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はい、野田タカユキです。今回のテーマはこちら。 AIで正しい答えを得たいなら背景を伝えよう、についてお話ししていきます。
今回は、AIを使ってるんだけれども、思ったような答えが返ってこないっていうね、お悩みの方。 そんな方は、この投稿を聞いていただければ、「あ、そういうことだったのね。ちょっとやってみよう。」
あ、すごい適切な答え返ってきちゃうっていうね、そういうふうになりますんで、是非ね、最後まで聞いてみてくださいね。 さて、今回その背景を伝えようって言ったら何かっていうと、私自身もちょっと失敗してしまいまして、その辺りのやりとりについてシェアしていこうと思うんです。
で、まず私、電子書籍を最近書いてたんですよ。 で、そこの目次でですね、章見出しの一つにこんなタイトルがあったんです。
違いすぎたレベル差の弊害。という章の見出しがあったんですよ。違いすぎたレベル差の弊害。 なんですけど、この弊害っていう単語がちょっと難しいと思ったんですよね。
意味はわかるんですけど、硬いっていうか、頭にスッと入ってこない。 で、この言葉を言い換えたいと思ったんです。そこでチャットさんですよ。
チャットGPTに聞きました。違いすぎたレベル差の弊害。 この弊害という言葉の言い換えを10パターンお願いします。と聞いたら、そしたらこんなふうに返してきた。
影響、問題、障害、課題、支障、悪影響、マイナス面とかね。 まあ言ってきたんですけど、まあ確かに言い換えてくれたんだけど、なんか硬いっていうか、なんか違うよねって思ったんです。
で、私は聞いてみたんです。悲劇はどう?って聞いたんですよ。 そしたらこんなふうに返してきた。
悲劇も文脈によっては適切ですが、 弊害よりも感情的で劇的なニュアンスが強くなると言われたんですね。
そこで私も気がついたんです。今回の電子書籍は物語性が強いものなんですよ。 で、それを踏まえてもう1回お願いします。
ストーリーフォーミュラっていうね、文章形式で作っている書籍なんです。 そこでもう1回ね、物語性を踏まえてお願いしますと指示しました。
そしたらこうやって言ってきました。 なるほど、物語性が強い文脈で弊害を言い換える場合ですね。
でしたら、悲劇、破綻、絶望的な結果、苦い結末、運命の歪み、衝撃的な展開、避けられない悲哀、暗い運命、宿命的な衝突、破滅への伏線。
さすがですね。前回よりもかなり近くなりました。 なんですが、ちょっとドラマチックすぎるかなぁと思ったんですよね。
なので、もう文章を突っ込んだんですよ。 先ほど言った違いすぎたレベル差の弊害についての文章をそのまま突っ込みました。
それも含めてね。すると、こう返してきました。 苦難、落とし穴、葛藤の渦、成長の罠。
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で、私はこれ見た時に、あ、罠かぁと思ったもんですから、これは使えるなぁと思って、そこで最終的には違いすぎたレベル差の罠というふうにしたんです。
ということで、ここまで何回かやり取りしてきたわけなんですけれども、やはりチャットGPTとしては、この背景が必要なんですよね。
この質問に対して、なぜそれを聞くのか、その背景、そこがないと適切な回答が返ってこない。 ただこれって人間の時も一緒ですよね。
これ誰かに指示したとして、例えば、あのさ、違いすぎたレベル差の弊害っていう言葉のこの弊害を言い換えて、誰かに頼んだとしたら、その人は、「あ、わかりました。」と言って、
返ってくる内容は、今回のチャットGPTの最初の回答と同じになると思うんですよね。 だからAIの時代になったと言っても、結局人間の時と同じということですよね。
どうやって指示を出すか、今回のね、背景、そういったなぜこの質問をするのかっていうところまできちんと伝えてあげる。 あなたももしチャットGPT使ってて、なんか答えがしっくりこないなぁという時には、背景までちゃんと伝えられているかどうか確認してみてください。
背景が漏れていたら、ちゃんと伝えてあげるとすっきりするね。 回答が返ってきますんで。 というわけでお話は以上です。
今回のテーマは、AIで正しい答えを得たいなら背景を伝えようでした。 次回もお楽しみに。それではまたお会いしましょう。