これでちょっとね違ったらお前マジで、あの、何の話したかったの?みたいな感じになっちゃうとこあったので、なんかああいうラストを用意するっていうのは、まあそれはやっぱ、なんかまあ元ね、原作はある映画ですけど、好きそうな終わり方ですよね、ランティモスとか、好きそうな終わり方だなというふうにやっぱ思いましたよね。
あの、見てない身から話を聞いててよく分からないんですよね。
そうですよね。
あのね、この映画ね、見てない人に話すの超むずいんですよ、マジで。
むずいしね、ちょっとやっぱ、ちょっとでも踏み込んだら、もうなんかネタが割れるって言ったらいいですかね。
てか、そんなにむずい話じゃないというか。
そうなんですよね。
ネタバレのそのバレの部分だけの映画みたいな感じではあるので、正直。
ただそのバレた後の描写というか、ああそうなりますかってところが、なんかもう清々しいというか。
なるほどね、あれ、あの一連のあれが好きだったわけですねっていう、僕は分かるので。
僕結構好きでした、あれ。
なるほどなるほど。
うん。
あれは確かにね、僕は大変バカバカしくていいようにと思いましたけど。
なんかそこに行き着くための映画なので、そういう意味では見た人にしか喋れないっていう、もどかしさもありながら。
でもまあ、しっかりと面白いものを見たなっていう感じがある。
まあでも、哀れみの山椒に近いような感じもするんですけど。
あのテイストでもう一作作った感はちょっとあるなと思いながら。
うんうん。
でも面白かったです。
うんうん。
ちょっと行けたら行きます。
はい。
ぜひぜひ。
あともう一個だけ話したいやつあったんで話してもいいですか。
すいません。
どうぞどうぞもう。
3週間分溜まってるんで本当にすみません。
いやいやいや、もう喋ってください喋ってください。
あの、これ映画じゃないんですけど、演劇を見まして。
はい。
ここ最近ちょっと演劇、関東に住んでるんだったらちょっと見てみるのもありかなと思ってちょこちょこ見に行き始めてるんですけど、
加藤拓哉さんで映画館とかのホツレルとかの映画撮られてる方いらっしゃるじゃないですか。
はいはいはい。
代表作だと。
はい。
で、あの方って基本実は舞台の劇作家さんなんですよね。
そうですよね、確かそうでしたよね。
で、その方の新作が東京の方で東京芸術劇場でやるっていうのを偶然チラして見かけたんで、ちょっと見に行ってみようかなと思って見に行ったんですよ。
景色のいい観光地っていう劇なんですけど、舞台が箱根のお茶を出してる喫茶店みたいな場所。
で、ホツレルでイヤミッタらしい旦那さんを演じていた方。
はいはいはい。
あの方がある意味主役的な感じで出てくるんですけど、あの方がそのお店の店主なんですよ。
で、もう一人隣で一緒にビジネスを営んでる方が、男性二人がいて、で、基本その二人がこっそり楽しんでることがあると。
うん。
それはベニテングだけとか、そういういわゆる猛毒と言われてるものを死なない程度に食べるっていう。
ほー。
毒があるものって実はめちゃくちゃうまいんじゃないかっていう話。
はー。
で、それがちょっとしたきっかけで、お客さんにめちゃくちゃうまいらしいんで出そうよ出そうよってもう片方は言ってるんですけど、
その、お連れで旦那さん演じたら彼の方は、いや、これそんな要法要理を守んないと危ないからさ、みたいな感じで出さないっていうこう繰り広げてるんですけど、
あるタイミングでつい出しちゃって、で、めちゃくちゃ評判になって、で、そこからお店が繁盛するっていう話ではあるんですけど。
うん。
その、毒っていうものの捉え方というか、毒は実はうまいんじゃないかっていう。
うん。
それってメタファーでもあるし、何にでも通用することだなっていう。
うん。
だからそれを本当にいろんなたとえを使って、例えばもう一人のビジネスパートナーの人が神経師なんですけど、
うん。
神経師って針を打つっていう、ある意味体には毒みたいなことをするけど、それによって血管がそこに申請されて、これが治るとか。
うん。
っていうことじゃないですか。
だから世の中はその毒と薬のちょうど間みたいなところをやってるんだっていう話があったりとか。
うん。
あとは、そもそも毒のあるフグとかそういったものを最初に食べた人がいるわけじゃないですかっていう。
はいはい。
で、こういう探検の中で結局我々の文明はあるんだっていう話が出てきたりする。
ちなみにこれ最後とんでもないことになってるんですけど、反論書。
うん。
なんかね、そういうその毒と薬というか、毒がもたらす何か快楽みたいなものとの、それを単純にお話として消化してるような話で。
確かにこれ、映画でやるとちょっと哲学的すぎるというか。
テーマとして飲み込みづらさがあるなと思いつつ。
うん。
劇っていう形で、限られた空間の中でそれが繰り広げられると案外飲み込めるし、こうそういう形でしか表現できない表現方法とかも割と多々出てくるような演劇だったので。
ああそうか、この人の本場というか、本当の舞台はこういう形なんだっていうのを味わえてめちゃくちゃ楽しかったです。
へー。
いや、そうなんです。確かに演劇の方から来た方で、映画監督とか映画に関わる方ってよくいらっしゃると思うんですけど、
その求められる演技のテンション全然違うと思うんですよ。
映画だと拾えるし、観客側もキャッチできる。演技の微細さって舞台だとできないじゃないですか。
はいはい。
デフォルメしないと伝わらないから、だから基本演劇とか舞台とかって演技も多少目が荒くなるっていうと言葉ちょっと違うかもしれないですけど、
大げさ気味になるし、話の作りもちょっと繊細すぎない感じになるというか、見たニュアンスが繊細すぎない感じになるけど、
その分、なんかいいなことを飲み込みやすかったりするなと思うんですよね。演劇とか舞台って。
へー。
なんか、おもろいですね。
結構個人的に加藤監督の映画って、割と女性の物語を中心にされてることがこれまで多いような気がしていて、
フツレルもそうで、その前の私は大人も多分そうかなって気がしていて、
ちなみにこれ、妻と話すと妻はそこが嫌いなところだっていうことをよく言ってるんですけど、
女性が何か男性によって傷つけられることで成長してよかったねみたいな感じで描くのを本当に嫌いってよく言ってるんですけど。
それはなんかね、思い当たる映画が僕はありますけどね。
マリオンさんはそうでしょうね。
この後その話出そうだからまあいいや。
ただ、それって多分映画という媒体にするときに、多分加藤監督なりに社会性みたいなものを打ち出そうとしてるような気がちょっとしていて、
多分演劇っていう場所になるとお客さんも数少ないし、
社会性をある程度限ってもう少し個人の内側とか内面みたいなところを描いた方がより多分伝わるっていうところがあるのかな。
まさか今回の景色のいい観光地という劇の中ではそういう要素が本当に一切なかったんですよ。
結構だから誤解してたというか、映画だけ見てたら結構そこに関心がある方なのかなっていう気がちょっとしてたんですけど、
あ、そっか、映画だからそういうテーマをあえて選んでいる。もちろん議論になることも含めてだと思うんですが、
っていうことなんだなってことを改めて知れたので、そこはちょっと自分の偏見が一個解けた感じがするというか。
すごい良かったなと思いました。