手放して良かったことのランキング
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、12月も後半に入るわけですが、
この時期になると、YouTubeとかブログとかSNSなんかで、
今年のベスト倍、つまり今年買ってよかったモノ、という特集をよく目にしますよね。
ガジェットとか家電とか、生活を便利にするアイテムを見るのは、僕も好きですし楽しいものでしょう。
ただ、ふと思ったんです。
僕たちは少し足すことにプラスという部分に意識が向きすぎているのかもしれないなと、ふと思ったんです。
モノを増やせば便利になれば、それだけで幸せになれるんだろうかと、そんな話でもあります。
今年は、僕にとって春から夏にかけて体調を崩していたこともあって、
多くのモノを物理的にも精神的にも手放さざるを得なかった一年でした。
でも、怪我の巧妙とでも言うんでしょうか、結果として手放して本当に良かったなと思えるものがたくさんあるんですよね。
そこで今日は、いつものベスト倍の逆バージョンとして、僕の個人的なランキング形式で、
今年手放して良かったことベスト3、そんなテーマでお話ししてみたいと思います。
では早速、第3位からいきましょう。
第3位は、他人塾の健康です。
言い換えると、すごいねと言われるための運動、人からすごいねと言われるそんな運動のことを、他人塾の健康かなというふうに考えています。
例えば、以前の僕はフルマラソンを走っていたこともあって、
どれだけ速く走れたかとか、どれだけ長い距離を走ったかという、人から見て分かりやすい数字や結果を求めて運動をしていました。
それを健康のためと言いつつ、心のどこかには人から認められたいという承認欲求があったんだと思います。
でも体調を崩して走れなくなったとき、その他人塾の物差しは逆に立たなくなった。
走れない自分には価値がないのかと、でもそんなことはないんですよね。
今はその他人塾を手放して、例えばレアフットシューズを履いて、ただ足の裏の地面の感覚を味わいながら歩くとか、
自分が心地よいと感じるかどうかという自分塾だけで運動しています。
誰かに評価されなくても、今日の自分が気持ちよければそれでいい、そう思えたときに運動が義務から本当の意味での癒しに変わった気がしています。
では続いて第2位です。第2位は分単位の時間管理です。
これ以前の放送でもお話ししましたが、かつての僕は24時間のスケジュールを分単位で管理していました。
それは確かに効率的ではあったんですが、常に時間に急かされているような、そんな感覚も意識的にはあまりなかったかもですが、無意識的にはあったのかなという気がしているんです。
すると今の時間を味わうことよりも、未来のスケジュールをこなすために生きている、そんな未来のための生き方に疲れてしまったから、体を壊してしまったのかなというふうにも振り返っています。
だから思い切って手放しました。今は午後2時に仕事を終えるという大枠のルールだけを決めて、その他の時間、これはあえて細かく決めないようにしています。
スケジュール上の空白はサボっている時間ではなくて、インプットをしたり、ぼーっとしたり、人生を味わうための大切な余白、この余白を手に入れたことは今年一番の収穫の一つかもしれません。
そしてハエある第一位は、今年僕が手放して本当に良かったもの、それは絶好調への期待です。別の言葉で言えば完璧主義と言っていいのかもしれません。
体調が万全になったら本気を出そうとか、気分が乗ったらやろうとか、僕たちはつい自分の中に絶好調な日が来るのを待ってしまいます。
でも体を壊して療養生活をしていて痛感しました。絶好調な日なんて一年のうちに数えるほどしかないんです。それを待っていたら何もできないまま人生が終わってしまう。
だから僕は絶好調を待つことを手放しました。その代わりに手に入れたのが、今日の60%の力で動くという習慣であって、毎日続かなくても中断してもまた再開すればいいという割り切りの気持ちです。
これが今年の第一位でした。もし僕がまだ完璧を手放せていなかったら、こうして音声配信を再開することもできずに、まだ準備中のままだったんじゃないかと思います。
不完全な今の自分を許せるようになったこと、これが一番手放してよかった執着だったんじゃないでしょうか。
というわけで、今日は今年手放してよかったことベスト3についてお話ししました。
余白とリズムの大切さ
3位、他人事故の健康。2位、分担役の時間管理。そして1位、絶好調への期待。
これらを手放したことで、僕の手元には余白と自分らしいリズム、この2つが残りました。
何か新しいものを得るためには、先に手放してスペースを空けておく必要があります。
両手が重たい荷物で塞がっていては、来年やってくる新しいチャンスや新しい出会いを掴むことができませんよね。
さて、あなたが今年、意識的にあるいは無意識に手放してよかったものは何ですか。
もしまだ抱えている重たい荷物があるのなら、この年末にそっと殺してみるのはいかがでしょうか。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
この後も良いチャレンジを。それではまた2日後にお会いしましょう。