00:05
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録をしています。
時間は5時24分です。
昨日の夜の横浜は、かなり荒れ模様の天気でして、
雨がだいぶ降ったのと、風がかなり強かったんですよね。
それはそれとして、雨が久しぶりに降ったという感じなので、
今は湿度がだいぶあるなと。
それから空は完全に曇っているので、
気温もだいぶ高めですかね。風もなく。
かなり暖かい朝、湿度があって、
暖かい朝というような感じです。
だいぶインフルエンザなんかも流行っているようなので、
少し雨が降って、湿度があるくらいの方がいいのかなという気はしますが、
あなたはお正月も終わり、日常が戻りつつある中で、
元気にお過ごしでしょうか。
まだまだ寒い日が続きますので、気をつけながら過ごしていきましょうということで、
前置きはこれぐらいにしまして、今日のテーマなんですけれども、
客観的に考えたいなら人ごとにと。
客観的に考えたいなら人ごとにと。
そんなお話です。
何か問題が起きたときに客観的に考えろというようなアドバイスは聞いたことがありますよね。
客観的にというのは、
平たく言うと冷静に落ち着いてみたいなことなのかもしれませんが、
あるいはその言葉通り客観的ということなので、
客観視をすると、客観視というのは、
少し距離を置いて外側から眺めてみるというような意味合いありますよね。
いずれにしても客観的に考える。
これに効果があるからそのように言われているということなんですけれども、
その客観的に考える効果を表すというか、
証明するような実験があるんですよということで一つご紹介をしてみます。
03:05
ある人たちを2つのグループにまず分けますよと。
AグループとBグループに分けると。
その上でそれぞれのグループに質問をします。
質問というかクイズですかね、問題を出すというような感じです。
ではAグループに出した問題は何かというと、
ある囚人、囚人というのは囚われた人ということですね。
ある囚人が高い塔の上から逃げようとしていますと。
そして塔の部屋の中にロープを見つけたということなんですよね。
逃げようとしているんですけれども、その塔の部屋の中にはロープがありましたと。
ところがそのロープは地面に降りられる長さの半分しかないということなんです。
では囚人は一体どのようにして塔から地面まで降りればいいのかという質問になります。
もう1回言いますね。ある囚人が高い塔から逃げようとしている。
部屋の中にはロープがあったんですけれども、地面、そこまで降りられるだけの長さの半分しかないと。
その時囚人は一体どのようにして降りればいいのかというクイズ。
となっています。ではではということでBグループ。どんな質問だったかというと、基本のストーリーは一緒です。
ただ1カ所だけ変えます。ある囚人がというところを囚人であるあなたというふうに内容を変えます。
なのでAグループとBグループの違いは、その囚人が他人というか不特定の誰かなのか、あるいは自分なのかということになります。
ではこのクイズに対して実験の結果がどうなったのかというと、
まずAグループ、ある囚人ということで不特定の誰かというようなクイズの出し方をしたグループは、
66%の人がすぐに回答できたということが分かりましたよと。
一方でBグループ、こちらは囚人であるあなたと言われたグループですけれども、
こちらは約半分の人がすぐには回答できませんでしたということなんですよね。
Aグループは66%の人がすぐに回答できたのに対してBグループは約半数がすぐには回答できなかったということなので、
06:10
結果としてはAグループ、不特定の誰かということで前提を置いた方がすぐにクイズに答えられた。
そしてBグループ、あなたと言われた方は半数がすぐには回答できなかったということなんです。
ここから分かることが、やはり客観的に考えた方が問題を解決できる可能性が高いのではないかということなんですよね。
もう一度実験に戻りますけれども、Aグループというのはある囚人が回答から逃げるというようなクイズでした。
なのでBグループは囚人であるあなたと言われたのに対して、Aグループはつまり他人なんですよね、自分ではない。
これが客観視に当たるということなのではないかということなので、
Aグループのクイズのように人ごとにして考えると回答できる可能性が高まるというのがこの実験のポイントになっています。
だとしたらということなんですけれども、自分が何か問題にぶつかったときに考え方として、
もし他人からその問題について相談されたとして、その他人にアドバイスをするというようなイメージで考えるといいんじゃないかと。
これが一つ客観的に対応する具体的な方法になるのではないかということですよね。
もう一回言いますけれども、何か自分が問題にぶつかったときに、それを他人が遭遇しているとか、他人の問題として、
もしその他人から自分が相談をされたらどのようにアドバイスをするかなと考えてみるということです。
ところがなんですけれども、基本的にというか、普通は自分に問題が起きたときにはそれを自分ごととして当然捉えるわけですけれども、
そうすると問題に対してというよりは感情面に注目が行ってしまうわけですよね。
なので大変だとか困ったぞというようなことでパニックになりがち、つまりは冷静さを欠いて客観的ではいられなくなる。
09:00
だから先ほどの実験のBグループのように、あなたが囚人なんですとイメージを植え付けられてしまうと、正解を導ける可能性が下がってしまったということなんですよね。
なので、他人からアドバイスを求められているというようなイメージを持ってみる問題に遭遇したときはというのが今日の一つポイントというか、そんなお話になるわけです。
それからということなんですけれども、他人にアドバイスを求めるということも有効なのかなということが実験からわかるんじゃないでしょうか。
つまり、自分が問題にぶつかってしまったときに自分だけで考える、これは客観視できない可能性があるわけなので、それを他人に相談することで、他人はその問題を客観的に見ることができるわけですから、
他人は自分よりも冷静に落ち着いて、答えを導き出してくれる可能性が高いということですよね。なので困ったときは他人に助けを求める、アドバイスを求めるというのはよく言われることではあるんですけれども、
先ほどの実験からもわかる通り、それはそれで根拠があるというか、実際に相談してみる価値はありそうだぞということがわかるということなんですよね。
なので客観的に考えるとか、他人に相談をするとか、当たり前というかよく言われる話ではあるんですけれども、実験などからもそれが効果のあるものとして証明されているということなので、試してみるのはどうかということになります。
そうですね、あと他人にアドバイスを求めるということでいえば、今だとチャットGPTとかいわゆる生成AIに相談するというのも、これかなりいいんじゃないかなと思います。
何か問題とか悩み事が起きて他人に相談すると言われても気を使いますよね。それが例えば家族とかお友達とか、近しい人たちであったとしても逆に近しいからこそ相談しにくいということもあるかもしれませんし、相手の時間を使わせるという気遣いも出てきますし。
12:06
この点、AIであれば気にする必要もないですし、今は無料で利用することもできますよねということなので、僕はよくAIに質問をしたり相談をしたりしていますけれども、
そういったAIの使い方で、つまりは客観的に考えることができるようになるのかなということですよね。
AIに自分の問題や悩みを相談してみて視点をもらうということですよね。客観的に考えたときにどのような視点があり得るか、それを尋ねてみるということです。
その戻ってきた視点にポイントに対して改めて自分でも考えてみる。これは結果的に客観的に考えることにつながるんじゃないでしょうかということで、一つ具体的な手段というか有効な手段としてAIを使うということについてもお話をしてみました。
最後、ちなみにということなんですけれども、先ほど出したクイズの答えはわかりましたでしょうか。先ほど出したクイズというのは、あなたが囚人であるとして高い塔から逃げようとしている部屋の中にはロープがあるんだけれど、地面まで降りられるような長さはない。降りられる長さの半分しかない。さあどうするというようなクイズでした。
答えはわかりましたでしょうか。答えはロープを縦に半分に切って結ぶというような答えだというふうにされています。縦に半分に切って強度が保てるかどうかはわかりませんが、必要、先ほどのクイズの答えはそのように示されています。
なので、あなたは答えを出せましたかと。答えを出せるかどうかは客観視できるかどうかで可能性が変わってくるというような実験も紹介しましたということで、今日の話はこれまでにしたいと思います。それではこの後も良いチャレンジを。また明日。