00:02
スピーカー 3
真夜中のことだま映画トライアングル
スピーカー 2
はい、みなさんこんばんは。真夜中のことだま映画トライアングル始まりました。松本です。よろしくお願いします。
ユキです。
スピーカー 3
片山です。
スピーカー 2
今回はちゃんと挨拶をさせていただきました。
前回は歴史の方をさせていただきましたけれども、今回は新作それぞれ見た映画を紹介するという形の回にさせていただきたいんですけれども、
ちょっとお二人に聞きたいことがあって、懺悔というか告白。
僕初めてかな、映画館で映画を見ていて、途中である作品を見てて、劇場から抜け出すという、もう途中で映画を見るのをやめてしまって、
こんだけ映画が好きだとか言ってるくせに、そんなことを。
スピーカー 1
これはちょっと聞き捨てなりませんね。
スピーカー 2
そういうことありますか?今までお二人。
スピーカー 3
映画館から抜け出すはないですね。
スピーカー 2
朝一から映画館閉まるまでいたことはありますけど。
スピーカー 3
たとえその見た作品が自分が思ってたように刺さらなかったりとか、あまりの例えば言い方は悪いですけど、ダサくだったとしても僕は抜けたことはない。
スピーカー 2
それが分析したんですけど、そんなめちゃくちゃダサくかっていうと絶対そうではないし、
一般的にもすごく評価されている作品だし、いい作品なはずなんですけど、
なんかもう自分がわがままになっているのかなってすごい思って、
この間、映画を早送りで見る人たちという新書が話題になってて、これ読んだんですけど、
特にジェット世代の若い人たちは配信で見るのを慣れてて、
その映画をスキップしたりとか早送りしたりとか、自分が操作できる環境、支配できる環境の中で見てるからどんどんわがままになっていくみたいなのが書いてあって、
それ読んだ時に、うるせーねーみたいな感じで思ってたのに、結局自分もやっぱり、
そうやってわーって読んでて思ったんだけど、自分もちょっと配信に慣れてきて、
すごいわがままになってきて、映画館ってそれできないじゃないですか、途中で止めるとか。
それで出てしまったのかなっていう、本当に。
03:00
スピーカー 1
でも先が読めて面白くなかったんじゃないですか。
スピーカー 2
どうですかね。
スピーカー 1
先が読めなかったらいると思うんですよね。
スピーカー 3
あーなるほど。
スピーカー 1
でもきっとこうあんねやろうなって見えたんじゃないですかね。
スピーカー 2
それはあったかもしれないですね。
スピーカー 3
だったらエヴァってもっとやらなあかんことあるし、みたいな。
スピーカー 2
そうですね。やらなあかんことはなかったんですよ。
スピーカー 1
ないんかい。
スピーカー 2
なくて別の映画見に行ったみたいな感じで。
スピーカー 3
だからあかんなーと思って、やっぱりなんかこうね。
まさか新ウルトラマンで席立つと思わなかったんですか。
スピーカー 2
いや新ウルトラマンじゃないですよ。
怒られるわ。
スピーカー 3
これはやばいですね。
スピーカー 1
タイトルは言えないし。
スピーカー 2
タイトルはやっぱりちょっと作り出す。
どこに作った方がいらっしゃるかわからないし、
たまたま自分に合わなかっただけですから。
スピーカー 3
そういう作品は絶対あります。
スピーカー 2
人が好きな作品かもしれないし、
スピーカー 1
奪いたくないじゃないですか。傷つけたくないし。
でも話題になってるってことは、
もう今年ベスト1みたいに言ってる人はいるんでしょうしね。
スピーカー 3
もちろん。
スピーカー 2
やっぱ好みですから、こういうのは。
スピーカー 3
ほんまそうですよ。
スピーカー 1
そうなっていった意味じゃないですかね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
それぞれいろんな映画を見るみたいなってことですね。
やっぱり周りに流されないことも大切だと思うんですよね。
スピーカー 3
そうですね。
周りの評価もあるかもしれないですけど、
やっぱり何を決めるの自分じゃないですか。
スピーカー 2
いやそうだと思うんですよ。
この3人の中でも絶対違うはずなんですよね。
ずっと来るポイントが。
それを大事にしていきたいですよね。
自分が何を感じるのかとかっていうことですよね。
おそらく。
ちょっと思いもよらず深い話が。
いやいやいや。
スピーカー 3
映画とか作品はそうですよ。
スピーカー 2
これ何の話してましたっけ。
スピーカー 3
映画ですね。
新作について。
スピーカー 2
僕がちょっと劇場に出てしまったという話で、
自分も配信に慣れて、
なんかそういうわがままになってるなみたいな話をしましたけれども、
やっぱり日常で見た作品、それぞれいい作品が今回もありますので、
それを紹介しますので、
倍速で聞かず、スキップせずに最後までこの放送を聞いていただきたいなというふうに思います。
06:05
スピーカー 3
絶対いいことあるから。
聞いてください。
スピーカー 2
では、真夜中なことだ!まやがトライアングルスタートです。
今日はそれぞれ劇場で見た新作をご紹介するということで、
まずは津幸さんのお話をお願いします。
スピーカー 1
6月は正直これってのがトップガン以外ないんですよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ニューオーダーとか。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
シングルドラマもやっと見ましたけど、
最新で見たのは、ナイトオブザリビングデッドへの4K。
スピーカー 3
ロメロを監督しました。
スピーカー 1
これはロメロさんがもちろん直接やったっていうやつで、
あんまりストーリーがどうとかもう皆さんご存知だし、
僕が言いたいのは、やっぱりこれ配信でも見れますよね。
スピーカー 3
見れます。
スピーカー 2
YouTubeとかで見れる。
スピーカー 3
YouTubeで見れる。
スピーカー 1
1968年の映画で白黒なんですけど、
もちろん当時はカラーの作品がいっぱい作られている時だったんですけど、
白黒なんですよね。
結論言うと、これ絶対映画館で見ないとダメですね。
むちゃくちゃ良かったですよ。
もう全然違う作品かなと思うぐらい。
僕も初めて映画館で見たんですけど、
ビデオを言ったら、これ実際作られた当初、
68年、日本はもうちょっと公開ってなったら遅くなりますけど、
上映されてないんですよね、劇場でね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
日本では。
ビデオで皆さん、レンタル動画で見たと思うんですけど、
僕もそうだったし、
ビデオでしか、テレビ画面でしか見てなかったんですけど、
映画館で見て、でっかいスクリーンで見たら、
すごくカット割りとか、すごい凝ってるんですよね。
スピーカー 2
あー、なるほど。
スピーカー 1
今まで気づかなかったことを配信で見てて。
大きいからすごく分かったし、カット割り、
カメラのアングルだったりとかもすごい計算されてて、
実際だからもうストーリーも分かってるけど、
ハラハラするんですよね。
スピーカー 2
えー、すごいなそれは。
スピーカー 1
音楽もすごく不協和音みたいな、
09:04
スピーカー 1
だったりとか、
音楽も一緒ですけど、
聞こえ方が音もよくしてるんで、
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
聞こえ方も違うし、
お二人是非ね、
まだ始まって2週目ぐらいですかね、確か。
もうちょっとやってると思うんで、
スピーカー 2
大阪でやってる?
大阪は、震災橋のチネマートって、
スピーカー 1
育成の業界にある映画版ですけど、
そこでやってますね。
グッズがいっぱいあって、
Tシャツめちゃくちゃあったんですよ。
これ一個選べってなって、
選べなくて買いませんでしたけどね。
スピーカー 3
全部買ったのかって思ったんですけど、
スピーカー 1
3万円ぐらいになるんでね。
そんなあるんですか?
結構種類あって。
スピーカー 2
ちょっとマジで行こうかな、
スピーカー 1
ついさんの今の聞いて。
絶対見たほうがいいですね。
面白かったですよ。
しかも、ラストがこれ言わないですけども、
すげえシュールな終わり方じゃないですか。
そうですね。
あんな終わり方する映画あります?
ない。
あれすごいですよ。
傑作ですね。
本当にすごい。
始まりから終わりまでいつもあの映画。
結構、ロメロさんの
ドーン・オブ・ザ・レッドとか
いらっしゃいますけど、
あそこでゾンビという言い方になるんですけど、
やっぱりゆったりしてるじゃないですか。
僕そのイメージが残ってて、
ちゃんと見てなかったって話なんですけど、
結構小走りで早いんですよね。
スピーカー 3
そうなんですよね。
スピーカー 1
ちょっと早い。
早いと思って。
スピーカー 2
ゾンビのイメージがちょっと違いますね。
スピーカー 1
女性がめちゃくちゃダッシュなんですけど、
めっちゃ近くにいるんですよ、常に。
すごいなと思って。
見つけた家に逃げ隠れして、
そこにゾンビが集まってきて最後どうなるっていう。
ストーリー的には別に大したことはないんですけども。
スピーカー 3
メッセージですよね、結構。
そうですね。
スピーカー 1
そこでテレビで情報を得るんですけど、
衛星が何かを搭載してる、
あんまり人体にとって良くないものを搭載してる
人工衛星が爆破されるかなんかで、
死体が生き返るみたいな説明をしてますよね、テレビでね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
これきっと衛星っていうのは戦争に使うための衛星だと思うんですよ。
そういう風刺もあったりしてるんですよね、これね。
12:03
スピーカー 1
なんかね、当時の。
なるほど、なるほど。
68年の頃ってね。
ロメロさんすげえなと思いました。28歳ですよ、これ。
スピーカー 2
すごいな。
スピーカー 3
大人い年ぐらいになった。
スピーカー 1
すごいですよね。
撮って編集して、すぐそのフィルムを車のトランクにガサッと入れて、
映画館回ったらしいですよ。
スピーカー 3
いや、すごいな。
かっこいい。
スピーカー 1
すごいですよね、あの人。
すごいわ。
天才っちゅうかなんていうか、やることもすごいし。
というわけで、早送りして映画を見ましたって言ってる人たち、
映画館でちゃんと見なさい、映画を。
スピーカー 2
今日以上です。
スピーカー 3
今日はね、ちょっといろいろありますから。
スピーカー 2
そうですね。
50年以上前の映画が映画館で見られるわけですからね、
こんな機会ないですよね。
そうです。
スピーカー 1
しかも本当にすごい、映画館で良さが伝わる映画なんで。
見てくださいね。
スピーカー 2
ありがとうございます。
では続きまして、片山さんお願いします。
スピーカー 3
僕はですね、公開がどんどん今広がっていってる映画。
スピーカー 2
邦画ですね。
スピーカー 3
覇権アニメという映画ですね。
スピーカー 2
評判いいですね。
スピーカー 3
評判いいですね。
僕はね、正直邦画はすごい好きですし、
あまり期待せず見てたんですよね、正直言うと。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
吉岡理宝さんとエモのアスクさんですよね。
エモとアキラさんの息子さん。
本当にこの2人が良くて。
ビッグスクリーンシティで、
僕もそうですけど、僕は邦画という畑で制作をしてるんですけれども、
この覇権アニメというのはですね、
覇権がアニメを作るんじゃなくて、
この今期、いわゆるその時期の覇権、
いわゆる一番を決めるアニメという意味の覇権アニメ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 3
覇権なんですね。
スピーカー 2
こっちの覇権ですね。
スピーカー 3
そうなんですよ、こっちの覇権なんですよ。
カタカナやからちょっと分かりにくいかもしれないですけど、
要は新人監督と廃材と言われてる監督のバチバチのやり合いなんですよ。
スピーカー 1
面白いな、面白そう。
スピーカー 3
要は夕方5時からのアニメを新人監督と天才監督がブッキングしちゃうんですよ。
その同じ時間。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
今年の覇権はどっちが取るかっていう。
スピーカー 2
面白い、面白い。
スピーカー 3
結構熱いんですよね。
天才監督には天才の葛藤がある。
その新人監督は天才監督を超えたいっていう思いがあるんですよね。
このアニメも何が良かったも単純に製作側の熱さ、これに込めると思います。
15:07
スピーカー 3
僕ら普段アニメとか見る時って30分短いじゃないですか。
オープニングエンディング抜いたら多分20分とか22分とかなんですけれども、
そこに込めたこの熱量っていうのは製作現場っていうのはどれだけ大変な思い。
やっぱりゼロを1にする大変さって僕らは製作側から分かるんですけど、
普段見ない人だってあの映画を通して見た時に、
ちょっと見方が変わるんじゃないかなと。
つゆきさんがさっきほど最後に言った早送りをするなっていうのは、
今の人にこそ見てほしい映画かなって僕は思うんですよね、この覇権。
とにかくもう熱いです。
熱い映画ですし、あまりこんなに語りたくないんですよ正直。
なぜかというと見たら早いっていうぐらい、僕には刺さりましたこの映画は。
本当に劇場で見た時に思い出したんですよね。
昔自分が救われたアニメのこととか。
スピーカー 2
いいねそれは。
スピーカー 3
本当に思いました。僕は映画も好きです。アニメも好きです。
ゲームも好きです。
スピーカー 1
でもここに共通するのって、製作人の伝えたい思いとか熱さなんですよ絶対。
スピーカー 3
それが例えばアニメが20分、映画だと1時間半、2時間とかありますけれども、
時間の問題じゃないんですよねやっぱり。
この覇権アニメで教えてもらったこの感じというのはやっぱり、
スピーカー 2
誰かに刺されっていうこの思い。
スピーカー 3
絶対変わらない。音楽でもそうです。
本当に今思い出しただけでもこの映画は素晴らしいなと。
スピーカー 2
今年の。
スピーカー 1
行きますよ見に。
スピーカー 3
行ってほしいですね。
これはめちゃくちゃ評判いいんですもんね。
だから僕も評判なんでこんなにいいのかなって思って、
前情報本当はなしで行って見た時に、なるほどと。
今の若い人たちとか、歳いってる人たちとかもそうですけど、
多分こういう熱い思いって絶対どっかにあるんですよね。
それが制作現場じゃなくて仕事だったりとかアルバイトでも学業でもそうです。
多分ここの熱い思いを共感できるからこの映画って今広がっていってるんじゃないかな。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
だからこの覇権アニメはちょっと今何かくすぶってる人とか、
思い通りに何か成果が出てない人とかにはすごい見てほしいし刺さると思います。
これは素晴らしい映画だと思いました僕は。
スピーカー 2
映画館で見たほうがいい?
スピーカー 3
映画館で見たほうがいいです。
その中に出てくるアニメの出来がやばいです。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
そうかそっちも楽しめますもんね。
18:00
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 3
よくこんだけ作り込んだなって思いましたアニメ。
スピーカー 2
劇中アニメってことですね。
劇中アニメが素晴らしい。
スピーカー 3
覇権アニメはちょっとこの上半期ですよねもうギリギリ。
邦画でもそうですしこの上半期で見た映画トップガンでもすごく良かったですけれども
並んできたんじゃないかなと僕は思いましたね。
とにかく胸アツです。
吉岡龍保さん僕今まで全く注目してなかったんですけど
すごい変な言い方。
こんな上から目線で言うのは本当に変な言い方なんですけど
スピーカー 2
こんなに素晴らしい女優さんなんやと思いました。
スピーカー 3
あと目元タスクさん見るためだけにお金払うぐらいでもいいです。
スピーカー 2
役者さんがいいんやね。
スピーカー 3
役者さん最高です。
スピーカー 2
それは見ないと。
スピーカー 1
大事だな映画。
スピーカー 3
僕も結構昨日とかもそうなったんですけど
自分が好きだった鈴宮春日だったりとかラッキースターとか
自分がなぜアニメを好きになった時になったかの
アニメをちょっと見返した時にやっぱりその答えって
覇権アニメにもあったなっていう誰かに刺さればいいんですよ。
スピーカー 1
作品っていうのは売り上げだけじゃないっていう。
スピーカー 3
なのでもう覇権アニメはね。
ごめんなさい僕は具体的なストーリーとか何も言ってないですけど
もう念頭上でこれはもう見てほしいです本当に。
素晴らしい作品だと思いました。
物作りとか。
物作りと夢を追う人に見てほしい。
本当に素晴らしい覇権アニメです。
本当に絶対見てください。
スピーカー 1
片山さんがこんな厚く語る時本当に面白いですよ。
スピーカー 2
本当そうですよね。
スピーカー 1
つまんないの本当に言わないもん何もね。
スピーカー 2
熱量を感じますよねすごくやっぱり。
これは絶対見なきゃダメだ。
スピーカー 1
見てください。
制作は。
スピーカー 3
今どんどん広がっていってますよ。
スピーカー 1
良かった。
スピーカー 2
なんか一回ワーって公開して
ただ一旦縮小したけどやっぱり根強いファンがいて
またさらに拡大してる感じがある。
スピーカー 3
大阪で拡大してるんですよ。
スピーカー 2
そうなんですか。
スピーカー 3
東京シネマロサさんも決まったみたいで。
どんどん今広がっていってる感じは。
スピーカー 2
楽しみですね。
スピーカー 1
片山さんに聞かなかった絶対言ってない。
言ってないですか。
スピーカー 3
本当に僕は自分が物作りしてるからすごく刺さったというか。
だから目の前の売り上げだけじゃないんですよね。
いいですよね。
映画も音楽もアニメも10年20年30年40年何年先でも愛されるっていうのが大事なんですよ。
スピーカー 2
そうです本当に。
スピーカー 3
本当にそうです。
21:00
スピーカー 3
改めて僕がちょっと見失っかけてたものをハキアニメで。
スピーカー 2
そういうのもあって。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 2
また見た上でもう一回ちょっとハキアニメ特集したい。
スピーカー 1
いいですね。
深掘りにするのもね。
スピーカー 2
ちょっと長くやるかもしれないですね。
ロングランになりそうな気もしますんで。
ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 3
アニメ。
おすすめです。
スピーカー 2
ぜひ見てください。
じゃあ僕の方ちょっと紹介させていただきたいのは。
もうちょっと大作で申し訳ないですけど。
ベイビーブローカーという。
いいですね。
スピーカー 1
来たんですね。
松本さん。
スピーカー 2
今回初日に行ってまいりました。
素晴らしい。
正直最初見に行くときは全然期待してなかったんですよ。
一応コレーダ監督って本当に日本の映画監督でも。
世界の中でも巨匠じゃないですか。
その監督が撮ってカングでも上映されて。
ガンホが主演大優勝撮って。
これはもう見とかないとなぐらい。
ちょっと義務感みたいな感じで。
知っとかないとなぐらい。
別にそんなにいい作品でもないのかなって正直。
見る前はそんなにハードルを上げてなかったんですけれども。
これ見に行ったらもう本当最高で。
自分にはめちゃくちゃ刺さったんですよね。
まだこれ6月。
今まだ6月ですけれども。
今年のベストはこれで。
自分的にマイベスト映画はこれで決定だっていうぐらい。
それぐらい本当に刺さりましたね。
今までコレーダ監督の作品って色々見てきたんですけれども。
その中でも自分的には一番良かった。
これ予告編見ると人心バイバイっていうか。
スピーカー 1
子供を売るブローカーの話っていうのはちょっとシリアスっていうか。
エビなんかなって思いますね。
スピーカー 2
クライム系みたいな感じなんですけど。
全然そんなことなくって。
基本は本当にロードムービーなんですよ。
温かいロードムービーで。
子供と赤ちゃんとお母さんと売りに行くブローカーたちが一つのワゴンに乗って。
そのプサンからソウルに向けて行くと。
いろんな人を訪ねて売っていくみたいな話なんですけれども。
その中でどんどん4人というか5人です。
また1人子供が乗ってきたりするんですけど。
みんなが疑似家族になっていくみたいな話ではあるんですけれども。
24:01
スピーカー 2
まず脚本がすごいです。
脚本が一瞬たりとも映画始まってから集中が切れることがなかったですね。
情報のちょっとサスペンス的な要素があるんですよね。
なんでお母さんは子供を捨てたのかとか。
なぜ孫眼穂とかこういうことをやっているのかっていうのは。
その情報を出していき方っていうのがもう見事で。
本当にすごいなと思ったんですけど。
脚本がもう巧みにやられているっていうのと。
基本的にはわかりやすく作られていて。
その撮り方だったりとか演出っていうのも。
これまでの小枝監督の作品の中では一番ベタというか。
これもうショー狙ってないなぐらいな感じに思ったというか。
王道っていうか、むしろ普通の人たちに見て欲しいんだろうなって。
多分、さっきのスキップの話じゃないですけれども。
若者が見てもこの映画だったら配信でも早送りしないと思うんですよ。
スキップもしないだろうし。
多分そういうところも考えてるし。
演出とか音楽とかもすっごいベタな当て方なんですよ。
言ったらここは感動のシーンですよって言ったら感動の普通のピアノ当てたりとか。
普通にそういうやり方なんですけど。
僕にはそれが肩に力が入ってないというか。
また小枝監督も一つ熟した感じの映画っていうか。
優しいんですよね。
本当にこんなに優しい映画があるのかっていうぐらい人間愛というか。
すごくそれは感じましたね。
生まれてくるっていうことに対しての喜びとか感謝みたいなものっていうのを
感じられたんですよ。
すごいその映画から本当にそれこそ片山さん、鶴木さん生まれてくれてありがとうぐらいな気持ちを
ベイビーブローカー見てすごくないですか。
いやすごいですね。
スピーカー 3
思ったっていうことで別にそのお涙ちょうだいだけの映画ではなくって
スピーカー 2
家族とは何かっていうことをすごく深く切り込んでるし。
子供を捨てるって結構ショッキングなことだし。
割とそういうニュース見たら僕らって結構その僕もそうなんですけど
自分の価値観でなんて非道家だって思うじゃないですか。
でもなんかその事情も知らないのに
そういうこと言っちゃダメだなって思ったんですよ。
この映画見て。
スピーカー 3
そこの何か家族とは何かっていうことをすごく深く切り込んでるし。
27:05
スピーカー 2
そこの何か
その親は絶対子供を捨てちゃいけないとか
そういう価値観まで揺さぶってくるぐらいの
それぐらいの映画でもあったんです。
テーマも深いんです。
ただもちろん優しい温かいっていうのは全体にあふれてるんですけれども
それだけじゃなくって家族とは何ぞやっていうものを
突きつけてくるっていうか
そういったところもあって
だから僕はすごくこんな映画がないと思って
スピーカー 3
ロードムービーはね、いろんな傑作あるけれども
スピーカー 2
ロードムービーでサスペンス要素もあって
こんなに深くテーマに切り込んでるっていう作品はないなと思ってですね
とにかくもう衝撃を受けました。
スピーカー 3
どうですか?
スピーカー 1
これは韓国って意味があるんですか?
スピーカー 2
もともと韓国の人たち、孫元穂さんだったりとか
いろんな人たちと作ろうっていうのは前々から
その映画祭行くたびに話はあったみたいなんですよ。
このネタ自体も2016年だったかな
ちょっと前に
2015年に
鴻鳥のゆりかごっていうですね
熊本市の病院で実際に設置してる赤ちゃんポストっていうのがあるんで
そういう方が取材して、その時にプロットも書き上げていると
以前、空気人形って2009年に撮った作品で
韓国の俳優さんに出てもらったりとかもして
スピーカー 3
そうですね。確かに。
スピーカー 2
韓国にもこういうベイビーボックスっていうのがあるっていうのを知って
じゃあやりましょうかってなって
温めたっていう感じなんですけれども
この俳優さんももちろん孫元穂もそうですし
女優さんだったりとかもすごく良かったですし
結構ね、俳優さんもアップで撮ってるんですよ。
やっぱりしっかりと芝居を見せてくれる
なんか変な
なんて言ったらいいんですかね
変な変化球がないんですよ。小賢しい
そういう、今映画祭で評価されるような
なんかその
チタンのような難しさがないんですよね
安優も別にそんなにないし
映像的にすごく綺麗な映像を見せてくれるとか
そういうのもないです。はっきり言って
ちゃんと物語でしっかり見せていって
俳優さんの芝居を撮って、俳優さんのいい芝居を見せて
ちゃんといい音楽、普通にいい音楽を当ててっていう
30:00
スピーカー 2
多分偉い人は評価しないと思うんですよ。この映画
スピーカー 3
なるほどね
スピーカー 2
評価達は評価しない
実際その感度でもまあ
スピーカー 3
孫元穂だけですよね、確か
スピーカー 2
ですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
だけどなんか小枝監督は
僕は感じたのは映画祭向けに作ってるんじゃなくて
僕らに届けようとしてくれてるっていうのはすごく今までの映画の中で
一番感じましたね
多分小枝監督って絶対そんな
映画祭もたくさん賞を取ってきてるだろうし
映画の作り方、いろんな作り方できるだろうし
でもどこでそのバランスを取ってっていうか
ここまでやるとちょっとお客さん分かりづらいとか
絶対あると思うんですよ
今回はここら辺で手打とうかみたいなのが
結構我々に寄ってくれた感じがあったんですよ今回
スピーカー 3
へえ
すげえな
スピーカー 1
見に当たんな
スピーカー 2
だからもう立家族とか三度目の殺人とか
最近の作品よりも僕はすごくグッときたっていう
スピーカー 3
なるほどね
題名からは想像できないですね本当に
スピーカー 2
そうなんですよ
でもベイビーってつく映画にハズレはないですから
確かにそうかも
ドライバーも
ベイビードライバーもそうやし
ベイビーマルキューレーとかそういう
スピーカー 3
確かに
スピーカー 2
そうなんですよ
スピーカー 3
ベイビーつくやつにハズレないわ確かに
スピーカー 2
そうですね
だからいろいろ
本当にちょっとこれ
手紙書きたいぐらいちょっとこれだからね
ちょっと同じ日本人としてこういう映画館
映画を作る監督がいるんだっていうことがすごく
嬉しかったですこんな優しい映画撮る人がいるんだ
っていうのが
へえ
そうですか
そうですね
スピーカー 3
僕も絶対どっかで行こうと思ってましたけど
まさか監督初日に行くと思ってなかった
早ええって思って
スピーカー 2
ぶっちゃけこれら監督僕好きなんですよ
スピーカー 3
僕めちゃくちゃ好きですよ僕も
スピーカー 2
実は一度これら監督取材したことがあって
お会いしたことがあるんですよね
そういう機会があって
その時に感動したのが
記事を書いて
それを原稿をこれら監督が
それを送って背景会社さんを通じて送って
これら監督がその翌日ぐらいに
直筆でここはこう
こうこうこうみたいなのを指示して送ってくれたんでしょう
それがカンヌとかに行く
もう数日前とかで
そんな取材ってもうたくさん受けてるわけじゃないですか
そうですね
それに対応する素晴らしさっていうか
やっぱりそういうレジェンドは
33:04
スピーカー 2
そういう小さい仕事とかも関係なしに
全部一生懸命やるんだなと思ったんですよ
だからここまでいけるんだなっていうのは
思ったんですけど
それが分け隔てなくっていうか
取材の時もすごく話もしてくれましたし
なんか上から目線みたいな感じでもなかったですし
すごい
ほんと好きですこれら監督
確かにこの映画を見て
ますます好きになりました
スピーカー 3
絶対どっかで行こうと思ってましたけど
スピーカー 2
余計に見に行かなかったなと思います
でも好みですからこれも
ちょっとハマらなかったらすみません
僕は結構好きだったし
多分結構
幅広い方に受け入れられる作品じゃないかなとは思います
基本的には温かいロードムービーなんで
はい、ということで
ありがとうございます
じゃあちょっとそれぞれ見ましょうか
そうですね
僕はハケアニメとナイトウザジオングテッド見ますし
でまた
スピーカー 1
どうぞどうぞ
スピーカー 3
7月が大変忙しい
スピーカー 1
7月はやばいっすよ
7月やばいっすよ
すでにもうベイビーブローカーと
スピーカー 3
あと何でしたもう一個
タドネスとか
スピーカー 1
サンドラブローカー
あれも評判いいじゃないですか
めちゃくちゃいいですね
めちゃくちゃ高いんですよあれ
スピーカー 2
何でした名前が出てこない
スピーカー 1
ザ・ロストシティ
スピーカー 3
これもだから金曜日始まったんですよね
ベイビーブローカー
スピーカー 3
あと来週エルヴィスも始まりますね
そうエルヴィスもや
スピーカー 1
エルヴィスもやるし
でその次はマイティーソウ
スピーカー 3
ラブ&サンダー
スピーカー 2
ね
スピーカー 3
でバズライトイヤーもあるし
スピーカー 2
いやこれやばいっすね
あとあの
スピーカー 3
やばいっすよ
7月はお二人とも忘れてるかもしれないですけど
ホラー映画が激アツなんですよ
スピーカー 1
そうなんですよ
台湾の
スピーカー 3
そうですよ
あのサッドネスですよね
それこそ台湾の
スピーカー 1
そうサッドネス
スピーカー 3
女神の継承とか
スピーカー 2
羊のやつは
スピーカー 3
ラムは9月
スピーカー 1
9月ですか
スピーカー 3
エックス
そうエックスもあるし
スピーカー 1
エックスでしょ
スピーカー 3
エックスって皆さん
エックスジャパンちゃいますからね
スピーカー 2
そう
スピーカー 1
エックス
ジャンプしてる場合があるんですね
スピーカー 2
ジュラシックワールドも来ますから
スピーカー 1
そうジュラシックワールドもある
もちろんそこが鳥であるんですけど
スピーカー 3
その前がちょっとやばいですね
スピーカー 1
セルビアンフィルムも
スピーカー 3
僕は家族で見ましたけど
スピーカー 1
いやもうあれ見たらダメよ家族で
スピーカー 3
親父がゼックしてた覚えてます
36:02
スピーカー 3
普段何も影響を受けない親父が
スピーカー 1
やばいやんこれ
ダメダメ
スピーカー 3
お前どこで知ってくんねんこの映画みたいな
スピーカー 2
言われたら
スピーカー 1
あとフランシス
トリフォーの
5作が映画館で
スピーカー 3
掛かるじゃないですか
スピーカー 1
言ったらETの元になったであろう
大人は分かってくれないとかね
映画館で見れるので
スピーカー 2
あとこのリコリスピザ
ポール・トーマス・アンダースさん
それめちゃくちゃ評判いいですよね
これもいいんですよ
スピーカー 1
アカデミー賞
スピーカー 2
ポール・トーマス・アンダースさん
大好きだな
マグノリオ
スピーカー 3
かなり多いですよ
7月はちょっと
スピーカー 1
そうなんですよ
あいも買いくぐって
その2本を見に行かないといけないんで
スピーカー 3
この2本は6月中
言うたら今週
来週で終わっちゃいますけど
来週かも
スピーカー 2
収録の時はそうですけど
スピーカー 3
その時ですね
スピーカー 1
嬉しい悲鳴ですけどね
スピーカー 3
あれもやりますよ
ごめんなさいね
僕がちょっと短編に出させていただいたから
宣伝みたいなのあるんですけど
リスクオファイブもやります
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
インディーズで
スピーカー 2
つゆきさん
岡本監督っていう
最近すごい頑張ってる監督がいて
本当にセンスがある
音楽映画を撮る方なんですよ
関西の方なんですけど
ちょっとね
関西製作とは思えないというか
クオリティが高いんですよね
この間
片山さんと一緒に撮られた短編が
映画祭で評価されて
スピーカー 3
審査員特別賞
が何回撮って
素晴らしいですね
ちょっと
この7月ディスコーズハイも
スピーカー 1
僕はちょっと見に行くんですけど
スピーカー 3
ディスコーズハイ
飛びません?これ見たら
スピーカー 1
勝手に
スピーカー 3
言ってますけど
スピーカー 2
岡本監督は絶対来てくれると思います
僕はちゃんと
映画祭の挨拶してますし
ちょっと
見てますしね
なので
いいと思います
真空というか
音楽業界から現れた人ですから
映画業界
ではないところがいいです
ミュージシャンから聞ける人だから
スピーカー 1
是非実現させましょうか
勝つゲスト決定
スピーカー 3
勝手に
僕はこのテーマ曲の
スピーカー 2
引いてみた選手権優勝してるので
そっかそっか
スピーカー 3
そういうのも
39:00
スピーカー 3
呼びやすいのかなと
スピーカー 2
ミュージックビデオを撮る話
すごくいい
いいですね
音楽映画としてすごくいい
スピーカー 1
映画です
スピーカー 2
ちょっと呼びましょう
ということで
すみません長々とお話しましたが
スピーカー 1
ありがとうございます
スピーカー 2
いろいろと3人が
熱く語った作品
是非見ていただけたらな
というふうに思います
ということで
前中の言霊映画トライアングルここまでです
スピーカー 3
ありがとうございました