1. 小松正史『耳の保養』
  2. 自分の声が好きになる方法
2024-07-21 10:00

自分の声が好きになる方法

「自分の声が好きになる方法」を紹介します。録音して慣れる、発声練習、声の専門家のアドバイス、自己肯定感を高める心理的アプローチ、日常のトレーニングを通じて、声に自信を持つための具体的な方法をお話しします。
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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。
今日はですね、自分の声を好きになる方法という、そんなお話をしてみたいなと思います。
この放送では、音や音楽についての話題を、小松が1日1つずつお届けしているような、そんな番組となっております。
みなさん、自分の声は好きでしょうかね?
実はね、統計が出てるんですけど、9割以上が嫌いっていうんですよ。自分の声がめちゃくちゃ嫌いっていうね。
僕もそうなんですよね。毎日こうして3年以上音声配信をしておりますけれども、自分の声ね、聞くのがね、ちょっとだいぶ慣れてはいるけれども、いまだにちょっと違和感があるような感じでございますがね。
みなさんは自分の声ね、録音したことありますかね?これ多くの人がね、あると思うんですよね。
今はスマホとか簡単な録音する機能がありますから、自分の声録音して、どうでしょうかね。
あ、これ違うなっていう。自分の声ってこんな声だったかな?違和感あるなっていう、そんな印象があると思うんですね。
これ、心理学的に違いと言いますかね、それ感じられるんですけど、つまりですね、自分が今喋ってる声を骨伝導で、実は耳の下牛で聞いてるわけなんですけど、その声の音色とですね、録音された自分の声の音色は全然違う。
違うことによって違和感が生まれ、そして違和感が嫌悪感につながるっていう、そんなことになるわけなんですよね。
これね、空気伝導音っていうのは、かなり自分が聞いてる音声よりも高い音、そして軽い音に聞こえてくるんですよね。
その一方でね、自分が普段録音もなく、自分の体内で自分の声を出すときに聞こえてくる音、それは低くて低音がかなり成分的に多く含まれている音なんですね。
そのギャップによって違和感があるんだっていう感じが、自分の声が嫌いになるっていうね、嫌いだ、嫌だっていう結論なんですね。
そこから自分の声を好きになるための方法、これはもう一つしかないんですよね。
これは先ほど伝えたように、自分の声を録音して聞き直すんですよ。すると自分の声にだんだん慣れてくるんですね。
1回だけはダメですよ。2回でもダメ。10回、下手したら30回、50回、100回ぐらいしていくとですね、だいぶ慣れてきます。
僕もこのいつも配信してる音声ね、聞き直す、自分の音声の改良のために聞き直します。
ここダメだなとか、ここでもいいこと言ってるやん、プラスいい響きしてるやんっていうところがあるんですね。
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たまにですけどね。そんな自分がうのぼれてるとかいうよりも、嫌な中でもいいものがあると。
それをどんどん増やしていくことによって、やっぱり自分の嫌な声っていうのが嫌から嫌いじゃないけど、ちょっとマシかなと。
それがどんどん20回30回になっていくうちに、どんどん好きになってくるっていうような、それをするしかないっていうようなことをね、現役のアナウンサーの方も結構多くの方が言っておられるわけなんですね。
そんな感じで、自分でまずは録音してそれを聞いてみる。
あわゆくばですね、音声配信とてもいいですよ。僕も音声配信3年以上やっててですね、10分間毎日。
いやだいぶ改良されたと思いますよ。一番難しいのが一人喋りですからね。そこを克服するだけでも相当なプレゼン力がね、自分自身では上がってきてるかなと思うので、
これぜひぜひ自分の声を録音するお試しでございます。さらにですね、音色を良くするためにはですね、例えば喉のケアっていうのがありますよね。
僕は十分な水分補給結構してるんですよね。授業中であっても、いろいろな本番であっても人前で出たり、あるいはライブするときにピアノライブするんですけれども、
その時はですね、こちらにある今もあるんですけどこの水筒ね、このサーモスの水筒これね、欠かせないんですよね。
ちょこちょこちょこちょこ補給する水を補給することによって、発音とかそのあたりが潤いを与えてですね、とてもいい感覚で喋れることができます。
あるいはですね、この呼吸です。この喋る発音っていうのは空気の振動と言いますか、それなので、もうその原点は息ですよね。息の呼吸です。
特にですね、腹式呼吸で長いこと息を吸ったり吐いたりするっていうことも、やっぱり自分の声がね、よりメリハリがついて良くなるコツなのかなと思います。
僕はですね、毎日朝と晩に、夜、朝ですね、ベランダに出てですね、ロングブレスっていうのをしております。
3秒で吸って7秒で吐くか、3秒で吸って7秒で吐くっていうのをね、何セットかやりまして、10回ぐらいやるかな、20回やりますね。
それなので、人前で喋るときに、今ボーッと喋ってますけれども、最初の方はね、息切れするんですよ。
もう多くの人に多くの大きな声を届けなければならないんだって感じでどんどん喋っていくんだけど、途中でまた変なところでブレスしちゃったみたいな、そんなことになってしまうので、
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この呼吸をしっかりと持続して、かなり体力も含めてですね、伸ばしていくっていうことはすごく大事で、これプロの声優さんとかナレーターの方はされてますよね。
それな感じがちょっと声を上げるというかね、メンテとして持続的に良い声で喋り続けることのコツかなっていうふうに思いますね。
あとはですね、心理的なアプローチってのもあると思うんですよね。これ精神的なものなんですけれども、とにかく人前で自分のことを伝えるのがめちゃくちゃ恥ずかしいとかダメだっていう場合は、
これ自己肯定感が低い状態で自分が発音し、そして聞くわけなんです。これはね、良くないですね。やっぱり自己肯定感どんどん高めたり上げていく必要があるんですね。
じゃあそれどうしたらいいのかっていうことなんだけれども、これは他人がいるんですよ。これもハードル高いと思われる人いるかもしれないけど、他人のアドバイスを受ける、他人からポジティブなフィードバックをもらうってことなんですね。
これけなす人に言ってもダメなんですよ。最初はちょっといいところをピックアップしてちょっと言ってくれませんかみたいな感じで言うと、人にも自分の声を録音してもいいし直接プレゼンしてもいいと思うんですけれども、
あとは毎日何らかの形で人前で喋る、あるいは人前じゃなくても自分で喋るような、そういうクセになったりするのが良いかもしれないですね。
あとは毎日何らかの形で人前で喋る、あるいは人前じゃなくても自分で喋るような、そういう癖をつける必要があるんじゃないかなというふうに思います。
例えばですね、自分で読んでる新聞とか本とかあるでしょ。いいフレーズ、これもうちょっと記憶に留めたいなと思うフレーズがあったらですね、それを恥ずかしがらずに朗読、音読するんですよ。
すると声も鍛えられますし、何よりも自分がいいなと思っているような内容を定着させることができる。自分の声を出して、そして空気中に声、音を漂わせて自分の耳に入ってきて、その耳から入ってきた音の信号は脳にもう一回届きますから、目で目読するよりかはよっぽど定着しやすくなりますから。
そんなふうにして、自分で何か喋る機会を一人ごとであってもいいから増やしていくっていうことなんですね。そんな感じで皆さん、自分の声が好きになる方法をいくつかお伝えしたので、ぜひやってみてほしいなと思います。
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まずはロックオンするのが一番マストかなと思います。そして自分の声を出しやすい整え方をしていくということですね。あとは心理的に自己肯定感を高めるような、そんなアドバイスをもらえるような感じにしていくということ。
そしてさらに言うと、日々こうして喋ることの頻度を高めていくということですね。これを地道に積み上げていくとですね、小松のこの音声配信を超えますから、僕はまだまだ精進、一生精進かなと思っておりますのでね、僕も一つずつ鍛えていきつつ、より良い音声配信にしていきたいなというふうに思っております。
ということで、今日ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。本日も良い音の一日をお過ごしください。
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