00:01
そこあには、HOTCAST WAVEの制作でお送りいたします。
ディープじゃなく、そこそこアニメを語るラジオ、そこあにー。
そこあにー。
シティーハンター始まりましたね。
始まりましたね。
今日の特集のね、SAND LANDを見に行ったら、めっちゃ映画の予告やってたわけですよ。
そうっすね。
元の、すでに特集が決まっている作品たちも、またその後の作品も。
グレンラガンやるんですね。
あ、俺それは、見たところではやってなかった。
グレンラガンやるんですよ。
もちろん新作じゃないですよ。リマスターみたいな感じで。
いや、これがね、めっちゃよかった。予告で見て。
何度も見てたはずなのに、久しぶりに見たグレンラガン、かっこいいなと思ったんだよね。
やっぱりこういうリワイバル的なものもありだな、やっぱりと思いました。
名作はでっかい。
そう、劇場でね、やっぱり見る楽しさがやはりあるなと思った。
集中力も違いますからね。
そう、そうなんですよね、やっぱりね。
というのもあるし、あとアリスとテレスの幻工場の予告もすごかったね。
めっちゃなんか期待できそうな、期待できそうだけど心をえぐってきそうな感じっていうね。
どうせそうなんだろうなって思ってます、監督的にね。
そうですね、そんな感じを感じました。
そしてね、シティハンターも来るわけですよ。
なんかルパン出てくるって?
らしいですね、今回ね。
いや、正直いるか?ってちょっと今思ってるんですけど。
そういうのを求めてる視聴者層じゃないんじゃないのと思ってるんですけど、
まあ宣伝的に話題になればなのかもしれないんですが。
いやでも、かつあいはさ、包丁、司作品わかるんだよね。
原作者一緒だからね、でわかります。
ルパンが出てくる。
今にコナンくん出てくるよ、それだって。
なんとそうなんですよね。
でも正直、一作目であんだけシティハンターが見れたってみんな喜んでたんだから、
別にルパンにしか使ってほしくないなって。
ルパンのファンが見に行くとは思わないんで、
シティハンターのファンしか見に行かないわけじゃないですか。
もう正直さ、こういう作品っていうのは。
前に話題になってたから今回からみたいな人もいるかと思うけど、
ルパン目当てで行く層がどれくらいマジでいいのかなって。
というか今回の話って、
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ある種原作ファンからというか、
テレビシリーズファンからの人向けの作品なんじゃないのって逆に思うので。
そうですね、タイトルもそうだし。
いいでしょって考えた時に、ルパンの尺ってあんの?
好きがあるのかって思っちゃうから。
いらないのでは?って思うんだけど。
これを来週ね、見に行って、
よかったわ、ルパンって言ってれば面白いなって思ってます。
という話の前振りを今日しておきたいと思います。
手のひらねじ切れてるかもしれないけど。
ということで、今日の特集は、
サンドランドです。
サンドランド
魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界、サンドランド。
悪魔の王子ベルゼブブが、
魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み、
砂漠のどこかにある幻の泉を探す旅に出る。
原作は鳥山明による漫画。
週刊少年ジャンプにて2000年に短期集中連載。
全1巻。
アニメ映画版は、監督横島俊久、
脚本森林。
アニメーション制作、サンライズ、神風動画、
アニマにより2023年8月18日公開。
ということで始まりました。
今日の特集はサンドランド特集です。
はい。
いや、これはね、
特集しなければ見てませんでした作品。
まあ、配信まで待つかみたいなところは正直あった。
いや、でも私配信だったら多分見ないと思うんですよね。
鳥山先生の作品のアニメっていうのは、
ドクタースランプを見ていた。
ドラゴンボールはほぼ見ていないので。
だから今アニメとして出されても、
見ようとしないと思うんですよ。
わざわざね。
ドクタースランプは昔の方のドクタースランプ?
あ、そうですそうですそうです。
最初のね、ドクタースランプですね。
なので、よっぽど進められない限り、
見ることはなかったなと思うので、
今回の映画も最初から行くつもりはなかったわけですね。
正直そういう人多いんだと思うんですよね、これね。
ただ、非常に心洗われて帰ってきましたよ。
いや、気持ちよかった。
なので、まあ確かにね、もう今週から減ってるんですよ、かなり。
上映回数。
ただ、なくなるって感じではなさそうなんで、
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このままね、地方によればもう1日に1本だけれども、
週末とかはちゃんと子供が見れる時間帯とかでやってたりすると思うので、
見に行ってほしいね。
いや、これはほんとそうなんすよね。
ある種、ここまで子供、大人両方を楽しめますみたいなのを
ストレートにやってくれるのも珍しいんじゃないかなっていう。
アンパンマンとかドラえもんとかコナンとか、
そういうお決まりの、定期的に作ってる作品だったらやるかもしれないですけど、
単発モノでこういうなんて、まあ出てきにくいんじゃないかなっていう。
この作品の良さっていうのは、原作1巻分を丸ごと映画にしましたっていうところですよね。
そうですね。原作に出てきてないやつとかも出てくるみたいな感じにはなってますけど。
なので、まとまりがいいんだと思うんですよ。
映画として見たときに。そのバックボーンを知らなくてもいいっていうのも強いじゃないですか。
だからドラゴンボールなら、やっぱりドラゴンボールみんな知ってるでしょっていう前提でスタートするけれども。
スーパーから見始めるとベジータ、誰?ってなるからね、一応ね。
私も知らないから、今見てもわからないわけですよね、結局ね。
そういうことがまずない。1本で楽しめるっていう部分が。
逆に言うと、だからサンドランドっていう映画があるから見に行きましょうって言われて、行くのかって言われたら意外と行かないんだなと。
鳥山明という名前だけで、それほど引っ張るという力にはならないんだっていうことがある種の驚きではありました。
そうなんだと。ドラゴンボールってやっぱり強いんだなと。
そうですね。
って思うぐらい。予告はね、以前から映画館に行けばかかってましたんで見てたんですけれども。
でもさ、行くかって言われたら行かなかったと思うんだ。実際行かなかったわけなので。
私どうしてもベルゼブブがピンク色の肌してるので魔人ブルーみたいに見えちゃって、
で、冒険者って言われたらやっぱドラゴンボールに近しい感じなのかなっていうのでちょっとね、行かないかなっていう感じがあったんですけど。
でもやっぱり全然違う作品としてすごく面白かったです。
私も多分、本当切ないなかったら行かなかったけど、その行かない理由っていうのをすごく考えてたんですけど、見ながら。
この映画がやっぱり子供向けっていう感覚を大人になると持ってしまうのかなっていうのはすごく感じて。
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逆にそれが見た後の感想としては、こんなにやっぱり少年漫画というか綺麗な作品、ワクワクする作品は他にはないし、
子供だけっていう感覚を持ってしまってる自分にもちょっと気づいた感じもあって、大人になると忘れてしまうけど気になるなとか、
面白いなって言われてる作品っていうのは面白いんだなっていうのは感じましたね。
そんな行く気がなかったスタッフ全員に。
評判がいいので行ってみてって。
評判がいいのと、見てほしいという鳥山明先生まで借り出されて宣伝している姿を見ると、
何よりも信用しているライターさんたち、評論家の人たちの評価が非常に良かったっていうところがやはり一番大きかったっていうのはあるんですけど。
そこは説得力はありますよね。
そうですね。行ってほしいっていうのが、別に宣伝抜きでやられてるわけなので。
興味はあるなっていうふうなところで、じゃあ行ってみようかっていう感じで今回こんなに集まったわけですよ。
そしてコメントもお届けしました。
たかちゅうさんからのコメントです。
自分はドラゴンボールよりもドクタースランプの世代。
だから鳥山明さんといえば、あられちゃんやせんべいさんが戦車、車、バイクなどと一緒に描かれた絵を真っ先に思い浮かべます。
キャラに合わせてデフォルメされた愛らしいフォルム。
しかしながら細部の描き込みが半端ないメカたち。
この絵のメカがそのまま動くような作品がいつか見られたらいいなぁと思っていました。
それを本当に目にする日が来ようとは。
ワクワクして映画館へ向かいました。
ただ見終わった後、席を立つお客さんたちが口にする感想は話の内容だったり、エンドロールに出てくる絵のクオリティだったりとみんなバラバラ。
おっさんの昔の記憶なんて今の世代にはどうでもいいんだよなぁと気づかされます。
けれどもみんなに共通していたのは作品に大満足していたこと。
そう、この映画の一番いいところは何の予備知識もなくこの映画一本だけで十分満足できることなのかもしれません。
ポスターに渋いおっさんと目つきの悪い魔物しか描かれていないから花がない作品なんて思っている人がいたらそれは大間違い。
あなたが好きになるポイントは必ずあります。
原作者もメッセージを出していましたが、食わず嫌いはやめて、ぜひとも鳥山明を体感してほしいものです。
はい、ありがとうございます。
世代的にはたかちさんは私の世代なんでね、そうなんですよね。ドクタースランプ世代なんですよ。
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あらるちゃんね。
そう。ドクタースランプの良さってポップなイラストだったと思うので、漫画の方はね。
それがアニメで動くっていうところの面白さでもありましたし。
私もさっきちょっとドラゴンボール寄りな感じだったら見ないかもなって思ってたんですけど、鳥山明先生自体はあらるちゃんめちゃくちゃ好きで、
やっぱりあのペンギン村のテレビでお弁当を忘れてしまったっていうニュースが流れてたような、なんて可愛い世界なんだってキュンとしたところがね、すごい好きなポイントなんですけど。
サンドランドも殺伐とはしているけど、見終わると本話かとあったかくなるような感じがしてね、これは見ないと損だよっていうのは今日言いたくて来ました。
なんか少し気になっているのが、鳥山明さんが言ってるドラゴンボールなのかなっていうのの感想が多分アニメなんだろうなっていうのがすごい感じてて。
漫画は言ったら本当にドクタースランプのあの世界観のままだし、サンドランドのこの今今回見た映像のもののままに近いから、その辺が結構私たちの世代は特にアニメの印象っていうので遠のいている部分もあるのかなとちょっと思っていたりします。
ドラゴンボールがやっぱり僕の世代だと有名で人気があってですけど、その有名で人気のある部分ってやっぱりあの惑星戦士編のフリーザとかベジータとかが出てきた後がやっぱり人気高いんですけど。
でもあのどっちかというとこのサンドランドってあのドクタースランプであったりとかドラゴンボールの悟空が子供の時代でドラゴンボール探してた頃のテイストの方が強いんだなっていうのを見てて。
でその上で別にあのストーリーとしてうわこの設定斬新だとかこんなあの思いもよらなかった展開にみたいなことはまあ今回のサンドランドはならないんですけどそれでもあの見てて続きが気になるワクワクする。
スイマーズには驚きましたけどね。
あいつらの存在ぐらいじゃない飛び道具って。
確かにびっくりするね。
でもなんか鳥山明のその昔のやつとかだったらほらねあのペンギン村にだってなんかいろんな見た目のやついるし、ドラゴンボールのギランさんとかねお前めちゃめちゃ怪獣やんみたいなやつとかもいるじゃないですか。
ペンギン村から来たのかなスイマーズって思いました。
でもそういう鳥山明の世界っていうのがね必死と伝わってきますよね。
こういうなんかコミカル本当にコミカルって言葉がぴったり合うなっていうようなキャラクターと展開があのこんなに映像化されてあの安心しながらずっと見ていられるワクワク感を維持されて続くっていうのはすごい見てて逆に新鮮で。
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でキャラクターたちもね。
私あのこの作品はその一本で完結している作品とは聞いてましたけれども、でもこのベルゼブムに関しても他のキャラクターそのさっきのスイマーズに関しても、もしかしていわゆるスターシステム的な感じで他の作品に出ているキャラクターが出てんのかなと。
でもそのメインのラオの物語って言うんですかね、に関してはこの作品オリジナルではあるけれども、だってベルゼブムなんかこれだけでサタンのネタで物語描けるじゃんっていう感じで。
何本もいけそうな感じがあるじゃん魔王の物語で。
そうじゃないんだっていうことにある種の驚きを感じたぐらいで。
やっぱキャラクター作りってすごいんですね、鳥山先生の作品ってね。
特徴的ですよね、見たらすぐ鳥山さんだってわかるキャラクター。
絵もそうだし設定もそうだしっていうところがさすがだなっていう感じを受けましたね。
この映画見ててすごいやっぱり人間と悪魔、魔族の差ってのもすごい自然に描写されていくじゃないですか。
人間のほうがやっぱり汚い、悪魔のほうが純粋やんっていうのがすごく出てくるじゃないですか。
人間のほうが悪だよね、どう考えて。それをねベルゼブムに言わせてますからね、ほんとね。
いやいや、めっちゃいい道徳アニメですよ、ほんとに。
よくないよ、こういうことっていうのを子供に見せるのにちょうどいいなっていうのは。
小学生の子供がいたら一緒に行くべきアニメですよ。
ここまでストレートに訴えてくるアニメって今ないじゃない。
それだけ我々心が汚れているというのか、そんなひねくり回した作品ばっかり見てるわけですよね、言ってしまえばね。
それは正直そう、そうね。
でもそれはね、大人向けの作品を見ていると考えたらそれは仕方がない部分だと思うし、
このタイプの作品ばっかりじゃさすがに飽きちゃうとは思うんだけども、
そういうひねくり回した作品ばっかりを見ている頭にこんなドストレートなのを見ちゃうとすごく新鮮で感動するわけですよね。
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真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす、右ストレートでぶっ飛ばすって感じ。
そうなんですよ。っていうところが、ああなるほど、見た人たちが良かったっていう理由だなということになります。
私、鳥山さんってやっぱりショートショートというか、
短いストーリーをたくさんつなげてストーリーにするっていうのが得意な作家さんなんだなというふうにちょっと思いました。
ドラゴンボールも結構原作は短くて、1個ずつのストーリーって原作はシュッと1巻とか2巻とかでまとまっていたりするものの集合体なので、
サンダーランドみたいに単発ものにすごく向いている原作を書く方なんだと、
やっぱりアニメがすごく長かったのもあって、ドラゴンボールとかアラレちゃんとかもね。
だから改めてこのタイミングで思うことあるんだなというふうには思いました。
この作品だって続けられるわけじゃない?続けようと思えば。
これでラオ編が終わりっていう感じで、あの世界まだ狭いわけですから、今出てきてるところはね。
で、当然それを変えていく。
結構、悪魔と人間が仲良くなりましたで終わっちゃうのかと。
それでいいんだけど、でも我々はその先まで考えちゃうわけじゃん。
でも、この物語がこれでいいんだよねって思わせるのも映画一本で終わる良さかなと思うわけですよ。
そのまま上手くいくんだろうが、人間って愚かだからと思うわけだよ。
それが大人なんでしょうね、感覚的にね。
そう、そう思っちゃうなっていう部分があって、そんな。
めでたしめでたしじゃん、はっきり言ってさ、これはさ。
そうなんですよ。
だから続編が作られていくと、また問題を発生させなきゃいけなくなるわけじゃない?
だからなくてよかったなって逆に思うわけですよね。
この後何かしら人間と悪魔がうんうんみたいな話になっても、大丈夫な希望は見せてますからね。
そうなんですよ。
でももちろん、ろくでもない人間たちもいるはずなんで、それを読直していければいいけれども、っていうところですよね。
つねしんさんからのコメントです。
劇場の予告だけ見て気になり見てきました。
憎めない魔族のベルゼブブ、渋い保安官と優しい鳥山キャラがでんこ盛り。
メカも丸い戦車が走り回ってアクションしています。
飛行戦闘戦車の戦いのテンポなど見ごたえがあります。
最後はラスボス以外はみんな善人的な終わり方もスッキリしました。
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制作に神風動画がクレジットされていたのでアクションも納得。
続きましてカリーパンさんからのコメントです。
今年のイケウジアニメ映画No.1はこれで決定でしょう。
行動力や決断力があり、しかし自身の過去と対峙して葛藤する渋すぎるラ王がこの映画の魅力を引き立てているのはまず大前提としてありますが、
そんな彼の魅力につい惹かれていくベルゼブブとシーフが可愛らしく、とても絶妙なバランスの冒険活劇に仕上がっておりました。
原作は未読ですが、鳥山先生らしいメカアクションは非常に堅実。
それでいて個性豊かなキャラクターたちの変なポーズなどのコメディタッチの塩梅も非常に好みでした。
近年のトレンドでもある潮らしい雰囲気をあえて抑えていた作りに思いましたが、
それでもベルゼブブのお前だからついていくの順度に何度もノックアウトされ、つい目頭が熱くなりました。
善と悪をより分ける基準とは一体何なのか。
偶話としての分かりやすさという点でも、とりわけファミリー層あたりに見てほしい作品ですね。
ありがとうございました。
冒頭見てた時に、もうこれ調産無双じゃんってずっと思いながら。
いやもうね、この作品ね、結構声優さんの力すごいですよね。
いやすごいっすね、ほんとにすごいっす。
まあもちろん上手い人たちを配役してるっていうところもあるんですけれども、
いやね、もうションさん喋りすぎ。
まあね、シーフなのっていうところもあるんだけど、あれで。
まあシーフだろうが、年取ったらジジイになるわい。
でも喋りっていうよりはぼやきでしたけどね。
ねえぼやきめっちゃ可愛かった。
でもやはりラオでしたねっていう感じで。
ちゃんとね。
はい、主人公ですよね。
いや役者さんが悪魔と人間の裏表がある人たちとない人たちっていうのを、
すごい俺は気使ってやってんだろうなって感じて、
そこになんかその裏表がない悪魔の芝居を聞いてて、
なんかもう憧れというか感動して、
こんなに綺麗な気持ちで俺は生きてないなって思って、
そこに感動して、もうなんか30分ぐらい経ってからずっと、
全然泣かせるようなシーンでもないところで、
シーフもベルゼブブも、え、これってこういうことじゃんみたいなことを喋ってるシーンなだけで、
そこでもうなんか純粋さに心を打たれて、
涙出てくるんだけど、俺どうしたらいいのみたいな感じで見てたんですよね。
それは演技する者としての気持ちもやっぱりあるんじゃないのかって思うんですけど、
確かにね、言われると完全に分かれてますよね。
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ベルゼブブの田村さんも、あえてクリーンなんですよね。
悪魔なんですけど、確かにね。
長さんは、シーフの方は確かに一応もう年をとっているっていうところがあるから、
ベルゼブブだって年とってんだけどね、2500歳なんでね。
でも長さんのシーフも、嘘は別につく必要もつきたいとも思ってないから、
今ついてないよっていう表現をしてるので、
そのあたりがすごく正直に話してるって本当に魅力的に映るんだなって思って、
で、次にラオが喋り始めると、ラオの方はちゃんと影のある芝居をしながら、
この世界観にあった前年齢対象って言ったらいいんですかね。
大人向け作品の腹にイチモツ過去に何かあるみたいな芝居じゃなくて、
もっとデフォルメされた表に出てくるところは単純な表現をされてたりとかして。
たしかにね、山地さん上手いのは上手いんですけどね、もともとめっちゃ上手いんですけど、
ラオというキャラクターをどう演じるかっていう演技プランが多分あると思うんで、
その演技プランで、このラインでリアルっぽくやるのかやらないのかっていうバランスがめっちゃいい感じがしますよね。
もっと怖いキャラクターにもできると思うし。
そうなんですよ。富田さんのキャラなんてもっと嫌らしくもできるし、汚く。
富田さんの演技力からすればもっとやれますよね。もっとヤバい。
ゼウ大将軍が本当に悪。悪である。悪魔より悪であるっていう。
でもちょっと子供向けの丸い感じ?かわいい?ちょっとこう表現がコミカルな部分みたいなところが、やっぱりちょこちょこ出てくるんです。
もう役者さんのその辺のこの範囲から出てこない中で、
芝居するっていうのがすごいレベル高いって思ってて。
それも面白かったし、いろんな芝居として見てもそうだし、キャラクターの純粋さとそうじゃないところとかもそうだし、見てて感動しっぱなしですげー幸せでしたね。
カリーパーさんも書かれてましたけれども、本当にわかりやすい物語なんですよね。
だから子供が見てもわかるし大人が見てもわかるっていう作り方をしてる。でもその純粋さっていう部分が非常にグッとくるようなお話になってるし。
ちょっと深読みすればこういうお話っていろんな暗優だったりとかするのかなと思う部分もないわけではないんだけれども。
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でもまあわかりやすい物語に変えてあることで、勉強になるというか、こういうのを子供の頃に見て心に響いた方がいいよねっていう感じの作品になってたなと思うんで、まさに金曜ロードショーで放送すべき作品ですよね。
道徳感については、作品全体の道徳感については本当に教育的だなって思うんですよ。
でもその教育的感が、押しつけがましいとか説教臭いとかじゃないんだよね。ちゃんと円溜めしてるっていうところが、いやこれなかなかこのバランス出ないですよ。
さっきストーリーもそんな凝った話にはならないし、だから思ったようにストーリーは進むんですよね。
アクションもこういうアクションが次来るだろうなっていうのも、意表は別につかれないんですけど、そこの描写がものすごい丁寧だね。
戦車の描写面白かったね。
見てて楽しい。
ガルパンだったよこれ。
あれが正しいかどうかは知らんが、それっぽいし、見ててギミックガチャガチャしてたり弾込めたりとか、そこの上に取り付けたらマガジンみたいになるのねみたいなのが、
わかりやすいですよね。
わかるって、理解するってこんなに楽しいんだなっていう。
ガソリンどこまで持つの?みたいな、そんな部分はありましたけれど。
あんな丸い戦車なんて存在できないよみたいな。
でも戦車同士の戦い、面白かったねやっぱりね。
面白かった。
ああいう見てて楽しいというか、ワクワクするというのか、ドキドキハラハラも含めて、大丈夫かな、大丈夫かなっていう気持ちに、ラオ頑張れって思うようなね。
そうですね。応援したくなるのはありますよね。
不思議と子供の頃の気持ちみたいな感覚に近く戻っている感じがしますよね。
そうなんですよね。
乗せられちゃってるんですよ。
まだ子供心あったんだって思いながら見てましたよ、本当に。
ワクワクしながら見てる感じっていうのね。
ベルゼ視点だったから良かったですよね。あそこ行ったら見えちゃうよみたいなところが。
そういう意味では、ベルゼ部の能力というものがちゃんと生きてる戦い方をしてたっていうところね。
ちょっとあまりにも科学的に超科学なんですよね、あの世界もね。
あんな戦車がいるのに空飛ぶUFOみたいなの存在するんだみたいなね。
それだけいえばスイマーズの能力もどうなんだっていうところもあるんで。
30:00
そういうところは鳥山ワールドだなって思わせてくれるところもありね。
そういう鳥山ワールドで片付けられるのは俺は良いなって。
そうなんだよね確かに。
スイマーズなんて完全にあのなんか荒廃した世界の環境汚染の影響で身につけてしまったミュータント能力って言われても別にまあそういう作品もあるだろうねぐらいのわけわからん能力してるじゃないですか。
そうですねちょっとね人間同じ人間であるって言われたらいやそれは人間じゃないだろうと思うし。
120キロで走る人間がいるかっていう。
いるかっていうね。そうなんですよ。だからおかしい。
その辺はなんかそう鳥山ワールドのキャラの絵と話の展開でまあこういうやつもいてもおかしくない世界観っていうので納得させられたんですよ。
最初出たときは驚きましたけどね。
やっぱりね。なんだこいつらって思ったから本当に。
でもあのやっぱりそこも杉田さんの演技がわかるわっていうようなところも含めて。
あんなに派手に大げさな芝居をしてるのに急に息子たちは泳いだことがないんだっていうところでいきなり泣かせにかかってきたと。しかも一瞬でみたいな。
おいおいって感じだよね。
砂漠なのに泳ぐことを真剣に思っているっていうところがね。なんか間抜け可愛いみたいなのが。
あれだけでもう許せちゃうよね。悪いやつって本当に悪いやつじゃないなって。
そう。悪党なんだよね。本当の悪党ではやはりないというところが。ちゃんと最後に泳いでたしね。
悪者でも超えちゃいけない一線を超えないっていう。
そこはねわかりやすくてよかったわけですね。この作品の中で本当の悪者っていうのは一人しかいないわけじゃないですか。
そうっすね。
ゼウ大将軍のみ。でもゼウ大将軍ですら、基本殺そうとはしなかった?
よかったあそこ。なんか銃で撃っちゃうシーンがありましたけど、そんなシーンあるの?って思ったらぶっ飛ばしてどっかに行っちゃうっていうのがすごいスカッとしますよね。
あの人あの後どうなったんだろうな。
死んだかもしれないけれども、でもそこは描かないという、それを逃げと思わないで済む、結局殺しのシーンを見せないっていうことが一番重要だったんだと思うんですよね。
ラオに殺させないっていうのも含めて。
でもラオだってね、若い頃は戦争してて人を殺してるわけですからね。
いやあのね、騙されてたにしても、みたいなあの悲しみな話もですよ。
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なんか何かに置き換えられそうなつらい話なんですよね、本当にね。
良かれと思ってやったことでも、罪は罪で消えないし、これからどんな良いことしてもそれはちゃんと残ってるんだよっていうお話になってるのはすごい真面目だなぁ。
だからね、小学校の頃に見る感じと、それをもっと大人になって見直した時に、ああ、ラオってそんな男だったんだって思える時が来ると思うんですよ。
そうですね、かっこよさが10倍、100倍になるタイプの見えるところが広がれば結局。
なぜラオはあんなになったんだっていう部分がね、そういういろんな自分が起こした罪も含めて背負って、あの存在になっているみたいなことを、
たぶん子供には分からないか、小学生には分からないかもしれないけど、それが分かる年になった時に感じるものがまたあるんじゃないかみたいな、いいですよね、本当にね。
この作品深いなと思うのが、こう秘密を知るじゃないですか、その事件があったことの秘密を知った時に疑い深いな人間はって言うんですけど、
逆にラオは疑わなかったからこそ起こしてしまったことってあるわけで、疑わないと悪にもなり得るけど、疑うことで知らない悪を生み出すこともあるっていう、相反するものが存在しているのに、全然難しくないじゃないですか、ストーリー自体は。
それが本当にすごいなと思いました。
やっぱり原作を書いた時からそこら辺は意識してシナリオを書いたんだなと思いますよね。
本当にまとまりとしてすごい良い、良いものを見せられたっていうのかな、一本の教材になりそうな映画ですよね、本当にね。
子供向けだってやっぱり色々複雑なものも増えてるわけじゃないですか、最近はさ、やっぱりね、しんちゃんとかの辺の作品、ドラえもんの映画とかにしてもさ、どうしても複雑になっていく傾向がやっぱあると思うんですけれども、そうじゃない。
ストレートでいける作品ってやっぱ出てくんだな、こうやってっていう風なのもね、味合わせてもらった感じですね。
大宮ランナーズハイさんからのコメントです。
私はアラフィフのおっさんですが、小学生の頃にファンレターを書くくらいに親しんできた鳥山明先生が原作の作品。
ストーリーがとにかくわかりやすくてシンプル、予備知識不要。家族で見ても一人で見ても老若男女が楽しめる全幅の信頼感で見られる作品でした。
根っからの悪人は一人もおらず誰も死なない。でも最後には悪人はそれなりにお仕置きを受けて革命もない。
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おバカさんな王様はやはりおバカさんのままですが、快心らしきものをしてなんとなくみんなハッピー。
ストーリーのポイントで、人間の価値観の外にいるベルズブブたちがチートな力を使って悪人をやっつけて大胆変。爽快さと気持ちよさが残る作品でした。
あまりお客さんが入っていないという話もあるようですが、今の時代には刺激が弱く小さくまとまりすぎているということなのでしょうか。
鑑賞後に原作を購入したところ、原作に忠実に作られており、作り手側の原作愛が詰まっているということもわかり、改めて安心して鑑賞できる良作だと思いました。ありがとうございました。
あまりお客さんが入っていないという、口コミで広がるタイプの作品なのかなとやはり思いました。宣伝が難しいタイプの作品だよね。
そうですね。大宮さんもコメントになりましたけど、刺激が今の時代にしては弱いとか小さいかもしれないみたいなお話は。
パンフレットの方だと、監督が子供が小さい子を見るからっていうので、急に大きい音が鳴るとかいうのは控えたみたいなところがあったりして、
っていうところも、今の時代の表現とは逆行しているところが結構あるんじゃないかなとは思うんですよね。
もちろんこれは子供に見てほしいという前提で作られている作品なので、それこそ悟空が出ますみたいなネタでも使わないと、本当はこの作品はヒットしづらかったのかもしれないよね。
注目っていう最初の根っこっかかりっていう部分が少ないんだろうなと。
それが良い悪いっていう口座はもちろんあると思うので、入れない方がいいと私も思いますけれども。
でもそういう結局、いくら宣伝をしようが、2000年のサンドランドという原作を子供たちは知らないわけなんで。
鳥山明という名前も多分意識して見てないと思うんですよね。ドラゴンボールみたいな感じで。
ドラクエのキャラクターデザインの人みたいな。原キャラクター、原案の人みたいな。
でもあまり意識してないんじゃない?我々世代は多分意識してると思うけど。
意識してないだろうし、今のね、それこそ小学生がどれぐらいドラゴンボールとかドラゴンクエストに触れてるのかもちょっともう、僕らのいた時代とは枠の選択肢が広すぎるからなんですよね。
そう。だって鬼滅とかスパイファミリーとかが小学生に売れる時代ですよ。
39:08
そうですね。鬼滅の時も結構言われてましたよね。
言われてましたけどね。あんな残虐なとか言われてましたけど。
そう考えたらやはり、確かにマーケティング的にかなり難しい作品なのかなという感じは受けますね。
でもそこは評価、逆に評価したいんだよな。
そういうところに振らずに、子供向けっていうのと、サンドランドっていう作品を映像化するっていうところに振り切ってるわけじゃないですか。
そうですね。
作るんだったらそこは外したくないっていうところがすごいこだわりで出てきてるんで。
やっぱりそういう作品は応援したいんですよね。
映像もこだわってましたしね。
スラムダンクを見に行った時にも思ったんですけど、3D CGを使うと漫画をそのまま映像化したような作品が作れるんだなっていうのはすごく思った部分で。
やっぱりお名前がバーンって出たらすぐわかるみたいな作家さんのお話ほど、やっぱり漫画をそのまま映像で見たいっていう気持ちはあるんで。
3D CG自体にそんなプラスの印象をすごく持っている方って少ないと思うんですけど、今後こういう作品が増えるといいなと思いましたね。サンドランドを見て。
モーションアクターの人たちの名前が出てましたからね。そういうタイプのCGの作り方なわけですよね、これもね。
今回特集に向けて公開記念特番というのをYouTubeチャンネルで見てたんですけど、そこでモーションキャプチャーやってらっしゃった方がおっしゃってたのは、原作読んでやっぱり鳥山明先生なんでコミカルな動きを意識してやりましたっていうのも言ってましたね。
そういう作品の作り方も昔の作画全振りの時代から変わってきていると思うんですけど、どんどん見やすくなってますよね、やはりね。
ですし、なんか生きてる感じがすごくするというか、もちろん悪魔とかも全然人間ぽくない動きをしてるんですけど、全然この世界にいてもおかしくないって思えるぐらい生き生きとしているというか。
だからすごい命を感じる感じでした。
コミカさんが言ったように、アニメが元っていう作品ではなく、漫画原作のもともと持っているポテンシャルをアニメ化する時の、昔はそうじゃない方が良かったと言われていた部分が、確かに何かブレイクスルーしたのかなっていう感じは。
42:02
ありますね。今回もそうでしたし。
支持だからっていうマイナス点はあまり感じなかったっていうか、プラスしか感じなかったみたいな。
そういう部分では鳥山先生の絵っていうのは向くのかもしれないですよね。
っていうふうに今回も感じましたし、原作を読んだ方も非常に良かったという感想も多いですし。
作品の作り自体がすごく良いので、後々サンドランド名作だったなって言われるように、劇場もずっとしばらくは続けて欲しいし、夏休みとかには振り返り上映とかやって欲しいですよね、定期的にね。
親が子供を連れて行くっていうのに非常に良い作品だと思います。
それだけじゃなく大人も同心に描いて楽しめる作品でした。
今日の特集はサンドランドでした。
チケットはそこあに公式サイトからご購入いただけます。
サポーターの皆様には毎週特典音声そこあにサイドBをプレゼント。
お送りしてまいりました。そこあにです。
はい。
映画が続きます。来週の特集は。
はい。来週は劇場版シティハンターエンジェルダストを特集いたします。
私、ちなみにこのエンジェルダストのお話、よく知らないんですけど原作。
僕はそこそこ覚えてる。
なるほど。
ハンターは完全版も持ってるから。
楽しみにいきたいと思います。
感想お待ちしております。
投稿の宛先は。
はい。投稿の宛先はそこあに.comまで。
投稿募集からお待ちしております。
サンドランド特集は
立切れ線香さん、おおめ財団さん、まきさん、りぃさん、にわっちさん、つねしんさん、たけさん、ひひさん、にこにゃんさん、ちすかさん、おおみやランナーズハイさん、なおすけさんのサポートにてお送りいたしました。
サポーターの皆様には毎週アフタートークそこあにサイドBをお届けいたします。
今週もサポートありがとうございました。
それではまた来週お会いいたしましょう。
小宮あきと
45:00
米林あきこと
宇宙世紀仮面でした。
そこあにはホットキャストウェーブの制作でお送りいたしました。
