ということで、今日の特集はトップをねらえ2特集です。
はい。
OVAでした。
もう、なんとなくOVAという。
ああ、そういう。
オリジナルビデオアニメーション。
ビデオ。
っていう形も、なくなってるの?もしかして。
いや、この頃さすがにDVD出てきてんじゃない?
いや、トップ1はまだ昔の画角だったんですけど、
トップ2は画角がちゃんとワイドになってましたね。
まあまあまあ。
2000年超えてますからね。
はい。
ということで、なぜ今回トップをねらえ2を特集したかというと、
それはもうこのコンビだからですよね。
鶴巻和也監督、脚本江戸陽二さん。
はい。
ということで、もう4月から。
はい、発表されましたね。
発表されましたんで、正式にね。
ガンダム。
武装戦士ガンダム、ジークアックス。
ジークアックス。
はい。
が発表されたので、
まあこれは、その、このお二人の作品をやらなきゃなと。
はい。
ぐらいの軽い気持ちで、今回特集を決めたわけですよ。
劇場版もあるんですけれども、
劇場版の方はあんまり配信に入っていないので。
そう、俺も見たことないんですよ。
いいですね。
ちこちゃんのエピソードがね、ガリッと言ってるから、
そうですね。
私はOVA版が好きかな。
はい。
ということで、今回は配信に入っているOVA版全6話。
はい。
バージョンを特集します。
配信?配信というか、発売ですよね。
この頃配信じゃないからね。
はい。
2004年ですよ。2004年から2004年。
レンタル屋に並ぶの待ってた覚えがありますわ。
まあ、要はそんな時代ですよね。
いや、これみんな見たほうがいい。
今でも見れるよ。
今に刺さるよ。
ちょっとね、特集を決めた流れは本当にそんなレベルだったわけですよね。
まあ、鶴巻監督、曹操、えのきど、コンビの物語を、
本来ならフリクリなんでしょうけれど、
フリクリよりもトップを狙えつうのが自分たちに親しみがあったというところがあって、
久しぶりに見たいよねぐらいの気持ちで特集を組んだんですけれども。
はい。
いや、この作品がすごくキャッチーな感じだったっていう記憶はあって、
そこが1と種類が違って、
1はどちらかっていうとスポコンだったじゃないですか。
スポコンと。
あれはあれで面白かったんですけれども、
でも時代性を感じるんだよね。
今回私、1はさすがに見れなかったんで、
2を見た後に、1の最終話だけ見たんですよ。
これ、さすがに最終話を振り返らなきゃダメかなって思って、
2の最後を見た後にね。
で、見たんですけれども、
さすがにやっぱり古臭さを感じたわけですよね。
でも、2に関しては、
全く感じないよね。
1は題材が上手いんですよ。
モラトリアムに向き合った時、人はどうするかっていうのって、
普遍的なテーマじゃない?すごく。
だから、いつ見てもブスって刺さるし、
なんなら出てくるキャラクターの年も幅広いから、
誰かしらにはちょっと共感を持っちゃうみたいな作りになってるのが上手い。
たぶん、当時の自分と今の自分は立ち位置が違うわけなので、
共感するキャラクターも違うわけですよね。
そうですね。
当時はチコちゃん激推しだったんですけど、
今、すごく私、カシオが好きで、
これは私の年齢がすごくカシオに近くになったことによって起こったことだろうなっていうのがあって、
なかなか感慨深かったですね。
だから、そういうところも含めて、
今回特集して幸せだったなって思って。
好きな作品ではあったけれども、
機会がない限り見直さないわけですよ。
そういうタイプでしたね、僕も。
うん。
いや、ほんとね、このキャッチ感っていうのはめちゃくちゃ好きだった記憶はあるんだけれども、
いわゆる配信世代に入ってきて、
見たかって言われたら見てない気がする。
これ、そこ兄でも特集してない?
また嘘ついてる?
初期の頃特集してます。
そこ兄が尖っていた時期。
いや、まだ2009年なので、
66回ですよ。
トップを狙い劇場版、トップを狙い劇場版を見た後に収録してますって書いてあるんで、
このタイミングは新劇場版派が大人気だったタイミングですね。
に、やってます。
でも、もうこれ以来見てないわけですよ。
俺もレンタルで1回借りてみて以来だった。
いや、東京に来てから友達同士で鑑賞会1回やった覚えがあるけど、
20代だった気がする。
だからもうさすがにね、100回以下のそこ兄はもう自分の中で記憶としてなくなってるので。
いや、下手したら10年前でもなくなってますから、この前みたいにね。
そうですね。
やってたんだなぐらいな感じですね。
そのぐらい久しぶりに見たわ。
多分ほんとこの時以来ですよ。
なんか前に見た時、僕はなんかそこまでキャラクターの心情に寄り添うとか、
このセリフがどういうテーマで喋ってるのかみたいなこと、そこまで気にしてなかったと思うんですよね。
今回それをこう、前のね、若い時よりかはそういう習慣が多少はついた状態で見直すと、
これこんなに身につまされるような話も出てくるし、
未来に対して、今に対して希望を抱かせてくれる、活力をくれるような作品なんだなって。
俺が思ってた以上に好きな作品だったんだなって思って。
もう昔に見たことがあるみたいな人は見直してみるのをお勧めしますよ、これは。
そうですね。
コメントいっぱい来るかと思ったら、1通しか来なかったんですけど。
今、Dアニメに入ってみるってなるとちょっとハードル高いかもしれないから。
Dアニメ番大チャンネルに今入ってるのかな?
はいはい。
いや、見た方がいいよ。
ぜひいい音響で見てほしいな。
そうですね。
いい音響がなければヘッドセットとか、ヘッドフォンかイヤフォンでいいから。
ヘッドフォンですね。
ヘッドフォンね。
とかで聞いた方がいいくらいに、すごかったっていうのはすごかったですね。
はい、コメントいきましょう。
グラムスケールさんからの投稿です。
トップを狙え2と出会ったのは19歳の頃。
専門学校の年上のクラスメイトにオススメされたのがきっかけです。
1話でただの宇宙に憧れる家出少女だと思っていたノノが、実はアンドロイドだった事実に驚愕したことを今でも覚えています。
数年おきに無償に見たくなり、見直すくらいお気に入りの作品です。
見直してて未だに疑問なことが数点あります。
ノノリリイコール1の主人公のりこなのはわかります。
一緒に作戦に当たったカズミお姉様の記録は残されてなかったのか?
ディースの復古とバスターマシン19号が7号の眷属たちに敵認定されているトップレスにおとなしく使われていたのか?
他にも1からの関係やオマージュなども散りばめてあり、1を視聴しているとより楽しめる作品でした。
ありがとうございました。
はい、コメントありがとうございます。
ねえ、みんな若い頃…
アンドロイドというかバスターマシンで…
バスターマシンだったっていうところがね。
そこはさすがに覚えてたんですけど。
確かに1を見た上で見るべき作品なんだとは思うんですけれども、
これいろいろハードル高いと思うんですよね。
1を見てから。
1を見てからは。
まあいろいろというか、1段上がることは間違いないですからね。
そうなんですよ。
で、1の1夜を見たときにこのアニメが楽しめるかって、今の若者にハードル高くないですか?
逆にあんまり今となってはないから、それはそれで新鮮なのかもしれないけど、
今あるトレンドとは大きく外れているのは確かですよ。
そうでしょ。
2を見た後に1を見るのはありかなと思うんですよ。
うん。
ノノリリってじゃあどんな人だったのか、実際見れるっていうのはデカいですよね。
そうなんですよね。
その振り返り方は結構エモいですよね。
多分今見るならそれが一番正しい流れなんじゃないかなと思って。
よくあるじゃないですか。
トップを狙い何から見たらいいじゃないですけど、ガンダム何から見たらいいじゃないですけど、
トップを狙いに関しては今の時代だったら2から入るのが正しいんじゃないのかなと思って。
まあアリだとは思いますね。
2を見てノノリリって誰!?
っていうところもあるし、怪談変動重力源だっけ。
あれを見た時におやおやって思う時がね。
まあそうですよね。
あーあれかーっていう。
BGMの偽物感といいみたいなところで、あそこで結構震えるポイントではあるので。
そうですね。だからそういうのが全部、1を見ればわかるみたいな形になっているので。
2でお帰りなさいで迎えてる人たちがどういう気持ちで迎えられたのかっていうのはちょっと感慨深いものがあるんじゃないですか。
へー誰か帰ってくるんだねっていうところしか2から見るとわかんない。
わかんないですけどね。
そりゃあ万感の思いで迎えるでしょうよっていうのがわかりますから1見ると。
いやでもほんとね、2は全然古臭さを感じなくて。
そうですね。
いやまあ古臭さという意味では今だったらこの表現はできないだろうなとか、そういう部分かな。
縛りの面で?
そうそう。
できる表現できない表現っていうのが。
たぶん今だったらこの表現は使えないよねとか、でしようかっていうふうに逆にならない?
部分とかを当時だからやってたっていうところの面白さがあるのかなっていう感じがあって。
そうそうそう、そうなんだよね。
劇場版のジョーを見た時にどっかで聞いた音だな、でもあんまり聞いたことない感覚もあるんだよなみたいな感じに襲われたんですけども。
だから結構ガイナックス作品だなっていう感じはすごく感じますよね。
魂の一作だなって感じはしますね。今のカラーまで受け継がれてる根底にあるものっていうのは、
エヴァから継いできてここにあり、ここから後に繋がっていったっていう過渡期の作品としてもやっぱ今見て面白いところですよね。
ガイナックスのあり方に関してはいろいろ大変だったんだなっていうところは感じるんですけれども、
でもガイナックスっていう会社があったから生まれてきたものの一つじゃないですか。
ガイナックスが出した作品は間違いなく名作が多いですからね。
そうですね。ガイナックスから来てその後カラーに受け継がれていった遺伝子みたいなものはここにあるんだなっていうのをすごく感じさせてくれる。
それこそ今回の趣旨通りジークアックス前のお勉強っていう意味で非常にいいかもね。
そうですね。ジークアックスとは違う、ここがね、でもこの作品ってちゃんとバンダイナムコフィルムワークスなんですね、階級に関してはね、劇場のね。
だから最初にエモーションのあれが入りますから、モアイが入りますからね。
考えたらまあ納得の流れはあるんだろうなあという。
子供の頃あのモアイ見るたびにもうめちゃくちゃワクワクしてた。
あのモアイが流れるともうこれは絶対面白いアニメだなって思ってましたから。
俺の好きなものが流れるっていう。
1話からもうあの、エヴァの新劇場版の刃もそうでしたけど、巨大感出す煽り方とかカメラの移動の仕方とか本当に上手だなって思って。
お家芸ですからね、やっぱ上手いよねっていう。
これOVAじゃなくて最初から劇場にかけるつもりで作ったでしょうぐらいの映像ですよね。
そうですね。
だって多分これ、この当初っていうのは、アニメ作って劇場公開みたいな流れって、そこまで企画的になかった時代でしょ?
いや、でもまあ確かに2004年2006年まで作って、その後2006年10月にトップを狙えトップを狙え2合体劇場版が公開されているということを考えれば、2004年の段階から最終的には劇場公開を企画してたのかもしれないですけどね。
そのぐらいじゃないと、この映像のクオリティおかしいでしょ?っていうぐらいすごいんですよね、今見てもね。
ほら、そういうことやる会社だったんだよ、だって。エヴァだってテレビシリーズだったんだよ、最初。
でもエヴァのテレビシリーズ、今見てもすごいけど、テレビシリーズじゃないですか、やっぱり作。
いやーでも大パーツですよ、あれは。
大パーツだけどね、そう。
結局そういう若手スタッフが揃っていたっていうところなんでしょうね、やっぱりね。
キャラもさ、ほんとさっきカシオの話が出たけど、カシオがほんと前見た時よりも全然印象が変わってて。
カシオからいくんすか?
いやーでも私もカシオだな、今回は。
いやもう年近くなると身につまされるよ、あの人。
確認しなきゃ希望が持てるじゃん、持ち続けられるじゃんっていうのは、気持ちは分かるけどほんとそれは後ろ向きよねって思う。
そうだよね。
まだ余力を残したままされば、もう一回ね、戻ってきた時にまだ残ってるかもしれないじゃん、みたいな。
あの時の才能は残っているかもしれないじゃない、みたいな。
生地すごくできる人だったがばっかりに、
全盛期があったがゆえにね。
ここから下がっていくことがとても怖いっていうのも分かるし、ああいう形でこうすがりついたのも分かるけど、
最後向き合った時にちゃんとね、打ちのめされて新しい道歩いてるのかっこいいよあいつ。
そうね。
一回打ちのめされるのが肝だよなって思う。絶望してから這い上がったというか立ち上がったのがいいよねっていう。
それに聞き換え、ニコラ君の方は見てて、
もともといたトップレスのことを部品だって言ったりとか、
しがみついてたことの裏返しでああいう言い方をしちゃうみたいなのはあるなあ、これはもう。
だってまだ彼は上がったばっかりだから。
いい歳になってないから、まだすがりついてるけど、
でも未練を断ち切るためにはあれは大したことはなかったものなんだよって言い方しないと耐えられないんでしょう。
ニコラは若いからまだそれが許されるけど、
俺らだってなんかあったらああいう気分に言いたくなる気分にもしかしたらなっちゃうかもなって思うのが生々しくて。
だからニコラスは一番生々しい存在なわけですよ、我々からするとね。
嫌いになれないけど切ないなあと思う。
ああいかん、いかんなあって思ってしまう。
最初出てきたときタンパン履いてたのにさ。
タンパン履いてブーンドドドだから。
そう、だったのにノノを押し倒したときにヒゲが生えててさ、最後はズボンを履くようになるんだよ。
嫌顔にもおじさんに向かって歩き始めちゃったわけでしょう。
いやまあそれはね、上がっちゃった。
彼の、もう今までの自分を否定するような感じだったわけなので。
ほら、その先にいる人としてハトリが横にいるのも生々しいなと思って。
そうですね、ルートの先輩やからな。
同じ道をたどった先行きの人だから、あの人は。
いやでも結局この話自体も人類が太陽系に閉じこもってっていう、引きこもってだかゆりかごだかわかんないですけど、
そういうところから外に向かって締め出されたやつがいて、
強制的に大人にならざるを得なかったニコラスみたいなのもいるけど。
結局いろいろメタなネタをやってるわけですよね。
SF的メタなネタも含めて、4年生の終わりじゃないですけど、
そういう物語なわけですよ、これはね、言ってしまえばね。
だからニコラスの話も含めて歌詞を見て、
すごく自分の人生に希望と油断はならんぞという、いましめみたいなのを感じて、
すごくね、こんな気分になって見終わると思わなかったよっていう気にさせられてしまった。
若かった頃はラルクとかチコとかの若い世代がキラキラ輝いてるのを見てね、
いやいいよな、なんかキラキラしていきたいよな、みたいな気持ちあったけど、
いまはさ、本当に大人になった時、あなたはどう生きるのよっていう方にすごく目が行くから、
めちゃくちゃ大人組に視点が行くようになりましたね。
だから上がった後なわけですよ、自分たちはもうとっくにね。
だから上がった後の、上がりを恐れるっていうのも含めて、
まさにサーペンタイン芝居のように、上がりを恐れたやつがやらかしたら、
ああなっちゃうわけですよね、結局ね。
そうですね。
ああならないようにならなきゃいけないっていうのも含めて。
サーペンタインの二人はまじ、こんなに気持ち悪い芝居してたんだって思って。
そうだね。
いやまあ本当だと気持ち悪い二人でしたけど。
いやまあね、声優話は後からやろうと思いますが。
あの二人が多分、我々のある種一面だと思うんですよ、ダメな。
いや、そうですよ。
で、しかも年齢のこと聞いたらそれだけで飛ばされたっていうのはさ、
自分の向き合いたくないものをちらつかされたら、
もうそれを許せなくて排除しようみたいな。
まあ老害ですけど、やるかもなあ。
くわばらくわばら。
いやまあだからね、あの立ち位置にいて、
いろいろ裏につながっていた彼女たちっていうのは、
もうまさに今世の中にいっぱいいそうな、
やばい大人たちなんじゃないのかなっていう気もするし。
いやもう大人になれない幼児性の発露ですけどあれは。
こうなってはいけないっていう今しめでもあるし。
しかも野々を囮にいって若いもんを囮にしてみたいなね。
ね。
いやだからそういう部分の、当時彼らが作ったであろう物語。
だってまだ彼らだって若かったわけじゃないですか。
当時はね。
当時はね。
その若い頃にこういう物語を作って、
今まさにこれが刺さっちゃうわけですよ。
多分今の若い人にも刺さるような話。
立ち位置はどの立ち位置に自分たちがなるのかは別として。
年取ってるっていうよりかは、
自分とモラトリアムにどう向き合うかっていうのは、
多分一生抱えていかなくちゃいけないものだから、
誰にでも刺さるテーマなんだと思うんですよ。
絶対通る道だから。
うん。
だからそこがね本当に、
こう、やっぱ普遍的な物語って、
いつ見ても刺さるんだなっていうのを改めて。
理由されないテーマだよねとは思います。
感じましたよ、本当に。
まあ、最終的にはね、
そのトップ1の最終話につながる物語になるわけなので、
SF的な面白さにはなるんですけれども、
まあ人間としてのお話があまりにもよくできているので、
そんなのを知らなくても全然楽しめる。
SFとしても人間ドラマとしても両軸しっかり立ってるっていうのが、
魅力倍増というか、
美味しいところが2本もあるんだから、
積み重ねの美学みたいなのはありますよね。
えのきどさんってすごくやっぱ女の子のお話を書いてきた方のイメージが強いので、
お姉さまと私の2人の話っていうのを得意分野だよねと思いますね。
だってセーラームーンとかウテナの人って言われればもうそうでしょうよってなるから。
そしてスタードライバーの人でもあるわけですからね。
いろいろ我々が好きなアニメのいろんなところにいる人たちなわけですよ。
そしてこの人たちのエッセンスを引き継いだ人たちも、俺らが好きなアニメーションだっていう話ですね。
そうなんですよ。そしてそれがガンダムに行くわけでしょ。
これはやっぱりルーツの一つとして見とくべき。
実際楽しかったけど、もう楽しみしかないんだよな。
そうなんですよ。
わかんない。もしかして蓋開けたらニャーンが主人公かもしれない。
可能性あるよね。ここまでやられるとね。
これ見て、このまま当てはめていくとニャーンが主人公になってしまうって思ってるけど。
でもたぶん時代性の変化は当然あると思う。
でもある意味、ここまでぶっ飛んでるのは今は作れないと思うんですよ。
いや、どうかな。スタードライバーだって結構ぶっ飛んでたしな。
めっちゃぶっ飛んでたしな。
いや、だってジークアックスがぶっ飛んでるでしょ。
そうですね。
大丈夫、大丈夫。ぶっ飛んだものはもう作れないかもみたいなね。
オタクの心配はちゃんと超えてきてくれるから大丈夫。
それはそうですね。
そうですね、確かにね。
いやーね、今一番ジークアックスでハマっちゃった人たちに見てもらいなトップを狙え2なんじゃないかと思いましたよ、ほんと今回。
割と雰囲気近いんじゃないかなって気がするんですよね。
マチュとニャーンの関係とか見てると、やっぱ女の子2人の関係性みたいなのの描き方は近い匂いを感じるから。
近めの作品見てみたいかもって思ったとき一番手が届きやすいかなって気がします。
ノノと?
ラルク。
お姉さまって言ってるけど、ラルクですよね、の関係っていうのは。
いい関係なんですよね、この2人の関係がね。
せっかくだから声優の話まで行きましょうか。
ノノは福井ゆかりさん。
彼氏彼女の事情から入ってきてみたいな。
だからそのガイナックス系。
ガイナックス系なんですよ、フリクリにも出てますし。
そしてドップを狙え2でノノっていうね。
ラジオに出てたのは私は知ってますよ。
懐かしい話ですね。
やっぱり思い出すところといえばグレンラガンのニアじゃないかなって。
そうですね、グレンラガンのニアもありましたね。
ちょっと不思議ちゃん系が多かった。
ナライアも記憶喪失女子でしたしね。
受けようがないした雰囲気のある人っていうイメージが強いので。
そういう意味ではドンピシャですよね、ノノ。
人間に近い動きをしてるけど人間じゃないものっていうキャラクター性にはすごくハマってるかなって思いました。
そうですね、だからこの声優さんだからこそやれるキャラっていうのがあるっていう感じの1人だったのかなっていう気はしますし。
そしてもう1人のヒロインであるラルクは坂本真彩さんがやってますけれども。
いやでもめっちゃ若い。
ちょっと感動するぐらい若いですね。
この人は若い頃からずっとやってるイメージが。
そうですね、若い頃からずっとなんだけど。
だってほら、今回の声優陣って現役で未だに活躍されてる人たちがほとんどじゃないですか。
いやもうそれは微で思いました。メンズが変わらんなって。
ただ沢城さんがこの役どころにいるのが時代を感じるとか。
そうですね。
沢ノビーさんがこの役やってるのが時代を感じるみたいな。
そうなんですよ。
沢城さんはデビュー作品プニコだからね。
意外とね、意外とこういう感じのやり方を。
昔からやってるんだけど、でも沢城さんのこのチコはめっちゃ若い感じが良かったですよ。
カシオの山崎匠さんもこの時点ですでにしっかりとしたオッサン声ですから。
もう大人の声だからね。
マクロスプラスの頃に近いですよね、でもね、確かにね。
でもね、やっぱりね、最近あんまり声見かけないですけど、岩田光雄さんがブイブイ言わせてた頃じゃないですか、この頃って。
ブイブイは幸せ、あの人は。
全然そうですけどね。
このニコラに岩田さん当てるの本当に酷いなって思うのは、岩田光雄さんといえばピーター・パンなわけですよ。
酷くない?ニコラだよ。
そうだな。
絶対悪意あるよ、これ。
トゥーンって思ったよ、このギャスティング見て。
それ気づかなかったわ。そうか。えぐいね。
そういう意図なんじゃないかなって思って見ていて。
声質もあってるし、この役やってたからちょうどいいやっていうのはあったかもしれないっていうぐらいに役がそういう役だよ。
いやドンズバですよね、素晴らしいなと思いましたよ。
岩田光雄さんはずっとこうね、ラジオで下品なのを聞いてたので私は。
そうですね、それのイメージ非常に強いですけどなんかちょっと少年味みたいなのはずっと持ってるけど擦れた大人のお芝居もできる人っていうのですごくすごくいいなって思いました。
だからね、やっぱこの頃ってみんな若いじゃないですか。で、その中でその岩田光雄さんの演技っていうのはやっぱりこう一つ上かなっていう感じのニコラスの演技だったなって思って。
その嫌なキャラも含めて、嫌なところとその少年味のこうなんか上がっちゃった悲しさみたいな。
絶妙なんですよね。すごく最初に出てきたときはいいやつなのかなっていう雰囲気でもちょっと信用できるなみたいなめちゃめちゃ微妙なラインを攻めてくるから。
いやまあうめえなと思って聞いてましたよね。
ほんとね、すごかった。
ぶんどどからマジで部品ですよ。楽さがすごいよ。
だって他のメンツだって現役バリバリゴロゴロですからね。
バリバリだしなんかもうその頃からもう重鎮の方も結構出てらっしゃるじゃないですか。
なんかもう京川さんが急に出てくるあたりガイダックスだなっていう感じがする。
そうそうそうなんですよね。
痛い痛いって感じ。
ちゃんと続いてますねこのラインはみたいな感じはあるよね。
久々に大林さんの声を聞いてなんか安心したりは。
いやー大林さんのねあの声が若いなっていう感じの。
いややっぱりねどうしても我々の中での大林さんはパトレーバーなわけなので。
まあまあそこがいっぱいね最初には出てきますよね。
そうなんですけどいやそうじゃないところにいる大林さんを見つけると楽しいんですよねやっぱりね。
あとガラさんは変わらないなとか。
ガラさん変わらないね。
いつもかっこいい。
いつもかっこよくて色っぽいよねっていう。
1話だけしか出ないけど店長の小山まみさんとかね。
まあそういう意味では大林さんも1話しか出ないですけどね。
そうですね京川さんも1話だけだった。
だからやっぱりあの辺の上手いメンツが1話しか出ないとか贅沢するっていう。
贅沢ですけどでもああいうところにはやっぱりベテランの上手い人を入れとかないと話し締まらないんだなっていう。
ちょっとのセリフで締められる人をうまく配置することによってこの尺が足りないドラマ性みたいな部分をうまく保管してるからやっぱ非常に上手いキャスティングっていう感じがしますね。
私ハトリの梅津英幸さんとかすごくすごく好きな声優さんだったから久しぶりに声聞いてちょっとグッときちゃいましたね。
去年ねお亡くなりになった方なので。
いやもうちょっとねあの今だったらこれ多分ワンクール分ぐらいの尺で作ると思うんですよ。
どうだろうか。
いやどうなんだろうもったいないと思うんだよねやっぱりねたくさん本来ならいるはずのトップレスのメンバー。
まあもっと見たいっていうのはあるんですけどでもトップレスのあのメンバーも結構嫌なやつ多いなっていう。
まあそうですね。
でもあれは彼ら彼女たちのそのまあ育ちを考えれば。
みんな若いしトップレスでいちやほやされりゃそうなるかみたいなのもあるし。
結構お金持ちのことがも含まれているのでね。
トップレスって結局あのまあ第5話で病気扱いになっちゃうわけじゃないですか。
その若年層特有の異常な前頭炎の活動である。
ある種の超能力的なものだと思うんだけど。
劇中ではそうなってますけどいやーこれすげーあのいい設定で残酷な設定だなって思うのは、
まあ人間を超えた力を発揮するわけじゃないですか。
でそれがこうみんなトップレスは子供で年齢によって力が薄くなって失われるっていう設定が出てきたときに、
子供は無限の可能性を秘めているけれどもその可能性の限界を感じてそれを目の当たりにしたり悟ったときに大人になるんだみたいなことなんだろうなって思うとすごく素敵だけど残酷だなって。
そうなわけですね。大人になっていくにつれて能力を失っていくというところも含めて。
予知がモラトリアムの頃の彼らの最大の武器なわけですけど、それがなくなるということが生きる道が一つに決まっていくということでもあるので。
でもその子供たちに託さないと戦えなかったっていうのもこの世界では事実としてあって、でもそれが最終的には囚われてしまう扱いになっていく。
大人もできないものができるって言ったら万能感半端ないですからね。
とりあえず囚われもするでしょうし、なくなるのが怖いのもそうでしょう。
みたいな部分なんていうのはまさに今の時代にもすごく響く内容だよな。
トップレスでなくなるのが嫌だ、しがみつく、しがみつきたいっていうのを否定できるものはおらんと思うわ。
できないでしょう。やはり。
だって世界ヒーローだったわけですね、最初のうちはね。
みんなが目指したいというか憧れるヒーローだったわけじゃないですか、トップレスっていうのは。
結構作中の人物みんなそういう夢も見てたけどね、みたいなことを言いますよね、大人はね。
でもみんながなれるものではないという。
大体の人が慣れないまま大人になっていく中で、慣れちゃった人の苦悩っていうのはやっぱり非常に面白いですよね。
で、慣れたけど必ず終わるものであるっていうところがね。
第5話で語られますけど、人類が真の大人になるための通過儀礼とか、こういうのってまさにエヴァとかで見た世界じゃないですか。
それこそ政府の文脈ですからね、4年期の終わりを。
でもまだこの時代になっても4年期は終わらねえんだっていう。
すごく遠大な話ですから、これは。
100年200年じゃ収まらないような長い時間を宇宙スケールから見たら僅かなこととして見るっていう、そういう感じのスケール感の話だから。
そうですね、でもSF的には全然古臭くない。
古臭くないし、やっぱりそこにちゃんとラルクが真ん中に立つことで、人類全体がどうなろうが、自分がどう世界と向き合うかでこんなに見え方が変わるんだっていうのが描かれてるから、すごくそこが気持ちいい希望になる。
イノックスの系譜ですよね。宇宙のことと人一人の人一人の人生の決定っていうのはイコールで結ばれる、いわゆる世界形の形を成してるから。
今となってはだいぶ落ち着いてきたジャンルではあるけれど、そうだこの頃これ全盛期だったんだよなっていうちょっと考えがあったりとかしますね。
やっぱほら、今って人一人ができることは非常に小さくて、世界の大事っていうのは自力ではどうにもできない。だから手が届く範囲をどうにかしようっていう論調に落ち着くような作品が増えてきたじゃないですか。
物語がね、増えてきたからね。
本当に人一人の決定で世界を揺るがすことができるっていう大きな話がこの頃はいっぱいあったんだよなってすごくグッときてしまう。嫌いじゃないからそのジャンル。
そうですね。だから触れてほしいなって思う。こういうジャンルにも。っていうのが見終わって改めて思ったし、ただ本当古臭くないっていうのを感じた。っていうのが一番の今回収穫だったのかなって思って。
あとこれ言わせてました。古臭いなと思いながらでもこれかっこいいなっていうのが、白抜きで下に現れる説明というか、名前の文字。最終兵器地球みたいな感じ。あれはもう特撮なんだよなって思いながら見てるけど、いやかっこいいなって思って。
これもお家芸って感じがしますね。今だったらもうちょっとポップな感じのおしゃれなフォントとかでスパッと入りそうな感じだけど、やっぱりこの書体なんですよっていうね。
でもそれがやっぱりガイナックスから続く流れ、エヴァから続くみたいな感じでもいいんですけどの流れっていうところを考えたら、でもそれが出ることによってすごく高揚感があるっていうのを未だに出てくるわけじゃないですか。
むしろ擦り込んでいこうとしているわけですよ、彼らが。作り手が昔超かっけえじゃんって思った表現をかっけえから今もやるし、これから先もやるっていう姿勢。それを見てる側もかっこいいかもしれんって思っていくというこの洗脳ね、大事だと思う。
そうね、洗脳ね。
擦り込んでいきたい。かっこいいよ、このフォントの出し方は。
あとわけのわからないね、月面なんとかみたいなそんなところでもね。その説明がね、どうつながっていくのかって意外とどうでもよかったりするみたいなさ。
今まで言ったSF云々とかテーマが別にそんなに関係なく見ても、ただ単に口ポケーって開けてみても、かっこいいって言っていける作品じゃないですか。
かっこいいと思ってもいいし、そこがどういう設定なんだろうって考察してもいいしみたいな、考察しなくても楽しいみたいな、そういうところがこの時代の作品にはあったなっていうのがあって。
間口が広いよ。
それは結構本当に今でも引き継いでいってるものだから、この時代で確立していったものなんじゃないかなっていうふうに思うんですね。
本当にね。
この辺の間口の広さがジークアックスが受けている由来なのかもしれない。
につながるのかなっていうのを改めて見て思ったなっていうところもありました。
そうだよね、今受けてるんだから間違ってなかったんだよ。かっこいいんだよね。
いやでもね、やっぱりね、ストーリーとしては面白かったと思うのは、すっかり忘れてた部分であったんだけど、10年後の地球っていうね、最後ね。
10年後の地球が出て、元トップレスのメンツもみんな大人になっているっていう状況で。
いやね、ここで七夕でバスターマシーン1号2号が地球へ帰還するっていうのは、そうなんだっていう。この時代なんだって思うよね。
そうですね。最後のダブルキックでも、ダブルキックしてる瞬間にコーチのセリフが、頭を二人合わせれば炎となるっていうあれが出てきて、やっぱ二人で蹴らなきゃいけないよねっていう気持ちにさせられましたけど。
やっぱ最後の1号2号帰還は、そんなにトップを狙いにめちゃくちゃ思い入れがあるわけじゃないと思うんだけど、泣けますね。
そうなんですよ。
だから演出にやられてるんだよ。
ここはね、トップを狙い1号を見ないとわからない。けれども、たぶん見ただけじゃ2号しか知らなければわからない。何なんだろうと思うけど、これは1号を見れば感動してしまう。
え、そんな壮大な物語なんだっていう風になる。
そうですね、めちゃくちゃ遠大な話ではあるんだよな。でもそれをそれとして2号だけ見てても、野々があれだけこだわり続けた野々リリーっていう女の子がどうやら帰ってくるらしいってことがわかるだけでも、ちょっとグッとくるし、帰ってくる人には友達が必要なんだよねっていう話で、もしかしたらラルクとかチコが迎えてくれるのかもしれないなっていう気持ちになったりとかするのもいいじゃないですか。
コメントにもあったけど、かずみお姉さんはどうなったんですか?忘れられてるんですか?
野々の記憶からドロップアウトしちゃったかな。野々リリーしか思い出せなかったんだね。だいぶ記憶がいっちゃってるって言ってたから、きっとそういうことなんだと思うんだけど。
そうなんですよね。野々リリーって?って思いましたからね、やっぱり。
ちゃんとほら、野々リリー子って言ってるから、ノリ子って言おうとしてたんだよね、きっとね。
そうですね。でもあの時代でもちゃんと名前は残っていた。彼女たちが悲観するっていうのがわかっていたから、ワンの最後はあの感動で終わるわけですけれども、それをちゃんとこの物語の最後のシーンとして持ってきたっていうのは。
待ってた側にもいろんな思いがあったんだよって言われたら、ちょっとワンのラストの色もグッと濃くなるじゃないですか。
そうですね。当時ワンが作られた時にはこんな物語は考えられていなかったわけですけれども、でもその後作られた物語がちゃんとワンにつながる終わりとして終わるというのも、この物語の壮大さをちゃんと感じさせてくれるっていうのかな。
あとからつけるんだったらやっぱこれぐらいやらなくてはいけないんだよなっていうところにしっかり答えてくれてるよなと思います。
そうですね。そのワンのブームもあったわけじゃないですか、ちゃんと。その後作る続編として何を引き継ぐものなんだろうっていうところで、これぐらい。だって物語からこれ、だって最初見た2の最初ってわかんないわけですね。
どうなっとんねんという。
前話からの繋がりってどうなってんのみたいな感じなわけですけど。
それこそだって、ワンからの繋がりとしてはだいぶ難波なスタートですから。
そうなんですよ。
めちゃくちゃ最初に見た時に違和感を感じて乗れなかった覚えだけはあるんだよね。
これを続きですって言われたらそれはびっくりするけど、最後まで見れば続きでしたって思うから。
キャラデザインから何から全部違いますからね、てしまうよね。
そう。
っていうところから、なるほど、なんかある種ひよったなみたいな感じはあったと思うんだよ、ある種ね。今の時代に乗っかったなみたいな感じは。
これは見たかったな、こんな難波な話じゃない。
みたいなところあったかもしれないと思う。
思ってましたよ、俺は。
で、4話でホゲー、なるほどってなった後に最後見て泣いてた覚えはあるけど。
ほら、ちゃんと実続きやろうがっていう感じの。
ただその感動は今回忘れてたから見直してみて、初見のように楽しめたわ。
いいことだよね、それね。
だからね、これを全部今配信で見れるっていうのはいい時代ですよね。
そうですね。
もう、電車の中で半泣きになってる。
いや、そうだよね、これちょっと普通に最後泣いちゃう話だから、外で見れないなと思って家に帰るまで我慢したから、最終回は。
なんなら途中の4話とかでも、「あ、かっこいいー!」って泣きそうになってたからね。
いや、だからね、アクションシーンも含めて劇場クオリティなんですよね、これはね、ほんとにね、音楽も含めて。
スター軍団の文字好きすぎる。