1. BACKYARD TO CLOSET
  2. #144|"プライド" ってなんだ..
2024-08-09 33:39

#144|"プライド" ってなんだろう?「食通とお洒落の達人」から考える洋服トーク。

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先週のセンスの話とリンクして「プライド」とはなんだろう?という、またしても答えの出しずらいことに対して、自分たちのプライドの持ち方についてなどなどBTCなりに今夜もこのバックヤードからお届けします。


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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

00:02
ここは、とある街にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に鼻を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAFE ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
なあ、まこっちゃん。
はい、どうしたんですか。
この前な、センスの話したで、あれ話しながら、ふと思ったことがあるんやけど、しゃべっていい?
もちろん、なんでしょう。
プライドって何?
プライド?
うん、プライドを持って仕事してます。
いろんな、本当によく聞く言葉やし。
そうですね、よく言いますよね。
僕らも含めてね、プライドを持ってやってると思うよね。
もうそのつもりでね、やってますけどね。
でも、プライドって何だろうって、ちょっとふと思ったのよ。
なんぞやということですか。
なんぞやっていう。
プライドね。
僕らの場合、自営業者で、お互いお店持ってる。
服屋と蕎麦屋、やってますと。
仕事に対して、やっぱり自分でやってるからさ。
一一倍の熱量を持ってやってるはずでしょ。
こだわりを持ってね、日々やってますけど。
例えばさ、まこちゃんがお店にガラッとお客さん入ってきました。
はいはい、いらっしゃいませ。
和装の、もう明らかに食通だと。
それこそおいしん坊でいう、貝原勇さんみたいな人が来たと。
かけそば一つ頼みました。
一口っていうか、もう汁すすって。
ちょっと機嫌悪そうな顔をしました。
たまたまお客さん一人だけ。
勇さんだけ。
一口ずっと食べて、とんと器を置いて。
お会計でって言われた。
もう食べないってことですね、そこで。
03:01
一口で箸を置く、とんと置いて。
君のそばさ、いまいちだね。
言われたとします。
どう感じる?
そうですね。
内心めちゃくちゃ腹立つというか。
イラッとする。
まだいい気分はしないですね。
実際はそういうふうには言わないですけどね。
接客としてはね。
そういうふうにっていうのは?
イライラしたのは表に出さず。
そこは、そうでしたか、すいません、みたいな感じにはなると思うんですけど。
で、帰られますと。
帰られました。
帰られた後、店内一人。
火をまくかもしれないですね。
そっちね。
孫ちゃんはそっち。
そっち。
だって普段は温孔じゃん。
その温孔の孫ちゃんが死をまくってことは、相当にイラ立ってるっていう。
何ですかね。
イラ立つ。
そうですね、状況とかにもよると思うんですけど。
自信を持って出してるつもりでやってるんでね。
それこそプライドっていう言葉と思うんですけど。
ちょっと心穏やかでない部分もありますね。
当然ね。
だからプライドなことを考えた時に、自分が一番言われて嫌な言葉ってあるじゃん。
嫌な言葉ね。
それを自分が、この人食痛かも。
この人すごいオシャレやなっていう人が入ってきて、それを浴びせられた時って。
自分のプライドの持ち方を測れるんじゃないだろうかっていう気がして孫ちゃんに聞いたの。
なるほど、持ち方ね。プライドの持ち方。
プライドがどういうものかっていうのとか、どう思ったらいいのか、正解っていうのはないと思うよ。
人それぞれプライドの持ち方って違うし。
もちろん持ってる場所も違うし、様々だと思うんやけど。
こと仕事においては、僕と孫ちゃんって結構状況が近いというかね。
自営でね。
自営で一人で立ち上げたわけじゃん。
立ち上げたいと思う。人生かけてやってやるぞっていう熱い気持ちでやってる。
そのやってるものを否定された時。
明らかに反射みたいな。どこにでもクレーム言ってるんだろうなっていう人じゃなくて。
全然そういうタイプじゃなくて。
06:00
本当に味も分かって、お蕎麦の場合だったらね。味も分かって、お店の状況とかもある程度理解されてる方が。
お店の状況が分かってるかどうかは分からんけど、明らかに佇まいとしてもただ者じゃないぞと。
僕の場合だったらガランと入ってきました。
めちゃくちゃオシャレな方が。
店内一周回って帰る間際。もう本当に1分だよね。
この店バーって見たら1分かからんよね。
一周するにね。
40秒くらいだわ。きっと。
まあまあ早いペースでね。
40秒くらいで店を出る前に、
オーナーさんですかって言われて、
岡崎と申します。ちょっとって言われて、
面白くないねって。
このラインナップというか、店の感じが。
それは知らん。
どういう意図でその人が言ってるかっていうことよりも、
そういう全否定の言葉を言われたら、僕どうなるんだろうなって。
どうします?もし言われたら。
でしょ?
まあこっちは死を撒くんでしょ?
まあその時はこうやり過ごして、死を撒く。
僕ね、たぶんね怒りとかはないと思うよ。
そうなんですね。
で、たぶん一番僕の行動パターンとしては、
どこがダメだったか教えていただいていいですか?って聞きたい方なのよ。
で、聞くけど、それすらも僕からは言えないよって言われるっていうのは一番辛い。
理由もわからない。
答え合わせもしてくれそうにないっていうその状況が一番辛いかなと思って。
答えを知りたいんですね。
それは知りたいじゃん。
どういうつもりでその発言をしたのかって聞きたいけど、
それも教えてくれんかった場合、
きっとね、僕がかっこいいなって思ってるってことは、
いつもの仕事の一環として、
所作は見てるから、僕もね。
だからピタって止まったタイミングがなかっただろうかとか、
その40秒の中のその人、
まあなんだろうな、
そのオシャレな人、
まあ想定するに白髪で、
ヒゲちょっと蓄えられてて、
めちゃくちゃオシャレな雰囲気を醸し出してる方の想定なんやけど。
なるほどなるほど。
09:01
なんか反復、頭でぐるぐる反復させながら、
自分なりに答えは探すよね。
で、僕の場合は怒りじゃなくて、
うーんなんだろうな、
結構考えるかも。
怒りは全くないんですか?
寂しいっていう気持ちを抱くかな。
寂しい。
だから分かりやすく言うとね、今の僕そうやって思ったんよ。
で、まこっちゃんに聞いて、死をまくって言ったじゃん。
なんかプライドで考えると、まこっちゃんの方がプライド強そうな感じせえへん?
プライドが強い?
自信持ったいっぱいが食えねえんだったら、とっとと帰れ!
エドッコみたいなね。
まあ確かにね。分かりやすい感じはしますけどね。
僕の場合、なぜですかって聞くってことは、
プライドで言えば弱いんかなって思ったりして。
さっきおかちゃんが言った持ち方というか、プライドの置き場所?
そういうの違いってことですかね?
何なんだろうね。実際そういう場面に遭遇したら、
もしかしたら今の、今想像で言ってるじゃん。
全然怒りが…
やばいぐらいの怒りが押し寄せてくるかもしれない。
実際やったらね。分からんけど。
想像の話なんでね。
確かにこの怒りもありますけど、
おかちゃんが言ったのも分かりますね。
何が悪かったんだろう?みたいなのは思うかな。
反省点も。
多分そば屋さんにおいての評価、
味っていう評価が一番なのかもしれないんですけど、
服においては、多分そのラインナップとか、
そういうことでそういう発言ってないのよね。きっと。
どこで見るんですか?
だって多分それは人それぞれの好みもあるし、
多分それをバシンって店のオーナーにバーンてぶつけるって、
絶対違うと思うよ。
じゃなくてきっとお店のあり方、空気感、ディスプレイの仕方、
何もかもトータルで判断してそういう発言をされてるから、
何なんだろうね。
多分そういうお店として価値がないっていうことを言われたいってことでしょ。
そういうことか。
同じブランドを取り扱われてる他のお店もあるじゃないですか。
12:05
そのお店によっても同じブランドでも全然違うんですか?
全然違うよ。
ラインナップも変わってくるわけですよね。
全く違う。
店の規模感とか、オーナーさんのやり方で全然違うよ。
そういうところを見て判断してるってことですかね。
そうだと思うよ、きっとね。
実際に言われてないから何とも言えないけど、
プライドを図る術ってそういうことかなと思って。
そうですね、洋服屋の場合はね。
でも極論プライドって何なんだろうね。
そう言われると確かにね、全く違うベクトルのような感じもしますけど、
どっちもプライドを持ってやってるわけですもんね。
どうなんだろうね。
自分が自信がないところをつつかれたら、
やっぱりねって。
やっぱりそこをつつかれたかって凹むと思うよ。
そうですよね、確かにね。
逆に自信満沈で出してたら怒りもあるだろうし、
逆にこう、あなたはそういう考えでしょ。
じゃあ大丈夫ですっていうか、
波風が立たないっていうパターンもありそうで。
もう考え方が全く違う。
違うから、じゃあ別のところに行ってくださいっていう感じ。
そういう持ち方、プライドのね。
それぞれだろうけど、
持っておくべきっていう。
プライドを持ってやるべきよねってみんなが口揃えって言うけど、
じゃあプライドって何なんだろうねっていう。
肝解いていくとね。
譲れないもの。
何を言われても揺るがないもの。
だと思うよプライドって。
そういう意味で、逆に例えばなぜこのラインナップなんですかって言われたら、
僕が好きだからですって。
何の波風も立たずに言えるよ。
プライド持ってるから。
だからその具体例を、引っかかった具体例を言われたら、
もしかしたら波風は立たないかもしれないけど、
何も教えてくれないまま面白くないねって言われたら、
なんか探すよね。自信ないところ探すよね。
やっぱ振り返って今までの店を。
今までって今の。
今日来たとしたら、
今日の昼間にお互い来たとしたら、
今日のお店のダメなところっていうのを探そうとせん?
そうですね。味もね。僕の場合だったら味含めてね。
15:04
それはね、この前のセンスの話につながるんやけど、
そういう発言をされたことを想定しながら仕事をすると、
すっごいプライドが高まってくるんじゃないか説を唱えていこうと。
そういう説だったんですね。
いや、ふと思ってさ。
自分がかっこいいな、素敵だなって思う人を想定します。
自分の人にそういうことを言われたら、
どういう気持ちになるのかってまず考えて、
自分のプライドの持ち方を客観視して、
へこむのであれば、なぜへこむかをまず分析して。
へこむってことは、その中に何かしら自分が真相真理気づいてたけど蓋してた、
自信がない部分が垣間見えるわけさ。
そうですね。そこを言われたらね。
自分だって自営業者ってプライドを持ってるけど、
全てがそれが100点満点に大正解ですと思ってやってる人って少ないと思うよ。
100点に向かってやってるけど、みたいなね。
100点を取れることはないですもんね。
ずっとやり続けてる以上ね。
だからそこを埋めていくっていうか、
ちっちゃいことからね。
なんか悔しいから、そんなこと言われたら。
単純にね。
なんか埋めようとするじゃん。
やっぱりね。
なんかそういうことをちょっと頭の隅っこに想定して、
仕事してみようかなって、
なんかその、この前のセンスの話からいろいろ考えて思った。
そうですね。いろんなパターンを考えながらってことですよね。
実際あったんですか?今まで。
ない。
ないんですね。今まで。
あった?
ある?そんな。
実は結構最初の方はね、ありましたけどね。
カイバラユーザーみたいな感じ?
まあまあまあ、なんていうんですかね。
やっぱりオープンしたてで、僕の方もね、たぶんバタバタしてて、
ちゃんとした商品を提供できてなかったかなと今は思うんですけど。
やっぱりそういう時に、なんかいまいちだったみたいな。
なんか前も、僕のお店、前もお蕎麦屋さんだったんですよ。
僕の店の前も。
あ、そうやね。
で、前の方が良かった。
そっちか。
味変わったなみたいな。
まあ最初の方はね、やっぱりね。
あったの?
ありましたありました。全然。
打ち込みサイトとかもね、あるんで。
そういうとこにも。
え、じゃあ実はってこと?
実はでもありましたね。似たようなことは。
塩巻いたってこと?
塩巻こう?いや巻こうかなとは思ったんですけど。
えーそうなん。
そうなんですよ。
18:00
辛かった?腹立った?
なんかね、いろんな感情でしたね確かにね。
確かに自分もバタバタして、完璧に喜んでもらえるものではないかもしれんと思いながら出したりとか。
そう言われたままズボシだったところもあるし。
そうそうそうそう。
で、実際それ、例えば5年経ってさ。
今言われるのと当時言われるのって感覚違うと思うよね。
あ、そうですね。確かにね。
真子ちゃんだったら5年やし、僕だったら11年っていうのがあるじゃん。
だから今言われたらっていう、今日言われたらっていう気持ちで毎日仕事するとね。
なんか、絶対言われる要素を減らそうとするじゃん。
そうですね。実際変えてきたわけですからね。今までね。
だからそれをこれからやってみるっていうのは、いいかなって思って。
いやまあ間違いないですね。
プライドの話で、プライドを持ちましょうっていう言葉と、あともう一個ね。
僕もすっごい回数今まで使ったし、文章でも書いたんやけど、
1日1日を大切に過ごそうっていうフレーズよく聞かん?
僕もよく書く。
でもその話を考えた時に、1日1日を大切にしてますか?するってどういうこと?って考えた時に、
そういうことなんじゃないかって。
プライドを持って、今日1日仕事しましたか?っていうことに繋がってきて、
じゃあプライドって何なんですか?っていう話で。
そういうことね。
今に至る。
今に至るわけですね。
だから今日、一番自分が言われて辛いこととかを浴びせられた時、浴びせられるかもしれない。
浴びせられた後っていう気持ちで毎日仕事をするってことが、ひいては1日1日を大切に過ごしてるっていう危機感を持って、
しっかりやってるっていうことに繋がってくるのではなかろうかという。
確かにね。それだけ言われた時のことを仮定して動いたら、その分改善していこうというモチベーションになってるってわけですよね。
年齢とともにね、これ前も喋ったけど、歳を重ねて頭がんこになるよねっていうフレーズもよく聞く。
聞きますね。
それってロジックがあって、人間の脳の機能って道路と一緒なんだって。
道路と言いますと。
だから自分が好きなもの嫌いなものっていうのが何回も何回も反復して、これ嫌いこれ嫌いとか言い続けたり思い続けたら、その道って太くなって、他の横道が全部消えていくんだって。
21:10
本来は太さなんてなくて、いろんな可能性があっていろんなことを考えられる素晴らしい脳って。
でも結局何十年もかけて好きなもの嫌いなものとかそれこそプライドみたいなことをこじらしてしまえば、どんどんどんどん自分だけの考えの道が広くなりすぎて厚く立派になりすぎて、他の思考に入っていけんくなる。
だから頑固になるっていうのは脳の機能として仕方ないんだって。
だからそれを防ぐために帰り見るっていうか、いろんな柔軟な考え方をできるように。
でもねって自分自身を止めて、その道を往復するのを一旦やめて、別の考え方こうだったらどうなのか、こうだったらどうなのかっていう癖をつけると。
疑問を持っていくと。
日々の自分の考え方、スタイルに疑問を持っていくことでそれを重ねていくと、いろんな道、いろんな横道、いろんなところが緻密に道路が仕上がってきて自由に動けるようになる。
いろんな道をね。
そう。横断できるような脳になっていくっていう。脳科学っていう分野で。
だから我々40越えてきましたよね。
だからこれからどんどんほっとけばね。人間の筋力と一緒で。
やっぱり衰えてくるし、比較的食べ物とかにしても何にしてもそれこそ同じルートをたどってしまうっていうかね。
結構太いルートをたどりたいタイプかもしれないですね。
どういうこと?
結構楽観的なんで。
なんていうんですかね。
いろいろ考えるのが苦手っていうこと?
そうですね。そういう意味ではちょっと凝り固まってきてるかもしれないですね。
凝り固まってきてるか?
いやなんか自分自身は、何て言うんですかね。振り返らんことはないんですけど、あまり変化が得意ではないというか。
うんうん。僕もそうよ。
本当ですか?
そうじゃないかも。
こっちも違うでしょ。
そうじゃないかもしれんけど。
24:00
なんかこう、他の飲食店の方とかだったらね、新メニューとかを次々開発したり、いろいろあるじゃないですか。
ごめんごめん。それは凝り固まってるんじゃないと思う。
また別別。
そういうことじゃないと思う。俺が言いたいのは。
はいはいはい。
僕は鳥原大好きやし、鳥原ばっかり行き過ぎて嫌だなとか、凝り固まってとかじゃないもん。
だって僕はそもそも焼き鳥屋さんじゃないし、日本徳島で一番美味しい焼き鳥屋さんを望んでもない。
美味しくて、空気感も良くて、居心地の良い場所で食事をしたいから、
鳥原でいいって。鳥原でいいじゃない。鳥原がいいって決めた。
そういう部分は都市とともに俺大事だと思ってて。
まあまあね。そういったけど、お客さんの立場じゃないですか。
はいはいはい。
逆の店側の飲食店の立場としては。
でもね、僕それ素敵なことだと思う。
だって当初、俺天ぷらやらんのって言ったじゃん。お腹空くから。やりませんって言ったじゃん。
で、5年経ったよね。
どんどんどんどんお客さんも認知されて、すっごい人気店。
それが理由に、まこちゃんの店でね。
僕の実家の梨農園のチラシ置いてるじゃん。置いてもらってるけど。
まこちゃんの店経由のお客さんめちゃくちゃ多いよ。
だんとつ多い。
で、理由で、あのそばが美味しいから、絶対そのそば屋さんに置いてる梨も美味しいんだろうなと思って来ました。
いや、ほんと多いんよ。
ってことはさ、
ってことは、まこちゃんはメニューも増やさず、ずっとやってるけど、日々やっぱりまこちゃんのスキルって上がってってるやん。
まあね、それはね、やっぱりね、毎日やってるからね。
だから、同じ名目のメニューを出してるけども、それを突き詰めていくっていうのもまたね、職人さんっていうか料理人の正解の道の一つではあるんじゃん。
まあ確かにそれもプライドっちゃプライド。
いいプライドやん。中途半端になんかいろんな、右見て左見てさ、いろんなそば屋さん見て、こっちもあれやってるから、こっちもあれやってるからってやってたら、自分は何がやりたいのかもわからんし。
そうですね、それはね、避けたいなと思ってるんですけどね。
なんか全然それです的なことよ。
ああ、ほんまですか。
27:01
僕が思うのは、物の考え方をたまにはちょっと別の方向から考えるっていうのは大事かなっていう話。
見方を、物の見方を。
見方、考え方、方向性。あえて自分の脳内だけで、ちょっといつも左、この右左の選択だったら、絶対僕今まで右行ってたけど、たまには左行って見る道を想像する。
だから想像するだけでもその道通るじゃん、脳で。
脳内にね。
だからそういうことない。
やること、結局右行くんだけど、左考える必要ない、右ですって言うんじゃなくて、たまには左も通ってみる。やっぱ右だよねっていう。
そういうことですね。
そうそうそう。
なるほどなるほど。
それが大事かなって。
そうですね。
なんか自分に対しての心ない。心ないのか愛情あるのかわかんないけど、そういう声が年々年々年とともに減ってくると思う。
なんか肯定的な言葉をやっぱりすごい聞きすぎるとね、人間やっぱり否定的な部分に結構…
弱くなる。
そう。
打たれ弱くなるね。
打たれ弱くなってくる気がするの。
まあそれはありますね。
だから普段から打たれ、自分で打ったらいいの。
ああそういうことか。
自分で打たれっていう作戦。
もう先にね。
常に内側にパンチを入れ続けたら、緻密なところまでもっともっとプライド持ってやれるだろうしっていう話。
確かにね。右しか見てなくて右行くと、左に道がある分かっとって右に行くとね。それは全然違いますよね。
100回やるじゃん。そしたら今回は絶対左が良かったっていうパターンってあるじゃん。
ああなるほどね。そういう時も出てくるわね。
きっとね。そういうことをもったいないで。ただ自分の頭で考えるだけでさ。別にそんな能力もないのに。っていうこと。
そうですね。やっていこう。
俺もやろうと思って。もっともっともっともっともっといろんな考え方。
そうですね。
柔軟にやってみようかなって思うな。結果、誰か教えてほしいけど、結果プライドって何なんだろうねっていうことではあるけど。
30:03
そうですね。プライドっていう一言でね、説明できる。なかなか難しいですよね。
プライドを細かく分解して、細かく細かくやっていくと、何だろうね。譲れないとか、絶対こうするって決めたこととか、強い部分ばっかり苦手やけどプライドって。
心があるからね。
でもなんか逆な気がしてる。今はね。
一番自分の内側の弱い部分をどうやって整えていくかっていうことこそがプライドなんじゃないかなって。
整える行為を。
整えることをやめない。
やめないことね。プライドを持ってて。
人間誰しもどんなお店でもどんな会社でも完璧ってないから、それぞれに弱点ってあるじゃん。
つつかれていたみたいな。
やっぱりね。
そういう部分を常に自分でつついていくっていう。
確かにね。しんどい作業ではあるけど、やらんとあかんですよね。
そうだね。そんな気がするね。
すごいそれもわかりやすい言葉で言ったら、自分に厳しくっていうことに尽きるのかなっていう。
そういうことですよね。
気はするね。ちょっと甘えてしまったら、そこつつかれたら痛いじゃん。割れたっていう。
なんかね。やっぱりね。
だから自分の中で甘えを消すために、そういうマインドで仕事しようかなって思ったりした。
そうですね。
今なしの収穫が忙しいから、当然体疲れて当たり前って思って店に来るのと、
いやいやいや。どっちがメインっていうか、洋服屋さんの俺やからっていうね。そういう毎日振り立たせてやっていきたいなと思う今日この頃ですよ。
今日この頃ね。40も超えてほしいね。
そういう感じですね。
考えていかなきゃね。
以上です。
まあそうですね。自分どう考えて行動するかっていう人それぞれですもんね。プライドはね。
やっていこうぜ。
33:01
やっていこう。
33:39

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