1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第129回 フリートーク「触れづ..
2023-08-22 1:32:37

第129回 フリートーク「触れづらいもの」に触れてみること~マイ・エレメント/ハンチバック/トイ・ストーリー4 etc…~

店長メンバーでフリートークをしました。

火が水に触れること、気づけなかった視点に触れること、トイ・ストーリー4に触れること…フリートークしたら結果的に「触れづらいものに触れること」についての話が多くなりました。

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00:12
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ第129回になります。
この番組は、大阪の南森町にあるヒガーリ店長によるイベントが高めば週間間がにて、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
前野です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、今回まず最初にお便り1通ご紹介させていただけたらと思います。前野さんお願いします。
はい、えーと、ポン吉さん。
初めまして、ポン吉と申します。
仕事中に聞けるポッドキャストを探していたところ、映画の話したすぎるラジオと出会い、鬼ハマリしていつも楽しく拝聴しております。
私は今年で30歳になるのですが、皆様と世代も近いこともあり、時々会話に出てくるジェネレーション話にも共感しております。
また、私はホラー映画、スプラッター、スラッシャー映画が大好きです。
ソーシリーズ、食人族、セルビアンフィルムなど精神的に来る痛みの映画はもちろん、ゾンビ映画や怪物ものなどの、ザ・アメリカンな血しぶきまみれなパニック映画も大好きです。
なので前野さんにはいつも共感しています。
最近は社会風刺を皮肉も含めた視点で描く映画にハマっており、ニール・グロムカンプ監督の第9地区エリジウム・チャッピーを続けてみました。
なかなか風刺が効いてて考えさせられる作品でした。おすすめです。
これからも楽しみに拝聴いたします。暑い日が続くのでお体ご支援くださいませ。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
趣味が前野さんとおみくしゃの方のようで。
そうです。第9地区とかめちゃ面白いですよね。
第9地区最高ですよね。エビに大感動する映画ですけど。
ニール・グロムカンプこれだけ見てるんですよね。
これがめっちゃ面白かったなと。
チャッピーもね、結構面白い。
チャッピー見てないですね。
チャッピーも面白いですね。
あ、みなさん見てます?なるほど。
エリジウムも見てますし。
モーラー。
ニール・グロムカンプは地味に全部モーラーしているというか、モーラーしてますし。
エリジウムだけ見てないな。面白そう。
あとセルビアンフィルム前野さん見てましたよね、そういえば。
そうですね。セルビアンフィルムも大好きとか、公には言い難い映画なんですけど。
年齢的にはマニオさんがオンピシャーですかね、30だったら。
そうですね。今年30だから、お便りのポン吉さんが。
だから僕の1個下ぐらいですね。
あ、なるほど。あ、そうかそうか。今年で30。1個下ですね、じゃあ。
まあでもほぼ同世代って感じですよね。
03:02
たぶん話のジェネレーション的にはマニオさんに傍聴する部分が一番多いんじゃないかなとは思うんですけど、
引き続きお聞きいただければと思いますので、これからもよろしくお願いします。
お願いします。
今年ソーシリーズ最新作。
あ、そうか。
来年?
わかんないですけどね、ソー10のね、予告編ありましたよね。
しかもなんかちゃんと独編っぽい感じですね。
前のやつの。
前というか、なんかこのラジオで話したやつは、あれちょっとリブート的な感じだったじゃないですか。
そうです、リブート的な。
あれ関係ないってことですよね、あれじゃない。
え、あれなかったことなの?
あれ関係ある?
というかなんかだいぶ時系列前の話っぽくって、
なんかジグソーっておじいちゃんまだ生きてる状態で病気で、
で、それをなんか治しに行くかなんかでメキシコに行くんだけど、
なんかそこで詐欺に会って、
その詐欺を行った奴らを罠にかけるみたいな感じの話っていうのを聞きましたけど、
チラッと。
あってるかわかんないけど。
おじいちゃん元気なんだよ。
ジグソーの理念から外れてないですか、それ。
いや、まぁ。
思念。
思念に走るタイプジグソー。
いやでもまぁ、ね、シリーズ中でも結構本人に関わった人で、
なんてこの人はダメなやつ、なんか悪いやつなんだみたいな人を、
積極的にゲームにかけるみたいなおじさんではありますよ。
もうそもそも不条理って感じですかね。
そうそうそうです。
まぁよかったらやりますか、ソー。
まぁ多分ね、ソーはぶった切っていきなり見ても全然面白いタイプだと思うんで。
まぁそうですね、全然ね、そんなのいきなりなんかね。
あのおじいちゃん、なんか元気なんだって。
結構昔からおじいちゃん役だったんで。
確かにそうですね。
確かに。
前のソーの時って屋敷女と2本立てであったと思うんですけど、
ちょっとこう話を深くしようがないホラーっていうのも、
たまにね、やりたいなって思いますね。
ちょっとほっといたら、めんどくさくしがちなとこがあるから。
確かに。
なんかそんな、そういう罪でも裁かれそうですよ。
確かに。
ありそうだもんな、そういうのが。
めんどくせぇな、追ってって。
ラジオ収録して朝起きたら、なんか頭にはめられてるみたいな。
しかも4人で参加させられてる。
で、いきなりあのテープ再生して、
まずパソコンを起動してディスコードに繋いでくださいみたいに言われて、
この4人が揃うんですよ。
別の部屋にいるんですね。
みんなそれぞれ自分の部屋からスタートするので、
逆トラバサミのペッペッと被った状態で。
なるほど。
いいですね。
ありそうやからな、なんかそういう。
お前たちはこの話し続ける。
いや、どこまで続けようかなと思って。
06:04
一旦切りましょうか、じゃあ。
お便りありがとうございました。
ありがとうございます。
はい、で、今回もフリートークっていうことで、
まず近況の話も、
ちょっと長引くようだったら長引いていいかなぐらいで、
軽い感じで話し入っていこうと思うんですけども、
じゃあまず前田さんの近況から伺ってもいいですか。
私近況、あのちょっと今週、
眼圏炎っていう、
なんか目の上が急に腫れる病気にかかってまして、
そうなんですよ。
ちょっと伝わらない人多いと思うんですけど、
日野秀氏みたいになってて、
わからんね。
日野秀氏っていう漫画家の描くモンスターみたいな感じに腫れてて、
ちょっとあんまり見れてないんですけど、
あれですよね、
先週ラジオ収録日に、
塩野原渡ライジングがちょうど配信日で、
ちょっと劇場公開しなかったの、
本当にもうちょっと悲しいんですけど、
これは本当はできるだけ大きいスクリーンで見たいなと思ったんですけど、
何も思いつかなかった、早く見たかったんで、
普通に家であんまり開かない半目で見てました。
どうでした?
見られました皆さん?
いや、見てないですね。
まだ見てないんですけど、
めちゃくちゃ評判高いっすね。
そう、面白かったです普通に。
なんか、そう来たかって感じで、
オープニングがめちゃくちゃ良くて、
オープニングだけでいいから、
劇場で何とか流してくれへんかなと思って、
何かの予告とかな感じで紛れ込まして、
そんぐらいオープニングめちゃくちゃテンション上がりました。
1と3だけ見たことあるんですよ。
何その見方、新しい。
3がキャプテンスーパーマーケット、
あれだけさっき見てて、
バカな映画だなと思ってたら、
1が結構ちゃんとしたホラーなんですよね。
3から見たってことですか?
そう。
なんで?
3から。
そんな人いる?
だって、名前が面白すぎるじゃないですか、
キャプテンスーパーマーケットって。
そうですよね。
それで見て、3面白くって、
1がちゃんとホラーで、
それはそれで面白くって、
その1から3に至る2がブリッジになってるはずなんですけど、
それは見てないんですよ。
できたら1、2、3見た上で、
リブート版もめっちゃいいんですよ、ちなみに。
2013年くらいの。
リブート版めっちゃ好きですね。
リブート版で初めて塩の原綿に触れて、
めっちゃすげーって思ったことがありますけど。
リブート版結構怖いんですよね。
怖い。最高って思いました。
だから塩の原綿に関しては、
オリジナルもめっちゃいいんですけど、
09:00
2013年のリブート版もすごい評価も高いですし、
私も個人的にもすごい好きな作品なんですけど、
今回のライジングは結構、
監督はサムライみたいにないんですけど、
結構過去のシリーズのセルフ思い出し的なものも入りつつで、
結構そういった楽しみ方もできますね。
現代でちょっとシチュエーションも今まで、
今までって山小屋で、
3は違いますけど山小屋での話なんですけど、
それもマンションでっていうシーンが変わってるんですけど、
そこの見せ方とかアイテムの使い方も、
ちゃんと現代に溶け込んでて上手いなっていう。
ぜひ、できたら夏さんで誰かに来て、
プロジェクターとかで見たいなとか思ったんですけど、
そんな楽しみ方がいいんじゃないかなという作品でした。
なるほど。どのサービスですか?配信してるのは。
ユーネクストです。
私はユーネクストで見ます。それも結構限定的ですよね。
そうですね。なかなかね。
実はユーネクスト最強ですからね。
そうなんですよ。ちょっと高いから入ってる方が全員じゃないっていう。
それこそちょうど殺し屋市を見るために入ったのでユーネクスト。
え!?
あのタイミング殺し屋市ほんとユーネクスト以外なかったんですよ。
なんかちょっと前までネトリクスあったんですけどね。
それがなくなってて、どうしようと思った時にユーネクストしかなくて、
じゃあいっそ入るかと思って。
そのタイミングに入ったので資料の原型もここでチャレンジしようかなと。
あ、ぜひぜひ。
ユーネクストはめちゃいいですよね。
ほんとに旧作がすごいですよね。
資料の原型も全部見れたりするんですかね?もしかしてシリーズ全体。
見れそう。
全部見れると思いますよ。
もしかしたら見れるかもしれないですね。
なるほどなるほど。
ユーネクストって月約2000円くらいします?
2500円くらいしたと思いますけどね。
絶対する?
しますします。
登録した後のことはわからないです。
いくら引かれてるかわからないんですけど。
でもポイントが毎月いくらもらえてるのかな?
なんぼやろ?400ポイントくらい月入ってるような気がするんですけど。
ほんまですか?もっと入ってる気がしてました?
それ溜まってるんじゃなくて?累計が。
溜まってるのかもしれない。
なんかあれですよね、映画館でも使えるみたいなのよく映画館の宣伝でやってますよね。
そうそうそう。
そうなんですよ。
だから私、映画館で見たいけどお金払いたくない映画とかあるじゃないですか。
あるある。
渋谷隆の新作とかさ。
とかね。
そういうのに使ってるんです。
便利ですね、そういう使い方もできるし。
毎月1200ポイントもらえるらしいですよ。
あ、そんな入ってたんだ。
新作見れるのいいですよね。ポイントで。
12:04
ただね、力王なかったんですよね。
力王はでもアマゾンで1000円で売ってるからさ。
物として売ってるからさ、それ。配信じゃないから。
1000円で永久に力王が手に入るんですよ。
実質タダ。
いや、力王ね、漫画も絶版だし、電子小説もないし、
映画も配信なくってDVDを手に入れるしかないから、
手に入れにくさに対してリターンがここで盛り上がるしかないっていうのがなかなか衝撃やなっていう。
そんななんか見る手段限られてて結構ハードなんですね、手段的に。
漫画の力王も呼んでみたいんですけど。
貸しますよ、漫画も。
あ、やっぱ持ってるんですね、漫画も。
っていうか、映画の力王を読んだ後に買いました。
映画の力王を見た後に。
なんだこれオモレーってなって、深夜のテンションで。
あのうなぎ食べさせるのって力王でしたよね?
え?そんな、そんなシーンあったかな?
お父さんと子供にうなぎ食べさせるのって力王ちゃいましたっけ?
あ、ちゃうかった。
ちょっと待って、覚えてない。
ごめんなさい、完全に脱線してるんで拾わなくていいです、ごめんなさい。
始業のハロー!タイライジングからだいぶそれちゃったんですけど、
まあ良かったってことですね。
ユーネクストで見てくださいってことですね。
ぜひ見てほしい。
見たいです。
あと劇場ではイビルアイっていうメキシコのホラー映画に入るのかなって言いまして、
監督の過去作でパラドクスっていう作品をだいぶ前に映画バーで人に勧めてもらって、
最近やっと見たんですけど、
なんかね、すごい何回というか、
なんていうのかな、
無駄に力を込めた世にも奇妙な物語みたいな話なんですよ。
めっちゃちゃんと見てないとよくわからへんっていうか、
でもなんかB級やからめっちゃちゃんと見るのがちょっと大変なんですよ。
いや、面白い。
だからすごい面白いって評価の人もいるし、
は?っていう評価の人もいるような感じなんですよ。
なんかちょっと今回、それ以外にも何作か撮ってるんですけど、
私それだけしか見てなかったので、
今回どうかなって心配したんですけど、
結構両作で、
なんかあらすじとしては、
主人公は女の子、13歳の女の子、少女なんですけど、
妹がなんか病気なんですよ。
何の病気かよくわからないけど。
で、なんかその病気を治すために家族でちょっと田舎のおばあちゃん家に療養に行くんですよ。
で、両親は病気を治すための何かしらがちょっとしに行くって言って、
ちょっとおばあちゃんってあずけられるんですよ、子供だけ。
姉妹だけあずけられて。
じゃあそこで、なんかあれ?うちのおばあちゃん魔女なんじゃない?みたいに疑い始めるっていう話なんですよ。
15:03
で、それだけだったら結構あるあるじゃないですか。
なんかもしかしておばあちゃんおかしいんじゃないかなみたいな話って、
まあまああるかなと思うんですけど、
なんかそのあるある路線の中に急になんか、え?みたいなのがぶち込んでくるんですよ。
こう設定的にもビジュアル的にも。
その、なんていうのかな、その加減がすごい良くて、
あの絶対嫌かんで見てって進めるほどではないんですけど、
私は結構ね、あのなんか掘り出しもんだなと思って。
これ一番嬉しいタイプの期待せずに見て、わー面白かったっていう感じの映画でした。
一番気持ちいいですね、その鑑賞体験。
そうなんですよ。もう監督いただってごめんと思います。
なるほど。はい、わかりました。じゃあマリオンさん、近況いいですか?
はい、えっとそうですね、新作だとトランスフォーマービースト覚醒とマイエレメントを新作は見てて、
あとちょっと、ラース・フォントリアのレトロスペクティブをちょっと見続けてるんですけど、
そこをちょっといっぱい拾ってて、ボス・オブ・イット・オールって映画と、
ニンフォマニアックV2と、あとラース・フォントリアの五つの挑戦っていう映画と、
ヨーロッパって映画と、エピデミックっていう映画を映画館に見に行ったりしてました。
そうですね、なんか一番めっちゃうわーってなったんですけど、マイエレメントめっちゃ良くないですか?
最高!良かったー。
マイエレメントめちゃくちゃ良くないですか?
めちゃくちゃ良い、本当に。
え?これ最高じゃん!っていうぐらいテンション高くなったんですけど、
もうなんて言うんですかね、普通にラブストーリーとしてももう100点って感じですし、
世常と言いますか、他民族あふれる国家というか、日本もそうだと思うんですけど、
いろんな国の人が時間となって都市を作ってるみたいなのって、
もはやどこでも当たり前だと思うんですけど、
そういう意味とかの描き方に関してもすごくよくわかるなって部分とかもあったりとか、
ちょっとしたシーンですごくなんか、あ、気が利いてる!って感じがすごくしてて、
しかも映像めちゃくちゃ綺麗だし、
もうこれ最高じゃん!っていう風に思いながらちょっと見てしまいましたね、久しぶりに。
ちょっと皆さんになんかいろいろ喋りたいことありそうなんで、あれなんですけど、
特にちょっと僕、結構、あのー、エンバー。
はい。
炎の女の子のエンバーの話が結構自分事のように刺さってしまったというか、
重なってしまう部分が多くて、余計にちょっとこの映画のことが好きになってしまったんですけど、
あの、まあ、家業を継ぐのか継がないといけないのかみたいな話があるんですけど、エンバー。
僕もエンバーと同じような立場だったんで、めちゃくちゃあの辺の感じわかるぞって思いながらちょっと見ちゃったんですよね。
まあその、あれって、親から継いでくれって言われてるわけじゃないけど、
18:01
案理もう継ぐでしょみたいな感じなものをこう、向こうもかけてて、
で、子供は子供で、言い出せないまま、もう自分が継ぐもんだって勝手に思い込んでそのままずっと人生歩んできたみたいな感じなのが、
もうまるっきり俺やんって思いながら見てしまって、そっくりやんみたいな風に思ってしまったんですよね。
もうちょっとそこだけちょっとね、もう泣けてくるんですよね、今回のちょっとエンバーの話を聞いてると。
そうそう、もうまあね、ちょっとね、ラブストーリーとしても最高なんで、もうこれもう大傑作ですよっていう感じでしたね。
お二人も見られてるんですよね、大石さんと山口さん。
ついさっき見てきました。
ついさっき?
僕今テンションおかしいんです、実は。
あの、ツイートからなんとなーく、あ、山口さんこれモード入ってるなって察したんですけど。
いや本当にすごいんだよな、これ。
思った以上に良くてびっくりしたって感じです、本当に。
僕もあの、見てる間ずっともうエンバーとウェイドに幸せになってほしくて鼻息でした、ずっと。
わかる。
わかるわー。
わかりますねー、本当にちょっとねー。
ウェイドって男の、男性のね、キャラクターもね、すごくいいというか、
人前でちゃんと泣ける男っていいよな、みたいな風なのもあると思うんですよね。
泣き虫な男でもいいじゃないかみたいなところがすごくなんかいいなっていうのもありますし、
すごくなんか優しいキャラクターでなんかすごくいいなーって思いましたし。
マイエレメントだと、やっぱ触れ合いの表現がとにかく僕は好きなんですよ、二人の。
その、触れ合うっていうことに対する恐怖心、それは火と水だからなんですけど、
触れ合いたいんだけど、触れ合うのが怖いみたいな、その距離感の表現がまあとにかく刺さりまして。
それゆえについに触れ合う瞬間があるわけじゃないですか、映画の中盤に。
もうあそこのシーンちょっともうラクリすごくて。
わかりますねー。
結構まあ、ベタな話っちゃベタな話だと思うんですけど。
けどやっぱピクサーぐらいになるととんでもない演出力でそれをベタやりきっちゃうじゃないですか。
もう泣くわけですよみたいな感じなんですよね。
本当に上手いっていう、もう素晴らしいですしね。
元素っていうんですか、炎とか水とかっていう、四大元素的な感じの世界ですけど、
その元素の表現みたいなのもやっぱすごいじゃないですか。
水のキャラクターのウェイドの反射とかやばいんですけど、
エンバーとかすごい明るいエンバーとかの明かりに照らされると、
水なので太平洋がめちゃくちゃ七色に輝いて見えるみたいなのとか、
ちょっとすごすぎるみたいな感じでしたし。
また二人が掛け合わさることでいろいろ生まれるものがあるみたいなのっていうのが、
もう化学反応そのものじゃないですか。
21:00
ド直球なわけなんですけど、それが本当にいいんですよね。
いやーもうめっちゃ良かったですね。
めっちゃ良かったですねしか言ってないんですけど、めっちゃいいんでしょうがないんですけど。
あと字幕版で僕見たんですけど、結構字幕で見てみると面白いというか、
結構字幕で遊んでる感じが面白くって。
エンバーって女の子は結構感触持ちというか、
怒りだすと止まらなくなっちゃうキャラクターだと思うんですけど、
彼女結構ムカつくっていう時大体あるんですけど、
ムカつくっていうのがメラつくってなってて、メラメラするとか、
驚いた時はウェイドはアンビリーバブルとかってついてたりとか、
あとなんか炎と水は相性が悪いので、
水の属性のキャラクターに炎のキャラクターが邪魔されると、
水を刺してくるなみたいな風に言われるとか、
上手いとかも、その辺の翻訳の妙みたいなのもめちゃくちゃ上手いなっていう感じだったので、
字幕版も結構おすすめです。
吹き替えもかなり頑張ってましたよ、その辺りは。
日本語でやる分で、日本語としての引っ掛け方みたいなのも上手くやってたし、
すげー面白かったのが、2人して映画見に行くんですけど、
高潮と偏見っていう映画を見に行くんですよ。
ああ、そうでしたね。
これって要は高満と偏見じゃないですか。
高いで陰を踏んでるわけですよね、漢字で。
多分これ言語だと、高満と偏見はプライド&プレジェリスだから、
多分言語だとタイド&プレジェリスになってたと思うんですよ、おそらく。
どうやったっけな、なるほど。
多分そこで陰を踏んでるんだろうなっていうのを見てて面白いなと思ったし、
あと、高満と偏見ってイギリスの上流階級の話じゃないですか。
そうですね。
エレメントシティって一番初めに水が入植してて、
水が一番多分地位高いんですよね。
だから多分、いわゆるワスプって言われるような階層だと思うんですよ、
現実に当てはめるんだったら。
それがイギリスの上流階級、高潮と偏見だから絶対主人公水じゃないですか。
ちゃんとそこ外してないっていうのはあるし、
エンディングでザ・エクスティングイッシャーっていうスラッシャー映画のポスターがあって、
だから消火器なんですよね、殺し屋が。
だから火を殺す側なんですけど、
だから多分その火の人たちって、
そういうヨーロッパ系じゃない、夕食系のアメリカ人の比喩だと思うんですけど、
だからゴリゴリの娯楽映画なんですよね、スラッシャー映画だから。
だからそういう上流階級の話は水がやって、
娯楽映画は火がやってるっていうところでも、
一応ちゃんとずれてないっていうところも気が利いてるなって思ってみてました。
確かにそうですね、高満と偏見ってそもそもちょっとこう、
24:00
高満と偏見ってものすごい最高にいいラブストーリーの一つですけど、あれもね、よく考えたら。
っていうのもありますし。
炎回りのエピソードって結構やっぱアジア系あるあるっぽいっていうのはよくありますよね。
お礼の仕方とか結構韓国のお礼の仕方とすごい似てるとかっていうのもありますしね。
確かにもうお辞儀って感じでしたけど、感じだったんですからね。
ちょっとそういうのとかもわかりますよね。
辛いものが好きっていう感じとかも、アジアっぽいイメージなのかなっていうのは結構ありましたし。
なんかそういう意味でも結構向こうの人よりも僕たちの方がめっちゃ楽しめるのでみたいなところは結構あるような気はするっていう感じの映画でしたよね、ある意味ね。
いやーめっちゃよかったなーっていう、ちょっとベスト入れちゃってもいいかなみたいな気持ちになるぞっていうぐらい好きでしたね、はい。
ですかね。
よかったです、本当に。
よかったですねー。
そうですね、あと前回話題になってたハンチバックも読みました。
読まれましたか、ハンチバック。
読みました、ハンチバック読んで、たまたまそのトリアのニンフォマニアック vol.2を見た後だったんですけど、読んでたんですけど、結構近いなっていう部分が結構あって面白かったんですけど個人的に。
ちょっとなかなか言葉にするのが難しいんですけど、ただめっちゃなんか主人公二人ともなんか結構に近しい部分が結構重なる部分多いなみたいなふうにはちょっと思ってて面白かったんですけど。
もうちょっと最後、ハンチバックに関してはちょっと最後マジでちょっとびっくりしましたね。え、え、僕なんか見逃したっけって思っちゃいました、最初。
ちょっとえ、え、ってちょっとなんか、なんかあんまりこうちゃんとやっぱ本好きなんですけどちゃんとそんないっぱい読んでる方ではなかったので、なんかああいう飛躍を本で受け取ることがあんまなかったなって個人的には思ってて。
なんか映画だとああいう飛躍とかなんかすごいすんなり僕受け入れられるんですけど、本でこんな感じの飛躍とかもういいんやみたいなふうなのは僕初めてちょっとそういう感じの小説を受けたので、なんかすごく面白かったですし。
いやなんか、いやこれ難しいな本当にっていう感じですけど、ここで喋るのがむずいって感じのもありますけど、でもすごく面白かったですし、個人的にはちょっとニンフォマニアックと重なるような感じがしたので、どっちもなんか見て読んでみたいなことをしてくれるともいいかもしれないっていうふうに個人的には思いました。
マリアマさん的には最後の飛躍どう受け取りました?
まあなんて言うんでしょうね、倒作してるけど、まあ常時はしてるよねっていういろんな意味でっていう感じなのかなっていうふうに受け取ったんですけど、まあああやってこう難しいなっていう。
まずなんかやっぱりなんだろうな、自分という存在がまあちょっとだいぶねじれた形でああいう感じでこう存在したという証が残ったっていうところになんかちょっと喜びがあるような気もするんですけどっていうのがあって、
27:10
なんかそのやっぱり他の人とは違うみたいな感覚っていうのがまあ主人公でずっとあるわけですけど、それはまあ追い立ちもだし考え方もとかだと思うんですけど、なんかそこがようやくなんかああいう形でなんかまあ受け継がれたというのか、まあ成就したというのかみたいな感じになっていくっていうのが、
まあそれはそれで一個納得というか、すげえやり方するなと思いましたけど、でその感じはすごいあのニンフォマニアックも似てるというか、まあその飛躍とかはないんですけど、まあ色情境、あのセックス依存症みたいな感じにはなるんですけど、の女性の一代記みたいな感じにはなるんですけど、
彼女も結構まあなんというか特殊ななんというかセクシャリティを持った一人の人間だっていう感じの描き方をしているというか、私は断じてセックス依存症なわけではなくて色情境なのであるっていう高らかに言うみたいな人ではあったので、
でもそれでたとえいろんな人の仲とか関係性がズタボロになったとしても、もうやめられないしそれ差がだしみたいないう風なワインドでまあ自分の人生を語っていくみたいな話だったりするので、なんかその感じはすごくね重なる部分がすごくあるなっていうふうに思ってしまったんですよね。
まああと結構セクシャリティの話というか性に関する話っていう意味でも近いですけども、まあそういう感じですかね。
ハンチバック僕も読みました。
山口さんも。
どうでしたか?
まず迂闊にしゃべるとズレるなっていうのはすごい難しいなっていうふうには感じてて、要約する時点でちょっと間違いかねないなって思うんですよね。
結構時間をかけないとニュアンスとならないよなと思うんですけど、ちょっと僕の言い方で言うと、まず不謹慎なことをする主人公じゃないですか。
とにかくゴリゴリのインターネットユーザーで、インターネットに不謹慎なことを流そうとする。
でも立ち止まるみたいな感じで、ただ我々読者はその主人公に対してあんまり嫌悪感を覚えないんですよね。
彼女がやる不謹慎なことに対して。
それはやっぱり彼女が何かそれを言ってもおかしくないというか、ここの言い方が難しいんだよなすでに。
言う資格があるというか、言ってもおかしくないというか、すでにちょっと難しいんですけど言い方。
言うことをこっちが授与する感じがあるんですよね。
ただ彼女自体はそれを良しとしてないとこがあって、その不謹慎な発言を、あるいはその作中での行動とかを授与されているのは、
作中人物にとっても、僕ら読者にとっても、彼女が守られているからっていう側面があると思うんですよ。
それは単に守られているんじゃなくて、いないことにされているからっていう部分もあって、それにあらわがおうとしている。
30:03
だからいないことにすることで守られるよりも、人を詐欺すむ、あるいは詐欺すまれてでも自分がいることを認めさせることに挑戦する話っていう風に読んで、
そこが僕はすごく感動したと言っていいと思うんですけど、正直めちゃめちゃかっこいいなと思いました。
ラストの飛躍は正直僕よくわからなくなっちゃって、まず時系列どうなっているのかなとかがわからなくなって、
そもそもこれって現実?みたいなのもちょっとごちゃごちゃってなって。
それで思ったのが、ちょっとネタバレにならないように言うのは難しいんですけど、空想現実なのか、現実空想なのか、それとも現実現実なのかがちょっとよくわからなくなって。
それを考えていくと、空想空想なわけじゃないですか、そもそもは。小説である以上。
その4パターンがあり得る中で、じゃあこの物語は誰のために作られたのかなっていうのをすごく考えたんですよ。
その誰のために作られたかっていう候補になる人が何人かいるんですよね。その物語を求めた人が。
その物語は誰のためであって、この作者の方は誰のために書いたんだろうっていうのをすごく考えたんですよ。
そこがすごく面白かったというか、僕はこの飛躍は本当によくって、やっぱりこの飛躍した先もめっちゃ不謹慎じゃないですか。
でもだからこそ救いがあるなぁと思って、やっぱりフィクションには正しくないことをしてほしくて、正しくないことが何かを貫くときにすごく救われるんですよね。
僕は本当にね、これはね、この物語から僕が救われたっていうのは正しいかどうかわかんないんですけど、僕は救われました。
というかこの物語で多分救われる人がいるんだろうなっていうことが僕にとっての救いだなと思って。
なるほど。
なんかめっちゃいいもの読んだなっていう感じです。
僕はあの飛躍を小説家というか作者のルサンチマンで終わらせないというか、フィクションをフィクションにするための飛躍だなと思っているんですね。
あの物語ってちょっと当事者性がかなり強いと思うんですよ。
だからあのまま本当にあの終わってしまった場合、これはあくまで作者のルサンチマンを吐き出すための物語でしょ、小説でしょって終わっちゃうと思うんですよ。
だけどそこで一個あの飛躍が生じて、これがあくまでフィクションか現実かっていうのが曖昧にされる。
これまでリアルだと思っていた、何なら作者の話ぐらいに思っていたものが、ふとちょっとリアリティラインを超えてくるってなったときに、その前の話も含めて全部がフィクションになり得ると思うんですね。
そうすることで、私は自分の話も書くけどそうじゃない人の話も書けるっていう宣言というか、作家宣言のようにも自分は思えて。
僕は作者目線であの飛躍を読んでたんですけど、なんか詩小説を否定するというか、私の話ではあるけどないっていうその微妙な淡いを求めて、
33:11
あそこの最後が加えられたんじゃないかなと思って、僕は結構そこのなんか作家性というか、作者側の哲学みたいなものにちょっと感動したっていうところがあります。
それ、なるほどね。本作において当事者っていう言葉ってすごい危ういと僕はすごく思って、作中でも出てくるし、
作者の紹介文にも当事者っていう表現使われてるんですけど、
なんかその当事者であることがこの小説の意味に付与されるのっていろんな意味で危険やなって思うんですよ。
だから当事者だからこの小説が許容されるあるいは価値が増しているっていうのがもしかしたらあり得るかもしれないし、
当事者だから言っていいっていうのってそれ結構危険なことじゃないですか。
いやおっしゃる通りです。
そうなんですよ。
その当事者って言葉って本当に便利に卑怯に使われることも多くて、
なんかその当事者っていう物事に対しての疑問を投げかけてるとこもあるなとは思うんですよね、そこは。
そうですね、なんかおっしゃることはわかります。
ちなみに前田さん最後ってどう受け取りました?
最後か。
なんか人間がどこまで行っても一帯一でしかないなっていう感覚はすごいあって、
なんかすごく特別な存在であったりそうじゃなかったりっていうような捉え方を主観においては世の中に対してしてしまうこともあると思うんですけど、
なんかどんな人生も一でしかないなって私は結構思うんですけど、
なんかそれをすごい感じさせられるラストだったなと思って。
なんかその延長戦にそれがあるっていうのはすごい皮肉っぽくもあったし、なんかこうカルマっぽくもあったけど、
なんかちょっと言い方、すごい言葉の使い方難しいんだけど、いい意味のカルマ感じたなと思ったんですよ。
なんかそれが私作者に対して作家のこと好きやなって思う理由の一つでもあるんですけど、
なんか作者と自分が一と一でしかないなって、このニュアンスと伝わってるかわかんないんですけど。
ニュアンスは伝わってますよ。
なんかすごく特別にも感じるし同じにも感じるっていう。
それはなんか自分が自分のことを特別に思う感覚とも似てるし、
人のことを特別に思う感覚、特別に思わない感覚、
それが自分と他者に対する境界線をどっちにも感じることがすごくあるっていうのを、
なんか話としては私も山口さんみたいに結局どういうことなのかなっていうのはあるんですけど、
36:04
それよりもストレートに感覚として、
これを読んでる自分っていうのを捉えられたなっていう感じがすごいして。
あそこ何にも当てはまらなかったとしても、
自分もその延長線上に立ってる一人なんだっていう風に感じる作品でしたね。
なんか読んでて、話すときの言葉入れ入れが難しいのもそうなんですけど、
すごい普段考えないことを考えさせられるじゃないですか。
例えばどうしてこれって自分が言葉にできないのかなとか、
言葉にしちゃダメって思う理由って何なんかなとか、
どこまでが差別性を帯びてるのかなとかっていうことをすごく考えさせられるんだけど、
それが全然嫌な気持ちじゃない?
社会のことを考えさせられるっていうよりは自分のことを考えてる感覚で、
自分のことを知るっていう感じでそれを考える行為に入れるから、
それが小説のすごいとこだなって思います。
やっぱりあの作者にしか書けないっていうのも絶対あると思いますし、
例えばハンチバックはこのメンバーには全員刺さるんやろなと思いながら。
ちょっとびっくりするぐらいうわーって読んでしまいましたね。
あっという間に読み終わっちゃったので確かに。
短いですね、そんな長い小説じゃないか。
そうですね。長くないっていうのもありますけど、
読んでて文章が結構面白い感じっていうのは思ってたんですけど、
確かに本当に宮本さんも言ってましたけど、
インターネットに結構どっぷり使った人の感じって言ったらいいんですかね。
めっちゃわかるなこの感じの言い回しとか、
専門用語とかさ、わかるなみたいな感じがすごくしてしまうというか。
この人もなんかもしかしたらすれ違っていたかもしれないじゃん、
このSNS時代のどこかでさ、みたいな感じにはすごくなるんですよね。
文章のすごい難しい言葉と低俗な言葉をすごいミックスして書くじゃないですか。
それもなんかすごい面白くて、
なんか試されてるなみたいな。
すごい知的だし。
全然読まれへんねんけどみたいな。
ちょいちょいやっぱり専門用語みたいなのがわかんなくて調べたりはしたんですけど、
いろいろそんな用語あるんみたいなのもいろいろ知ったりもしたし、
引用してるモトコトコとかもいろいろたくさんあって、
すごい頭がいいなっていう感じがすごくして面白かったですね。
それこそちょっと1個エピソードというか中に出てくるで紹介されてたので、
びっくりというか、確かにそれ言われてみたらそうだって思ったのは、
読書の特権性とかはけっこう驚かされましたね。
そうですね。
そうか。
でさ、その時にさ、なんか文系は自分たちがこう、
39:00
普段しいたげられてるみたいな言い方してるけどさみたいなとことかも、
言い覚えがありすぎると思った。
そうですね。確かにあります。
文系特有の特権性じゃないですけど、文化系の特権性って言ってるんですかね。
映画だってやっぱり映画館に行くことの特権性とかも重なったりするじゃないですか。
それって映画で置き換えるのであればね。
そうなんですよ。
そういうのとかも思うとなんかうってなりますよね。
何か紙のぬくもりがいいじゃんって感じかのかって怒ってましたけど、
いや確かにそうやんなっていう。
言ってみればそうですねって。
だから僕らが劇場でやっぱ映画を見るのはいいよねって言ってるのと近いところがどうしてもあるんですよね、それはね。
うん。
結構ギクッとさせられるんですよね、そういうとこが。
だって芥川賞の受賞作見るのなんて文系ですよ。
当然文化系ですよ。
そうなんですよ。だから本読んでるこっちに現在進行形で付け育ってくるんですよ。
で、君らこの本多分だけど背筋伸ばして読んでるでしょっていう。
なんかその特権っていう言葉はすごいそれを言い出すと全てに言い出すことができるかなとは思うんですけど、
それをなんか嫌な感じがしないって言い方おかしいんですけど、
それが文章の上手さ、表現の上手さだなっていうのはあって、
単純に自分が責められてるって感じるというよりは、
テクノロジーってそもそもこういうためにあるよなっていうことを思い出させられるというか、
なんかすごい自分の視点でしか捉えてなかったことに対して、
そうじゃないよなっていうことを単純に気づかせてくれるので、
そこに関して自分が責められてるなとか、
そういうネガティブな方に感情が向かないんですよ、読んでて。
そのあたりがすごいな。
アサイリョーの作品ってわりとこっちをひねりにくるんですけど、いつも。
まず最初にアサイリョーってこちらを普通というものに乗せて、乗せた上で乗った君らってさって言ってくるんですよ。
なんか読んだことないから読んでみようか。
だからめちゃくちゃ意地悪だな、それはそれで好きなっていうか、
アサイリョーの味として僕はいいなと思ってるんですけど、
ハンチャーバックはなんかそのいやらしさがないなとは思っていて、
最初からもう赤コーナー青コーナーに最初からいて、
で向こうから結構綺麗なカウンターパンチが飛んできてるっていうか、
普通にパンチが飛んできてるみたいな、
それがほぼほぼストレートにパクンってはまるからもう逆に気持ちがいいみたいな。
なんかそういうなんだろうな、
言葉の使い方が上手いっていうのももちろんそうなんですけど、
なんかすごいスッキリとしてるんですよね、そこが。
なんか爽やかというか。
あれは確かに独特の読み味で、
もうちょっとそのサラッと読んじゃったんですけど勢いで、
ただもうちょっと一文一文とか言葉の使い方をこう、
味わって読みたいなって欲求が今ちょっと生まれてきてます。
42:03
なるほどね。
ここでおすすめしてもらってなかったら、
本当に読んでなかったので本当にありがとうございますっていう。
よかったです。
私らしく本の話をしてみました。
いつまでもちょっと僕のターンだとあれだと思うけど。
そうだ、そういえばそうだ。
そうなんです。すいません。
じゃあ、おいさんいいですか?
そうですね。
でも正直、マイエレメントのターンでだいぶ話したいこと話したんですよ。
僕も今週マイエレメントを見てきましたっていうのが一番大きなトピックで。
あのターンで言えなかったこと一個言うと、
マイエレメントに限らずなんですけど、
時々映画見てて自分の人生で出会うべき瞬間に出会える映画ってあったりしません?
このタイミングでこの映画出会えたのすごいなっていう映画であったりしますか?
僕のとってはマイエレメントはそういう映画でした。少なくとも。
自分ごとかどうかというよりも今の自分に重なりすぎる部分があって、
そこがもうなんていうかグサグサくるというか。
なるほど。
そんな映画でしたね。
もちろんキャラクターの造形とかあるいは細かい芸とかもすごい見てたんですけど、
ララランドの時もそうだったんですけど、
そのぐらいほぼ自分の話って途中から見ながらボロボロ泣きながらみたいな状態で。
僕は吹き替え版で土曜日か日曜日のお昼ぐらいに見に行ったんで、
周り親子連れというか子供たちばっかりだったんですけど、
その中で一人アラサーの男がボロボロ泣きながら劇場に出るみたいな。
そんな状況でした。
ウェイドみたいじゃないか。
そうそうそう。
そうか。
多分映画好きな人ってどこがそういう体験があるから映画が好きになるんじゃないかなって思うんですけど。
なるほど。難しい質問ですね。
意外と忘れてるなって思いました。
そういうのはあった気はするけど、今の自分にとってそんなに大事じゃない映画も割とそういうものだったかもって思うことあるんですよね。
僕が印象に残ってるので、別に今そんな好きな映画でもないんですけど、
イージーライダーがずっと印象に残ってるんですよね。
イージーライダーのラストがずっと残ってて、
映画ってこんなことを描けるんだっていうのを思って、別にそんなに面白くもなかったし、
でもずっと残ってるんですよね。
そういうのはあるかもしれないし。
やっぱり僕にとって人生の天気は霧島なんですよね。
5億回言いますけど。
今の自分にとってそこまで大事な映画でもないんですよね、霧島が。
今、自分が何か自分にとって必要なことを語るときの語彙として扱うんですけど、
45:04
じゃあ今、映画として繰り返し見るかとか、オールタイムレストですとか言うかって言われると別にそうでもなかったりはしてて、
必要なものっていう感じなんですよね。
自分にとって必要なパーツにはなってて、
それが何かその崇高なものというか、言い方はちょっと難しいんですけど、
高い位置にあるものってわけでもないなとは思ってて。
でも霧島見たときの感じは、僕そうの感じはあったかもしれないです、本当に。
特にエンドロール見たときはめちゃめちゃ喰らいましたね、本当に。
逆にそういうの全くないかもしれない。
本当ですか?
映画を自分に重ねて見ることがあんまりそんなにないかもしれない。
ジャンルの違いかもしれない。
確かにそれはあるかもしれない。
ホラーだと重ねにくいかもしれない。
重ねるという発想があんまないかもしれない。
それはそうですよね。
それはそうですね。
僕も多分…いやでもここなんだろう。
見たときはそうでもなかったけど、
めっちゃ今ではなんかめっちゃ大事な映画じゃんって思えるようになってきてるのはやっぱりなんか、
チックチックブーンとか、私は最悪とかの30代不死身映画はめっちゃ今来てるんだよなっていうのは。
めちゃくちゃ刺さってるんだよなーっていうのは。
私は最悪は見たときからめちゃくちゃ大好きって言ってましたしけど。
チックチックブーンも面白かったって言ってたけど、
別にベストとか入れてはなかったんですけど、
なんか日に日にどんどんね、
あれ?自分のことじゃね?って勝手に思うようになってるみたいなところはやっぱあって、
やっぱなんかそれがきっかけで色々こうどうしようみたいな、
自分の人生ってさみたいなこと考えたりとかめちゃくちゃしたし、
なんかそういうのは結構やっぱタイミング的にもやっぱり、
今のタイミングと映画のタイミングが合ってたっていう瞬間だったりするのかもしれないなっていうのはやっぱ今では思うかなーっていう感じですかね。
そうですよ。なんかその勝手に僕が言っていることなんですけど、
映画とかあるいは小説において、
出会うべきタイミングと賞味期限ある作品ってあるなーって勝手に思ってるんですよ。
それこそライムギー畑で捕まえてって、
多分あれ賞味期限がある作品だなって思っていて、
なるほど。
あれは10代から20代前半に読まないと、
多分何にも共感できずに終わって読み過ごしてしまう作品になってしまうんじゃないかなって思うんですね。
その賞味期限性、それは多分僕は桐島にも同じことを感じていて、
桐島の多分体験が一番大きかったんですけど、
桐島当時僕高校生で、家族で見たんですよ。
妹中学生で僕高校生で、
だからスクールカーストっていうもののど真ん中に自分がいるときに家族で見たんですけど、
48:02
そのときに自分と妹は、完全にまさにさっきの当事者性って意味で、
すごく描かれている子供のことだったりに、
等身大でいろいろ共感したりとか、
今ほど深い解釈、
例えば東でのラストに対して深い解釈とかしてなかったと思うんですけど、
ただ自分たちの話としてあのとき見たんですね。
印象的だったのが、そのとき一緒に見た父親と母親、
映画ある程度見るんで、
そんなに深く解釈とかをするタイプではないのは知ってたんですけど、
でもなんか全然刺さんなかったって言われたんですよ、その二人に。
何にもわかんなかったって言われて。
それが妹と自分と結構ショックで、
あ、そっか、感じれなくなるというか、お皿がなくなるというか、
需要できるものが消える瞬間ってあるんだなってことを、
ちょっとそのときにすごい自覚をして、
そこから見れるうちに見れるものを見ようと思って、
結構いろんな作品見始めたっていうのがあったりするんですよ。
結構それが引っ掛け、後々の映画にはまる引っ掛けの一つになったりするんですけど、
そういう作品によっては出会うべきタイミングで出会えなかったら、
逆にもうそれ以上深く入れない作品とかもあったりするのかなって何となく思っていて、
その辺どう思います?ってすごい雑なフリをしちゃいますけど。
いや、まぁ、あると思いますそれは。
あ、あります?
あると思うんですけど、
ただその、例えばその雷麦畑が思春期に刺さるっていうので、
それは多分一般的にそうなんですけど、
じゃあ全ての人にとって賞味期限が思春期の作品かと言われると、
そうとは限らないとは思うんですよ。
ですよねそれは。
僕が桐島を初めて見たのは多分29歳なんですよ。
ちょうど10年前か。
ちょうど10年前ですわ、桐島を初めて見たのは。
だから29歳の時で、29歳の自分にはめっちゃ刺さった映画だったんですよね。
リアルタイムとしての当事者性っていう意味では別に全然そういうわけではないとは思うんですけど、
そこでじゃあ桐島が学生のことだけを祝ってる話かと言われるとそうではなくって、
あれって別にどのタイムでも見れるし、
解釈によっては誰でも刺さることはできると思うんですよ。
作中で学校だったものは今の自分にとって何なんだろうって想像したら、
別にそれは刺さらないってことはないと思うんですけど、
そこの想像力を持てるかどうかって、
じゃあその想像力がないとそうならないのかと言われるとそういうわけではなくって、
別に想像しなくてもなんか刺さることはあるじゃないですか、はずないで。
それはもうやってみないとわからないと思うんですよ。
なるほど。
だから賞味期限は絶対にあるとは思うんですけど、
じゃあこの本は30歳の人に刺さりますっていう本が、
51:00
自分に30歳に刺さるかと言われるとそうでは限らなくって、
40になってから刺さるかもしれないから、
よく言われてる賞味期限っていうものにこだわらなくてもいいのかなとは思うんですよね。
もう刺さった時に刺さるでしかなくって、それは賞味期限とかじゃなくって。
だからその人が言う賞味期限でその作品であるとか、
あるいは自分自身をカテゴライズしない方がいいよなとは思うんです。
なるほど、なるほど。
だから多分その賞味期限というあくまで何歳までですとかっちり決まっているものではなく、
そのメッセージというかコアにあるものというのに読み取れるというか、
わかる。もちろんそれは言語的明治的にわかるでもいいし、
そうじゃない場合、ある種非言語的な直感的に感じるでもいいと思うんですけど、
そこは多分確かに人それぞれだし、そこをどう折り合いつけていくかって結構、
そもそも人の成長に典型的な段階なんておそらくないと思うので、
そう考えるといわゆるマーケットとしての客層は変わるかもしれないけど、
でも作品自体にはその人にとっての多分出会う武器タイミングがあるって考えるのが多分私は妥当かもしれないですね。
そうですね、あと刺さることだけを価値にしなくてもいいとは思うんですよ。
例えば今雷鳴畑を見て刺さらなかったですと、
じゃあその刺さらなかった理由を自分がもう資深期じゃないからということに求めるのではなくて、
今の自分が読んで年齢以外にその理由っていうものを掘り下げた方がいいかなと思うんですよ。
その理由は多分年齢以外にあるんですよね。
その年齢っていうのはあくまで大まかなターゲット設定でしかないから、
刺さらなかった理由を自分の内側に求めていく方が多分価値があるとは思うんですよね。
なるほど、なるほど。
だから刺さらないことにも意味があるとは思うので。
刺さらなかったから自分用じゃなかったで終わるのはもったいないかなって気はしますね。
このラジオをしていたら毎回そんな気持ちですけどね、私は。
なんかちょっと違うかもしれないですけど、
私隣のトトロを、子供の時トトロとかって金曜ロードショーでやったりするんで、
なんとなくで何回も見てたりするじゃないですか。
大人になってから、金曜ロードショーでたまたまそのトトロを見た時に、
なんか私わけもわからずボロボロ泣いてしまったんですよ。
それが何でかって言ったら、猫バスが走るシーンなんですけど、
あの時に村の大人たちは風しか感じないんですよ、猫バスが見えなくて。
今の自分は猫バスが通って風しか感じひんねやって思ったら、
54:00
もう悲しくて涙がめっちゃ出てきて。
いい鑑賞体験ですね。
だから何やろ、その一回見た映画を、
これってすごい小説とかでもすごそうだと思うんですけど、
時が経って自分が違うタイミングで見た時の感じ方の違いっていうのも結構面白いなと思うんですけど、
あんまりそういうことを意識してしないから、あれなんですけど。
僕、トトロのことに関してちょっと思うことがあるんですけど、
多分前田さん、猫バス見えると思いますよ。
見える?
見えると思う。
見えるかな?
大人は猫バスは見えないって言ってんの、ハヤオだから。
ハヤオが勝手に大人は見えないって言ってるだけだから、
それに付き合わなくていいんですよ。
大人になったら見えなくなるよなんて、そのロジックに付き合う必要はないんですよ、それは。
危ねえ。
騙されるとこだったみたいな。
ハヤオに騙されるとこだった。
騙されるとこだったっていう。
ちょっと僕それに近い体験、近いって言ったら全然違うんですけど、
すごい思ったことがあって、
プリキュアの映画って見に行ったことあります?
ないですよ。
僕、何回か行ったことあるんですけど、
ミラクルライトっていうのが配られるってわかるんですか?
プリキュアを応援するたびに渡されて、
それを光らせてこうやってプリキュア頑張れってやる配布アイテムがあるんですよ。
それって子供にしか配られないんですよ。
僕それを見に行った後にプリキュアファンの友人と飲みに行って怒ってたんですよ。
大人にはプリキュアを応援するパワーがないとでも言いたいなって。
大人は汚れてるからプリキュアにパワーを送れないとでも言いたいのかって、
ちょっと僕、なんていうか、その商法に怒ってたことがあって。
こっちだってパワーを送れるわってめっちゃ意気通ってたんですけど。
その時子供いなかったんであれですけど、今は子供いるから、
違う、大人にミラクルライトが配られないのは大人から直接パワーを送るんじゃなくて、
その大人が連れてきたそのお子さんを介して大人のパワーを送るから、
大人には配られないんだなっていうのが理解できたんですけど。
人類全員で応援させろよと思ったんで。
めっちゃ面白い。
相当ですね。
大人で応援するパワーがないわけないし。
ないんだけど。
大人を汚れたものって言うなって思うんですよ。
57:03
自分で納得すんなって思うんですよ。
汚れちまったなってお前が言いたいだけやろって思って。
めっちゃ同意はするんですけど、
商業側としては何言っとんねんみたいな感じがする。
何大人気ないこと言っとんねんみたいな風には聞こえるんだよなっていう。
まあ確かにな。
大人気はないよなっていう。
気持ちわかるけどっていう。
結果的にそういう構造になってるっていうのはわかった上で、
じゃあその上でどういうファンタジーを構築するかっていうのは、
わかってやらないとダメじゃないですか。
ただ大人に配らないんじゃなくて、
大人はお子さんと一緒に振ってねみたいな、
そういうロジックがいるわけですよ。
ロジックじゃないな、ストーリーがいるんですよ。
ストーリーとかエキスキューズがあってもいいわけですね。
あったのかもしれないけど、
もらえなかったことしか覚えてないから。
そこにずっととらわれちゃってる。
だから何が言いたいかというと、
前田さんは猫バスで見るから安心してください。
よかった。早音騙されるとこだったわ。
この話ってどう広がったんでしたっけ?
前田の賞味期限とかササイタイミングの話。
見るタイミングの話ですね。
全ては巡り合わせだと思います。
タイミングも決められてるんじゃなくて、
その時にそうなるかどうかでしかないと思うので、
あんまり気にしなくていいかなと思って。
むしろ今、雷麦畑読んでめっちゃ刺さったら
おもろいなと思いますし。
その上でマイエレメントがめっちゃ刺さったって話ですよね。
そうです。そういうことです。
言いたかったのはそれです。
エンバーも現実の女性としては20代だと思うんですよね。
親の意思を継ぐかどうかっていう瀬戸際にいるっていうのは、
ちゃんと自分でも仕事できてっていうタイミングだから、
20代の真ん中ぐらいをイメージしてるキャラクターなのかなと思うんですけど、
その刺さるっていうのはめっちゃ理解できるんですよね。
ここ最近のピクサーって時々、
バズライトギアとかはちょっと違うかなと思うんですけど、
監督の個人史みたいなものをめちゃくちゃ出してくるじゃないですか。
そうですね。
今回もピーターソーン監督ですけど、
韓国系のアメリカ人の方なので、
しかも2世の方でっていう。
話聞き限りだいぶエンバーっぽい人生を歩まれてそうだなっていうのも思ってて。
その、なんていうかな、さっきのハンチバックにも若干繋がるかもしれないですけど、
1:00:00
そのリアリズムが結構、
マイエレメントっていうファンタジーの中にすごいリアリズムがあるなと思って。
結構やっぱここ最近、
ピクサーの本当に底力はそこだなっていつも思ってるんですけど、
それこそ、私的的にレイツアパンダもそうですし、
あとその前の僕大好きな映画でソウルフルワールドとかも、
もう本当に監督の心情というか内面的世界をキャラクターに乗せて、
ファンタジックでもありながらリアリズムを持って描くっていう、
そのバランス感はやっぱすごいなってやっぱり感心してしまって。
だから監督の個人性なのに、
そこにファンタジーを1個乗せることで、
普遍性みたいなものが生まれているように見えるのがやっぱすごいなと思いました。
マイエレメントは。
うん、そうですよね。
マイエレメントは特にもう何かのメタファーとかじゃなくて、
なんかすごい僕本質的なものを語っている話に見えるんですよね。
あれって異性間の話でもあるし、
異人種同士の話でもあるし、
性格が違う人同士の話でもあるんですけど、
じゃあそのそれらのものを比喩的に表したメタファー映画なのかって言われると、
あんまり違うなと思って、
やっぱりそれって人水だからなんですよね。
だからその本当に違うということのエッセンスそのものじゃないですか。
人水って混じり合わないですよねっていうことのエッセンスそのものだから、
何かの比喩っていうものでもないんですよね。
むしろその異なるということの本質そのものだから、
なんかその全ての違いが混じるということを内包している話になってて、
そこがなんかすっごいいいんですよね。
本当に普遍性そのものじゃないですか。
そうなんですよ。
四大幻想って。
全部含んでるってことやんそういうみたいな。
そこがすごいいいなとは思って、
だから人水が交わるということの救いというか喜びって、
それって分かり合えなかった男女が仲良くなりましたとか、
人種が相互理解しましたとかっていうことの意義じゃないんですよね。
全ての違いが混じり合うということを意味してるから、
もう全部やんってなって。
そこでよく四大幻想みたいなものをモチーフに、
エンタメ映画作るなってむちゃくちゃすんなと思ったけど、
こんな飛び道具がありえるんやと思って、
驚きました本当に。
表現の方法と表したい気持ちの部分が、
本当に一致というかこれ以上なく融合しているのが美しすぎて、
彼らは水と火でしかないのに、
水と火になけてくるんですよ。
水と火であることによって。
そうそうそうそう。
そうなんですよ。
それがやっぱすごいなって思いますよね。
1:03:01
例えば僕見ててズートピアをすごく思い出したんですよね。
街の風景のファンタジーというか、
ワンダーにあふれた街並みの感じとか、
あるいはその社会構造自体が、
差別というかを内包した構造になっているところとかっていうのも、
すごくズートピアをイメージしたんですけど、
ズートピアって差別しか語れないんですよね。
そうですね。
差別を語るために役が当てがわれているから、
草食動物と肉食動物って、
何らかのそういったものの、
加害者と言われている人と被害者と言われている人のメタファーみたいな、
あれはズバリメタファーにはなっていて、
逆にそれ以外のものを意味できなくなっているんですよね。
ズートピアが悪いとかじゃなくて、
ズートピアはそれを完全に目的として作られているからいいんですけど、
マイエレメントはやっぱり射程が広いんですよね。
そこが本当にすごいなと思って、
本当に良かったですね。
ズートピアと比較して、
マイエレメント側、
ズートピア的表現なんだけどマイエレメント側だなって、
僕が思っている作品が1個あって、
板垣ぱる先生の漫画で出ている、
ビースターズ?
そう、ビースターズ。
あれ、結構実はマイエレメント的な気がしていて、
僕も最初あれ読み始めた、
アニメもあるんですけど、
見始めた時には、
どちらかというと、
ズートピア的な比喩による表現なのかなって思って見始めたんですけど、
意外とあの話、
彼らが彼らだからある話なんですよ。
その主人公の狼のレゴシっていうのが、
ウサギのミミちゃんだったかな?
ミミちゃんを恋をするんですけど、
恋と同時に食欲が湧くんですよ。
で、自分の思いは、
食欲なのか性欲なのかわかんないっていう、
そこに葛藤する話になるんですけど、
それってもう彼らが動物だから起こる現象じゃないですか。
一週間の。
で、最初はだから、
人間のメタファーとして読み始めるんだけど、
最終的には彼らの話でしかなくなるっていう。
でも、例えとして比喩として、
恋が生まれた時に、
男側がそれによって女性を傷つけないかって不安に思う気持ちとか、
っていうのは人間的に重ねられる部分もあって、
そういう塩梅というか淡いがすごく上手いなって
ビースターズは思うんですね。
だからズートピアには確かに、
かなり徹底して比喩として、
あるいは例えとしての動物を扱うんですけど、
ビースターズはそこをちょっと超えてくる
いった感じがあるのが僕は好きなんですよ。
多分近いところが僕はマイエレメントにもあるなっていう気はします。
違うということそのものってことですね。
そうですそうですそうです。
確かにそれはあるなと思って。
ズートピアって、
あれ、動物のモチーフって、
要はこれまでのディズニー作品とか、
これまでのおとぎ話とかっていう、
狐が割るものとかっていう、
そこが前提にあって、
それって要はステレオタイプを元にしてるんですよね。
1:06:00
ズートピアの動物のモチーフの引用っていうのは、
その動物そのものじゃなくて、
動物のステレオタイプを引用して、
そのステレオタイプって良くないよねっていうことを
言うような話になってるから、
ずばりその差別を描くための構造、
話自体がそういう構造になってるんですけど、
確かにビースターズは、
だからそういうステレオタイプとかじゃなくて、
その動物性そのものなんですよね。
確かに。
僕もちょっとだけビースターズ読んでて、
読む前のイメージだと、
肉食動物側からの食欲って、
暴力的な性衝動のメタファーなのかな、
みたいな感じにちょっと思ってたんですけど、
読み始めたら、
食欲そのものなんですよね。
そうなんですよ。
ちゃんと食べられるんですよ。
自然化した草食動物は、
ちゃんと食べられるんですよね。
メタファーじゃないのって、
普通に食べられるんやみたいなのに、
びっくりするっていうのはありましたね。
なるほど。
違いそのものであると。
なるほど。
理解できました。
本当にね、
マイエレメントはね、
めっちゃ良かったです、僕も。
リスナーさんも見に行った方がいいですよっていう。
僕のターンはこんな感じで大丈夫です。
だいぶ喋っちゃいましたけど、
はい、すみません。
僕もね、この1週間やったことといえば、
ハンチバックを読んで、
さっきマイエレメントを見てなんで、
他、割ともうちょっと喋っちゃったんですけど、
他ね、子供と一緒に、
クレヨンしんちゃんザムービーを見に行ったんですよ。
ちょっと気になってましたよ。
3Dのクレヨンしんちゃん。
で、ちょっと変な評判になり方になってて、
敵が、あんまり使いたくない言葉なんですけど、
弱者男性なんですよ。
へー。
貧乳とかじゃなくって、
弱者男性そのものが出てくるんですよ。
それはどんな人なんですか?
30歳の派遣社員で、周りからバカにされてて、
クソってなってる男。
なるほど。
で、ちょっとね、弱者男性って言葉、
使われだしたきとか考えると、
あんまり使いたくないなっていう思いがあるんですけど、
ちょっと便利で使っちゃうんですけどね。
で、そこが弱者男性的なものに対する
決着の付け方がどうなの?
っていうのはよく言われてるんですけど、
僕ちょっとそれは思ったんですけど、
ただ、やりたいことはわかるし、
すごい悪いことを目線にしてる映画でもないから、
まあまあって感じなんですけど、
ちょっとどうしても気になったのが、
ダレるんですよね。
ズバリのお説教パートみたいなのが始まるんですけど、
全然ギャグがなくなるんですよね。
こっちは子供連れて行ってるじゃないですか。
そのお説教パートになると、
現状から笑い声が起こんないんですよ。
なんていうか、
親としてはそういう話がお説教くさいとか、
1:09:00
どうこうというより、
単純にダレるのが一番困る。
親としては。
なるほど。
そこはちゃんと笑わしてくれ。
お説教はしていいから笑わしてくれ。
ちゃんとギャグをしてくれと思って。
なんていうか、
そこは根前一体としてやってくれないと困るんですよね。
僕は別に、
お説教くさい映画なんていくらでも見るし、
お説教されたなって言って、
満足できる人間な方いいんですけど、
子供はそうじゃないから。
そうですね。
そこはね、困る。本当に。
ちゃんと笑ってほしい。そこは。
そこが僕どうしてもちょっと困ったなと思って。
不安でしょうがないんですよ。
いつ席から立ってどこか行こうとするかとか、
面白くないからって言って。
面白さで子供を席に釘付けにしてほしいんですよね。
子供向けの映画は。
お説教は大人が言いたいだけだから、それは。
それ自体は悪くないんだけど、
その代わりに絶対に面白くしてくれって思うので、
お説教だけ続くのはなーっていうのがありました。
相場的にはあんまり悪い映画とは思ってなくて、
CGがむっちゃいんです本当に。
空間の広がりとかが素晴らしくて、
自分が主人公のしんちゃんになって、
あの街で大暴れするグランドセフトオートみたいなゲームを
やりたいなって思いました。
どんなゲームだよ。
僕が言ってることをあんまり褒めてない感じに聞こえてると思うんですけど、
見て何を感じるかっていうのは、
もしかしたら面白いかもしれないんで、
よかったら見ていただけたらなと思います。
てな感じで一周したんですけど、
結構いい時間にはなってきてて、
そうですね。
あれですね、トイストーリーの方する暇なかったですね。
トイストーリー4問題。
ちなみに皆さんはどっち派なんですか?
まあいいんじゃねって感じです、僕は。
僕もE派なんですよね。
E派しかいない。
3.3
だからあんまこれ盛り上がんないんじゃないかなって思ったんですけど、
みんなのスタンスどうやったっけってあんま覚えてなかったので。
私は結構好きで、
私3が結構評判いいじゃないですか。
逆に3があんまりなんですよ、私にとって。
いいんだけど普通みたいな。
綺麗すぎるっていうか、
綺麗にまとまりすぎてて、
刺さるポイントがなかったなっていうのがあって、
個人的には。
だから4は議論になる部分以外でも、
ちょっとホラー要素、
ホラー要素というかちょっと怖いなっていうところとかが入ったのもすごく好きで、
1:12:01
そのあたりがイチっぽくていいなと思ったんですけど。
ああ、シドのね。
もともとそういう怖いというか、
怖いおもちゃが出てくるみたいなところがイチ好きなところだったんで、
その雰囲気が出てたのは結構4では好きなところです。
4がよく非の意見として言われるのって、
おもちゃが自らおもちゃであることをやめるっていうのが、
非の意見としてあるとは思うんですけど、
これに関してちょっと思うところがあって、
自分が遊ばなくなったおもちゃが、
いつまでも自分のことを思ってるの怖くないですか?
そうなんですよ、怖いですよね。
梅津和夫の願いっていう漫画ってご存知ですかね?
漂流教室のおまけでついてる短編なんですけど、
自分が遊ばなくなったおもちゃが追っかけてくるって話なんですけど、
怖っ、嫌だっていう。
自分がおもちゃで遊んでて遊ばなくなって、
どっかなくしちゃいましたと。
そのおもちゃが帰ってきてくれたら嬉しいかもしれないけど、
戻ってきたからって自分がそのおもちゃで遊ぶ方がいると、
多分遊ばないんですよね。
だから自分はおもちゃのこともあんまり興味なくなってるけど、
おもちゃの側からはいつまでも思っててほしいって、
結構残酷だし怖いなって思うんですけど、
僕今まで多分人生で千億いるおもちゃで遊んできて、
その99%をなくしてるんですけど、
それらが未だに自分のことをおもちゃとして遊んでって思ってるって考えたら、
めっちゃ怖いんですけど、
むしろ別の道を見つけていってほしいなって思うんですけどね。
おもちゃ以外の生き方を見つけておいてくれた方が、
僕は楽やなと思って。
しかもウッディとかが選んだ道って、
特定の子供のおもちゃであることはやめたけど、
乗らんおもちゃとして、
子供のおもちゃというポジションは残してたじゃないですか。
だからそこまですごい逸脱してるわけでもないんじゃないかなって思ったんですよね。
ウッディたちがおもちゃっていうものから完全になくなったってわけでもなかったんで。
本当に全てのおもちゃの立つ側に立ったみたいな感じがラストに僕は思えていたので、
ウッディの最後まで。
そういう意味では、
そういう着地も全然ありやなって思っていたし、
そもそもやっぱりおもちゃたちの自由意志がめちゃくちゃ一のときはバキバキにある話みたいなのがあるので、
いつまでもそこにいるとは限らないだろうみたいなところはあるよなっていうのはちょっとあったんで、
そういう選択をするのであればそれはいいのではないかなっていうふうに見ただけは思ってたんですよね。
1:15:05
選択に至るまでがちょっといろいろドタバタした、
あげくにさらっと別れちゃうので、
ちょっとそこが名残惜しいってあるんですけど、
その描き方に対してちょっともっとないんかなみたいなふうに思うことはあるんですけど、
選択自体には全然良かったねっていう感じにはなるんですよね。
あとなんか結構批判してる人で多いのはボニー、女の子ですかね、
ひどいと言ってますけど、
ボニーって中古ショップにいたこと?
子供の子。
ボニーって名前でしたよね。
子供?
子供の、結構なんか言ってて、
いやいやいやいや、今までの、そんなんで怒ってるのかみたいな感じはしたんですけど、
怒ってる人いて、
あの子に石を投げられるのは今まで遊んできたおもちゃ全部家にあるぞって人以外は投げられるぞみたいな、
何怒ってるんやって思ったので、そこかみたいな。
しかも、さっき山口さんが言ってた話で言ったら、
それこそアンティークショップにいるおもちゃがそのポジションじゃないですか、
ずっと自分がその女の子に買ってほしくて、
執着しちゃうみたいな。
それをどっちかって言うと、悪ではないけど、
ホラーチックに描いてたから。
そもそもトイストーリーって、
個体としてのおもちゃっていうことと、
おもちゃとしての自意識が分離してるっていうのはずっとあると思うんですよ。
ワンの時点で、
おもちゃがおもちゃとしてのアイデンティティを持って生まれてきているというよりは、
後天的におもちゃであることに目覚めるっていう感じやったと思うんですよね。
ワンの時点で。
だから、職業なんですよね。
おもちゃであることと、おもちゃをすることっていうのが別であって、
おもちゃをすることっていうのは職業。
存在としてはおもちゃなんだけど、
行為としてのおもちゃは職業的なもので、
だからトイストーリー1って、
ヒーローショーとかで子供の前で演じてた人が、
バックヤードでスーツ脱いで煙草吸ってるような映画だと思うんですけど、
むしろ夢を壊してるのはトイストーリー1なのではってちょっと怖かったんですけど。
でもさ、どっちかというと、
自分が子供、
多分見たのが子供の時だと思うんですけど、
おもちゃに意思があったら嬉しいなって思ったんですよ。
それは。
それは絶対思うじゃないですか。
それが別に自分が思うような意思じゃなくていいし、
もちろん自分が大好きなおもちゃが自分のこと嫌いとか、
いなくなっちゃうっていうのは悲しいかもしれないけど、
それ以上におもちゃに意思があるってすごい嬉しいなっていう風に思ったから、
別にそのおもちゃの意思がどの方向に向いてるってもいいと思うし、
1:18:00
しかも少なくともトイストーリーのシリーズの中では、
4に関しても別にウッディが5人の一番のお気に入りとかでもないから、
もう二軍三軍になっちゃってるって実感があるからこそ、
自分がもっと違うところで子供を喜ばせられるんじゃないかって思ったわけじゃないですか。
そうですね。
考えたらなんか意思があるのにそこまでいいおもちゃを演じてくれてる視点で、
ありがとうっていう。やり返されてもおかしくないとみたいな。
確かに。結構ひどい周知受けてますけど、
結局おもちゃとしての役割みたいなのにはめっちゃやっぱり、
そこは絶対曲げられないものがあってっていう話ではあるし、
おもちゃの役割に目覚める話っていう意味では、
フォーキーがその立場になるんですけどね、読んだというか。
そうですね。
最初ずっとゴミって自分のこと言ってましたけど、フォーキー。
だんだんそれがおもちゃとしての自覚が芽生えてくるようになるみたいな、
おもちゃとの役割を目覚めていく話っていうのは、
そこはなんか結構おもちゃとは何かみたいなものに
根源に立ち返っている映画ではあるんだなっていうのはちょっと思いますね。
確かに。
だからフォーキーが完全に1作目のバズライトイヤーと同じ立ち位置というか。
そうそうそう。
やっぱりなんかその賛否の非派の多分意見なのかなって僕が思っているのは、
トイストーリー結構やっぱり賛否の非を言ってるのって結構僕世代というか、
トイストーリーと一緒に育ってきた世代の人が割と多いイメージがあって。
少なくとも自分の周りは結構フォー否定派が多いんですが、
やっぱり聞くと3というかファンタジーとしてのトイストーリーにすごい魅力を感じてるんだと思うんですよ。
なるほど。
ファンタジーとしてのトイストーリーとして3があまりにも完璧すぎた。
それで多分自分の中でトイストーリーというファンタジー及び、
おもちゃと自分っていう線を多分1個区切りがついちゃってるんですよね。
だからフォーが多足だっていう言い方をするんですよ。
なんかその考えで言うと、なんかその感じで非の感想がめっちゃ増えるのって、
ドラゴンクエスト、ユアストーリーにも似たようなもの感じますけどね、それだと。
現実持ち込んでくんなよっていう怒りでめっちゃ怒ってたんですよ、あれって。
なるほど、なるほど。
で、ある意味トイストーリー4がファンタジーから1個離れたちょっと現実的なものというか、
おもちゃも1つの個人としての特性があってっていう話と、
あとおもちゃの役割とは何かっていうのをもうちょっと深く描くみたいな話になると、
どうしても現実的な方向になるじゃないですか、やっぱり。
やっぱりそこが、いやなんかちょっとみたいな風になる人は多いんだろうなっていう感じはありますよね。
1:21:00
そういう意味では近いものがあるし。
で、僕はそのどっちの非の感じでも僕もあんぴんとこないので。
僕4否定派じゃないっていう上で、
どういう感情でもってこの非の気持ちを覚えるのかっていうのを結構想像してたんですけど、
トイストーリーを好きな人って多分トイストーリーをおもちゃ箱の中に入れてるんじゃないかなと思って、
トイストーリーの思い出をおもちゃ箱の中に入れてて、捨てたわけじゃなくてね。
で、たまに取り出してトイストーリーの思い出というおもちゃで遊びたくなるのかなって思うんですよね。
で、だから普段は遊ばないけどそのトイストーリーという思い出を取り出したときは、
おもちゃとして振り回ってほしい。自分にとっての大切なおもちゃとして振り回ってほしいっていう気持ちがあるんじゃないかなっていうあくまで空想として考えてみて、
で、トイストーリー4ってそのトイストーリーという思い出をおもちゃ箱から取り出したら、
それであることをやめる話になってるじゃないですか。
だからおもちゃ箱から取り出したときには、いまだに自分のおもちゃであってほしいっていう気持ちなのかなと思って。
捨てたわけじゃないから、トイストーリーというおもちゃを。あくまでまた遊べるおもちゃ箱の中に入れてるだけであって、
そのだけなのに自らおもちゃであることを、自分だけのおもちゃであることをやめちゃうから、トイストーリー4が。
ちょっとそこで裏切られたって気持ちを覚えるのは、なんかわかるなって気がせんでもないなとは思って。
だから普段は裏でタバコ吸っててもいいんだけど、僕がおもちゃ箱の中から取り出したときだけは、あの頃のトイストーリーでいてくれよっていう。
いや、だからそれ元彼のメンタルなんですよ。
そうなんですよ。元彼のメンタルって。
それ元彼のメンタルなんですよ。
そうなんですよ。そうなんです。だから、俺はもうお前のことを別にそんなどうとは思ってないけど、お前は俺のことをずっと思っててほしいなっていうメンタル。
そう。で久しぶりに連絡してきたかと思ったら、あれ、なんか変わった?とか言われるっていう。
なんかこれ以上ないぐらいピシャリと纏い抜かれたような気持ちです、今。
こういうことかっていう。
パンチが飛んできた。
なんかすごい今、めっちゃ視界がクリアになりました。ああ、そういうことやったんかみたいな。
どう聞いてても元彼の話にしか聞こえなかった。
そうなんですよ。そうなんですよ。突き詰めると。
あの頃のお前でいてほしいみたいな。
これもうめちゃくちゃ否定派から叩かれそうだなみたいな。
すいません、本当に。
ここ否定派がいなかったんでしょうがないんですけど。
いやいや別に元彼がそれで悪いとか言ってるわけじゃない。
そうそう。だからその気持ちは分かるんですよ。
分かります。
そのメンタルは。
1:24:00
まあ確かね。
分かります。
もうやっちゃうときあるしね、こっちも。
もうこっちもそのマインドになることしょっちゅうあるわみたいな。分かる分かる。
だからそう、否定派になる気持ちも分かるんだけどっていう、
なんか多分距離感というか、その思い出の強さの話なのかなっていうのは結構思いますね。
なんかあの、結構後から見たんで。
公開してだいぶ時間経ってから見て、なんかなんでそんなに言われてるのかなと思って。
それもちょっと興味を引いた一つでもあったので。
結構そういう賛否言われてるって聞くと興味湧くじゃないですか。
どういうとこで言われてるのかなとか。
自分はどっちに思うのかなっていう。
だからそれ込みで楽しませてもらったのは結構ありますけど。
でもなんか私思うのが、歴史が違うんでしょうけど次、なんかこう歩んでる。
なんか現実に戻すなよ批判さっきのドラゴンクエストの話とか。
でもなんか最近はエヴァンゲリオンとか、宮崎駿のあれもそうですけど。
現実に戻せよう系結構多い気がしてるんですよね。
でもそこでなんかありがとうってなってる。
だから私なんかさよなら、なんか見てないんですけど、エヴァンゲリオンとかも話聞いてると、
え、ファンの人それでいいの?って思っちゃったんですよ。
私は全然違うから冷静に聞けるけど、逆にファンの人それで怒らへんの?って思ったんですけど。
結構あれはファンからしたらありがとうみたいな感じじゃないですか。
それは多分、まず創造者が宮崎駿と庵野秀明っていう圧倒的な存在だからっていうのがあると思うんです。
オリジンとしても圧倒的な存在っていうのがあって、その作家性込みで認められてて。
あとまあそのクリエイターとしての歴史がまずあるっていうのがあるから。
そのIP、ドラクエっていうIPそのものじゃなくて、宮崎駿というクリエイターの歴史とか庵野秀明っていうクリエイターの歴史に対してのものだから。
でもドラゴンクエストイラストーリーは、ドラクエっていうIPに対してその時の雇われた監督が急に言うから、おいってなるっていうのが多分ある。
お前がそれを言って立場にいるのかっていうふうに思われてしまうっていうのは多分あって。
宮崎駿と庵野秀明はもうこれ以上言うにふさわしい人間はいないじゃないですか。
多分その責任の置き所みたいなのが心情としてあるのかなって気はして。
別にドラクエの話になるからな、これ言うと。
別に現実に帰れよみたいな話をしたいわけではなかったので、ドラゴンクエストイラストーリーって別に。
そういう話でもないのに、見た人はそうやって怒ってるのが僕は不思議っていう感じなんですよね。
1:27:05
そうなんや。
そうですよ。
なんでこれに僕、怒ってるのかよくわかんないっていう感じなんですよ。
私、怒ってる人の話だけ聞いてて、見てないんですけど怒ってる人に全部聞いて、えーって。
こういうのでっていうのあるんですよね。
別にそれ怒ることじゃなくねって思ってるんですけど、僕はっていう。
それでエヴァじゃねえって思ったんですけど、それがちょっと面白かった。
現実に帰れよって言ってるわけじゃないので、メッセージは。
むしろ逆な方だと思うんですけど。
なのに見た人はめっちゃ怒ってるっていうのが不思議でしょうがなくって。
なんでこれに怒ってるのって感じなんですよね。
怒るべきところはそこじゃなくて、普通にドラゴンクエストの元の活劇の部分が退屈っていう部分の方がめっちゃ怒った方がいいでしょ。
元の冒険部分の演出がクソダサいぞっていうところに怒るべきなんですけど、そこにみんな怒ってない。
確かにそこで怒ってる人よりも、ラストで怒ってる人の方が効きますよね。
怒ってるポイントが違うと思ってるんですけど。
面白い。
さっきの山口さんの指摘でトイストーリー、国内と国外で評価が全く分かれてる点について思ったんですけど、
トイストーリーとか特にピクサー作品もそうですけど、国内での売り込み方というか見方、見られ方って多分IPとしてのトイストーリーしか見られづらいと思うんですよね。
要するにキャラクターとしてのトイストーリーとして見られるから、多分そういう偏愛に落ち着きやすくて、
クリエイター側の話であんまり、アンテナ高い人は聞きますけど、普通の人は多分そこまで伸びないと思うんですよ。
そうですね。伸びないでしょうね。そこまで行かないな。
だけど、さっき言ったように庵野さんとか宮崎さんはそこまで、国内だから行くじゃないですか、話が。
あー、なるほど。国内と国外、そういうことね。
で、実際そのトイストーリー4の評価って日本だけ賛否両論で、アメリカ本国ではかなり賛の方が多い評価なんですよね。
えー、面白い。
ロッテントマト100%とかって言われてるぐらい、フレッシュって言われてるぐらいすごく評価が高くて、割と日本ぐらいなんですよ、割れたのって。
なんかそう面白いですね、その真理が。
なんかね、不思議だなって感じだし、話しててもあそこドラクエのこと思い出すとは思わなかったんですけど、近いものあるんだよね。
多分ね、あると思います。そこを多分一緒なそうな気がする、怒ってるの。知らんけど。
IPとしてのトイストーリーが怪我されたって思ってしまうのは、なんかそうかもしれないんですけど、クリエイターがそこで見えてくるかどうかは結構希望かなって気はします。
なんかわかるな。
ちょっと、ごめんなさい。
ごめんなさい。
いいですか?
はい、すみません、長く言ってしまった。すみません。
すみません、最後の最後にトイストーリーの話を出してしまったのがまずかったかもしれない。
適当に聞いてください。
1:30:00
はい、じゃあ終わります。今回のつぶりトークここで終わって、次回バービーかなと思ってるんですけどどうでしょうか。
賛成です。
バービー見ますけどね、もちろんね。
いつ公開します?
あ、公開します。
いつ収録します?
あ、そうか。
お盆?
お盆休みなの?
大丈夫ですか?
いや、ちょっとコーチ帰ったりなんやかんやで。
あ、じゃあ。
どうします?曜日ずらすか飛ばしてもいいと思うんですけど。
飛ばしてもいい?
バービーは来週一周飛ばしてもらえたらありがたいです。いついけるかが。
はい、了解です。
じゃあ、来週飛ばしましょうか。
はい。
大丈夫ですか、皆さん。
別に大丈夫です。
じゃあ、一応配信毎週やってますけど、次週お休みで次次回バービーで行きましょうか。
はい。
じゃあ、その感じで行けたらなと思います。
ごめんなさい、エンディングまた任せていいですか。
すいません。
わかりました。
はい、お知らせになります。
8月も映画の話ししたすぎるバーを開催する予定です。
場所は大阪の南森町にある日帰りイベント型カフェバー。
日時は8月26日の土曜日。オープンが19時、クローズが23時となっております。
今回は大石さんも東京から来てくれる。
そうなんですよ。参加します。
なので、この4人でお出迎えしようと思いますので、皆さんぜひ遊びに来てください。
はい、またこの番組ではリスナーの皆様からお便りを募集しています。
番組の感想、次回テーマ作品の感想などご自由にお送りいただけると幸いです。
また、次回バー開催情報、ポッドキャスト、次回テーマ作品の告知も行っていますので、
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あと、この番組のイメージキャラクター、映画の話ししたすぎる猫かっこ狩りをあしらったグッズを販売していますので、
よろしければご購入くださいませ。
お便り受付先、ツイッターアカウント、グッズ販売サイト、いずれの番組の説明文に記載しております。
それでは、映画の話ししたすぎるラジオ第129回フリートークの回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:32:37

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