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2025-10-11 27:21

#205|変わりゆく時代に「ブランドの価値」から考える洋服トー

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─[ INDEX ]───────────

23日から始まる展示会の告知を終えたあと、今回は“ブランドの価値”というテーマから、洋服の本質を見つめ直します。かつてブランドは、憧れや信頼の象徴として機能してきました。けれど、価値観が多様化する今、その意味は少しずつ変わり始めています。哲学者・井上雅人が語る「服は自分を作り変えるもの」という視点。この言葉を手がかりに、“ブランドの価値”がどう変わり、そして私たちは何を基準に服を選ぶのか。展示会を目前に控えたこのタイミングで「価値の交差点」についてアレコレとこのバックヤードからお届けします。

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あなたには、クローゼットにしまったままの思い出、ありませんか?大切な人との思い出の一着から、どうしても着られなくなった、ほろ苦い一着。あるいは、あの服があったから頑張れたこと、あの服を着るとつい思い出してしまう話、などなど。あなたのクローゼットで、ハンガーにかかったままの「服にまつわるエピソード」何でもお聞かせください。送り先は、お名前・ご住所・連絡先を明記のうえ、「メールフォーム」から。お便りをご紹介させていただいた方には、番組ノベルティを差し上げます!あなたのとっておきの「Story of Closet」をお待ちしています!


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SLOW&STEADYが展開するメンバーシップ「SLOW&STEADY CLUB」では、この番組の収録後記や、洋服のキホンや道具にまつわるコラムなど、普段の着こなしにすぐ役立つ内容を、コンスタントにお届けしています。月額550円、あなたのご入会をお待ちしてます!

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OKAZAKI|⁠⁠https://slow-and-steady.com/⁠

MAKO|⁠⁠https://www.teuchisobamako.com/⁠

(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

サマリー

今回のエピソードでは、セレクトショップSLOW&STEADYの取り組みや岡崎の新ブランドPainted Blankのコレクションイベントが紹介されています。また、洋服の価値観の変化や他者との関係性から生まれる洋服の価値についても議論されています。変わりゆく時代におけるブランドの価値や洋服への感受性が語られ、服が単なる道具ではなく生きた存在として扱われる時代への移行が示されています。さらに、洋服に込められた哲学的な要素や体験の重要性についても深く考察されています。

SLOW&STEADYの取り組み
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際。
今はBGMだけが響いています。
お、マジですか?
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら。
ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある、狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
どんなもんかなと。
はいはいはいはい。
まこちゃん、小声したのかっていうね。
今日はね、ちょっと最初にお知らせがあります。
あ、お知らせが。
はい。
いいですか?
はい、お願いします。
来る10月23日から26日の4日間、僕岡崎雅宏名義で展開するオリジナルブランドPainted Blank初のコレクションイベントを開催します。
タイトルはPainted Blank Collection Preview No.0っていうタイトルですね。
場所はもうここ、Slow & Steadyですね。
水の中で。
開催します。
開期中はSlow & Steadyの重機、美品、装飾ね。
装飾すべて取り除いて空っぽ、ブランクの状態にしてPainted Blankの世界観を演出します。
そこに今回初披露となる新作6型を含むPainted Blank全12点一挙展示します。
また今回過去にリリースしたアイテムについても特別に再生産を行ってます。
さらに今回初披露の新作についても全てご購入あるいは先行受注をしていただける仕組みを整えました。
Painted Blank全ラインナップが並ぶ4日間、Slow & Steadyに来店されたことのある方ならなおさら驚かれる内容となってますのでどうぞお楽しみにってことですね。
洋服の価値の変化
いやーすごいですね。
そういうイベントなんですね。
そうです。
もう全部のけるんですか?
そうですね。あまり詳細言っちゃうとあれなんですけど、今まで一度でもSlow & Steadyに来たことある方っていうのはちょっとびっくりするかなと。
えーそんな感じ。
っていう内容での展示、販売、受注会って感じですね。
マジですか。
はい。
えー僕も今初めて知ったんで。
そうですね。本当に新作も。もうすでに届いてるものもあるので、その場でご購入いただける新作もあるし、
そうなんですね。
年末から来年にかけてリリースされるもののサンプル並べて、試着、受注、ご予約できるような形にしてます。
もう本当に店内Painted Blank一色になるってことですね。
セレクトとしてのPainted Blankじゃなくて、もう一個のブランドとしてしっかり見せたいなっていう。
まあそれができるラインナップになったんじゃないかなと思うんで。
今回初めて。今回から初めて。
今回からということは定期的にこうやっていく?
先の話はもちろん定期的にやっていくけども、まずはねPainted Blankが生まれたここの場所。
ここに来てくれてるお客さん、もしくはまだ来てないけどうちのことを知ってるPainted Blankを知ってるっていう方に、
まずは4日間かけてしっかり見せたいので、この機会にぜひ来ていただけたらと思います。
これはめちゃくちゃ楽しみじゃないですか。
はい。
すごいですね。
ちょっと気合い入れてやるんでね。
物語が始まった、動き出した感じがしますね。
そうやね。来週の配信でもっと詳しくまたお伝えできると思うので。
いいですね。
はい。お願いします。
みなさまお楽しみにということで。
あともう一個。これは告知じゃなくてご報告ですね。
はい。
このバックヤードというクローゼット、こちらになって2年ちょい、2年半かな?
はい。
スタートしてからは3年半ぐらいかな?経ってますよね。
そうですね。
これ初めて取材を受けました。
ちょっと名前のある。
ある。結構有名だね。
車のダイハツさん。
はいはいはいはい。
ダイハツさんですよ。
すごいよね。
ダイハツさんが発行してるフリーペーパー。
年2回ぐらい出てるのかな?窓を開けてっていうフリーペーパーがあって、
そこで僕らバックヤードというクローゼット取材を受けまして。
ありがとうございます。
僕とマコちゃんが喋ってるとかじゃなくて、取材いいですかっていうので、
このラジオで話した縛りがあってね。
マコちゃんの店紹介したらダメなんだって。
そういうことなんですね。
僕とかマコちゃんの店とか以外でラジオで喋ったようなスポットを紹介したり、
ラジオのオススメの回とか紹介したり。
そういう内容だったんですね。
徳島に来たらここでご飯食べてくださいとか、ここ行ってくださいみたいな。
僕らが普段喋ってるスポットを紹介しつつみたいな。
そういうことだったんですね。
なのでね、ダイハツのリーラーさんに設置してるらしいんですよ。
お店に並んでるんですね。
お客さん待ってるところとかで見えるわけですね。
ラジオでも一部発表されて、まだホームページはアップされてないのかどうかわからないけど、
よかったら機会があれば見てみてください。
こうやって全国のダイハツさんで見られるってことですね。
もちろんもちろん。
すごいですね。ありがとうございます。
いやいや本当ありがとうございますよね。
すごい。
なんでダイハツなんか全然わからない。
つながりがね。
一回もダイハツの話してないよね。ありがたいですよね。
これからしましょうダイハツの話をね。
ダイハツね。
しましょうね。
恩返ししましょうね。
恩返しよね。
そんな感じですよ。
ありがとうございますね。嬉しいね。
まあまあずっとね、僕はこのポッドキャストもそうだし、洋服屋さんを25年やってるじゃん。
でマコッチャンもずっと蕎麦屋さん7年。
そうですね7年目入りましたね。
やってて。
ちょっとね話したいことがあってさ。
何ですか何ですか。
なんか今ね洋服に対する価値っていうのが大きく変革してるよねっていうのはいろんな方が言ってて。
あー洋服の価値。
でまさに洋服の価値っていう本を作ってる、書籍を出してる石上雅人さんっていう人がいて。
この人は兵庫県の女子大学の準教授とかもやってて、ファッション哲学者っていうかファッション評論家社会学みたいなの教授さんなんだよ。
普段は大学で。
であの年がね我々とすごい近くて。
あそうなんですか。
78年生まれやから僕の3つ上なんで今年47歳。
ほぼほぼほぼ。
同世代。
ほんまですね。
のそのファッション評論家っていうのもあれやけど本買ったのこの前ね。
あそうなんですね。
まだ全部読めてないけど半分くらい読んでてすごい共感できる部分が多かったから。
へー。
なんかその話をしたくて。
まあいいですよね洋服の価値ってね値段とかね最近流行とかじゃなくてもどう生きるかみたいな。
おーそう。
もうそういう深いところまでね。
あまさにそうなんよそれ言いたかった。
あー。
読んだの?読んだの?
いや読んでないですけど。
読んでないよね。
今なんか。
ちょびっくりした今。
たまにほんまにシンクったようになってくるから。
そんなそういう感じの内容なんですね。
洋服っていうのは自分だけで当然完結するものではなくて言ったら一種の記号として成り立ってるっていうね。
それどういう意味なんですか?
他者との関係の中で生まれて他者との関係の中でようやく意味を持つんだよっていう洋服って。
そういうことですか。
服だけでは完結するものではなくて言ったら誰かに見られて初めて社会的な意味が生まれるんだよっていうことを喋っててね。
確かにどれだけ気に取ったとしても人にいいねとかめっちゃいいやんとか服似合ってるやんとかって言われたらまた違う感じになりますよね。
自分がこう気に入って着ててもね。
あ、そう。
また違う感じで受け止められますよね。
それでようやく買ってよかったなとかラッキーなんていうんだろうな。
高揚感とかね。
初めて嬉しいって人に評価されて嬉しいってなったりとかっていうのがわかりやすい例かな。
そういうことですね。
それを井上さんは関係の哲学みたいなことで捉えてて。
関係の哲学。
服っていうのはさっきも言ったけど他人との間に生まれる出来事っていう出来事とかそういうまこちゃんに言ってるその会話。
評価されたとかっていうのが蓄積してその洋服自体が価値を持っていく時代なんじゃないかっていう。
そういうことですね。
今まさにそういう時代になっている。
それって僕が洋服作る時にすごい意識してる。
そうなんですか。
本当にどんな人でもつい手に取ってしまう。
言ったらそこまで装飾のない誰でもどんなシーンでも使いやすいアイテムをリリースするっていうのがあるじゃん。
そうですね。ずっとコンセプトで言ってますもんね。
色はないけどそれを着ていろんなところに遊びに行ったり着用を繰り返すことで生まれる他者との関係、思い出みたいなものもやっぱり洋服に染み付いてくるっていうか。
それはねこのバックヤードでも結構喋ってる。
だからすごい似たような考え方の方が考え方してるなって思って共感したんやけど。
つながりますね。
洋服を買った時が完成じゃなくて、人生の中でいろんなそういうエピソードも含めて蓄積して完成していく。それが何か作りたくて。僕も。
なるほどね。そういう余白みたいなもんですか。
そうそう。
余白を服そのものじゃなくてそこから生まれてくる時間とか価値とかを。記憶とかが価値になっていくってことね。
メモリーっていうかストックできるメモリー量の多い洋服が作りたい。
余白と記憶の重要性
そういうことね。
スタイリングのしやすさだったりとか汎用性だったりそういう部分で60点70点取れる洋服を作るけど残りの3割っていうのはその思い出とか。
いったら洋服の生地が経年していくとともにその思い出みたいなのが付与されてさらに輝いていくっていう。
いいですよね。
確かにその余白って飲食店でも結構あると思うんですよね。食べ物ってなくなるじゃないですか。食べてしまえば。
それこそ物が残らないのでその余白にどうインパクトを与えられるかとか。
すごい深い話になってる。
もちろん味も大事ですけど味プラスそういう余白にどう食い込めるかを大事にこれをしたいなと思うんですよね。
それまさにね。まこっちゃんの蕎麦もそうやしまこっちゃんのご主張さんのゆさんの蕎麦もそうなんだけど食べてさ車に乗ってエンジンつけてさあ行こうってなった時にすぐ行けんっていうか車は出すんだけどしばらくちょっとホゲーってなる感じ。
お腹がいっぱいで食べた食べたっていう満足感じゃなくて何かしら心があったかくなるっていうか。
それはねやっぱいいですよね。
なんでこんな気持ちになるんだろうなっていう。行ってよかった食べてよかったっていう。
そうね。
なんか美味しかった以外の満足感。
そうなんですよね。それがすごい大事ですよね。
大事よね。
例えばね旅行先で何か食べるじゃないですか。絶対。たまにしか行かない旅行で食べたものって結構覚えてません?
確かに。
あそこで食べたあれあれ。
わかる。
あれめっちゃ美味しかったとかっていう。その話って一生言うじゃないですか。
そうよね。
その人にとって思い出として残る。
僕らね毎日の仕事でこうやってますけど。
そういう人にとったらその一瞬だけしかないわけでここに来た時間っていうのは。
なのでねその時間がすごい良かったなって思えるようにしたいですけどね。
でもそれが本当の本質かもしれないよね。
そうですね。
だからどれだけ美味しいものを提供しててもどれだけ良いものを作っても良くとして。
でもその食べてもらう人と来てもらう人との時間がちゃんと重なってなかったらやっぱりそれって成立しないというか。
そうですよね。
ブランドの価値と服の進化
思い出として語り継ぐっていうかずっと思い出に残ってるとか来続けていく中でこれ来てあの時もどうだったなとか。
っていうそういう思い出もストックするみたいな。
だからそういうものに世の中全体世界中が価値を見出しつつある。
なるほどなるほど。
話戻るけど井上さんが言ってるの。
やっぱりこう吐き捨てるが如くね。
消費されていくものではなくてやっぱり残っていくものが価値を生むっていうのはそんなずいぶん前から言ってたじゃんってなるけど。
やっぱりその大きな流れとしてハイブランドもそうなんだけど。
例えば一世三宅さんの2026年のコレクションとかも服が意思を持つっていう。
テーマが。
服が生き物だったらっていう。
そういうコレクションなんですね。
パターンとかデザインとかで来た瞬間に自分の体が勝手に動くみたいな。
だから服に動かされてるみたいな。
意思を持ってますね確かに。
コレクション作ってて。
それも言ったら服が道具としてじゃなくて生きたものとしてっていう表現の仕方でし。
それとは別で金の力を借りて生地に特殊な金を。
金ってゴールドではなくて。
金の作用を糸に付与して汚れたとしてもその金の作用で勝手に汚れが落ちる。
今研究が進んでるのは生地が伸びたり短くなったり。
これコントロールできるってことですか?
気候に合わせて。
でもそれは冬のダウンジャケットなんかもそうなんよね。
ダウンってもともと寒いところで膨らんで。
あったかくなったらしぼむから。
そういうのの強い版。
さらに進化というか。
僕もずいぶん前にそんな話したけど。
透明になれる服ができるとか。
シーンに合わせて色変わるとか。
それが穴がち近い将来。
金とかだったら化学技術じゃなくて自然にあるものでそういうことができるってことですね。
化学ととの融合みたいな。
すごいことになってる。
だから洋服がただの洋服じゃなくなってくる。
どっちにしてもね。
ファッションの哲学
確かにそうなってきたら一種を持ってるっていうのが納得できる。
生きてる。
僕とかマコちゃんとかは若干感受性が爆発してるタイプなんで。
服見て自分で着てちょっと感動して涙出たり。
すごい感傷に浸ったりするタイプじゃん。
でもそれが本当にこう
自分
世の中のみんながそういうものを求めてるっていうか。
そういう流れなんですね。
そういう意味では追い風。
そういうことですよね。
追い風の時代になってきたんじゃないの。
ようやく時代が追いついてきたって感じですかね。
本当にね。
エラそうに言ってるけど。
それが全てではないけどももちろん。
どこまで人に寄り添うかっていうか
その人の人生に寄り添えるものを作るか
心に残る味を作るか
体験を作るかっていうのがやっぱり
これから僕たちが目指していくというか
日々考えていかなあかんことなんやなって
その本を読みながら改めて感じたね。
京都ですね。勉強になりましたね。
そういうファッション的なところをすごい論文だしてる方なんやけど
やっぱり都市が近いからこそ見てきたところが近いのよ。
通ってきた道がね。
サブカルチャーの文脈において
多分触ってきた部分が近いから
多分考えること感じることも結構似てるんかなと思ったりして。
ずっといろんな服も着てこられて
これは多分井上さんも洋服好きから入ってると思う。
それをずっと続けていくうちに
あれ洋服って何?っていう
まさに哲学的な考えに
そういう話になってきたんだと思う。脳が。
それを研究して論文出して
井上さんはそういうアプローチで論文書いて出してるけど
アウトプットの方法が論文なのか洋服なのかっていう違いはあると。
そばなのかっていうね。
だから結局同じようなことを僕も僕も考えてるからね。
本当ですね。出し方が違うだけで一緒ですねみんなね。
一緒ですよね。
なんか嬉しいですよね。
脳を止めずにあれこれ考えるのやっぱ好きやから
脳を止めずに
勝手に考えてしまうから
せっかくずっとぐるぐる考えてるんだと何か答え出そうみたいなね。
そういうことね。
お母ちゃんの洋服も哲学的な服ってことですね。
全然ですよ。
哲学的な洋服って言ったら本当に怒られるよね。
めっちゃおこがましいけどね。
もうすごい哲学をはらんで洋服を作ろうとした同級生がいてさ。
そいつの話とか聞いてたらもっと哲学。
もっともっと哲学だって。
僕とかは自分の哲学っていうか
自分が感じること考えたことを世の中とすり合わせていって
じゃあどこらへんでっていうタイプなんやけど
彼は世の中の今まで論じてきた
それこそ哲学者社会学者心理学者
いろんな人たちの評論を徹底的に読んで入れて
自分が思ってたクエスチョンに対して
過去の文献なんかで答え合わせしながら
しながら自分は洋服を好きになったのが
やっぱ全て音楽だから。
余白と体験の大切さ
その音楽っていうのを表に出してみたいな。
なんかすごいことやってる。
もっともっと哲学ですね。
何も考えてない洋服が逆にダメなのか
っていう話にもなってね。
ちょいちょいなるんだけど。
決してそういうことではなくて
そういうことではないんだけど
やっぱり心を動かされるのは
アイテム単体で心惹かれるっていうより
やっぱりその内側がちょっとずつ垣間見えた時に
やっぱ人って心が動くじゃん。
だからそういうところを最大化していくっていうのはね。
そば屋でもやり方めちゃくちゃありますからね。
やろうと思えば。
だって職権で
僕よくわからんけど機械で売った麺を届けてもらって
汁だけ作っといてみたいな。
それで安く大量に売るみたいなね。
もできるし。
それはそれでいいし。
それはね、都会の駅前にあったら
サラリーマンのね
サラリーマンの生活に潤いをもたらしてるわけじゃん。
安くて早くて美味しく食べれたりね。
安価でね。
お財布に優しいみたいなところを提供してるじゃん。
でも僕らがやってるってことっていうのは
マコちゃんがすごいいいフレーズ言ってくれたけど
余白だよね。
その瞬間で完結するものではない。
ものをってなんだろう。
余白をどう作るかみたいなね。
それをね、やっぱりいい余白でやってほしいしね。
その余白を感じてるから
マコちゃんの店にもやっぱりあえて行列ができるようになるしね。
いいものを食べたなって感じるもん。
すごい安っぽい言い回しだけど
愛だろ。
なんか聞いたことあるな。
懐かしいフレーズ。
カクテルパートナー。
長瀬さんがCMしてたよね。
全然話変わるけど最後ね。
青春ね。声、声量ゼロだったじゃん。
急にボリュームが絞られていったんだよね。
ちょっと物議を醸してて。
物議というかめちゃくちゃ心配されたり
爆笑されたり。
喉、気をつけてね。
あの時お母ちゃんはね、本当にピークでしたからね。
フランク祭りの最中だったんでね。
ただ歳とともにさ、一気に喋れる時間っていうのが短くなった。
ペインティッドブランクの展示会についてはね
ソロ&ステディのホームページ、インスタグラム、ペインティッドブランクのインスタグラム等々でね
詳細がまたアップされるので気になる方は随時チェックしてみてください。
よろしくお願いします。
ぜひお願いします。来てください。
ちょっとね、同級生も行きたいって言ってる何人かいるんで
一緒に来ようかなと思ってて。
めちゃくちゃ呼んでください。
バックヤードトゥークローゼット
この番組ではあなたの洋服に関するお悩み、何でも募集しています。
お便りはエピソード概要欄にあるURLからお気軽にお寄せください。
この番組をスポティファイでお聞きの方はフォロー、星マークでのご評価をいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
ソロ&ステディプレゼントポッドキャスト
バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが、そろそろ閉店のお時間です。
聞いた後、クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店、お待ちしております。
27:21

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