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2023-12-24 1:00:27

そこあに「クリスマスにプレゼントしたい今年のアニメ」特集 #818

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「そこ☆あに」818回目は、『クリスマスにプレゼントしたい今年のアニメ』特集です。ゲストにアニメ評論家の藤津亮太さんをお迎えして、今年発表されたアニメ作品の中からテーマに沿った作品をそれぞれ2本ずつ持ち寄りました。

「クリスマスにプレゼントしたい」ということで、必ずしも今年のアニメベスト2ではないのが今回のテーマ特集のポイントです。贈りたい誰かを思い浮かべて、その対象への願いを込めたプレゼント。皆さんも2023年のアニメを振り返りながら考えてみてください。
今回、挙がった作品は
 『マイ・エレメント』 公式サイト
 『駒田蒸留所へようこそ』 公式サイト
 『BLUE GIANT』 公式サイト
 『オーバーテイク!』 公式サイト
 『アリスとテレスのまぼろし工場』 公式サイト
 『シュガーアップル・フェアリーテイル』 公式サイト でした。

誰がどんな思いからこの作品を選んだかは本編を聞いて確認してみてくださいね。メリークリスマス!(那瀬ひとみ)

■ゲスト:藤津亮太さん X https://x.com/fujitsuryota
■出演:くむP・那瀬ひとみ
■アートワーク:たま
■OP MUSIC by 岩本紗依&小宮亜紀「Fusion」
■ED MUSIC by NASE☆MIKI「そこそこアニメに恋してる!」作曲&編曲 mampuku
00:01
そこあには、HOTCAST WAVEの制作でお送りいたします。
ディープじゃなく、そこそこアニメを語るラジオ、そこあに。
そこあにー。メリークリスマス。はい、クリスマスプレゼントになせが帰ってきたよー。
ちょっと誰かなんか突っ込んでくれ。
はいはいはい。
困るんですけど。
クリスマスだからといって、クリスマスっぽい特集を毎年なんかしようかなとか言いながら、実は意外とできていないんですよね、そこあにね。
そうですね、あんまり季節に合わせないですからね。
そうね、昔はやってたんですけどね、企画特集もね。
多分、もう月末じゃないですか、クリスマス。年末なんですよ。
月末だし年末だし。
そういうタイミングになってくると、最終回が来るし、映画も多いし、
多いですね、企画ね。
めっちゃ増えてる気もするんですけど、それだけじゃなく企画特集をここに持ってくるエネルギーがないわけですよ。
枠が単純にないですね。
枠ないんですね、本当に枠もないということで、今までやってなかったんですけれども、
今回は本当に偶然たまたまいろんな条件が重なりまして、クリスマスの特集になるわけですね。
そうですね。
はい、ということで今日は特別にゲストもお迎えしてやります、今日の特集は。
クリスマスにプレゼントしたい今年のアニメ特集です。
さあ始まりました、今日の特集はクリスマスにプレゼントしたい今年のアニメ特集です。
はい、スペシャルゲストにアニメ評論家の藤津亮太さんをお迎えしています。藤津さん今日はよろしくお願いいたします。
はい、藤津です。よろしくお願いします。大変久しぶりの登場になりますが、よろしくお願いします。
ちょっと今年は藤津さんとのつながりを感じた年でもあったなという気もするんですよね。
特に北朗誕生ゲゲゲの謎でですね。
以前、造感号の方でご出演していただきまして、2021年3月4日に配信しましたアニメと戦争特集の方で出ていただいてるんですけども、
この時にゲゲゲの北朗のお話を聞いてるんですね。
そうですね。
この話がね、本当私北朗見ながら映画、あの話につながると思ってたんですよ。
03:02
今回の脚本を書いた吉野博之さんは、アニメと戦争の第一章で取り上げた8巻の6期の脚本版なんですよ。
なのでめちゃ直結してる感じなんですよね。
あの戦争をしっかり入れてくるみたいなところは。
本も販売されてますし。
配信の方も聞けるんですよね。
そうです。配信の方も聞けますので、より北朗誕生が楽しめるんじゃないかと思います。
ということで、まず今回の企画ですね。
私が藤井さんにぜひゲストに出てもらえないかというご相談をして。
そしてせっかくだからクリスマスにプレゼント。
クリスマスにプレゼントしたいアニメ特集にしませんかと。
クリスマスなんだから、今年を振り返るというだけじゃなくと言われたんですけれども。
これね意外と難しかったです。
僕も言ったはいいけど難しかったですね。
なんでですか?どのあたりが難しいと。
相手を探すのが難しかったかな。
特に2つね、1個ずつではちょっと寂しいから2つにしたわけですけど。
意外にその2つ目が僕は難しかったですね。
そうですね。今回2作品ずつ持ってきたので、6作品紹介することになるわけですけど。
確かに。
今年の振り返りだけれども、自分の中の今年の一番アニメを紹介するわけじゃないわけですよ。
そこなんですよね、ポイントはね。
おすすめしたいけど、他にも面白いのはあるけど、誰かにプレゼントとしておすすめするならこれ、みたいなね、たてつけがあるので。
そうなんです。そこを言われると、このアニメもこのアニメも今だったら紹介したいと思うんだけど、
じゃあプレゼント、誰かにプレゼント、この誰かにも問題なんですよね。
っていうところで考え始めたら、意外と回ってですね、悩むなぁ悩むなぁって結構結論が出ない感じで。
で、その結果が今回の出てきたタイトルになるということになります。
今話しましたように、別にこの作品たちが今年の我々のベストですっていう話ではないということを前提としておきたいと思います。
逆に言うと、でもベストじゃなくても面白いやつですよね。
そうですね。そうじゃないと少なくとも取り上げてはいないということですね。
じゃあ早速、私から1作品目いいですかね。
どうぞどうぞ。
では私があげるクリスマスに送りたいアニメの1つ目は、5歳になる子供と0歳今年生まれたばかりの2人の子供に送りたいマイエレメントをあげたいと思います。
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なんかお二人の話を聞いてて思ったんですけど、私なんか本当に子供がまだ子供なんですよね。
だからなんかクリスマスだし子供にプレゼントしたいなーっていうのがすぐ浮かんだんですけど、
かえってお二人の方が相手を探すのが難しいんだなっていうのをちょっと思いましたね。
難しいですね。でも逆に言うとマイエレメントめちゃくちゃクリスマス感があっていいセレクトだなと思います。
そうですよね。すごいカラフルで見た目にも楽しいし。
ただ今回私も思ったのがクリスマスプレゼントを特に子供にプレゼントするものって子供からのリクエストありきだったりするじゃないですか。
サンタさんに欲しいもの何?みたいなのではなくて、私が送りたいっていうすごい願いの面が強いなと思っていて。
なんかその、それって結構ちょっと悪い言い方すれば押し付けなところにもなりかねないから、
すごく相手のことを思いやるの難しいなっていうのが私の今回の悩みどころだったんですよね。
なんか本当に人にアニメを勧める時って何考えてますか?富士山とか。結構そういうこともお仕事でされますよね。
僕割とだから、もう勧める、基本的に勧めることあんまりないんですよ。
そうなんですね。
自分が面白いと思っているものをあげることはあっても、誰々にお勧めとか普通にお話ししてて何かお勧めありますかって言われたときは、
その時一番流行ってるやつとかを言います。普通に。
なるほど。
好みもわかんないから、今回は逆にちょっと押し付けがましくてもいいんじゃないの?ぐらいのつもりですよね。
そうですよね。
いやなんかこれもまた自分の話にはなるんですけど、
一人目の子育てをしていた時に見たアニメがすごく面白く感じなかった作品が、全然違うタイミングで見たらすごく面白かったりもして、
本当にその人のその時に置かれている状況によって楽しめるかどうかって全然変わるよねと思って。
でもそんな中でも子どもたちがきっと楽しんでくれるだろうなという、
押し付けをしたい作品としてマイエレメントをあげたいなと思ったんですよね。
なんかディズニーアニメって、
私本当にねこの言葉をどう選んだらいいか旦那に相談したぐらい悩んだんですけど、
なんかディズニーアニメって、
今現在社会で流行っている価値観のトレンドで今こういうものだよっていうのを教えてくれるアニメが多い気がしているんですよ。
なんかディズニーアニメに関わらず評価されるアニメとか、
とりわけアメリカのアカデミー賞とかはそういう面も強いのかなとは思うんですけど、ことアニメっていう映像のジャンルにしろ、
09:01
やっぱりそれが強いのはディズニーなのかなっていうふうに思っていて、
なんかそれをすごく強く感じたのが、マイエレメントの話のところで別の作品出しちゃうんですけど、
カーズ3を見た時すごく感動したんですよ。
主人公のワン、ツー、スリーと主人公のマックイーンっていうイケイケのスポーツカーの主人公が、
むしろスリーになってちょっと老害っぽいような存在として描かれていて、
スリーにはイケイケの若者、逆にちょっとドキュンっぽい描かれ方をされているようなキャラクターがスリーには出てきて、
でもそのどっちかを排除したり悪く描くんじゃなくて、
どっちもが歩み寄って行こうっていうストーリーを、
すごくあんなに楽しくストレスを感じない程度に上手く丸め込んでいるのが本当にすごいなと思って。
カーズって私フォルムがあんまり苦手で見てなかったんですけど、
一気に1,2,3と見る機会があって、すごく見てよかったなって思ってるんですよね。
僕1位でもうお腹満腹になっちゃったんで、2位、3位見てないんですけど、見たほうがいいかなって。
ぜひぜひ、すごいよかったです。
トイストーリーもそうですけど、ナンバーを重ねるごとにちゃんとキャラクターも年をとっていくっていうのが、
すごく素敵だなと思いますよね。
今年公開のディズニーアニメのマイエレメント。
ストーリーとしては、本当にポスターを見ていただいた通りなんですけど、
火のエレメントっていう言い方ですね、あの作品では。
火の妖精さんみたいな、火のエレメントのエンバーっていう女の子と、水のエレメントのウェイド。
この火と水のエレメントの2人がお互いに、
恋心みたいなのを芽生えさせていくんですけど、2人はそもそもが相入れない。
水と火だから、触れ合ったら蒸発しちゃうみたいな。
そもそも仲良くなれないみたいな存在なんですよね。
そんな2人がどうやって近づいていけるのかなっていうストーリーなんですけど。
なんかこう、
子供に送るにあたって、ひと水ってすごく見た目的にも分かりやすいし、楽しいし。
あとね、一つ、あ、そうかと思ったのが、この作品に悪者がいないんですよね。
あの私、ちょっとネタバレになるんですけど、
火のエレメントの街に、あの水がいないんですよね。
あの水のエレメントの街に、あの水がいないんですよね。
あの私、ちょっとネタバレになるんですけど、
火のエレメントの街に、あの水が洪水みたいに流れ込むアクシデント、
あれ絶対誰か裏で人引いてると思ったんですけど、そんなことなかったっていうね。
ニコですね。
なんかそういうところも子供にとても勧めやすいし、
火はきっと移民とかそういうのを表しているだろうなとか、水は白人なのかなとか、
ちょっと火のエレメントたちには民族的な風習みたいなのが描かれたりするじゃないですか。
旅立ちでこう、深くお辞儀をするような風習があるんだなとか、
そういうところも何かを表しているなっていうのをすごく感じるので、
12:01
大人になってから、あああれって、ああいうことを表してたんだなっていう暗誘がたくさん込められていて、
親としては子供に、子供の頃に与えておきたい作品の一つなんじゃないかなと思って、
マイエレメントはぜひ選びたいなというふうに思いました。
大変なんか共感するお話ですね。
ありがとうございます。
マイエレメントは本当にシンプルに大事なことを描いているっていう、
アメリカのアニメの王道みたいな感じですよね。
そうですね、こんなお手本なアニメが今でもこんなに面白く描けるんだなっていうのを改めて、
感心してしまいましたね。
欠点というかキャラクターの個性がエレメントの状態に紐づいていて、
火の女の子エンビでしたっけ?エンバー?
エンバーですね。
エンバーは感触持ちっていう欠点なんですよね、火だから。
水の方は涙もろいんですよね。
ただ水は何でも溶かしちゃうんで、共感性が高いっていう、
溶媒化としての性質を反映してたりするので、そういうところが面白いですよね。
そうですね、そこの要素の部分と人間的な性格の部分を上手く組み合わせていて、
主人公が火と水ですけど、植物のエレメントとガスみたいな風のエレメントとかもいて、
本当にキャラクターも豊富で、続きも全然作れそうだなっていう感じがしますよね。
あと単純に映像的にも素晴らしすぎないですか。
美しすぎました、映画館で見て本当に良かったなと思いました。
あれと似ちゃわないかなと思ったら全然違う感じで、
例えばディズニー本体のほうのズートピアとか、要は要素の違う人たちが住んでるっていう意味では、
共存っていう意味では、ズートピアとか、
あとインサイドヘッドですね、要素が違うキャラクターでやるっていうと、
そっちも思い出しましたね。
どっち、ちょっと先行する作品を思わせて大丈夫かなと思ったら、
それがすごいシンプルなラブストーリーの中に、
いろんな要素がちゃんと散りばめられる感じになってたので、
見事なもんだなと思いましたね。
もうディズニープラスでも有料で見られるみたいなので、
ぜひクリスマスに見てみてほしいと思います。
じゃあ次、僕のほうからですね。
那須さんがお子さんに勧めてたんですけど、
僕もですね、僕の息子は来年就職なんで、
その息子に送ろうかなと。
もう押し付けですけどね。
送ろうかなと思っているのが、
駒田上流場へようこそですね。
この番組でも取り上げたことあるみたいですけれど、
PAワークス制作で、吉原正幸監督のオリジナルの脚本です。
上流場の再建を目指している駒田瑠衣という若き女社長と、
それから彼女と一緒にいろんな取材をすることになったウェブメディアの
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記者兼編集の高橋幸太郎という2人の若い者が、
幻のウイスキーの駒というものを再生させようとするというお話なんですが、
いろんなところでもこの作品の話をするときに取り出された通り、
幸太郎が最初かなりやる気ないというか、やる気がないんですよね。
仕事というものに対してちゃんと向き合ってないと言われるんですけど、
なんで息子に起ころうかなと思ったかというと、
これは僕の父が持論で言っていることなんですけど、
適性というのは最初からあるものじゃなくて、
ある仕事をやっているうちに磨かれるというところが多々あるんだという話なんですよね。
どうしても今って、あなたに向いている仕事を探しましょうみたいなところが
強く語られすぎていて、自分の中に動機を探せとかね、
そういうことがあって、もちろんそれはそれでいるんですけど、
実際はちょっとした興味で始めてみて、やっていくうちに、
それが自分の中でちゃんとした仕事になっていくというプロセスだと思うんですよね。
だから向き合う、ちゃんと向き合うみたいなことをやっていて、
これ両方とも女性主人公の方の駒田瑠衣も、
実は美大通っていたオタクな女の子なんですね。
オタクの要素はあんまりはっきりは出てこないですけど、
だけど実家の危機を踏まえて社長を継ぐことにした。
そこからウイスキーの勉強をした。
駒田瑠衣の方も転職して今の会社に潜り込んだんだけど、
やっていくうちに変わっていくということなんで、両方とも転職じゃない。
ただ周りから見るとそれは見えないんですよね。
最初からこれをやるべきように思ってやってるように見えちゃう
っていうところも含めて、ちゃんと仕事と付き合うつもりで
1回はやらないとダメだよねというのを、
もうこれクリスマスプレゼントじゃないですね、お説教なんですけど、
いうことをわかってほしいなと思って、
そういう意味での社会人シミュレーションとしてはなかなか面白いと思って、
社会人になる息子に送る駒田上流所へようこそという感じですね。
タイミング的にうちの娘も来年就職なんですよね。
就職というかもう就職決まってるんで、来年から社会人なんですけれども。
うちの子供と同じですね。だからうちも春から社会人なので。
いろいろ思うことはあるじゃないですか。
いろいろ思うことは本当にありますね。
今の世代の若者はね、やはり自分が大人になってというか、
こんなアニメとも未だにずっと付き合っている年なわけじゃないですか。
ふじさんとあんま変わんないんで年齢的にはですね。
子供も同じぐらいだと。
18:00
やっぱりいろいろこう、自分が大人にそんなになっているのかっていう部分も含めて、
でもそこから見る子供の位置っていうのは、
昔のお父さんと子供っていう距離感とは若干違ってるように思うんですよね。
昔の親父ってもっと親父だったような気がして。
あれなんですよね。そこはこう、社会の変動率が下がってるんですよね。
大雑把に言うとガンダム40周年とか50周年とかっていうような感じになってるわけですよね。
僕らが子供の頃は50周年って、50年前ってもう完全に戦争前になっちゃうので、
大正時代とかになっちゃうので、生まれた時から感情すれば、
その間の社会的な断絶みたいなものが大きいんだかったんですよね。
それもあったと思うんですよね。
そういう自分の親世代の年齢を考えると、確かに戦争中だったりするわけなので、
そこからでも我々も20年ぐらいしか経ってない感じで生まれているとか、
これが芸術の特集の時に尚更思ったなって自分の中での実感として、
すごく近代の中で生まれ育ったつもりでいたけれど、
そうでもないんだなっていうものを感じた部分があったので、
アニメによって気づかされることっていっぱいあるなというのを、
今年はより感じているタイミングではありますけど。
なかなか思いますよね、子供に何を送るのか。
私も今回は子供に送るのを一瞬考えたんですけど、
ついに決めきれませんでした、私は。
今年の作品という縛りですからね、なおさん。
こまだ、僕はすごく好きなんで、ただ欠点ももちろんあると思っててあるんですけど、
その心根の良さというか、吉原監督がPAワークスで新人アニメーターを見てるんですよね、すごく。
その新人アニメーターに対して思っていることみたいなのが、やっぱり反映されているわけですよ。
そこが、僕はこまだの中で背骨が通っているところだなと思っているんですよね。
なので、わりと細かなテクニカルなところを言うと気になるところはなくはないんですけど、
その背骨の良さで僕はわりとこの作品は愛せるな、
あと僕自身の仕事感みたいなものですね、
僕が父親に言われていた適性は磨かれるんだって言うんですね、後から。
そういうことを裏付けるじゃないけど、共感を持って見られる内容だったんで、
これはこまだはいい映画だなという感じになってますね。
確かに誰しもがね、なりたいものになるわけじゃないんですよね。
21:06
僕だってもともと理学部へ行って、
研究者にはなれないなと思って文系就職して、
新聞記者には向いてないなと思って辞めてここにいるので、
理系崩れと新聞記者崩れ、さらに言うと編集者としてもダメだなと思っているので、
で、ライターになっているので、そうなんですよ。
なりたいものになったかっていうよりは、やれることを選んできたらこうなったみたいな感じなので。
あんまり人に言えたもんじゃないなと思うので、
気がついたら一体何者なのかが自分で言えなくなっているっていうところがね。
くむさんは何者か僕説明できないので、ITに強そうな人みたいな。
何でも嫌ですけどね、基本的には。
というわけで小間田を挙げさせてもらいました。
私からはね、ブルージャイアントをお勧めしたいと。
誰に送るんですか?
ブルージャイアントはね、これ誰にでもいいんだけどって言ったらあれなんで、
何かになりたい若者と疲れたおじさんたちに送りたいかなと思います。
よくないですか、これ。
さっきの話題から何者かになりたい若者にっていうのはなかなか深みがありますね。
だからちょうど並んでね、小間田と並ぶと面白いかなという感じもあったんで、
今回はあの順番、ある程度なんか考えて順番を決めたんですけれども。
ブルージャイアントはもう見ていただいた方にはわかると思いますし、
見てない方は今有料配信、レンタル配信も始まってますので、
もう少ししたら多分出てくると思いますね。
サブスクとかでも出てくると思いますけれども。
レンタルでお金払ってもいいから見てほしいと思いますし、
今でもリバイバル上映がやったりとかしてますから、
それぜひ劇場で見てほしいと思うぐらい素晴らしい映画なんですけど、
ジャズマンを目指す、ジャズプレーヤーを目指す、
宮城県仙台市出身の高校生が大人になっていくお話で、
プロのジャズマン、ジャズプレーヤーになっていくお話ですよ。
そのきっかけとなる部分と、
10代に最初にソーブルーという日本の最高のステージに立つっていうところまでのお話ですけれども、
とにかくこの映画自体がすごいのは、説明がないところですよね。
見ながら思いましたけど、全部絵で説明してる。
宮本大がどんな存在なのか。
これがまさにちょうど、雪降る冬の瓦から始まるわけですよ。
宮本大が練習している。うるさいからね、ザックスってね。
24:02
うるさいからそれを弾いている。
それが凍えるような寒さの中でやってるそのシーンが、
まさに今、歓喜団がやってきているクリスマスにぴったしなんじゃないかというところからスタートするし、
最後のソーブルーのライブは12月の中ぐらいかな、
13日が決してあるみたいな感じだったんでぐらいの感じのライブですし、
冬から始まる、約1年ぐらいの物語ではあるんですけれども、
でもやっぱり冬のイメージっていうのがすごく強くて、
いやこれはクリスマスだろと、今回持ってきたんですけど、
持ってきてもう一度見直して、劇場以来だったんですけど、見直してたら、
いややっぱり最高だったなって思いながら、
みんなに見てほしいけれども、やっぱり若者に見てほしいですよね、やはりこれはね。
熱くなりますよね。
大学生なんですけど、高校ぐらいからブルージャイアント好きで漫画を読んでるんですよね。
その1個はすごい陸上が好きで、大学もだから部活で選んだんですよね。
別に体育学部とかではないんですけど、そういう感じの子なので、長距離走が好きなんで、
多分ブルージャイアント読むと、頑張ろうって思う気持ちになるから読んでるんだろうなと思うんですよね。
やっぱり主人公として宮本大は1個抜けてるじゃないですか。
もう彼は本当に天才の、練習あってのものだけれども、ある種の天才ですよね。
でもここにもう1人努力の天才のユキノリがいて、そして全然天才でもなんでもない、
一般人のタマダがいるっていうところが素晴らしい。
タマダですよ、タマダやはり。
ユキノリの努力の天才だけど、すごくしたたかなところがたまらなく人間らしくて大好きで。
それも努力っていうことをこの作品言ってくれるじゃないですか。
大事なことなんですよね。
勇気をもらえる。
上に上がっていきたい、プロになりたいという気持ちは、ただただ上から降ってくるのを待ってるだけじゃダメなんですよね、やっぱりね。
そこをユキノリがいたおかげで、ユキノリがいなければ台はあそこまで行けてないわけですから。
しかもそこにタマダが必要だった。
ただあのタイミングでそのタマダ以外にベストなドラマーがいれば、もしかしたら物語は変わったかもしれないけれど。
でもここはタマダであるっていうところに東京編のですね、意味があったんだっていうふうに。
27:00
そしてタマダは今別にドラマをやってるわけでもないっていうところもね。
そういうところも全部映像で抜きながら表していっていくっていうのが、もう一本の映画として素晴らしいんですよね、本当にね。
タマダが今ドラマやってるかどうかわからないっていうのも、すごいこれから社会人になる人に送りたい気持ちわかるわ。
なんかそれでいいんだよみたいな、その経験がね、すごい糧になるんだよっていうのもね。
無駄じゃないですよね。
まだ20、大学卒業するときはわかんないかもしれないけど、見てほしいわ。
営業マンやってるって言ってるからね、タマダはね。
営業マンやってるんだけど、実はあの世界的なね、営業トークになってるわけでしょ、宮本大と実は一緒にソーブルーに出たんですよ、俺っていうのが。
この気持ちよさですよね。
これを良しとすること。
自分が負けではないっていう部分も、まさにその何かになりたい若者。
これはもうあるし、つながるのかなとも思います。
小股上流者にもね。
若者にも見せたいし、しかもこれはおっさんが見ても気持ちいい、その若者が頑張っている姿を見ると元気をもらえるっていう、そういう類のものでもあるっていう感じかなと。
最初にユキノリが、ジャズっていうのはずっとバンド組み続けるものじゃないんだって言うんですね。
やってまた別れていくものなんだって話をしてるじゃないですか。
それがそのままジャスの3人に当てはまるようになっていて。
しかもこの映画の中では、いわば青春っていうね。
ある若者の一時っていう形で切り取られているっていうのが、その重なり具合がすごくいいなと思うんですよね。
年取ってみると、その若い頃の一期一会っていうのが本当に一期一会だった。
若い頃ってまたどっかで会うんじゃないかみたいなことも思うわけですけど。
そうじゃなくて、年を取ると一期一会が重さと言うとちょっと重すぎますけど、意味みたいなものがより実感できるよなって感じになりますよね。
そういう意味での今を大事に、意気揚的なものにもつながるのかなという。
時間を無駄にすることも大事だよねって思うんですけどね。
もう一つ、僕の2本目なんですけど、これは誰にプレゼントするかすごい悩んだんですが、作品は先に決まってたんですね。
作品名は、オーバーテイクですね。
F4というですね、F1の下の買いカテゴリーでレースをするレースがあるんですね。
アサヒナ・ハルカという弱小チームのF4レーサーで、そこにカメラマンでですね、窓川浩也という、実はある理由でもってシャッターがあってね、
30:08
アサヒナハルカという弱小チーム のF4レーサーで そこにカメラマン
で マドカコーヤという 実はある 理由でもって 人物へのシャッター
が切れなくなってしまってるという カメラマンですね フォトグラファー
と言ってます フォトグラファー とこの2人が出会うところから始まる
お話で 基本的にはF4のレースを 見せていくものなんですが オリジナル
企画で しかもF4という ちょっと 多くの人は知らない世界で かつ
お話の機微もすごくうまくできて いた 映像も良かったし 演出も
良かったっていうんで まず普通に お勧めしたいんですけど じゃあ
誰にお勧めするか迷って 僕 アニメライター になりたい人に勧める
みたいな書き方をしたんですけど これ ほぼ宿題みたいな感じになっちゃ
て 感じ悪いなって後で思ったん ですよ というか 要は普通にお話
が面白いだけじゃなくって いっぱい 惚れる要素があるんですよね だから
それをアンテナをキャッチして ほしいなって思うんですけれど
おだしょー 私 アニメライター じゃないですけど アニメを語る
番組をやってるものとして 受け ようかと思うんですけど その挑戦
おだしょー オーバーテイク 最終回 終わった
ばかりなんですよね なので 若干 ネタバレなしで話すのはなかなか
難しいかなと思うんですが 基本 的にはハッピーエンドのドラマ
でしたね
おだしょー そうですね
おだしょー やはり物語 やっぱり 最初から 1話がまず とにかくオーバーテイク
が素晴らしいんですけれども それを超えて 12話という尺の中で
描けることって どうしても限り があって 彼が最終的に何かに優勝
するという目標ぐらい でもF4から 上がる先までは どう考えても描け
ないわけですよね だから その尺の中で どれだけの 言ってしまえば
若者なんで 若者の成長物語を描く のはもう定番なわけじゃないですか
物語として しかもF4というのが 私も知らなかったんですけれども
F4ってめちゃくちゃ面白いカテゴリー なんですね 実際 開けてみると
説明を聞いてみると そのF4の説明 をしながらも その中で言ってしま
えば 市民レーサー的なチーム からめっちゃお金かけてるチーム
まで さまざまなチームが存在して その中で同じレギュレーション
で戦っていると ただ お金がある とタイヤとかオイルとか そういう
33:00
ところにお金がかけれるんで 当然 戦力が変わってくるみたいな
違いはあるけれども でも マシン は一緒であるっていうところの
面白さとか そういうものを描いて いる レース者としての面白さ
と 若者の成長物語が これ 全員 出てくる若者たちが気持ちいい
上に 最初はこいつ嫌だなっていう ところもあるのが とか こいつ
は言ってしまえばスーパーキャラクター なんだなと思っていた春永くん
なんかが 実は全然そうじゃない 彼はそれに答えるためにどれだけ
努力をしているんだっていうこと に 徳丸が気づいたりとか そういう
キャラの成長と面白さを まさに レースの中も含めて 描き切った
っていうところが魅力ですよね
おだしょー そういう意味では すごい くむさんって 企画にお話
のポイントを押さえてるなと思 って聞いてます まず お話が面白い
っていうのは すごく大事で 僕が お勧めしたいのは8話なんですね
8話って くむさんがおっしゃって た 春永さつきが怪我をしちゃった
回ですね 病院に入ってる回 この 回って みんな それまでやって
きた立場じゃないポジションに 自分がいるようになるんですよ
主役のはるかは 強豪チームのベル ソリーゾに呼ばれて セカンドドライバー
をテストされる 徳丸は それまで さつきがやってたファーストドライバー
やることになって こうやって みんな 自分がそれまでやってた
ところと違う立場に置かれること で それまでの自分とか そこにいる
人間が何を見てたかみたいなもの が初めて気づくっていうのを8話
に持ってきて ここがクライマックス への転調になってて そのシリーズ
構成の妙っていうのが まずすごく ある それが ここがうまくいってる
から 今 くむさんがおっしゃって たような 全体の若者のドラマっていう
のがうまくカチッとはまってるんだろう なと思うんですよね それとは別に
いいのは アニメライター向けに 気がついてほしいなっていうのは
窓科 高野と仲良くなっていく 過程で缶ジュースを使って 古道具
で二人の距離を表したり 演出が すごくいいんですよね あと カーレイス
のシーンの演出もすごく分かり やすいけど 気を使ってるという
か 要は車が走ってるだけって意外 に単調になるわけですよね
不安なんかの中継でよく見るカメラ アングルっていうのもあるんですけど
そうじゃない 車に寄り添ってカメラ を動かすみたいなことをやって
いて 行くと あれ 背景のレースコース 全部が3Dで作ってあるんですよ
おだしょー カメラがコースからコース に股にかけるというのかな あれ
は絶対 ドローンだったらできる のかもしれないけど 普通だったら
絶対あり得ないカメラアングルっていう のは これはCGだからだなって思い
ながら見てましたよ
おだしょー そうなんですよ 中継 ではあり得ないですよね ドローン
36:02
的なものが追っかけてるっていう 想定で多分 動かしてるんですけど
そういうカットがあるとか だから 見たことがある 見たことがない
絵をどう組み合わせてるかとか お話のへそとか 演出とかっていう
んで いろいろ勉強になるという か これを頭から1個ずつ作りて
どういうつもりでやってたかを 検証していくと すごい勉強になる
面白いから何回も見れるので すごく 勉強になるやつなので 見て
欲しいなと思ったんですよね 単純 に面白いとか このキャラクター
がいいの 先がいっぱい あと キャスティング も結構よくて 僕 今年ヤシロタクさん
は結構なんかすごいいっぱいいろん なことをやってるなと思っていて
ここでもまた他と似てない 今年 だとアンデッドガール マーダーファルス
のシンウチがそうで それから 新しいポケモンの ちょっと名前
忘れちゃったけど 主人公たちの 兄貴分のリーダーもやっていて
全部トーン違うんですよね あと アリスとテレスの幻工場のアイツ
アルトッチョのやつかなをやって たはずなんで すごく幅があって
持てる技みたいなのが広がってる 感じがして面白かった ドクマル
もすごくいい役だった いいニュアンス でやられていたので そういうところ
も気にかけてみると面白いよな と思ったりするんですね
おだしょー ドクマルが一番気になった キャラクターでしたね 最終的には
ね 自分の感情因をどれにするのか っていうとこに ドクマルは結構
当たるやつはいるんじゃないかな っていう
三沢 そうです 彼に一番普通の人 じゃないです
おだしょー そうなんですよね 気持ち が分かるキャラクターだった
のかなって気がします 三沢 そうですよね というような
ところで オーバーテイク みんな 見てほしい 特にアニメライター
志望者には見て この面白さは どこから来るのか追っかけてほしい
なと思いましたね 三沢 あともう一つ付け加えると
したら やはりオーバーテイク やっぱり 震災後を描く作品として
主人公のもう一人 主人公のマドカ コウヤがトラウマを抱えた人として
存在するわけですよね 内容は ぜひ見ていただきたいのでっていう
ところはありますけど 震災後を 描くっていうのがやっと出てき
てるじゃないですか アニメの中 でも 新海さんも含めて いろいろ
ちゃんと描くようになってきた 部分があって いろんな描き方
忘れないための部分というのを どのように作品の中に盛り込んで
いくのかっていう部分の入れ方 によっても この作品はけっこう
響いたんじゃないのかなと思うん ですよ すべてを背負い切れない
背えるものでもないみたいな部分 をちゃんと描いてくれたっていう
ところかなっていう部分も そんな ところでの大人の成長物語でも
あったなという気もするし 三沢 あれなんでしょうね マドカコウヤ
のほうが大人なんだけど 中に子供 っぽいところがあるし 一方
39:04
でハルカのほうは子供なんだけれど その中に大人っぽい部分があって
そこがお互いを照らし合わせる というか 半グループがうまく合わない
ことによって お互いのいろんな 面が出るような作りになってました
よね そこは面白かったですね
おだしょー 二人のコンビ面白かった ですね ちゃんとね レースを支えている
チームの面々というのかな お父さん とのつながりがあったりとかする
ので その辺も大人のかっこよさ みたいなところもあるので ぜひ
見ていただきたいと思います
三沢 お二人が意外と広いターゲッティング をしているので どうしようかな
と思いながらだったんですけれど でも それに合わせてじゃないですか
私があげるクリスマスに送りたい アニメの二つ目にあげるのは 普段
アニメをあまり見ない5年配の方 に送りたい アリスとテレスの幻
工場にしたいと思います と言いつつ 本当は 攻めますかね
おだしょー アニメを見ない年配 の方に ターと思って 面白いですね
三沢 と言いつつ ターゲットは私の 父なんですよ そこはでも話したん
ですけど 私 本作は田舎を描いた 田舎からこそ生まれる感情を題材
の大きな一つにしている作品だという ふうに解釈していまして ごめんなさい
この作品に関してはあんまりあらすじ 等々を説明するようなものではない
かなという気もしているんですけ れども 田舎の製鉄工場がある その
工場の町ですよね そこの町にある 事件が起きて その町全体の時間
が止まってしまう 毎日毎日を繰り返し 生きていってしまう人たちの話
っていう感じにしておきますね その 田舎って 君さんともすごくそこ
屋根の特殊なときに話しましたが 都会にはない 独特なドロドロとした
強い草びのような風習が強く 別に 悪い意味ではなく 本当にそこに
あるものとして残っているなという ふうに思うんですね 私 ちょうど
この9月10月と 草のために地元三重県 に戻っていまして 改めて外に出た
人間から見る三重県 もうすいません 田舎ですね 田舎って こんな感じ
なんだな 私 ここで18歳まで生きて たんだよなって すごく感じるもの
があったんですよね その田舎にある 風習とか そのドロドロとしたもの
って 別に悪いことでもなんでもなくて そこにあるものとして もちろん
理解しているし なんか変えていく べきものでもあるけど 変えるべき
ではない部分もある そのバランス を変えるのは とてもとても気を
使うことで難しい アリスとテレス って そういう田舎そのものを描いて
くれていると思うんですよね この作品 に出てくる老人の描写がなかなか
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味わい深いなと思っていて 生に執着 する 生き汚く死にたくないんじゃ
的にこの世界にすがるような人もいれば この世界で生き続けなければいけない
ということを諦めて 悪い意味でもなく ただ素直に諦めて執着しているという
老人もいる 若者を応援する老人もいる し 死にたくても死ねないっていう
のは ある種 誰しもが持つ感情で 悪いことでもない そういうフラット
なところが私この作品のとても好きな ところなんですよね 否定もしない
肯定もしないけど じゃああなたはどう 思いますかっていう投げかけが苦しく
感じる人もいれば 私はむしろこの作品 ってなんて優しい作品なんだろうと
思った人だったので なんかそういう アニメーションとして受け取っているん
ですね これをなぜ父に見てほしいか っていうと 父はずっと三重県で生きている
人で ちょっとこう 市議会議選挙とか 出てみたりとか なんかそういう地域に
根差してずっと生きている人なんですよ ね 今 父母の介護をしていたりとか
本当に老人が老人を介護するみたいな 図になっていって その地にずっともう
これからも生きていくし 生きていく しかない人なんですけど 妊娠中に私
父と一緒にバービーを見たんですよ 映画のバービー なかなかご覧になった方は
思うかもしれないんですけど ブラック ジョークの聞いたといえば聞こえはいい
ですが 映画を見慣れない人にとっては 相当ぶっ飛んだ映画だったんじゃないかな
と思いまして 父もそんなに映画好きって わけじゃないんですけど せっかく娘が
誘ってくれたし行くかぐらいのノリで 一緒に行ってくれたもので さっきの話じゃない
ですけど 私にとっての父もやっぱり 今の子供たちにとっての父とはちょっと
違う威厳があるというか 逆らってはいけない 存在という父にこの映画を見せて
大丈夫かなって 途中から私 バービー を楽しむより父が何を思ってるかなって
いうことが気になり始めてしまうような 感じだったんですけど でも父はすごい
面白かったって言ってくれたんで すごく 安心したし ちょっとびっくりしたんです
よね そんな父だったら アリスとテレスを 楽しんでくれるかもしれないな
見てほしいなっていうふうに思ったっていう のが 今回選んだ理由の大きな一つですね
もう一つ思ったのが 映画の予告編にちょうど アリスとテレス流れたんですけど
中島美幸なんだねっていうふうに反応 してるんですよ やっぱり中島美幸って
フックにすごくなるんだっていうふうに 思って そういうご年配層の背中を押す
力もあると思うから ぜひ普段アニメを 見ない年配の方たちにこの作品を見て
もらって 今のアニメが持つ力を 知ってほしいなという願いを込めて
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選びました どうでしょうか
あの 意外な入りからお父さんっていう 具体名が出てきて 説得されましたね
このセッティングに
本当ですか よかった
あと 地方っていう要素もそうだっていう 話も 僕 そこまで地方っていうところを
意識して見たわけではなかったので 逆に ただ周りで何人かそういうことを言ってる人もいたので
地方っていうところに注目して アリスとテレスの幻恐章を語る人もいたので
そういう意味では 重そうか そういう切り口かという感じで納得しましたね
私 本当に時期的にちょうどミレキエンの映画館で アリスとテレスを見たんですよね
決して混んではなかったんですけど 割と人は思ったより入っていて
これもそこは日本編では話しましたけど 私の後ろの席の人が 途中からめちゃくちゃ泣き出したんですよ
なんかすごい この人はどのシーンで こんなにこみ上げて
なんか嬉しくて泣いてるのか 悲しくて泣いてるのか すごいインタビューしたいと思って
なんかでも そんだけ泣かせるだけのパワーが この映画にはあるんだよなっていうのを
なんかすごい劇場で感じ取れて嬉しかったんですよね
あとはですね 岡田真理さんって 私のちょうど一回り上の世代のクリエイターさんなんですよ
だからなんか 私自身がまだ咀嚼しきれていない感情を 作品に咀嚼した上で落とし込んでくれているなって思うもの 結構多いんですよね
だからすごく自分の何か道しるべを与えてくれる作品だなって思うところはあって
そういう意味でも相性が 今回は特に相性よく すごく好きな作品なんですよね アリストテレス
劇場で見る価値のある作品っていうのかな お金を払ってそこの中の暗がりの中に入って見るからこそ 楽しめる作品っていうものが今年はちゃんとあったなという
そうですね 映画は特に豊作だったと思うんですよ 他の仕事でいくつか上げたんですけど 7作か8作ぐらい独立して 原作付きじゃなくてとかテレビシリーズに紐づいてなくて面白いやつがそれぐらいあるので
10本以上良かったねって言える作品が今年はあるんですよね なのですごく豊作だったという感じがします 映画は
あの今回あげなかった作品でもいやこれもいいねこれもいいね じゃあどれをまあ私も今回テレビから1本映画から1本にしようと思ってたので
だからいやこれ入れたら映画2本になっちゃうじゃんみたいなそんな感じになって で
そうだから今年は本当幸せなアニメファンとしては幸せな1年間だったんじゃないのかなと テレビシリーズの面白さも含めて
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思いましたね そう思います同感ですねそこは
はい ということで最後に私が
なぜと思われるかもしれませんが シュガーアップルフェアリーテールを
出したいと思います あの
なぜって思いました 別に可愛くていい作品ですけど ここのタイミングでこれっていうのはなぜという感じはしますね
えっとシュガーアップルフェアリーテール自体は
原作は角川ビーンズ文庫女性向けライトノベルなんですよね でもう2022年に完工済みということで原作の完結していて
今年の1月2023年1月から 第1期そして第2期が7月より放送して
最終回を迎えているという作品なんですけれども 最終話がまさにファンタジーの世界なんでクリスマスではないんですけれども
主人公が佐藤職人 佐藤菓子職人なんですけれども その佐藤菓子職人たちがみんな集まってクリスマスツリーを要は作ると
教会に飾る まあ正式には教会ではないし正式にはクリスマスツリーではないんだけれども
まあでも我々から見ると確実にクリスマスツリーだねっていう風に見れる物語になっているので ここをクリスマス
プレゼントとして送るとなった時に これ夏じゃなくてクリスマス見たかったよねっていうのをちょうど放送当時言ってたんですよ
最終的にっていうのもあったので だからまあロマンティックで甘い話を見たい人
っていうのにはちょうどいいんじゃないか でこれはいわゆる女性向け作品なんだけれども
アニメになった時 原作も読めるとは思いますけど アニメになった時に男性も楽しめるものっていうのが
まあそういう作りをしないと今やはりダメなわけじゃないですか たくさんの人に見てもらわないとっていうところもあると思うんで
そういう部分で男性が見ても十分 楽しめるような物語になっている
っていうところも合わせて取り上げたんですけれども 多分ね見たことない人が多いと思うんですよ
これねやっぱりね 何度もねうちでは結構話題には出してたんですけど このシーズンの頃には
まあ内容も面白いしいいんですけれども それだけじゃなくて今回その
ロマンティックで甘い話を見たい人と もう一人自分に送りたいということにしました
今回は プレゼントしたいと
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甘いものを見たい気持ちだった
そうですね 甘いものを見たい気持ちもありましたけど この作品特集をした時に
作品のプロデューサーからお礼のメールが来たんですね もうこれ話していいと思いますけど そうなんですよ
だからやはり今こういうタイプの作品って アニメ化するのめちゃくちゃ大変みたいで
その何をもって 結局はビジネスじゃないですか アニメ制作そのものもビジネスなんで
何をもってヒットとするのかっていうところも難しいと思うんですよね 何をもってお金を稼ぐのかっていうところも
多分難しい中で企画を出して これをアニメ化したいっていう話が通るのって
我々が 特に我々素人からするとが思っている何倍も大変なところをくぐり抜けたものが 今アニメ化されているわけですよね
そういうところをくぐり抜けて アニメ化したに違いないというお話から何から 特集内でいろいろな話をしてるんですけれども
要はそこ そういう部分 自分たちが思っていたことと作品の中にぶつけたことっていうのを ちゃんと理解して話してくれていることに非常に感謝されたんですよ
今年って前半の方にタイガー&バニーのインタビューからスタートしてますね そしてバーディウィングのインタビューときて
大崎プロデューサーから直接オファーが来たっていうところもありましたし 以前番組に関わっていただいた 出ていただいた方たちの力でいろんなことができた部分もありますし
17年目になるんですけれども それを続けている意味とか 作品の感想を話すことはもちろん普通のリスナー向けにやってるわけですけど
ちゃんとそれがスタッフに届くことがある 届いて喜んでもらえることもあれば 厳しいこと言ってるなっていうこともあるということも含めて
我々がやり続けていることの意味というところに繋がるんじゃないのかなみたいなことを年年の締めに
ということで 頑張れよお前っていう そういうことでの今回は最後のプレゼントかなというふうに思った感じですね
おだしょー 素晴らしい構成で着地をしましたね この特集は
いやでもね 本当にそう思ったんですよ やっぱり意外と今回の特集のスタートって軽く企画としては立ててみた感じだったんですけど
実際こうやって振り返ってみると 1年を振り返るということに最終的にはなったなという気持ちで
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面白い特集に私はなりました リスナーさんがどう思ったか分かんないけど 面白く思ってくれたら嬉しいなと思います
そしてそこはにとしてのまとめもできたかなと 来年も続けて頑張っていければなというふうな感じで終われればと思います
作り手がちゃんと伝わったことが嬉しいっていうのは あるというかあれなんですけど
じゃあその仲介したり 僕らが読んで書いたり 読んだり書いたり思って発言したりしたことが届くっていうことも
なんていうんでしょう 届いてると思うけど あんまり具体的にその反響みたいなの聞く機会ってないので
そういう意味だと改めてプロデューサーさんから連絡が来たっていうのは すごくいい話だなというか
やってるね 先ほどもお話があったけど やってる意味を感じられる瞬間だったろうなというのは
すごくリアリティを持って僕聞いていたので 大変いい締めだなと思いました すごいなと思って
嬉しかったです やっぱりそれは本当 めちゃこっちも向こうも喜んでくれたみたいで
それがこっちにちゃんと喜びとしてつながって 作品を応援したいという気持ちにつながるっていうのが
だから最後にちゃんと名前を出したっていうところも 作品もいいんですけどね
多分今期のテレビシリーズだけで言えば もっと面白い作品はあると思います
でも私の中でプレゼントという意味で考えたら これになるっていうのは納得していただけたかなっていう気がしますね
はい ということで 面白かったんでまた来年もやれたらいいですね
難しい 結構大変だよ
1年ほらいっぱいあるからさ 毎年クリスマスにこれやるって決めとけばいいんじゃないの
企画として通ればぜひお願いしたいと思います
はい 今日の特集は
クリスマスにプレゼントしたい 今年のアニメ特集でした
底兄
底兄サポーターズ募集
底兄の運営を応援していただくサポーター制度 底兄サポーターズ
1週間1ヶ月のチケット制で応援していただいた方のお名前を 番組内でご紹介いたします
好きな作品の特集に合わせてのスポット応援も大歓迎
チケットは底兄公式サイトからご購入いただけます
サポーターの皆様には毎週特典音声 底兄サイドBをプレゼント
お送りしてまいりました 底兄です
藤津さんから何かお知らせがあればぜひお願いします
57:01
ゲストとしてお邪魔した藤津ですが
来年1月27日ですね
東京新宿のロフトプラスワンでお昼からイベントをやります
アニメの門除外乱闘編創活2023というタイトルで
毎年ライターの小川Bさんと23年の重大ニュースを決める
2人で10個のニュースを持ち寄って
なぜこれが重大ニュースなのかということをしながら
報談をするというイベントをやっておりますので
ご興味ある方はぜひチケット等を予約していただければなと思います
今日はどうもありがとうございました
何年もやってらっしゃいますね
私も一回お邪魔したことはありますけど
飲み会って感じで楽しいですね
飲みながら報談する
配信があるのがドキドキするんですけどね
配信してるんですね
配信しない時代もあったんですけど
配信するとそこそこ利益っていうことではないですけど
黒字になるんですよ
なので配信はやめられないので
言葉に気をつけながらも面白い話をするという
乱暴な話をするという
会場と配信と両面で応援したいと思います
ありがとうございました
ありがとうございました
それでは来週の特集は
来週はスパイファミリーコードホワイトを特集します
コメントの締め切りが26日21時までとなっております
いつもより早めですのでお待ちしております
どこまで先は?
そこは2.5話で
投稿募集から投稿をお待ちしております
クリスマスにプレゼントしたい
今年のアニメ特集は
たちぎれせんこうさん
おおめざいだんさん
まきさん
びーさん
にわっちさん
ゆきさん
つねしんさん
ぷくさん
めがねぞくせいのっとイクオールまけぞくせいさん
たけさん
ひひさん
しおしおさん
にこにゃんさん
ひらめさん
なおすけさんのサポートにてお送りいたしました
サポーターの皆様には毎週アフタートーク
そこは2サイドBをお届けいたします
今週もサポートありがとうございました
それではまた来週お会いいたしましょう
私くむと
なせひとみでした
そこは2は
ホットキャストウェーブの制作でお送りいたしました
01:00:27

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