再読の重要性
こんにちは、モロトメ ジョーです。 今日もチャレンジしてますか?
さて、10月も後半に入りまして、 まさに秋の夜長といった季節になりましたよね。
こんな時期はじっくりと、読書とか、 映画鑑賞とかに、おっとうしたくもなるんじゃないでしょうか。
ところで、あなたの本棚には、まだ読んでいない 増読の本がどれくらいあるでしょうか。
僕もそうなんですが、新しい本とか話題の映画とか、 次から次へと気になるコンテンツは尽きることがありませんよね。
でも、その一方で、一度読んだ本とか、 一度見た映画をもう一度手に取ることって最近ありましたか。
僕たちは、新しい情報を得ることに価値を置きすぎていて、 すでにあるものを深く味わうことの豊かさみたいなものを見過ごしてしまっているのかもしれません。
そこで今日は、情報過多の時代だからこそ考えたい、 人生を深くする再読・再視聴の習慣についてお話ししてみようと思います。
まず一つ目は、自分のバイブルと呼べるような 大切な本を繰り返し読む習慣です。
僕自身は、スティーブン・コビー博士の7つの習慣、有名ですよね。 これをバイブルとして年に一度は読み返すようにしています。
もう何度も読んでいるので、内容自体はおおよそ頭に入っているはずなんです。
でも不思議なことに、その時々で心に響く箇所とか、 ハッとさせられる部分が全く違うんですよね。
若い頃に読んだ時には、とにかく行動だと背中を押してくれた言葉が、 体調を崩した後に読むと、
まずは自分を整えることの大切さを教えてくれる言葉として、 深く染み込んできたりもします。
本の内容は変わらないのに、 感じることは毎回違う。
つまり、再読とは本を通して変化した自分を映し出す、 最高の鏡のようなものなんだと思っています。
本を読みながら自分自身と対話をする、 そんな豊かな時間が再読にはあるんじゃないでしょうか。
続いて2つ目は、 すっかり内容を知っているお気に入りの作品を、
あえて作業用BGMとして再生する習慣です。 僕はアニメが好きでして、例えば
YouTube動画のテロップを入れるような 単純な作業をするときなんかは、
ストーリーを全部わかっているお気に入りのアニメを 流したりすることがあります。
これが初めて見る作品だと、どうしても内容が気になって集中できないでしょうが、
結末を知っている安心感のある作品なら、 心をリラックスさせてくれます。
その作品が持つ心地よい世界観が、 僕を包み込んでくれるような感覚でしょうか。
これは情報を得るための視聴、 情報を得るために見るということではなくて、
自分の心を穏やかに整えるための、 いわば環境作りとしての視聴です。
新しい感動を求めるのではなく、 知っている安心感に身を委ねるみたいな、
そんな付き合い方ができるのも、 繰り返し見るからこその贅沢なのかもしれません。
そして最後3つ目が、 繰り返し触れるほど好きな作品について、
なぜ自分はこれが好きなんだろうかと、 その理由を言葉にする習慣です。
これ、やってみると意外と難しいんですよね。 ただ面白いとか、ただ感動したで、
終わらせないで、自分の心のどの部分に 触れたのかを掘り下げてみる。
難易度が高いからこそ、日頃からのトレーニングが 大事なんだと僕は思っています。
僕自身、トレーニングとして、 読んだ本の内容とか感想を添えて、
Xで紹介をしたりしています。
なぜこの本の、この言葉に心を動かされたんだろうとか、 この本のオススメのポイントはどういうところなのかとか、
そうやって自分の好きを言語化していく作業、 というのが自分の価値観、
あるいは本当に大切にしたいものを知るための、 最高の自己分析の機会になるんじゃないかとも思っていますがどうでしょうか。
再視聴の習慣
というわけで今日は、 最読・最主張の習慣についてお話をしてみました。
1つ目は自分を映す鏡としての最読。 2つ目は心を整えるためのBGM主張。
3つ目として自分の好きを言語化する練習、 そんな話をしてみました。
新しい情報を追いかけることに少し疲れたら、 時には一度立ち止まって、あなたの本棚や再生リストを眺めてみましょう。
それは過去への逃避ではなく、今の自分を深く知って、 これからの人生をより豊かにするための積極的な習慣になるはずです。
あなたの本棚や再生リストで、再会を待っている大切な作品はありませんか。 というわけで今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
この後も良いチャレンジを。 それではまた3日後にお会いしましょう。