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2025-10-04 27:34

#204|お白湯の温もりと共に「FRANK LEDER 2025AWレビュー」から考える洋服トーク

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今回は、FRANK LEDER 2025AWコレクションをレビュー。しブランドが持つ独自の世界観、素材感などを中心に話しつつ、若い世代へ洋服がもたらす自信や喜びは、歳を重ねても忘れずに持ち続けてほしい──そんなメッセージを込めて今夜もアレコレとこのバックヤードからお届けします。

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あなたには、クローゼットにしまったままの思い出、ありませんか?大切な人との思い出の一着から、どうしても着られなくなった、ほろ苦い一着。あるいは、あの服があったから頑張れたこと、あの服を着るとつい思い出してしまう話、などなど。あなたのクローゼットで、ハンガーにかかったままの「服にまつわるエピソード」何でもお聞かせください。送り先は、お名前・ご住所・連絡先を明記のうえ、「メールフォーム」から。お便りをご紹介させていただいた方には、番組ノベルティを差し上げます!あなたのとっておきの「Story of Closet」をお待ちしています!


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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

サマリー

ポッドキャストの第204エピソードでは、SLOW&STEADYの店主岡崎がフランクリーダーの2025年秋冬コレクションを中心に、洋服のデザインやテーマ、特に「ナチュラリエン・カビネット」について語っています。また、独自の素材やスタイル、洋服の持つ力についても深く掘り下げられています。今回のエピソードで、FRANK LEDERの2025AWコレクションを通じて洋服の選び方や感じ方が深く探求されています。特に若い世代の熱意や、自身のスタイル選びに対する意識の重要性についても話し合われています。

セレクトショップの雰囲気
ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
前のどうだったんですか?
あれから、まあ、食事…
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に鼻を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
変わりますけど。
フランクリーダー2025年秋冬入りました。
暑いものが入ってきましたね。
例のごとくね、コレクションも含め、ちょっとまあいろいろ紹介したいなと思うけど、
これ話してるのが入会してから4日後ぐらいか、結構なくなっちゃってる部分もあるんやけど。
早い。いつも早いね。
今年結構ね、いつも以上になんかすごい熱気がすごくて。
そうなんですか。やっぱりね、年々すごいですね。
なんか初日の夕方以降、声でんくなってる。
しゃべりすぎて。
もうね、今は左右飲んでますけどね。
まあまあそんな感じで、ドイツのブランドでフランクリーダー、名前の通りね、
フランクリーダーっていうデザイナーさんが作る洋服で、
毎シーズンドイツにまつわるテーマっていうのをしっかり設定して、
テーマに沿って洋服をクリエイションするっていうデザイナーさんなんやけど、
基本的にはビンテージ生地、ヨーロッパ中回って集めてきた生地であったり、
フランクリーダーのコネクションを使って集めてきたもの、
希少な生地っていうのを大半そういうビンテージのもので構成された洋服ブランド。
今年のテーマ、2025年AW、ナチュラリエン・カビネットっていう。
いきなり聞いたことない言葉。
いきなり聞いたことないね。
直訳すると標本室、収集室みたいなテーマで、
ルックブックの撮影も古い博物館的なところで撮影して、
モデルさんも学芸員だったり、実際の人たちをモデルさんに使ってシューティングするっていうね。
もう本当にフランクらしい。今年も前回ですよね。
今回のコレクション、収集っていうテーマじゃん。
集めるコレクション。
それがフランクリーダーの注釈っていうか、説明いただいてるものにフランク自身も書いてるけど、
自分自身もやっぱ収集家であるっていう。古いものが大好きで、やっぱ集めてる。
だからそういう自分の内面的なところの価値観みたいなのとテーマを重ね合わせてっていうところもあるし、
もう一個のメッセージとしても、これは完全に僕の想像やけど、
使い捨てられる洋服っていうところじゃなくて、自分がやっぱり着を重ねて、
たとえ着なくなったりしても展示しておきたい、置いておきたいみたいな。
それだけ、そういう洋服を自分自身それぞれで作っていってくださいねっていう。
やっぱり一回したフランクの洋服に対するメッセージみたいなのが、
やっぱ今年も色濃く出たんじゃないかなと思ってて。
確かにフランクの服見ながら酒飲めますもんね。
飲めますね。
間違いますね。
間違いなく飲めますよ。
ありますよね。そういうことね。
そう。で、今期だけの特徴というと、
1960年ぐらいに労働者のためっていうか、
例えばいろんな工場さんのユニフォーム作ってるところから、
ユニフォーム用にストックしてた生地、200メートルぐらいが見つかったと。
それって多いんですか?200メートルって。
まあ洋服作る上ではめちゃくちゃ多いわけじゃない。
その生地を使ったパンツ、ジャケットみたいなものがリリースされて。
ジャーマンヴィンテージワーカーファブリックっていう特別なタグがついてるよね。
ありましたね。
ありますよね。パンツね。あなたが大好きな。
大好きなやつです。
一番気に入ってたやつです。
あれのシルエットもね。
うん。ワイドパンツね。あれかっこいいね。
最近あの形にグッとくるんですよね。
そうだね。毎回やられてるな。
その生地もコットンでしたっけ?
コットンツイーブリック。
もうガシガシ履けるような生地感でね。
そうだね。
もう最高じゃないですか。
好きなシルエットでガシガシ履けて洗える。
もう最高。
もう間違いないやつ。
そういうのが出てたりとか。特徴的な部分としてはバッファローレザーね。
出ましたね。
バッファローレザーっていうのは初めてなんですか?
初めてですね。
昔ながらのオーガニックな染料で染め上げられた。
フルベジなんで時間をかけてなめされた皮を。
本当に柔らかくて張りがあって光沢もあってっていうレザーのシリーズが出たりとか。
また新しいレザーが来るとは。
そうですね。
本当にやめてくれ。
すごいものだ。
あとは継続して、継続というかチェコの古い仕立て屋さんから譲り受けたヴィンテージ生地。
ちょっとな。
そう。ウィーンでね。家族経営でやってる仕立て屋さん。
から仕入れた生地。
難しい文字書いたやつですね。
昔ながらの。今のドイツ人も読めないっていうスペシャルのタグがついたね。
はいはい。
レアヴィンテージシリーズが出たりとか。本当に大まかに言えばいつも通り。
そういうことね。
記事とかは本当に毎回毎回全然違うけど、トータルのイメージとしてはいつも通りフランクらしさ全開。
洋服のデザインの特徴
コレクションですね。
始まったなーって感じがしますね。
始まったって感じがするよね。
8年も寒くなるのはね。
本当にね。
フランク入ってくるたびに思う。
今回ね、僕がイチオシのアイテムとまこっちゃんが一番これは欲しいっていうアイテムを被っちゃったんですね。
あれね。
ニット。
ハンドニットでしたっけ?
ハンドニット。手編み機って言われるね。職人さんが月切りで操作するような古い機械を使ったニット。オーガニックウール。農薬じゃない。
特別な薬品とかで綺麗にされてないっていうのかな。オーガニックウールを使ったニット。
これ自体はフランクずっと作ってるんだけど、今回結構カラーが。
珍しくパキッとした色合いの。
そう。真っ赤とブルーとね。
ブルーとね。
あったかみのある色合いで。
フランクの作る色ってね。独自の発色が本当に素晴らしいよね。
すごいですよね。あの色合いね。
もうそれがね。ドン・ピシャストライク。
本当にね。どうしてくれるんですかこれ。
パオちゃんもやられてしまって。僕もやられてますけど。
おかちゃん赤着て、僕青着て、二人並んでね。
二人乗せまして。
写真撮らしてもらって。
まあね。ほんまにね。万博もあるんでね。
そういうこと?それに合わせて。
めくめくカラーだったんですか?
めくめくやってしまいましたけど。
そこだったんですね。
そうだったね。
それぐらいね。本当に一個一個言ってたらキリがない。
本当にね。
もう一個のアイテムだけで1時間しゃべれるぐらいの濃いアイテムが今年も揃いました。
あかんですね。珍しくTシャツとかもあるじゃないですか。
これはね。スポットアイテムで作ったフランクのツエット、ロンティ、Tシャツも一緒に納品したんで。
あれは全然面白い。
ちょっと気になってる。
やっぱりちょっとシュールなフランクらしいプリントっていうかね。
ああいうのも色取りとしていいかなと思って。
ちょっとね。雰囲気も変わるし。
色取りって言える量じゃないけどな。まあ大量に入ってますけどね。
そうですよね。一コーナー出来てますからね。珍しく。
そんな感じのアイテムですよ。もうちょっと本当にはしょりまくって何のこっちゃわからんだろうけど。
詳しくはホームページ全部載せてるんでね。見ていただきたいんですけど。
本当にね。
なんかね。僕嬉しかったこと言っていい?
どうしたんですか?
入荷4日間経ってたくさん来てくれてね。っていうのも当然嬉しいんやけど。
これも完全個人的な話やけど。マコッちゃんがね。
めちゃめちゃ嬉しそうに服を見てたよ。
僕ですか?ほんまに?
なんかね。あの顔やっぱフランク顔する。
フランク顔。バレてました?フランク顔。
フランク見てる時の。入荷の時の。マコッちゃんの目をね。表情をね。
なんかちょっとね。感動するというか。
そうだったんですか?
なんか歳とともに。洋服から離れていくじゃないけど。今までたくさん買ってて。結婚もして。っていう中で。やっぱりずっと変わらずあの顔するなっていう。
確かにね。正直ちょっと最近あまり変えてなくて。
変えてないことないんですよ。
それ言っとくけど。マコッちゃんね。確かに若い時とか。独身の時に比べたら量減ってますよね。買う量はね。でも当たり前です。
そうか。そうだった。ちょっとバグってました。
独身の時と結婚してと。ずっと変わらず洋服買い続けたら。俺止めるよ。ちょっとちょっとちょっとってなるよ。だから買ってないことはないです。
そういうことですか。けどやっぱりね。ちょっとテンション上がりましたね。
上がるよね。だからやっぱりああいう顔見れる洋服だなっていうのがね。やっぱり改めて思うよ。
そうですよね。僕も他のお客さんがみんな同じような顔してません?けど。
みんなフランク顔してるね。
フランク顔ってこういうことでしたっていう。
そういうことです。
ありました。
そういうことです。
なんかね。やっぱ強いよね。洋服自体の持ってる力みたいなのが一際強いブランドだよね。
そういうストーリーもね。毎シーズン細かにテーマを決めてやられてるわけじゃないですか。そんな話が入ってきた上でこう来てってなったらね。
余計にそうなんですよ。
意味がわからなくなるよね。
本当にもう。
僕最近さ、展示会行ってもね。テーマ見んもんね。
そうなんですか。見てないんですか。
見てない見てない。テーマは書いてるけど。後々一通り目は通すけど。だからやっぱりね。作るものが変わらない。
テーマは毎回変わって。当然記事も変わって。マコちゃん言うようにワイドパンツが出たり。バファローが出たり。新しいアイテム。新型って言われるものはたくさん出ますよね。
なりますね。
何か一貫したフランクのフランクらしさみたいなのが年々成熟されてて。本当にどうなっていくんだろうっていう。
そうなんですね。間近で見てて。
楽しみで仕方ないデザイナーさんだよね。
まだまだ。
まだまだまだまだ。これからだと思う。
そうなんですね。
やっぱりね。また年も若いですから。
そうかそうか。
これからもっともっと変わっていく。変わっていくっていうかいい意味で。変わるところは変わっていくし。守るところは守っていくしみたいな。
なるほどね。最強じゃないですか。
なんだろうね。好きなブランドあげろって言われたらやっぱフランクリーダーだね。
でしょうね。
もうほとんどのブランド僕は知らないまま死んでいくわけじゃん。
まあまあまあね。
これだけブランドがたくさんあると。
ありますからね。
だからそういう意味で全部見てから一番っていうのは不可能だけど、僕が44年生きてきた中でやっぱり好きだね。
それも変わらず。昔から。
変わらんね。じゃないとこういうラインナップにならんでしょう。
店内半分以上フランクで埋め尽くされてますね。
そうですね。
洋服に対する熱量
すごいよね。
そういうことになりますよね。
どうしたんですか。
馬鹿じゃないの。
めちゃくちゃ今物量あるね。
すごい量ですね。
缶の量ですね。
面白い。
楽しいね。
大人の人半分。僕らと同い年。僕ら前後。
いわゆるアダルトチームね。
アダルトチームね。
と、ヤングチームね。
すごく半分半分ぐらいでミックスされるな。
その感じも面白いなって。
そうですよね。すごい状況ですよね。
だって言ったら結構な単価の洋服やからさ。
ある程度年齢層高くなるんじゃないのってみんな思いがちやけど。
ですよね。
ところがどっこいですね。
本当にね。
若い子もすごいし。熱量が。
本当に何回も言ってるかもしれないですけど、自分が同じぐらいの年の時にフランクを価格帯で買えたかと言ったら買えてなかったと思うんですよ。
僕も買えない。
そう考えたらめちゃくちゃ勢いあるんですよ。
すごい。
やばいですよね。
毎回毎回入荷の時に販売してて、思うことがあって。
特に若い子とかに、どこまでの説明をするべきなのかっていうことをいつも考えてる。
そうなんですか。
どんどん説明を減らしてるんやけど、感覚的に選んでもらうっていうかね。
なぜ自分たちはこんな洋服を買ってるんだっていうことをね、それぞれがしっかり考えてほしいなって思ってるわけですよ。
洋服を選んでる自分と向き合う。向き合ってもらうってことですか。
何がかっこいいんだろうっていうことをやっぱり真剣に考えながら洋服を買ってほしいなって思う。
選び方が雑とか、なんだろう、そういうことじゃなくてね。
自分がこういう高単価な洋服を買うことでどういう変化が起こって、どんな気持ちにさせられるんだろうっていうのを若いうちからしっかり考えておいてほしいなっていう。
そういうことですか。
僕の積極スタイルとしてあんまり洋服のことをがっつり説明するっていう感じじゃなくて。
確かにね。
本当に若い子が増えて大人の人も含めていろいろ熱量が上がれば上がるほど考えることはたくさんあるよね。
洋服選びの心理
そうですね、逆にね。
真子ちゃんのそばが行列になってるじゃん。真子ちゃんのそばがおいしいからに決まってて。
ありがとうございます。
でもそれが例えばこと洋服になると、なぜこの洋服を選んでるのかっていうことを僕らがわからないわけよ。
ああ、お客さんの心理ですよね。選んでる。
だからなんなんだろうな。
そうかそうか。確かにね。料理だったらおいしいとか。
で、そばが好き。
普段のそば屋さんだったら真子が好き。結構わかりやすい。けどこと洋服だといろんな洋服がある中でなぜフランクなのかとか、なぜペインって言ったらフランクなのかっていうことを普通に考えてほしいなってみんなにね。
確かにもう全員それぞれの理由がありそうですもんね。洋服選びとかね。
うちに来てくれてるお客さん以外の若くして洋服が好きな人たち。みんなに思うんやけど、なぜこの服が好きで、なぜ買ってるのかっていうことを自分なりに答えをね。
その答えが毎月毎月変わってもいいわけやし。
ああ、なるほどね。
1年単位で変わってもいいんやけど、ずっと口すっぱく言ってるけど、買った後でもいいし、買う前でもいいけど、そういう思考プロセスを経て洋服と向き合ってほしいなってすごい思う。
なるほどね。ちょっと今の僕の年齢でもちゃんと向き合ってるかどうかわかんないですけどね。
われわれみたいにずっと洋服好きでいろんなもの経てフランクに至るっていうパターンと僕らはね。でもやっぱりうちに来てくれてる大学生の子たちっていうのはいきなりフランクだったりするわけさ。
ああ、そうか。僕らが何十年かけてきた段階をいきなり飛ばしてるわけですもんね。
だからこそその責任。僕が彼らに感じる責任度合いっていうのはものすごい高いと思ってて。
まあそれが初めての一歩だったらもうそこからもうスタートなわけですよ。
そのスタートがフランクリーダーっていう洋服だった場合、いきなりおじいちゃんになっても着れる洋服に出会うわけじゃん。だから良くも悪くもっていうか遊べなくなるっていうかね。
そういう意味なんですね。
うん。なんかそんな気もして。なんかいろいろ考えるよね。
逆に僕がもしフランクリーダーからスタートしていたらって今は考えたんですけど。逆に広がりそうな気がしましたけどね。
ああ、そうなんだ。
選択肢が。
濃いところから広がっていく。
濃いところから。それはもう薄まっていくのかもしれないし、濃いのからもさらに濃い方にいくかもしれないし。
10年後、20年後にどういう洋服着てるんだろうなっていうのはめっちゃ興味出るのよね。
洋服との向き合い方
僕自身も一生懸命洋服と向き合っていくし、一着でもね。フランクの洋服を手にして買ってくれた人たちが10年先でもやっぱ良かったなって思えるように。やっぱり何ができるだろうなっていうことをやっぱり考えるよね。
逆に言えばスタートが普通じゃないってことは、もうその時点で他とは違うじゃないですか。
違うよね。
それだけでも十分価値がありそうですよね。
この今感じてる洋服に対しての愛、紅葉感みたいなものは本当に忘れないでほしいなって。
そうですね。
母ちゃんって前のスタッフが入館の時に、これどんな感じですか、フランクやっぱりやばいなとかってDM来るのよ。
ああ、いまだにずっと来るんですね。
買うとか買わないとかじゃなくて、そういう洋服を見ていいなって思える自分でね、居続けてほしいなという。
ああ、なるほどね。
本当に2点3点したけど、そういう気持ちです。
いいですね。だからなんだろう、洋服買うかは通り越して、ここでの経験がそうなるんじゃないですか。
そうあってほしい。
経験がね。
物だけじゃなくてね。
そうあってくれてようやく僕の中で販売してよかったって思えるんじゃないかなって。答え合わせが済んでないお客さんが全国にめちゃくちゃいるわけさ。
なるほど。
だからこういう場を通してね、うちに来てくれてて県外に行った人たちもう言ったら十何年やってますから、めちゃくちゃな人数いるわけですよ。
それはそうですよね、ほんまやね。
で、うちはずっと昔からフランクリーダーをメインブランドとしてやってるから。
はいはいはいはい。
えっ?
何今の?
声がもう…やばいやばい。
やばいですね、接客のしすぎで声が出てない。
全くゼロだったけど。
びっくりした今。
それだけ接客してきたってことですね、この4日間で入荷してから。
そうですそうです。
声量ゼロだった。
なんか絞ったんかと思う、音量のところ。
どこまで届くかわからんけど、ブランドは変わってもいいし。
何を買うとかっていうことが問題じゃないけど。
洋服に対してね。
そのうちに来て、ああだこうだ言いながら買った思い出と熱量と、やっぱりそれを着た時に感じる高揚感っていうのはね。
人生において忘れないでほしいなっていう。
変わったんじゃないでしょうか。
バックヤードトゥークローゼット。この番組ではあなたの洋服に関するお悩み、何でも募集しています。お便りはエピソード概要欄にあるURLからお気軽にお寄せください。
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スロー&ステディ・プレゼンツ・ポッドキャスト バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが、そろそろ閉店のお時間です。
聞いた後、クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店、お待ちしております。
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