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2025-12-21 06:16

#365/読むのが遅い人ほど、読書がうまい説

#習慣 #習慣化 #読書 #速読
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サマリー

読むのが遅い人は、実は読書が得意であるかもしれないという仮説が紹介されており、読書の効率やコストパフォーマンスに関する新しい視点が提供されています。読書は全てを読む必要がなく、厳選した一つの言葉が行動につながることが重要であると強調されています。

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こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
今は朝なんですけれども、横浜の朝は、きりっと空気が冷えた冬の朝ですね。
空気が澄んでいて、遠くの景色までくっきりと見えるような、そんな気持ちのいい朝を迎えています。
読書の新たな視点
それはさておき、今日は読書について、少し変わった視点でお話をしてみたいと思います。
突然ですが、あなたは本を読むのが早い方でしょうか?それとも遅い方でしょうか?
つんどくばかりがたまってしまってとか、一冊読みきるのに時間がかかってしまってとか、読書のスピードや量にコンプレックスを感じている方、いるかもしれません。
でも、実は読むのが遅い人ほど、読書がうまいのかもしれない。
今日はそんな仮説を、先日僕がXでポストした内容を深掘りしながらお話ししてみたいと思います。
というわけで、今日のテーマは、読むのが遅い人ほど読書がうまい説。
読書のコスパ・効率についてのお話です。
一般的に、読書がうまいというと、即読ができるとか、月に何十冊も読む、いわゆる多読化をイメージするかもしれません。
僕も以前は、たくさんの量を読むことこそが正義だと思っていました。
でも、ある視点を取り入れると、その価値観ががらりと変わります。
それは、読書のコスパ・効率という視点です。
その読書の効率を三式で表すとどうなるか、僕はこう考えています。
行動につながる読書
読書の効率イコール、行動÷読書量。
もう一回言いますけれども、読書の効率は、行動÷読書量。
分母が読んだ量ということで、そして分子が起こした行動です。
こう考えると、もしあなたが頑張って分厚い本、そうですね、300ページぐらいの本を全部読んだとしても、
そこから一つも行動が変わらなかったとしたらどうでしょうか。
分母のコストだけが増えて、分子の効果はゼロ。
厳しい言い方をすれば、その読書に使った時間とエネルギーは、損失になってしまうかもしれません。
逆に読むのが遅くて、たった10ページしか進まなかったとしても、
そこに書かれていた一行にハッとして、すぐにやってみようと行動に移せたとしたらどうでしょうか。
コストは最小限で、効果は無限大、つまり圧倒的にコスパの良い質の高い読書ができたと言えるんじゃないかと僕は思うんですよね。
僕たちは学校教育の影響なのか、本は最初から最後まで一言一句飛ばさずに読むべきだという完璧主義の呪縛にかかっているような気がしています。
でも以前、僕は人生は壮大な実験だというお話もしましたが、読書もまた実験のための材料探しだと割り切ってみるのはどうでしょう。
本を読み物としてではなく、今の自分の悩みを解決するための道具箱とかスーパーマーケットみたいなものだと思ってみるんです。
スーパーに行って棚にある商品を端から端まで全部顔に入れる人いませんよね。
今日の夕飯に必要なものだけを選んで買うはずです。読書も同じで、全部を読む必要はないのではないか、そんな考え方です。
目次を眺めて今の自分にピンときた章だけを拾い読みする。そしてそこにこれだと思うヒントがあれば、もう本を閉じてしまってもいいんじゃないか。
つまり、一冊の本を完走するよりも一冊から一つの行動を得る。そう考えると読むのが遅いということは、一つ一つの言葉で立ち止まって自分ごととして咀嚼できている証拠かもしれません。
それは決して読書が遅いという欠点ではなく、むしろ行動につなげる力が高いということなのかもしれません。これから年末年始にかけて本を読む機会も増えるかもしれませんね。
もしなかなか読み終わらないなと焦りを感じたら、今日の話を思い出していただければと思います。全部読まなくていいたった一行でもあなたの明日を変える言葉に出会えたなら、その読書は大成功です。
さて、あなたが今日本棚から一冊取り出して、たった一つだけ実践してみたいことは何でしょうか。というわけで、今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。この後も良いチャレンジを。それではまた3日後にお会いしましょう。
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