心の負担の発見
こんにちは、モロトメ ジョーです。今日もチャレンジしてますか?
さて、あなたは普段、自分自身にどんな言葉をかけているでしょうか?
もしかすると、僕たちが思っている以上に、僕たちの心の中は、見えない重い荷物でいっぱいになっているのかもしれません。
例えば、朝はもっと早く起きるべきとか、健康のために運動すべきとか、毎日ちゃんと自炊すべきとか、さらにはもっと精算的に時間を使うべきとか、
こういった、〜すべきという言葉、それは一見、自分をより良くしようとする真面目で前向きな言葉に聞こえます。
でも、その言葉を自分に投げかけるたびに、心のどこかで、〜でもできていないよね、と自分を責める声が聞こえてこないでしょうか。
まるで終わらないトゥードゥーリストを突きつけられているような、そんな息苦しさを感じたりもするんですが、どうでしょうか。
この〜すべきという言葉こそが、僕たちが無意識に背負い込んでしまう、心を重くする荷物の正体なのかと、僕は思っています。
僕自身、このことに痛いほど気づかされたのが、つい先日まで、数ヶ月ほどお休みをいただく原因にもなった体調不良の期間でした。
思うように動けない中で、僕の頭を支配していたのも、まさにその〜すべきという言葉だったんです。
ベッドの上で毎日配信すべきなのにできないとか、もっと仕事を進めるべきなのに横になっているしかないとか、そういった心の中のすべきという言葉が、動けない僕を厳しく責め立てるんですよね。
その声は、体の不調以上に僕の心を疲弊させていったということです。
でもある時、ふと思ったんですよね。この僕を責め立てる声、その〜すべきという言葉って、一体誰に向けた言葉なんだろうか。
それは社会の常識とか、SNSで見る誰かの理想的な生活とか、あるいはこうありたいと願う過去の自分が作り上げた幻の姿なのか、つまり今の僕の心と体から湧き出てくる本物の声ではなかったんですよね。
それは他人軸の言葉だったということです。
〜すべきという言葉の正体とは、そうやって作られた理想と今の自分とのギャップから生まれるプレッシャーです。
それは自分を奮い立たせる健全なエネルギーではなくて、ただ心を擦り減らすだけの重たいだけの荷物だったんです。
今日はその重たい荷物をそっと下ろすための具体的な習慣を3つのステップで提案してみたいと思います。
心の声に耳を傾ける
まずステップ1は〜すべきセンサーを起動することです。
まずは自分が心の中やあるいは口に出して〜すべきという言葉を使った瞬間に〜今〜すべきって思ったなと、ただ気づくだけでいいんです。
いいとか悪いとか判断しないで、まずはその言葉に敏感になってみる。
まるで自分の思考を観察するような感覚でしょうか。
特に日曜日の夜とか月曜日の朝あるいは誰かの活躍を見て焦りを感じたときなんかにこのセンサーは反応しやすいかもしれません。
続いてステップ2は一度立ち止まって心の声を聞くことです。
〜すべきという言葉に気づいたら一呼吸置いてみて、これは本当に自分が望んでいることなのかと自分に優しく問いかけてみましょう。
そしてもう一歩踏み込んでこの〜べきは誰の声だろうか。
もしこれをしなかったら何を失ってしまうと怖がっているんだろうかと探ってみる。
誰かをがっかりさせたくないという気持ちかもしれませんし、置いていかれることへの不安かもしれません。
その言葉の出どころを探ることで自分の本当の気持ちが見えてくるんじゃないかと思うんですがどうでしょうか。
そして最後ステップの3つ目が言葉を翻訳してみることです。
もし問いかけた言葉がそうだやっぱりこれは自分が望んでいることだと感じたなら〜すべきを〜したいとか〜したら気持ち良さそうだなという自分を性にした言葉に置き換えてみましょう。
例えば運動すべきではなくて体を動かして頭をすっきりさせたいなとかあるいは本を読むべきではなくてこの著者の考えに触れて新しい視点を発見してみたいとか
そういう風に言葉を変えるだけで今までは重たい義務だったものがワクワクする自分のための選択に変わるそんな感覚があるはずです。
そしてもし答えがいや本当は望んでいないかもしれないということであればそれは自分に〜しなくてもいいよとか今はこれを選ばないと手放す許可を与えてあげるそれはとても大切な瞬間だと思うんですよね。
毎日〜すべきではなくて今日は疲れたから自分の心を休ませることを優先しよう美味しいものを買って帰ることを自分に許可しようこれは単なる怠慢ではなくて自分の状態をきちんと認めて最適な選択をするという積極的な自己管理だと思うんです。
この心の翻訳は目標そのものを諦めるためのものではありません。目標へ向かうエネルギーの質を重たい義務から軽やかな喜びに変えるための練習だと言えます。
自分の中から湧き出てくる〜したいというエネルギーで進む方がきっとずっと遠くまでそしてずっと楽しく歩いていけるはずです。
さてあなたの心を今一番重くしている〜すべきという言葉は何でしょうか。
その言葉を今日のあなたのためにどんな優しい言葉に翻訳してあげますか。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。この後も良いチャレンジを。それではまた3日後にお会いしましょう。