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2025-10-18 38:25

#206|日本人が似合うのはどっち?「モッズ VS トレンチ」から考える洋服トーク

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─[ INDEX ]───────────

同じルーツを持ちながら、まるで性格の違う二着。無骨で包み込むモッズコートと、端正で構えるトレンチコート。どちらも軍の背景を持つ“いとこ”のような存在なのに、モッズは気軽に羽織れて、トレンチを着るときには少し背筋が伸びる。

“構える服”と“寄り添う服”、
そのあいだにある違いや日本人に似合うのは?そんな話を今夜もバックヤードからお届けします。

────────────────────

あなたには、クローゼットにしまったままの思い出、ありませんか?大切な人との思い出の一着から、どうしても着られなくなった、ほろ苦い一着。あるいは、あの服があったから頑張れたこと、あの服を着るとつい思い出してしまう話、などなど。あなたのクローゼットで、ハンガーにかかったままの「服にまつわるエピソード」何でもお聞かせください。送り先は、お名前・ご住所・連絡先を明記のうえ、「メールフォーム」から。お便りをご紹介させていただいた方には、番組ノベルティを差し上げます!あなたのとっておきの「Story of Closet」をお待ちしています!


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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

サマリー

このエピソードでは、セレクトショップSLOW&STEADYを舞台に、モッズコートとトレンチコートのファッションがさまざまな視点から考察されています。特にモッズコートの歴史や魅力、現代における存在感について詳しく語られています。また、モッズとトレンチという二つのスタイルの洋服の特徴や魅力についても触れられ、自身の好みや年齢による着こなしの変化が考察されています。さらに、モッズコートとトレンチコートの着こなしの違いや、日本人に似合うスタイルについても議論されています。トレンチコートの生地やデザインの複雑さ、日本の気候が服選びに与える影響についても詳しく掘り下げられています。最終的に、モッズコートとトレンチコートのどちらが日本人に似合うかが考察され、具体的なコーディネートの提案や、体型バランスの観点から手首の見せ方についても触れられています。

SLOW&STEADYの紹介
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
メガネかっこいいんですよ。
ああ、ありがとうございます。
どこ?レスカ?
これもレスカです。
レスカなんですか?
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に鼻を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
聴いてない方もいるんで、ちょっと苦労かもしれないんですけど。
行きましょう。
10月23日から26日の4日間、四国徳島にあるセレクトショップココ、スロー&ステディにて、
Painted Blank初となるコレクション作品展を開催します。
名前はPainted Blank Collection Preview No.0というタイトルでイベントを開催します。
会期中はスロー&ステディ店内のありとあらゆる装飾と銃器を全て取り払って、
ブランクの状態でPainted Blankの世界観を演出します。
そこに今回初披露となる新作6型を含むPainted Blank全12点と関連するアート作品を一挙展示販売いたしますということですね。
早速問い合わせが来てるんでしょう?
うん、そうそうそうそう。
それちょっと伝えたかったんですけど、これ聞いてる人に向けてというか、
ここで喋ってもあんまりあれなんかもしれないんですけど、
すごい僕とかスタッフのLINEとかDMとかでね、
どんなアイテムが出ますかっていう問い合わせが複数来てまして、
まあ気になりますよね。
特に一番多いのはパトリック出ますかっていう。
おお、そうなんですね。
それは以前から問い合わせすごく多かったんですけど、
今回のこの展示会は当然初めてで、
どうやって展示するかっていうところとか、場所も含めてね、
すごい時間をかけてチームで話し合ってきて、
ベストな形に落とし込んだので、
基本的に来てもらって体験してもらうっていうのが全てなので。
なるほど、ここに来てもらって。
そう、この展示会が始まる前の段階で、
アイテムの詳細とか、そういうのは一切僕から伝えることは、
ちょっとしないでおこうかなと思ってて。
そういうことなんですね。
で、問い合わせ来た方にもね、
そういう理由でちょっとお伝えできませんって伝えてる段階なので、
ご予定もあったり、時間も限られてる中っていうのは十分わかってるんですけど、
本当に見て欲しいから。
そういうことですね。
やっぱりこの場所に来て、他のアイテムも含めて体験していただきたいっていうのが、
僕らのモットーなので、できれば時間があれば直接来てくださいってことですね。
モッズコートの魅力と歴史
これあれですよね、平日の木曜日からスタートですもんね。
木曜日から日曜日まで。
なんで、結構遠方の方とかだとスケジューリング難しいと思うんやけど、
あの直前にしたから、来てくれたら嬉しいです。
本当ですね。
皆様ぜひ。
ということで、寒くなってきましたね。
急やけど。
急やな。
いい時期じゃないですか。
だいぶ朝日は寒いよね。
そうなんすよね。
徐々にね。
徐々に徐々に。
まあ温度差すごいけどね。
まあ確かに昼間は暑いんですけど、そろそろ出番やなと思って。
何が?
いやいやいや。
いやいやいや、何が何が。
いやいやいや、何がってその、緑の出番ですよ。
ちょっと、ネタにしてるな。
いやいやいやいや。
緑の長いやつの出番ですよ、そろそろね。
大好きなモッズコートの出番ですか。
僕好きなんですよ、何度も言ってますけど。
知ってますよ。
まあ僕も大好きでね。
ねえ、おかちゃんもよく着てる。
僕は結構一年中着てるけどね。
ああ確かにね。
なんかいい時期じゃないですか。
いい時期ね。
あれが着れる。
まあ確かに。
で、ちょっと思ったんですけど、改めてね。
なんか、じりと見るといろいろ気になるなと思って。
モッズコート。
まあ僕持ってるのは、M65の方。
65ね。
フードの無いやつですけど。
アルミジップやっけ?
あれね、たぶん真鍮の方。
80年代ぐらい。
ああ、たぶんそうですね。
僕が持ってるのが65の前期ね。
前期。
アルミジップのやつだったよね。
で、よう見よったらまあ、なんだろうな。
なんであんな合わせやすいんかなと思って。
改めて見てみるとね。
どんなパンツでもこう、
合うよね。
インナーでも、
もちろんね。
合うじゃないですか。
で、まあなんだろう。
まあM65っていうぐらいやけん。
65年でしょ、1900。
そうやね。
あれで、出たのが。
M48っていうのが元祖で、その次に51っていうのがあって。
で、最終形態65が前期後期で分かれてる。
ああ、そういう流れなんですね。
もともと兵士さんの防寒着やから、
48はもうフードも取り外しできないし、
かなり重たいっていうか。
48はあれですか、フランスのやつ?
アメリカのやつであるんですか?
違う違う、アメリカの。
48だったって、48、うん。
M48。
まあ正式名称で言ったら、
モッズじゃなくて、
M48フィールドコートかな。
なるほど。
が一番最初?
最初。
ただ重すぎて、
めちゃくちゃ短い。
2、3年しか作ってない。
あ、そういうことなんですね。
そうそう。
めっちゃ短いんだ。
ほぼ2年ぐらいじゃない?
ああ、そうなんですね。
そうかそうか。
当時、寒い場所で戦闘になる時が多かったらしくて。
で、それで膝下までずっぽり隠れて、
あったかいぜっていうコートが必要で、
で、作られたんです。
そういうことですね。
で、その後に51が出た。
あまりにも重いぞと。
不便すぎるぞと。
あ、そういうことね。
で、そういうのでフードが取り外しできるようになったり、
もっと軽い素材になったり。
なるほどなるほど。
まあいろいろ。
進化していくんですね。
まあだから48がコットンサテン。
むっちゃ分厚いコットンサテンで。
で、51になってからコットンナイロンみたいな。
まあちょっと改造されて、素材も変わって。
そうそうそう。
まあかなり軽量化されたのが51以降。
まあこっちは言ってるのは48じゃないでしょ?
僕が言ってるのは、はい。
5165の話よね。
そうですそうです。
僕の持ってるのが65なんで、
なんだろうな。
まあ現代ってこうファッション的にもオーバーサイズじゃないですか。
めちゃくちゃ現代にはまるというか。
そうやね。あのサイズ感がやっぱり、
今にフィットしてると言いながらも、
言ったら普及の名作というか、
モッツパーカーが切られなくなった時代ってとか、
ラインナップから完全に外れて忘れられるアイテムになった時代はないよね。
ああ。確かにね。
まあそれはね、前半の方は、
やっぱり70年代のモッツの人たち。
はいはいはい。
まあアメリカで作られた、
モッツパーカー、フィッシュパーカーが、
フィッシュテールが、
イギリスのモッツの人たちに、
バイクとか乗る時の防寒用とか、
ジャケット汚れないためのコートとして、
まあみんな着だしたじゃん。
ベスパー。
そうそうそう。
あれが本当にスタイルとして、
ファッションとして確立されたから、
やっぱりああいう文化が好きな人っていうのは、
着ても着れんようになるじゃん。
でそれが、
あの時を経って現代においてね、
まあさっきも言った通り、
オーバーサイズ。
着やすい。
っていうのも相まって、
ずっと人気が高いアイテムだよね。
そもそもその、
モッツの人たちが着てたからモッツコートですよね。
そうそう。
名前自体も。
名前はモッツじゃない。
じゃないですよね。
フィールドパーカーですもんね、さっき言ってた。
まあけど僕らがやっぱり、
好きになったのは、
そのモッツの文脈じゃない?
ですよね。
やっぱりアイコンとしてね、ファッションアイコンとして。
そこはやっぱりあの、
オアシス。
あーはいはいはい。
オアシスの影響かな。
そうか。
着て、
そうそうそう。
歌ってましたよね。
手後ろ組んでね。
あれがね、なんかかっこよくてさ。
そうですね。
あのインパクトは確かに。
でもまあそこで、
僕も着たいなって思った時と、
今で言うと、
全然こう感覚が違うっていうか。
確かに何でも着れるよね。
何でも合いますよね。
合うよね。
ほんまに。
どう変わったんですか?
なんかこう、
無くてはならないアイテムになってるよね。
あーそういうことね。
僕の中では。
はいはいはいはいはい。
いやー確かに一緒っす。
廃れた時代がない。
長年愛される理由みたいなものね。
何と思う?じゃあ。
体型関わらず着れるじゃないですか。
背の高さとか、
痩せ方とか。
そういうの関係なくこう。
羽織れるもんね。
羽織れてオシャレだし。
っていうのがやっぱ大きいのかなと。
汎用性っていうか。
だから羽織れるっていうのは確かにあるけど、
モッズとトレンチの特徴
羽織ってオシャレに見えるのは何でと。
オシャレに見える理由ね。
そう。
確かにね。
何だろう。
まあそのさっきも言ったけど、
今で言ったらまあオーバーサイズな、
シルエットが現代にもハマってるから、
まあ今の時代で言えばそこはハマるんかなと思うんですけど。
そうよね。
色とね。
緑。
アーミーグリーンって言うんですかね。
ヒーガーさんでいいです。
緑が好きすぎて。
いろんな色で例える。
あの色も何でも合わせやすい色。
っていうのもあるし。
何だろうな。
圧倒なんすかね。
まあそれこそ6号のフィールドジャケットもそうだよね。
あのそこら辺のミリタリアイテムも。
すべからく言えるけど、
結局実用着として生まれてるから、
特にアメリカのそういう物に関しては、
サイズ感とかも含め大雑把じゃん。
うんそうですよね。
特にモッツパーカーなんか、
めちゃめちゃ大雑把やから。
僕が思ってるのは、
洋服を着た時に、
コントラストが生まれやすい。
なんかこう、
なんか武骨で、
なんかああいう大雑把っていうのの代表格みたいな。
確かに。
だから他のアイテムを結構スッキリさせると、
それだけでコントラスト、
奥行きが生まれてカッコよくも着れるし。
ジャケットスタイルにパッて羽織ると、
それはそれでこうなんて言うんだろう。
モッツの流れっていうのもあるけど、
やっぱりちょっと一種成立するスタイルにもなるし。
確かに。
だからこう、
あのざっくりしたシルエットしか、
できないことが多いよね。
スタイリングにおいて。
はいはいはいはい。
それの代表格みたいな。
スタイリングの幅広さ
そう。
だから当然ね、ビンテージのものやから、
ちょっと生地感もやれてて、
特に51とか65みたいな、
あのシャリっとしたね。
はいはいはいはい。
あのやや光沢があって、
なんか深くもなく明るくもない緑ね。
絶妙な。
一言で言うとちょっとチープな感じの色が、
もう本当にそれをスタイリングに混ぜることで生まれる、
なんて言うんだろう。
あの絵も言われぬ成立感。
そうですね。
がやっぱ一番の人気なんじゃないかなって、
僕は勝手に思った。
そういうことなんですね。
だと思うよね。
はいはいはいはい。
確かにそのコントラスト言ってた。
したくなりますもんね。
なる。
あれを着る時ってやっぱり。
なんかなる。
やっぱこう。
なんか僕は最近たまにするんやけど、
40年代のビッグマックの、
今日も着てるね。
着てる着てる。
オーバーウォール。
オーバーウォールね。
オーバーウォールをもうボロボロで、
いろんなところ破れまくって、
でも完全リペアして帰ってきたんや。
ああそういうことなんですね。
だからオーバーウォールにモッズパーカー着たら、
古着屋のおっちゃんみたいになるじゃん。
ちょっと懐かしい感じ。
なるじゃん。
だからそこに、
前言ったら綺麗目レベルゼロみたいな状態から、
綺麗にメンテナンスしたベンジャーに履いて、
時計してブレスレットして、
インナーに首の伸びてない、
清潔感のあるインナーを着てとか、
で、清潔度合いを足していくと、
それはそれですごいカッコよくなるし、
そうなよね。
だからこうなんかね、
汎用性みたいな言葉になるか。
で言えば、
半端ないよね、モッズって。
半端にね。
本当にそうっすよね。
ちょっと前に定番の話しましたけど、
まさに定番中の定番。
今ね、もうびっくりするくらい値段上がってるから、
ああそうなんすか。
今すごい上がってて、
本当に一生着れますもんね、あれはね。
サイズ、体型変わってもね。
ただ、やっぱり歳とともに、
なんだろうな、
気をつけなあかん部分は出てくるけどね。
おお、マジっすか。
やっぱさっきの話じゃないけど、
ヴィンテージ同士でスタイリングする時に、
やっぱあまりにもカジュアルになりすぎるっていうね。
とか、これにブルージーンズ。
ヴィンテージじゃなくても。
とか履くと本当にこう、
定番すぎるスタイルになるとか。
ちょっと野暮ったすぎる。
野暮ったくなりすぎるかなっていう感じはあるけどね。
まあそうっすね。
そういう意味ではさっき言ってたね。
みんなに綺麗なTシャツを一枚ピッと羽織る。
僕とかマコちゃんとかは、
そのスタイリングにおいてチョイスするアイテムが、
例えばフランクリーダーとかだったりするじゃん。
フランクリーダーって、
特に一個一個のアイテムのテキスタイルが、
かなりはっきりしてるっていうか、強めじゃん。
強いっすね。
だからそういうものとの相性がすごいっていうのはある。
それもすごいですよね。
だから他に強いものを混ぜて、
上からバスッと羽織るだけで、
なんかこう分かってる感。
めちゃくちゃ出ますよね。
出るよね。
めっちゃそういうインパクトあるもんでもいけるし、
逆に真っ白の黒のTシャツとかでも、
分かってる感出るし。
そういう包容力みたいなのもありますよね。
だからモッズ自身は、
まあ4×8はちょっと置いといて、
5×1にしろ6×5にしろ、
そんなつもりで生まれ出てないんだよね。
そうっすよね。
そこまでベタ褒めされるほど、
僕ら活躍してないんですけどね。
本人たちからしたらね。
そこまで長く作られてないから。
実用性としてはそこまでなんだよね。
そういうことなんですね。
個人の好みと年齢
実はで言うと。
もう今となっては、
ファッションアイテムとしての歴史の方が長いよね。
ああそうか。
ほんまやね。
そう言われると。
だからびっくりしてるわな本人たちも。
そう考えたらすごいですね。
そうだって、
やっぱり女性の方が着ても、
なんか可愛いというか、
なんか整理するじゃん。
全然いけるんですよね。
だから、
なんでも恋感は、
もしかしたら、
どのアイテム、
いろんなアイテムあるじゃん。
もちろんね。
ヴィンテージも、
新しいものも含めて。
いろいろありますもんね。
他にも。
めちゃくちゃたくさんあるけど、
僕の中では一番じゃないかな。
マジで。
ナンバーワン。
ナンバーワンじゃないかな。
汎用性レベルで言うと。
いやけど僕もですよ。
ナンバーワンですよね。
マホチャインの方が感じてるわな。
いやいやいや、
けど本当に、
あれこそナンバーワンじゃないですか。
本当にね。
なんかでも、
嫌いな人もいるけどね。
一定数ね。
ああそうなんですね。
そもそもこのミリタリーグリが嫌いっていう人も、
そういうことか。
一定数おるけどね。
軍物苦手な方もね、確かに。
僕調べで言うと、
2割ぐらいはいるよね。
そうなんですね。
100人洋服好きが集まったとして、
2割ぐらいは。
そうなんですね。
この緑嫌いっていう。
なるほどなるほど。
由来的にちょっと苦手とか、
イメージ的に苦手っていう人もおるし、
なんか似合わんっていう人もおるし。
そうなんですね。
そもそも武骨をゼロにしたいっていうかね、
そういう人って結構いるじゃん。
確かにね。
そういう人からするとやっぱ邪魔だよね。
そうかそうか。
あれは武骨ですもんね。
だって。
武骨。
武骨そのものですからね。
そうやね。
武骨やね。
代表ですね、武骨代表。
ライナーもちょっと買って、別で。
めっちゃぬくい。
ぬくいよな。
ほんとね、危ないんですよね。
あれライナー付けて着とったら、
冬あれしか着なくなるんで。
こっちはそっち?
楽でね。
そっちっていうことは、
お母ちゃんは違う方向なんですか?
気持ちはすごい分かるよ。
ものすごい分かる。
ただ僕ね、ライナーね。
僕は持ってるやつもライナー持ってるんやけど、
あるんやけど、
セットでは着たくないんよ。
それは別なんですか。
だからそれこそ、
僕の中で武骨かけに、みたいな。
になるっていうか。
それだけで完結するじゃん。
そうなんですよ。
あったかさも何もかも。
だからそれはちょっと抗って。
そういうことか。
あとなんか僕の中でのモッズって、
ペラペラやから好きなんよ。
それはあるっすね。
なんかなんならもう、
真夏は無理やけど、
ちょっと夏過ぎた直後とか、
夏前とかに、
半袖ぐらいガッてまくって、
Tシャツだけでとかも好きやし。
実際着てましたね、今年もね。
中に結構着込んで、
上からあの薄さをパッて羽織るっていうのが好きなんよ。
けど分かるっすわ。
トレンチもそうなんよ。
トレンチもライナー持ってるんやけど、
ライナー使わない。
そうかそうか。
どちらも軍物由来やし、
近いものがあるんですか。
トレンチもあの薄さやから、
確かにね。
着れるんやけど、
それで言うと、
トレンチコートの着こなしの難しさ
トレンチはなかなか着んよね。
そうですね、やっぱモッズコートとかに比べたらね。
圧倒的に着づらい。
登場回数は減りますね。
ムズいよな、あれ。
やっぱちょっとムズいんすか、お母ちゃんからしても。
ステンカラーだったらいけるんよ。
あー、はいはいはい。
けどやっぱね、僕ダブルの本当のトレンチやから、
好きなんよ。
憧れもあるし。
アイテムとして大好きなんやけど、
あれはね、やっぱりね、
モッズよりさらにギミックというか、
結構デザインが入ってるじゃん。
ダブルになってたり、ポレット付いてたり。
はいはいはいはいはい。
言ったら裏地がチェックやし。
そうですね、かなり入ってますね。
そうそうそう。
なんか主張がありすぎて。
だから他のものをドシンプルで、
サイズ感もどっちかっていうとタイトに仕上げた方が、
確かにね。
着やすいかも。
そうですね。
なんかワイドパンツで、
うまくトレンチを取り入れるっていうのは、
僕ちょっと苦手だね。
確かにあんまイメージないですよね。
トレンチにワイドになってる。
ムズいよな。
まこっちゃんとかはトレンチがわっと開けてさ、
ワイドパンツとかで着てたらかっこいいなって思うよ。
あ、ほんまですか?
それ多分やってたことあるよ、去年とか。
これはこれでいいなって思って、
試しにそんな感じで着てみるんやけど、
似合わない。
無理だわ。
無理だわ。
無理無理。
ほんまですか?
で結構ワバリーのトレンチとかって、
生地厚が結構あるじゃん。
あーありますね。
ペラペラではないじゃん。
ではないですね。
針がある感じ。
バチッとするじゃん。
だからこう、
着てモッツみたいにクタクタにならんのよね。
あーそういうことか。
その生地の取り回しが、
やっぱ難しいというか。
はいはいはい。
そういうことなんですね。
そういう意味では、やっぱモッツが、
こうなんか、
全世界の定番アイテムが、
種類ごとにトーナメント制で戦ってるとするじゃん。
僕の中で、トレンチモッツって、
結構土手版中の土手版の2強みたいなイメージだよ。
はいはいはいはい。
僕は。
まあ。
そうやね。
サッカーで言ったらイングランド対ブラジルみたいなもんやね。
2強なん?
まあまあまあまあ定番だね。
まあそんなもん。
そんな感じですね。強い1位。
いや、ちょっとややこしいゲームって。
分からんし。
でも2強、2強なんよ。
もう言ったら、ライナー付けたら、
冬、もう完全防寒着として使えます。
間違いない。
プラス、長さ、丈感とかも。
だから、フレンチの僕大好きなマキニオンコートとかは、
あれはもう春夏じゃん。
そうですね。
リネインとかの素材が。
だからあれはまた別よ。
そっかそっか、そうですね。
長門でトータルしたらややこしになるけど、
季節とか考えて、
いろいろ考えた時に、あの2強。
確かに踊り出ますよね。
なるじゃん。
僕はもう10-0。
100回戦ったら100回ともモッツが勝つ。
あ、金髪にしてから着てないな。
確か見てないっすね。
ちょっと着てみようかな。
逆に、
いけるかも。
すっきりかも。
かもしれん。
ね、合うかもしれん。
何回かチャレンジするんよ。
好きやから。
でもね、
もうモッツが横にかかっとうもんなら、
無理だよね。
まあ確かにね。
あれなんすかね、
日本の気候とかもちょっとあるんすかね。
やっぱりこう。
でもさ、
世に考えて、
暑い寒いで服選んでないでしょ。
全然選んでない。
選んでないでしょ。
徳島暑いから、
夏は無理よ。
いやもちろんね、やっぱりね。
でも、ちょっと暑いかなとかで、
着たい服キャンセルしたりする?
しないっすね。
しないでしょ。
間違いない。
僕も専門。
でしょ。
でしょって。
ややこしかったわ。
訳分かれなかった。
だからトレンチが、
多少暑くて重くても、
モッツより着やすくて、
着やすいっていうか好きだったら、
絶対着てるんよそっちの方が。
まあおっかちゃんもそうやね。
デザインと季節感
間違いないね。
間違いなく。
やっぱね、
色。
ちょっとあの、
なんていうんすか、ベージュというか、
カーキ。
カーキってやつね。
もう本当の、
ちょっと光沢のあるあのカーキって、
正直ね。
色ね。
むずい。
でもうちでめちゃくちゃ売ってたんやん。
はいはいはい。
それもね。
あの一枚袖の。
ありましたね。
集めて売ってたけど、
めっちゃ似合う子似合うのよ。
あーそうなんすか。
それ見てるとね、
やっぱり体が細いわ。
あーなるほど。
線の細い子が似合う。
似合う。
それって、
もしかしたらよ。
これすごい、
個人的な見解言うよ。
あのイギリスで生まれたもんやからっていうのがあると思うよね。
生まれがイギリス。
それは。
生まれが。
お育ちがいいもので。
まあ階級社会ですからね。
なんか、
スタイリッシュな体型の人じゃないと、
受け付けません私は。
着るなって。
あーなるほどね。
ちょっと体がずんぐりむくりのやつは。
いや違う違う違う。
僕の言葉じゃないよ。
トレンチの言葉として、
僕はなんかむずいから、
言われようような感じがして。
自分が言われてる気がする。
なんか腹立ってきて何回もチャレンジしてるけど。
逆にね。
そろそろ負けてる。
なるほどなるほど。
けどなんか、
ある程度正解やなっていう聞き方は分かってるよ。
もうほんまに余計なことせずシンプルで。
しかもサイズ感もほんまにオーバーサイズとかじゃなくて、
結構スッキリ。
なんならちょっとスリムめにまとめていくっていうのが、
もう簡単にトレンチを着こなすやっぱり、
コツなんかなと思ってたりする。
やっぱりそのスタイル見たら、
正解やなって思ってまいますよね。
トレンチの。
それは、だから体型によるんだと思う。
そういうことね。
なんかワイドパンツで、
マコちゃんみたいにカッコよくトレンチ着れる人もおると思うよ。
なるほど。
身長が低くても高くても、
ワイドパンツでカッコよくトレンチを着てる人、
僕今までいくらでも見てきたら、
今言ってるのは全部僕の一人言だよ。
おかちゃんの思う。
なんか難しいよね。
そうですね。
今年は何着ようかな。
やっぱりモッツが最強ってことだよね。
そうっすよね。
着用頻度だけをゼとするならね。
するならば、
やっぱりこの生地の大雑把なサイズ感プラス、
生地の取り回しと色ってのは、
やっぱりめっちゃ大事なのかなって。
その差なんですかね。着用頻度が。
特に日本人はやっぱり黄色人種っていうか、
肌が黄色いから、
あのカーキって日本人むずいと思うよ。
スタイルの多様性と個人の印象
そこそういうとこもあるんですね。
あると思う。
だってやっぱり欧米の白人の方とか、
逆に黒人の方とかがトレンチ着てると、
やっぱカッコいいもん。
ちょっとかなわない気がしますね。
どうしようもない人種の壁。
まあまあね。
だと思うぐらいは。
それはありますよね。
あるある。
はいはいはいはい。
絶対。
いたしかたない。
いたしかたない。
どんな人種であれ、
どんな人であれ、
ハマるのはやっぱモッツだよね。
そうですね。
やっぱりね、
誰でもいけるやっぱその汎用性の高さ。
そうやね。
色にしろ形にしろっていうのが強みなんですよね。
あると思う。
あれのね。
もう洋服として、
僕の中ではもうほぼ100点に近いアイテムやけど、
1個だけ。
あるんですか。
ある。
句言を呈したいところが。
いや、呈すっていうか、
これ難しいとこで、
ヴィンテージのモッツしか出せんものが多々あるから、
もうこいつはこいつで、
ヴィンテージの僕らが着てるモッツは、
そのままいてほしい。
ただ、
1点だけ上げるとするなら、
武骨感が強いから、
あの、もうちょっとあの感じのアイテムで、
もうちょっとブケ、
何?
ブケ?
武骨感の抜いたアイテムがあれば、
それも100点。
そういうことね。
僕の中で。
より着やすさが増しますよね。
かといって、そうなってくると、
ヴィンテージモッツの良さはなくなるよ。
うーん。
難しいとこですけどね。
だからどっちもいるんだよ。
そういうことか。
そういうこと。
どっちもありつつ。
どっちもいる。
モッツを着ても成立するスタイリングにおいて、
差し替える可能性があるとするならば、
モッツからやや武骨感を抜いたアイテム?
そういうことね。
スペシャルモッツ?
ないけどそんなものがあれば、
もう本当に最強の。
僕は今のモッツから、
モッズコートとトレンチコートの比較
好きだけどちょっとクローゼットに待機してもらえる、
休憩してもらえるタイミングは増えるかなって。
まあむずいけどね。
もうそうなったら変えたら別になるから。
なるほど。
難しいよね。
もう本当に、再構築とかモディファイとか、
インスピレーションを得てとか、
いろいろあるけど、
言ったらもう別物だよ。
そうなるじゃん。
絶対ね。
だからドンピシャオリジナルが欲しかったら、
オリジナルには絶対勝てんからね。
あれは本当にね。
あれはあれでも完結してる良さがあるからね。
そうっすよね。
今年はどうやって来ます?
今からだったら、
例えばフランクの、
去年買ったローデンのワイドパンツに、
金針。
黒。
黒の金針。
黒黒じゃん。
厳密に言ったら、
ローデンはちょっと深いネイビーだけど、
そんな感じでダークトーンでまとめて、
上からバスって羽織るだけ。
いいですね。
ただそれだけだとちょっと冬寒いから、
マフラー巻いたり。
中にちょっと、
黒黒でいいって中にちょっと、
ブルー系のサックスとか、
エイジングしたデニムとか、
そういうちょっとした柄っていうか、
素材の。
そういうものを中にミドルレイヤーとして着て、
その上からもう一個いってもいいし、
はいはいはい。
そうやね。何かしら質感の良いミドルを入れて、
ちょっとこのね、モッツの開いた部分、
フロントの部分から2、3センチ、
ちょっと出して。
チラッと見えるくらい。
羽織り台よね。
いいですね。
首元とかね。
いつもと一緒じゃん。
見たことある。
いつもと一緒やけど。
それが僕は一番好きなのよ。
いいっすよね。間違いない。
ちょっと修正させてもらっていい?
もちろんもちろん。
モッツに合わせてあれ着かったんだよ。
ほんまじゃん。コーン着れてる赤のやつ。
あれに、あれをみんなに着たい。
ほんまやで。
ずっとやりたかったっつって、
嬉しげにインスタ、それでも撮ったもん。
めちゃくちゃいっぱい上がってましたよ。
その写真確かに。
あれがやりたい。あれが僕の冬の。
あれいいっすよね。
間違いない。めっちゃいいあれ。
僕は青のニットでそれをやりたい。
完全お揃いやないと。
色違いで。
パンツもどうせ素材違いで同じ形やしな。
ワイドパンツで。
靴も一緒やしな。
でもさ、あのスタイルって
一種あれで完結じゃない?
そうっすよね。
もうね、外せないっすよね。
外せんな。
脱いでもかっこいいしね。
それがいいよね。
あと半月ぐらいしたらできるね。
そうですね。もうちょっとね。
寒くなってくれたら。
モッツの話しながら
ちょっと出てきたトレンチ。
ちょっと頑張ってみようかな。
お母ちゃんトレンチもまくりますもんね。袖ね。
まくる。
なんか手首が
自由にならんと
手首が見えてないと
ほんまに気持ち悪くなってきた。
みんなに
ここ十何年
袖こうやって無意識でロールアップしてたじゃん。
それを当然自分も
ずっとやってるわけだから
もう冬だろうが
当然夏だろうが
もう一年中
手首から
15センチぐらい
は出てないと
ちょっともうなんかもう
外あるときは別よ。
別にいいんやけど
室内でいるときは絶対まくるな。
確かに見えてないことないっすもんね。
手首が。
人間の視覚効果も
あるんやけどね。
僕結構体がずんどうやから
やっぱ細い部分を
効果的に見せることで
スタイリングが結構
僕の中でまとまるのよ。
そういうのいいと思う。
だってね
真冬に短パン履いて足首見せるわけいかない。
寒そうってなりますもんね。
一年中ブーツ履いてるから
僕が足首見せることなんて
ほぼないから。ないっすね。
だからやっぱ手首は
細い部分は見せて
ちょっと体型のバランスをね。
そこでバランス乗ってるんすね。
上手く見せるように。
なるほどなるほど。
ほんまに太く見えるもん。
袖だけが長ければ。
手首が服に覆われてるだけで
同じ鏡
店の鏡立っても
なんか太く見える。
やっぱ違うんすね。
ちょっとしたところでね。
言いたかったこと。
なぜあのモズコートはこんなにも
使いやすくて
着やすいのかっていうところから始まりまして。
まあいろいろ歴史的背景も含んでね。
ファッションアイコンに今なってるわけで。
実際にこう
軍で使われてた機関衣にも
ファッションアイコンとしての方が
時間としては
歴史としては長くなったわけで。
長いな。
一言でまとめてくれると思ったら。
こっつつ続くやん俺。
まあなんせ日本人に合うってことですね。
ファッションと自己表現
色と形が。
それは誤解が招くかもしれんけど。
味の素みたいなもんじゃない?
味の素みたいなもん。
万能なんじゃない?
日本人の肌の色とかも考えて
含めて
いろいろトータルで考えると
ある種
万能な
調味料的な位置に
行くんじゃないかなとは思ってる。
そういうことか。
多分ね。くどいですけども。
展示会始まるんで。
見るだけでもね。
十分なんか
僕らが
やってること
伝えたいことは
伝わるんじゃないかなと思ってるんで。
洋服とともに展示する
アートピースも含め
ちょっと洋服って
こういうことなんじゃないの?っていう
僕なりの
皆さんに対しての質問。
逆にね。
こうしなさいじゃなく
こうじゃないんかなって思ってるよ
っていう
自己表現。
それを見て
触れて
どう感じるかっていうのは
人それぞれだけど。
集大成的なところが
4日間で
ある程度は見せれるっていうかね。
集大成っていうか
スタートでもあり集大成でもあり。
なるほど。
っていうイベントにはなると思います。
ぜひ来てください。
よろしくお願いします。
38:25

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