音声配信による練習法
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、会社の朝礼とか会議での発表、あるいは結婚式のスピーチとかで、人前に立った途端、緊張で頭が真っ白になったり、準備していた言葉もうまく出てこなかったりした経験、ありませんか?
人前で話すのが得意ですと、自信を持って言える人は、案外少ないんじゃないかと思いますが、どうでしょう?
むしろ、僕のように、話すのは、人前で話すのは苦手だなぁと感じている人の方が多いんじゃないかと思うんですよね。
でも、不思議なことに、例えば、スポーツとか楽器とかは苦手だったら練習するのに、話すことが苦手でも、そのために練習をしようとする人は、とても少ないように思います。
どうでしょう?あなたは、話すのが苦手だとして、練習をしているでしょうか?
それでも、しないというなら、もしかしたら、効果的な練習方法がわからない、というのも理由の一つかもしれません。
そこで今日は、そんな話すのが苦手という悩みを解決する、意外な、でも僕が一番効果的だと感じている練習法についてお話しします。
それはズバリ、音声配信を習慣にすることです。
僕自身、この番組を気づけば300回以上配信してきましたが、その中で見つけた、人前で話す、自信がつく具体的な3つのコツもお伝えしたいと思います。
でもその前に、まず、なぜ話す練習に音声配信が最適なのか、ということなんですけど、理由は3つあります。
1つ目は、圧倒的に低リスクだということです。リスクが低いということですよね。
人前で話す練習というと、話し方教室のような場所を想像するかもしれませんが、そこでは初対面の人たちの前で話さなければいけないですが、音声配信ならそういった人たちはいません。
自分の部屋でたった一人で練習できるので、人目を気にする恐怖心から、まずは解放されるんです。
そして2つ目は、驚くほど手軽だということです。
今やこのスタンドFMのような無料のアプリを使えば、手元のスマホ1台で誰でもすぐに始められます。
特別な機材も、どこかの教室を予約する必要もありません。
思い立ったその瞬間に、あなたの練習スタジオがそこに現れるようなものです。
そして3つ目が、最高の客観的フィードバックが得られるということです。
自分の話し方を録音して、聞き返すことで、自分はこんなに早口だったのかとか、
えーっとが口癖なんだなというように、自分では普段気づけなかった癖を客観的に把握することができます。
これは、どんな先生からのアドバイスよりも、深く自分自身を納得させてくれる最高の学びになるはずです。
では、具体的にどうすれば話がうまくなるのか、僕が今も実践している3つのルールをお話ししてみます。
話し方のルール
ルールの1つ目は、とにかくゆっくり話す、これを徹底することです。
緊張すると、その場から早く逃れたいという気持ちから、無意識に早口になってしまいます。
でも、焦って早く話そうとすると、思考が、考える方が追いつかなくなって、えーとかあのーといった言葉が増えてしまうんですよね。
自分では少し遅すぎるかなと感じくらい、噛みました。
自分では少し遅すぎるかなと感じるくらいのペースが、実は引き手にとっては最も心地よくて理解しやすいスピードなんじゃないかと思います。
自分の思考に、自分の考えに余白を持てるように、意識的に話すスピードにブレーキをかける勇気を持ちましょうということでもあります。
そしてルールの2つ目は、過剰書きの原稿を用意することです。
これは特に話し慣れていない人ほど、話の道筋を見失わないための地図とか、命綱として必要だということです。
ただ一字一句きっちり書いた台本みたいなものだと、それを読むだけになってしまうので、ペタをすると感情のこもらないロボットのような話し方になりがちです。
なのでそうではなくて、話したいことのキーワードとか順番を過剰書きにして手元に置いておくだけでいいんです。
それだけで心の余裕が全く違います。
あとはそれを見ながらゆっくりと、先ほども言った通りゆっくりと話す、そして考えながら話せばいいんです。
そして最後ルールの3つ目が、一発撮りの緊張感を味方につけることです。
撮り直しOKというルールで練習していると、いつでもやり直せるという甘えが出てしまいます。
すると本番で求められる集中力がなかなか養われません。
多少言い間違えたり、言葉に詰まっても、先ほども僕は、はい、噛みましたが、そのまま続けるということです。
この適度な緊張感が本番での対応力を育ててくれる成長のスパイスになっていきます。
それに少しのミスは、かえって人間味があって親しみやすく聞こえたりもするでしょう。
とここまで聞いて、でも誰も聞いてくれなかったら恥ずかしい。
音声配信を始めても聞いてくれなかったら恥ずかしいじゃないかと感じる方もいるかもしれません。
でも大丈夫です。
結論を言うと、最初は誰も聞いてくれないくらいがちょうどいいんです。
なぜなら、この週間の目的は人気の配信者になることではなくて、あくまで話す練習だからですよね。
一番のリスナーは未来の自分です。
そして録音した音声はあなたの成長の記録になります。
数ヶ月後に最初の配信を聞き返してみてください。
ああ、この頃はこんな話し方だったんだなと、自分の成長がはっきりと実感できて、それが何よりの自信になるはずです。
というわけで、今日は音声配信を習慣にする練習法についてお話ししました。
もし少しでもやってみようかなと思っていただけたら、まずはスタンドFMのアプリを開いて30秒でもいいので、
自分は〇〇ですと名前を名乗って、それから話す練習のために音声配信を始めてみましたと、
それらの言葉を録音してみるところから始めてみませんか。
その小さな一歩があなたの話すことへの自信を、そして未来を大きく変えてくれるかもしれません。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではこの後も良いチャレンジをまた3日後にお会いしましょう。