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あ、あ、テステス。マイクテス。ちょっと近づけるか。マイクテス。
じゃあちょっと、今日はちょっと、さんぽじゃないんですけども、
映画の概要と背景
あの、映画を見てきたので、その映画の感想を話したいなと思います。
ちょっとまず、映画のストーリーっていうか、外訳を説明して、その後ネタバレありで喋っていくので、
途中で、ここから先はやめてねっていうのを言います。あのネタバレあるよっていうのを言いますので、
気になる人は、そこで止めてもいいし、最後まで聞いても大丈夫です。ではちょっと、概略から話そうかなと思うんですが、
今日おすすめしたいのが、
教皇選挙でございます。3月20日、20日ですね、から公開中の映画でして、
知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとそのサイトを今見ているので、そのサイトにあるイントロダクションをちょっと読み上げたいと思います。
カトリック教会の総本山、バチカンのトップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙、コンクラーベは、世界中がカタズを飲んで注目する一大イベントだ。
ところが、外部の介入や圧力を徹底的に遮断する選挙の舞台裏は、ほんの一握りの関係者以外知る余地もない。
この完全なる秘密主義のベールに覆われた選挙戦の内幕を描くのが映画、教皇選挙である。
聖職者が政治家に見えてくるほど鮮烈なパワーゲーム、投票を重ねるために目まぐるしく変わる情勢、そして息を呑む急展開のサプライズ。
政治的分断が深刻化していく現代社会の祝図のような選挙戦の行方は、悲劇か、それとも新たな時代の希望を手繰り寄せるのか。
新たなる観客の好奇心を刺激しながら、先読みを一切許さないストーリー展開で魅了する。超一級のミステリーがついにその金を解く。
と、以上でございます。これイントロダクションだからストーリーじゃないわ。
ストーリーもあるんですけど、ざっくり言いますと、教皇が亡くなってしまい、新しい教皇を決めるために教皇のその次の、多分カトリック内の偉い人ですね、
数奇教という人たちがいっぱいいるんですけども、その中から選挙で教皇を決めようという話をするんですね。
で、いろいろパワーゲームとかがあったりして、その内容を描くという感じでございます。
はい、あのね、この映画がどういうタイプの映画をある程度喋った時点で、ある程度そのネタバレになってしまうので、
ここから先はガンガンネタバレありで喋らせていただきます。
ここら辺でちょっと気になってきたなって思った人は、サイトのトップページぐらいまでを見て、あとはそのまま映画館に突入してください。
ということでここからネタバレありで喋ります。
もういない?もういないよね。じゃあここからネタバレありだよ。
ネタバレとキャストの評価
この教皇選挙っていうやつ、Twitter、もともと知ってはいたんですけども、俳優がね、レイフファインズっていう有名なボルデモード卿とかやってる人なんですけど、
とかの俳優で、ちょっと気になってはいたんですけども、Twitterで結構良かった、面白かったっていう、
解説があって、コメントとかがあって、ちょっと見ようと思ったやつです。
なんか、最初知った時は、なんかこう、信仰とは、みたいな、キリスト教とは、みたいな話になってくるのかなと思ってるんですけど、
実際開いてみたらこれ、コンクラブじゃなくてもいい設定なんですよね。
ジャンルとしては、ミステリー。サスペンスはそんなないな。ミステリーかな?系の話なので、
なんかこれ、他の王様を決める会とか、なんかそういうのでもいいかなって思うようなやつでございます。
だからなんかこう、日本人も結構受けやすいというか、読みやすいんじゃないかな、みたいな感じの内容でしたね。
で、この映画、いろいろ言いたいことはあるんですけど、良かったところから言いますね。
良かったことは、そうね、画面構成かな。
数奇鏡になっている人たちは、得意な衣装を着て、それが真っ赤だったり真っ黒だったり、なんかいろんな格好をしてるんですけども、
それとこのイタリアの背景、ここのその対比がすごく美しくて、綺麗でしたね。
で、その他なんかいろいろ、なんか光の入れ方とか、暗闇の描き方とか、なんかそういう描き方がね、一個一個綺麗なんですよね。
だからこう、出てくるのはおじさんばっかりなんですけども、なんか画面が飽きないというか、飽きない画面でしたね。
結構こう、グッて見たくなるような良い映像だったと思います。
あと演技ね、演技良かったですね。
主人公は選挙を取り仕切る選挙委員長みたいな感じのポジションの人なんですけど、
このレイフファイングさんは元から良い名優だっていうのは知ってたんですけど、
まぁやっぱいいですね、いいですね。
この人は確か今ちょっとウィキペディア見てるんですけど、もともとそのイギリスの俳優だよなーっていうのを思いながらこう、
イタリア語をちょいちょい喋ってるのがなんか、こいつイギリス、イギリスというかイングランドの人なんだけどなーっていうのは思いながらずっと見てたんですけども、
まぁちょっとそれも似合ってましたね。いやー、いい演技でした。
あの、イタリア…違う、あれラテン語喋ってるのかな?
英語ではないということだけはわかるんですけど、ちょっと何語喋ってるのかわからないですが、
それの発音とかがその現地の人から見たらどのくらい発音いいのかちょっと気になりますね。
で、あとね、他の人たちの癖のある人たちですね。
あの、太鼓場の人たちの演技もとても良かったですね。
特にあのイタリア語でブチ切れてたおじさん、なんていう名前なんだろう、あの人の俳優の名前。
あの人のね、イタリア語の高速ブチ切れセリフ、あれ良かったんだよな。
あの俳優さんなんて名前なんだろう、覚えとこう。
テレスコ、テレスコさん。テレスコさんは一体なんだ。
テ、テディスコみたいな発音だったな。
テディスコ。
テレスコ数奇郷セルジオカステリート。
いや、やっぱりあれイタリアローマ出身の俳優だったみたいですね。
まあじゃないと、あのイタリア語の高速ブチ切れは発音できないでしょう。
こちらも結構芸力の長い俳優さんなんだね。
いや、良い発音だったわ、本当に。
イタリア人が出てくる映画は、ああいうセリフがあるの良いね。
バキバキのイタリア人は2人ぐらいしかいないのか、この。
カルロスティエスさんは、まだ芸力浅いんだね。
へー。
なかなかね、俳優のチョイス、俳優が…
あの画面がおじさんばっかりになるから、
顔とか体格が明らかに違う人たちをガンガン入れてるんだろうなっていうのはわかるんですけど。
いや、良い俳優でしたよ。演技もみんな良かった。
アデイエミ数奇郷。
ルシアン・ムサマティさん。
この人の行き振りはないの?
まあなんか、有名俳優ガンガン入れるんじゃなくて、
有名俳優をちょいちょいと入れつつも、全体的に良かったかなっていう感じですね。
ストーリーの感想
で、ストーリーの方ですよ。
ストーリーね、私からするとだよ。
これ、異論ありでいいです。
私からすると正直、超面白いミステリーっていう感じではないな。
なんか、だろうなー、みたいな形の展開。
私からするとちょっと見えてる。
いやでも、変に小説とか映画慣れしてる私が見てるからなんだろうけど。
そこまで面白くなかったな。
ある程度見えてた、この展開。
で、その最後の最終決着、要するに曲を決めるところまで映画は続くんですけど。
そこがね、現実離れしてるんだよな。
なんか、はい、はい、みたいな。
でも、実際なんかこう、蠢のシュート返したおじさんたちがこう、
すがりついてそれを選んでしまうっていうのも見えなくもないし。
まぁちょっとね、最後の方は、私は演劇を見てるんだろうなっていう感じがプンプンする、そういう展開ではありましたね。
もう少し、人物をもう一人減らして、もう少しひねりがあってもよかったな。
その、まず気になるところとしては、主人公がどういうやつかわかんないんですよ。
いいやつなのか悪いやつなのか、小市民なのか。
ある程度、まあ、中間管理職のご役人だっていうのはわかるんですけど、
一人減らしてそっちの主人公の背景とかを、もう少し深掘ったほうがよかったんじゃないかなって感じがしますね。
この、私この映画を見ててよかったのは、主人公のこの心の動き。
自分は管理職だって思ってるところと、
それでも、自分はこっちの主義があったりとか、自分には友達がいるとか疑いとか、
あとは野心ですね。
とか、あとはそれをちょっとしたイベントでビビって、その怯えて、そのすがりついてしまう感じ?
市民という感じの描き方。
それぞれいいんだけど、それをね、もうちょっとワンテンポ深掘ってもよかったんじゃねえかなって感じがしますね。
私は正直このミステリー、はちゃめちゃ面白いという感じではなかったな。
でも、ある程度面白い。
なんだろうな、あの、このストーリーの複雑さ加減から言うと、正直私東の敬語とかを見てるぐらいのテンションなんですよね。
要するに、エンタメとして面白い。ミステリーとして面白い。人間ドラマもちゃんとある。
トリック、トリック、トリック?
ギミックもなかなかしっかりしてる。
かな?そんな感じよね。
まあでも、良質な映画でしたね。本当に。
あれ収録どうしちゃってるんだろう?撮影現場とかちゃんと抑えた?
いやでも待てよ。
クラペの中のやつはおそらくセット、いや撮影実際したのかな?
したとして、部分は現場を抑えればいいから。
内側のやつはあれ多分撮影スタジオで撮ってるんじゃないかな?
そうなるとそこまで撮影難しくないのか。
なんか、某映画館で見てきたわけなんですけど、席は結構満杯で、結構シニアの、若い方もいらっしゃるんですよ。
シニアのおじさんとかおばさんとかも結構、おじさんが多いかな?
いたような感じの映画でしたね。
あの重厚な感じが興味湧いていろんな人が来たんだと思うんですけども、
ふと思ったんですが、あそこまでやっぱりおじさん?多くの方がいらっしゃってたのは、
あのポスターの効果っていうのもあるんですけど、そもそも最近こういう、
片目で名優が使っててアクション系ではない映画のジャンルっていうのが、
あんまりなかったんじゃないかなっていう感じがしますね。
日本の劇場で多く配給されている映画で、そういった人たちが好きそうなジャンルの映画が今まで少なかったって感じ。
要するに昔007の映画を見てた人、007の映画を見てる人たちじゃないんだけど、
そういった人たちのこのハードボイルドな感じの映画のジャンルが、そもそも少なかったから、
久しぶりのそういうタイプの映画だっていうふうにみんなが判断して来たんじゃないかなと思うんですよね。
なんか、閉心領域とか、ハードすぎるテーマじゃなくて、
そこそこ他人事として見れる面白、エンタメミステリー、ハードボイルド系の映画が、
なかったような気がするんですよね。勝手な。
もしくは元々あったんだけど見てないだけかもしれませんけどね。
かな。そんな感じです。いや、いい映画でしたよ。
いい映画。クオリティは極めて高かった。
だから、総論としてまとめると、クオリティは良くて、映画として2時間丸々楽しめる映画でした。
ただ、脚本っていうところだけで見ると、なんというか、大乱演、大演談というか、
なんか、ちょっと私は、舞台とかで見る、舞台の終わり方っていう形であって、
なんか、ちょっともうひとひねり欲しかったかなって感じです。
ということで、私の感想は以上でございます。
観客の反応と映画の評価
はい。ではまた。