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2025-09-27 34:25

#203|素材と時間の交差点「鉄・服・蕎麦」から考える洋服トーク

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─[ INDEX ]───────────

今回は、服屋・鉄作家・蕎麦屋という三者三様の視点から、それぞれが素材とどう向き合っているのかを語り合います。錆びて味わいを増す鉄、着込むほどに馴染む服、熟練とともに深みを増す蕎麦。制約の中から生まれる工夫や、欠かせない相棒のような道具の話、そして日常を支えるものづくりの共通点を探りながらアレコレと今夜もこのバックヤードからお届けします。


─[UDATSU IRON WORKS ]────────

https://www.uiw.jp/

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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

サマリー

このエピソードでは、セレクトショップSLOW&steadyの店主の岡崎さんが、鉄の職人であるうだつさんと共に、洋服や蕎麦の制作過程について語り合います。洋服作りや蕎麦の魅力、さらには職人としての苦労や楽しさが共有され、具体的な素材や技術に触れた内容となっています。鉄、服、蕎麦の素材が文化や時間とどのように交差するかについても考察されます。特に、それぞれの業界での経験や課題を通じて、自己のブランドを確立する重要性が語られています。また、鉄や服、蕎麦の素材を通じて、洋服の特徴やオーダーについての話が展開されています。さらに、展示会や受注会の提案があり、クリエイティブなコラボレーションの可能性も探求されています。

SLOW&steadyの紹介
ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&steady。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら。
ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
今日はね、ゲストが来てらっしゃるんですよ。
ちょっと入ってきた瞬間、びっくりしたんですけど。
びっくりしたでしょ。
たまたまね、徳島に来られるということで、ちょっと無情ぶりをさせていただいて、紹介しますね。
うだつアイアンワークスのうだつさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。お久しぶりです。
コーチの出展イベントの時に、3回4回やったのかな?
そうですね。
すごい協力していただいて、鉄の作品、いろんなものを作っていらっしゃる作家さん?
作家というのかな?
職人さん?
いや、職人というにはおこがましい。
そんなそんな。
うちのアクセサリーケースとかもオーダーメイドで作っていただいて。
あの棚もそうですよね?
そうですそうです。
うだつさんのやつ。
お世話になってます。
基本的に鉄で作れるものを、あれこれといろんなものをね。
レギュラーもありつつ、オーダーメイドもやりつつっていうね。
すごいですね。
なんか今日はね、全然素材は違うけど、3人集まったんでね。
確かにいい食中茶、いい食中ですよね。
もうすごい広く言ったら、そういうことですね。
そういうことですね、確かに。
作り手っていうのも、僕も僕でおこがましいんだけど、
なんかちょっと共通点ないかなとか。
その素材が違う鉄の楽しいところ、楽しくないところ、
そばの楽しいとこ楽しくないとことかね。
苦労話なんかをね、ちょっとせっかくやから。
そうですね、確かになかなかね。
ないでしょ?
こんな機会ないですから。
僕苦労ばっかりやけど、エロ感。
うだつさんね、ものすごい見た目、もう本当にミュージシャンみたいなのがかなり2枚目の。
結構見た目すごいいかつい。
そうですね。
若干こう。
弱気なところ。
弱気ですね。見た目に反してね。
作ってるものすごい武骨で。
そうですよね。
ちょっと男っぽいものが多いんだけど。
うだつさん、鉄の楽しいところってどういうところですか?
楽しいところ?
どんなとこかな。
好きになるってところかな。
曲げることもできるし、切ってくっつけることもできるし、
本当に好きなようにできる。
木やったら切ってしまったら終わりやったりするけど、
なんか表情もいろいろ変えれるし。
鉄以外触れんから。
まだ弱気やけど。
結構長くやられてますよね。
地味に20年くらいやってて。
すごい。
でも最初はサラリーマンしながらやってたけど、
でも完全独立してからもう17年とかそんな感じ。
そうですね、すごいですね。
ずっとコーチで拠点にやられてるんですか?
でもだいたいお客さんは東京とか大阪の人が多いけど。
それはハンガーラック作ってほしいとか?
やっぱり店舗が多くて、
ハンガーラック、看板とかもあるし、
やっぱりアパレルさんが結構多かったから。
やっぱ相性いいもんね。鉄と洋服って。
岡ちゃんのお店でいつも見てますけど、めちゃくちゃいいですもんね。
やっぱ徐々に経年もするし、サビも出てくるし。
なんで鉄だったんですか?
出た。
聞いちゃいかんこと。
聞いちゃいかんことだったんですか、これは。
さっきちょっと岡ちゃんにも言ったけど、
特に鉄にこだわりがあるわけじゃなしに、
僕、物を作ることが好きで。
そっちが先にあったって。
そっちが先にあって、何でもいいから何か作りたいなっていうのがあって、
たまたま親父が鉄関係の仕事してたから。
ちょっと触ってて。
それで自分でやりたいことを始めていったみたいな。
なるほど。身近にあった素材が。
もし多分木だったら木で何かやってるし、
プラスチックだったらプラスチックでやってるかもしれないし。
そういうことだったんですね、きっかけは。
多分こういうものが欲しいっていうものを、
なんかあれこれ考えて多分生み出すのが好きなんだな気がする。
そこがすごい楽しい。
やっぱり話聞いて、この人の欲しいのってこれだよねっていうのを
形作っていく瞬間がすごく楽しくて。
徐々に物が出来上がっていく様がいいですね。
確かに蕎麦もちょっと近いかもしれないですね。
どういうこと?
蕎麦って粉から始まるんで、
身を粉にして、それを固まりにして、最後は細い線にしていくっていう。
その段階は面白みはありますけどね、そういう意味で。
まこっちゃんは蕎麦じゃなかったらダメだったね。
蕎麦じゃなかったらダメだったかも。
うどんやったりしたら。
うどんね、確かに。
ラーメン。
ラーメン。
全部麺類やな。
けどやっぱ蕎麦が一番、一から作る感があるじゃないですか。
自分自らの手で作り上げていく感じ。
僕もざっくりとした職人みたいなのが好きだって。
言ってたね。
そうなんですよ。
僕は飲食業でずっと20年くらいおったので、
それが結びついたのが蕎麦だったっていうのは。
蕎麦に行き着いたのはどんな瞬間に、俺蕎麦でいこうって。
そうですね。
僕前職は焼き蕎麦屋だったんですよ。
ちょっとややこしいですけど。
焼いてた。
焼いてた方なんですけど。
焼きだと。
焼いてた方から。
焼き蕎麦は逆に言うと結構簡単に調理をしてて、
あまりこだわりがないわけではないんですけど、
手で一から作り上げていくようなものではなくて、
最後炒めるのがメインで。
調理自体は簡単なものだったんですけど、
そこからもうちょっと一から自分で作り上げたいものが何かしたくなってきて。
いろいろ探すうちに蕎麦にたどり着いたって感じですけどね。
それが大体7年くらい前じゃない?
そうですね。店始める、もっと前かな。
もう店6年なんで。
そばの制作過程
10年弱くらいですかね。
準備期間も含めてね。
蕎麦教室行っててすごい楽しくて。
本格的にしようかなっていう感じでしたね。
まこっちゃんがインディーズの時に一回食べたけど。
縁か何か。
コーチに何か来てた時に食べて。
そうですね。
それこそお店始める直前に、
そのコーチの宇田さんほか、
食通というか、いろんなものを食べてらっしゃる方が多いね。
そうですね。やっぱり美味しいものが多いですからね。
だからそういう人たちに食べてもらって率直に感想をもらおうっていうね。
ちょうど岡ちゃんがね、フロー&ステディがコーチ出展してる時に、
同じ会場で蕎麦をやってるっていう。
そこがほんまに開業直前やもんね。
そうですね。その前にやらせてもらって。
すごいあれは勉強になりましたね。
みんなでも、あれでしょ。
ちょうど今日コーチからお客さん来たでしょ。
そうなんですよ。来ていただいて。
吉っていうね。
吉の大将が。
ちょうど同じタイミングで。
今ちょっと言っていいかどうか分からないけどね。
あの某すごい有名な女優さんがね、足しげく通うっていうね。
びっくりしました。
ものすごい美味しいよね。
美味しいです。
僕ほんまにコーチでは、コーチに行くってなるとあそこ食べたくなる。
ですよね。
何食べても美味しいよね。
本当にまた行きたいね。
大将がね、来てくる。まこっちゃんの蕎麦好きでね。
来ていただいてって。
え?なんで?
来ていただいてって。
いやー嬉しい限りです。
ね。ほんまにね。
まあまあいろいろありつつも。
僕はね、洋服作り始めて、難しいなって思うのは、
それこそ2人は全部自分でできるじゃん。
1から10まで。
そうですね。
でも僕の場合って、例えば洋服の専門学校行ってるわけでもないし、
専門のパターンを引けたりとか、
例えば工業用ミシンから何から何まで縫製できるわけでもないから、
やっぱこう、自分の頭で思い描くものを各職人さんに伝えていかないといけない。
口頭でもそうやし、文章でもそうやし、
ってなるのがすっごいやっぱ難しいなって。
伝えるのが。
そう。だから例えば溶接とかもそうだと思うけど、
縫い方がすごいたくさんあるじゃん。
袖の縫い方もいろんなステッチの仕方があって、
それに最適なステッチってどれだろうっていうところで、
足によって。
そう、職人さんはこうやって言うけど、
ほんまにそうなのかっていうのをまたいちいち調べたり。
そういう作業をする。
最近はね、僕がやりたいクオリティっていうのをある程度理解して、
ちょっともうめんどくさってなりながら、
やってくれる職人さんがいるから、
はいはいはい、みたいな。
なんとなく短縮はできて、できつつある。
なるほど、やっぱりコミュニケーションが取れてきたら。
逆に1から10まで作ってる二人は、
なんかやっぱりこれむずいなっていうところって、
宇田さんなんかあります?
これむずい?
いや、でもやっぱり僕の場合は、
ヒアリングがもう8割9割やから、
お客さんが求めてるものが何かっていう。
なんかお二人って、
自分のこれやっていうやつ出すじゃないですか。
これやって。
僕はもうお客さんが求めるものを作るっていうのがどっちかってあるから。
なんかその辺はね、なんか羨ましいなと思うところがある。
だから僕で言ったら、
昔やってたレギュラー商品であったりは、
そうやったかもしれんけど、
最近はもう結構オーダーメイドが増えて、
お客さんの話を聞いてそれを作るっていう。
その楽しみもありながら、
なんという。
なんか一時期、今もやってらっしゃると思うんですけど、
その道具。
道具としてのツール?
道具としてのツール?
道具と道具。
道具としての鉄製品っていうのがメインだったところから、
どっちかっていうと作品に近いところもやってらっしゃってたんですか?
そう。
すごい迷ってたとき。
なんかレギュラーやりたくないって言ってたときあったすんね。
やっぱり長いからいろんな時期があって、
これが嫌な時期、あれが嫌な時期。
オーダーメイドが嫌な時期もあるし、レギュラーが嫌な時期もあるし、
右を曲折しながら今は何でも来いって感じ。
無敵状態。
難しいよね。
だからまこっちゃんとかなんかもう、
俺のそばこれみんな食ってって感じやん。
完全にそうですね。
蕎麦作りの哲学
お客さんがこんな味求めてるからじゃなくて、
俺のそばこれっていうかっこよさ。
それはでもほんまに誰よりも頑固だよね。
まあそうですかね。
絶対ブレもんね。
そうですね。天ぷらはしない。
天ぷらはしない。刺身はめんどくさい。
まあまあまあ、いろいろね。
でもそれが僕も、僕は僕で、
まこっちゃんずっと見てるから、
自分はこれだっていう、
それこそメニューであったり、プロダクトだったりっていうのを、
やっぱり僕も作りたいっていうのは、
やっぱりまこっちゃんとかうだつさんとか、
作り手に触れれば触れるほど強く思うっていうのはあるから、
僕のブランドがその毎シーズン変えないっていう。
定番をある程度ラインナップ今増やしてるけど、
ある程度増えた時点でそこをもう永遠ブラッシュアップして、
新型を一部にするっていうやり方もまこっちゃんの影響かもしれない。
ああやっぱりね。
ごっつい食い気味。いつもリラック食い気味にしてる。
ありがとう。
不安になったりはしないんですか?
インダストリアルデザインの挑戦
不安はね、常に不安やから。
なんとも、よくやってこれたなと思うけど。
うだつさんって僕の印象ね、ずっとそれやから。
何て言うんだろう。
僕実はこういうキャラ設定したからっていう。
鉄で、自分でオリジナルで作品作って、販売して、
それで20年近くってすごいことだよね。
本当にね。
今って、うだつさんがやり始めた時ってそこまでいなかったですよね。
いなかった。本当に、
インダストリアル家具って言ったらうちのページがトップに来るくらいやったから。
全然いなかったから、
ちょっと点目立てた時もある。
めちゃくちゃ今多いですもんね。
今多い。本当に多い。
だからもうちょっと位置抜け足したくて、もう4,5年くらい前から。
それで他のステンレスだったり真鍮だったりを触りだして。
それでその頃からレギュラー商品もインダストリアル寄りやったから、
ちょっとやめようかなと思って。
ここ4,5年また悩み期に入ってて。
難しいですよね。
でもそれができるからここまで来れたっていうところもあると思うし。
絶対そうですよね。
本当試行錯誤して続けてきたから。
インダストリアル風みたいな。
なんかこう、エイジング加工風。
そういうことね。
ちょっと風がすごい多いじゃん。
よく聞きますね。
確かに。
安くてね。
だからそういうの見ると辛いなっていうか。
辛いなっていうか時代の流れで洋服もそうなんやけど、
その中で自分の特性をいかに生かすかみたいな。
そういう洋服も蕎麦も。
そこは本当に共通してるなっていうか。
3人の課題っていうか。
5万と洋服があって、5万と蕎麦屋があって、
5万とそういう鉄製のアイテムがある中で、
やっぱり自分のアイテムとかを選んでもらうにはどうすればいいかみたいな。
その脱線じゃないけど。
一生悩み続けないと。
そうですよね。
やっぱり難しいよねっていう。
やっぱり今ってインターネットの通販とか当たり前にあるじゃないですか。
僕飲食で蕎麦しかやってないんで、インターネットとかは全然。
インターネットっていう時点で古いから。
そうなんですか。
インターネットってもう80年代。
ネットですか。
ネット、ウェブとか。
ウェブ、そういう言い方するんですね。
インターネットって言わないよ。
言わないですか。
うちの親父でも言わんと思う。
使い慣れてない。
インターネットのアクセスして。
クリックして。
クリックして。
やっぱりそういう意識とかするんですか。
インターネット通販とかは意識あるんですかね。
向けてじゃないですけど。
どうなんですか。
でもやっぱりそれがないと東京のお客さんとかに届かないし。
高知ってほんと小さい町なんで60万人くらいかな今。
多分高知だけじゃ無理やと思う。
そうですよね。
でもやっぱりスローアンダーステディって徳島あんまり似たような感じじゃないですか。
徳島の方がひどいですよね。
徳島の方がひどいと思います。
でもすごいよくやってるなと思って。
それこそ県外のお客さんとかもコロナで来れなくなったけどやっぱり増えたし。
やっぱり戻ってきてくれたし。
直接来てくれるんだって県外から。
とかやっぱりうちの場合はずっと若いスタッフ。
徳島大学のスタッフから今社員になってる上野とか。
歴代スタッフが徳島大学っていうのでやっぱり若いお客さんのグループっていうのが
歴代先輩後輩で一定数増えてきてどんどん今増えてるんですけど
そういうのもあったりとかありがたいことに。
それで何かやれてるというか。
だからネットとかはもちろん通販出るんですけど
今は時代としてネットやらんほうがいいっていう人も多いよね。
インスタもやらんほうがいいとかで。
SNS活動を一切やめてある程度認知広げてスパッとやめてみたいなところになってる。
消費者との関係構築
ネットで稼ぐっていう時代からやっぱりコロナ経て
やっぱり手で触りたい。体験だよね。
スラムも遅いかもしれないっていうぐらい進んでるから。
そうなんですか。今そんな感じになってたんですか。
その流れはうちとかありがたいですよね。
飲食をどう考えてもインターネットで食べれんからね。
オンラインミーティング商売とかね。
通販もないんでね。うちそば売ったりとかね。
時代としてはやっぱりそういうところに行き着いてるんじゃない。
一周して戻ってきたみたいな感じですよね。
どれだけ自分のファンを作るかっていうことがやっぱり全てで。
いやわからんけどな。難しいよね。難しいけど
いかに売上げを下げるかみたいなところで
最近売上げを下げなさいみたいな本がたくさん出てるの知ってる?
どういうことですか。
売上げを下げるんですね。
売上げを上げなさいじゃなくて売上げを下げなさい。
じゃあ俺実践してる。
いやいやいや。今は作りたいものが何作ろうかなという時やから。
何もなかったからね。
違う違う違う。そういう意味じゃなくて。
でも売上げを上げようとする活動をすればするほどやっぱり大事な部分が薄まってくるから
その濃い部分というのを確立させてそこをしっかり成熟させたら勝手に売上げは上がるんだよっていう。
だから一旦売上げを。売上げに困ってたら売上げを下げなさいと。
自分のファンとか自分が本当にやりたい表現っていうのをまずは一回スタートラインに戻って
ちっちゃく、もっと固くやりなさいっていう。
そういうことがあるためにこの先言ったSNSをやめていくっていうことなんですか?それに繋がるってことですか?
だから飲食店でいうとメニューが例えば売上げ上げたいと思ったら
服屋さんもそうやけどいろんなブランドが増える。いろんなメニューが増える。
そういう当たり前の話。
例えば蕎麦が嫌いだったら天ぷらだったら食べれる。握りだったら。
どんぶりとかね。
それをずっとやっていくと自分がほんまに蕎麦屋なのに他社から見るとファミレス感出ちゃうっていうか。
だからちゃんと整理を常にして売上げを一気に上げすぎるような施策をしないように守っていく。
売上げを上げ上がりすぎないように守っていくことが結局売上げが上がる最大の近道だよっていう。
なるほどね。
うちだったら蕎麦だったら蕎麦だけを集中してとりあえずは。
いやまこっちゃんは性格なんか何か広げようともしてない。
どっちかというと、前も喋ったけど欲がないというか。
不器用なんでいろいろできないっていうのもあるんだけど。
この前からずっと言うけど不器用って言ったらかっこいいと思ったから。
高倉圭祥も。
それはでも宇田さんにもすごく感じるよね。
どうしようかなとかやりますやいろいろやりますって言うけどやっぱり好きな仕事以外絶対やりたくない。
不器用なんで。
あんまり好きじゃないんでやめましたとか普通に言うから。
だからなんだかんだ言ってそういう部分があるから絶対20年近く続いてるんだなっていうのがあって。
やっぱ好き気が入って大事かなって思う。
洋服新しいの作るときはここのお客さんをよぎらさないっていう。
でもそれを徹底してる。
作るときに。
逆にどういうイメージで。
誰が来てもついつい手に取ってしまう洋服って言ってるのに。
まこっちゃんに当て込んでまこっちゃん好きかなってよぎった時点で色ついてるじゃん。
そういうことか。
それって違うじゃん。
だから言ったらもう本当にフラットな状態に一旦リセットして
本当にワーってなったら外に出て歩く人をずっと眺めて
なんかあの人にも来てほしいこの人にも来てほしいみたいなことで
イメージを出すように。
作りたいものは決まってるから僕は。
その上でそういう作業してるってこと?
特定の人に向けてやってないかっていう。
それを本当に自問自答してて。
誰誰に行って食べてもらいたいみたいな感じですか?
誰かがあれ言ったからじゃあこれもやろうかみたいなことが一切ないじゃん。
そもそもないじゃん。
そうですね。
全然頭に入らないですね。
いいのか悪いのか。
そばだけ?
はい。
天ぷらもやってなくて。
天ぷらやってないですね。
おにぎりもない?
おにぎりはあります。
おにぎりとそばとそばかきやな。
そばかきと。
そばかきって何?
そば粉と水を合わせたものを火にかけて練るんです。
そうしたらお団子みたいになってきて。
それがそばかきっていう食べ物なんですけど。
そこにきな粉と黒蜜みたいなのかけて。
俺初めて聞いたけど。
本当ですか?
そばかき。
50になるのに。
僕もマコちゃんがそばかきって言うまで知らなかったよ。
そうですね。あんまりメジャーじゃないんですけどね。
めっちゃ美味しいですよ。
美味しいよね。
美味しいです。
デザートみたいな感じ?
そうですね。それに黒蜜きな粉をかけたらデザートになるし。
それを普通につゆにつけて食べたら。
そんな人もいるの?
うちのメニューもありますよ、そばかき。
知らなかった。
両方あるんです。
そうなんだ。
一般的?
そうですね。
そば屋さん行ったら大体。
あるところとないところとありますけど。
そもそもそばはそばかきが先なんですよね。
そうなの?
そばの成り立ちとして食べる。
そばを食べるようになったのはそばかきから食べるようになって。
そうなの?
これから進化して今みたいなメインになってるんですけど。
へー。
そうなんですよ。
なんでそんなん買いとかんの?どっかに。
お店に。
素材を通じた洋服談義
そばかき売りじゃないんで。
そんなん買いたら売り上げ絶対上がるよ。
うんちく好きな人多いじゃん。
確かに確かに。待ってる間とかね。
うだつさんは今後レギュラーもやりつつオーダーもやりつつみたいな感じで。
それが一番いいかなと。
絶対それが僕もバランスいいなと思ってて。
概要欄に貼っとくけど、
うだつさんのホームページ見たら過去の作品一覧になってて。
遊びに来てくれるって言うから、
僕改めて昨日全部見たの。
すごいたくさん作ってて。
かっこいいの。
なんかどっかでうだつさんのレギュラーの
これとこれとこれとこれみたいなやつを15個くらいピックして
なんかここで受注回とかできたらいいよね。
めちゃくちゃいいですね。
たぶん全然見てもらえてないっていうのは
誰も僕のこと知らないっていうのが一番。
めちゃめちゃいかつい顔で。
そんな子供みたいな。
本当にね、もっといろんな人に見てもらいたいなと思って。
展示会しましょう。
めちゃくちゃいいですね。
なんか受注回みたいな。
しましょう。
徳島で。
ここで。
やりましょう。
めちゃくちゃいいですね。
ここにぶわーって並べて。
めちゃくちゃいい。
受注回するとか。
それか僕が彼さんとやった
さくらジャイアンのランとか。
そうですね、レンタルスペースとかで。
そういうのやってもいいんだよ。
めっちゃ面白いじゃないですか。
僕も楽しい。
いいですよね。
絶対見てもらったら
うだつさんたぶん欲しい人いっぱいいますよ。
そうですかね。
いますよね。
いますよ。
それこそ刺さるところを限定していくっていうのは
僕大事かなと思ってて。
なんかみんなに見てねってやっても
結局効果はなかったりするし。
だからそういう意味では
なんかそういうのやってもいいんじゃないですか。
やっぱり手で触れられるっていうのはいいですよね。
実際に。
うだつさんはやっぱり職人さんやから
あんまり自分の商品について
あれこれいいんですって言わんから。
コーチの時にすごい思ったんよ。
けど結局出したものほぼほぼ売れたりするのよ。
で徳島の人が結構来て
徳島の子たち来て
みんな買ってくから
そういう意味では
徳島ってそういう銃器を売ってるとこないから
確かにね。
だからピンポイントでやっぱり欲しい人おるんだよ。
やりましょう。
あそこで蕎麦売る?
いいんですか?
蕎麦打つ?
蕎麦打ちして
蕎麦牡蠣の方ですか?
いいね。
楽しそう。めちゃくちゃいいですね。
その中に僕がどうしても作ってほしいやつを
スロー&ステディイベッチュみたいな感じで
それは何個でもオーダーして
例えば20個とか30個とかオーダーして
それはもううちの作品として
うちとのコラボとして販売するとか
めちゃくちゃ話進んでいってますね。
やりましょう。マコベッチュもやろう。
マコベッチュいいんですか?
鉄の箸とかどう?
鉄の箸?
今日もそれ言われた。
鉄の箸作って。
あるんですね。
鉄のお皿は?
お皿ね。
あれってコーティングを強くかけたら
大丈夫なんですか?
いや、いかんのちゃうかな。
ダメだった?
どうやろう?
僕も確かに欲しいですね。
お店に置けるようなものとかもね。
なんかあったらね。
めちゃくちゃいいな。
めちゃくちゃ楽しそうなイベント。
何が合うかな?
マコッちゃんのお店だったら。
お店ね。
うちの店、看板とかないんで一個も。
ノレンだけかな?
基本ノレンだけで。
看板は、
ガスさんの看板めっちゃかっこいいよ。
いろんなバリエーションで作ってるけどめっちゃかっこいいよ。
ほんまやね。
作ってもらったら?
確かに。
なんかマウシボンみたいになってるけど。
本当ですね。
めちゃくちゃいいですよね。
いいよね。
作ってもらったら?
決まりました。
洋服好きな人って
単純にかっこよく着たいし
保管も大事になってくるから
そういうのもこだわりたいじゃん。
せっかくいい洋服買ってるんだったら。
僕も欲しいんですもん。
既製品とかのものってないんでね。
かけたいラックってないじゃないですか。
僕実際今、うださん使ってるのよ。
でも足りんから全然ね。
だから一心して。
やっぱりめちゃくちゃいいですね。
やりましょう。
いろいろ決まってるようで決まってないようで
よくわからんけど、でも展示会は
ちょっと来年やりましょう。
めちゃくちゃ楽しみなイベントができましたね。
イベントができたらものが作れるから。
そうですね。
オーダー来てくれたら作るけど
レギュラー商品でなかなか
そんな目標がないと
展示会の計画とコラボレーション
よしやろうかってならんから。
一応これとこれとこれと指定するじゃないですか。
それをだから一個作っていただかないといけないじゃないですか。
それをもう責任を持って
僕はこちらに全部売るんで。
でも僕も
僕が買っても買いたいなっていうやつをピックするから
ほんまに欲しいですね。
スタッフも含めて
店の人がぶちまくしていくっていう
面倒になりそうで怖いけど。
めちゃくちゃ楽しみじゃないですか。
気になる人はね
概要欄からヨダシさんのホームページ
飛んでいただいて
僕を返してもいいよ。
リクエストを。
お母ちゃんなんかこうなんやけど
こんなんどう思う?みたいな。
相談僕
窓口に。
僕が端的にオーダーします。
そういう流れなんですね。
そういう窓口役でもあります。
そうなってもいいから。
バックヤードトゥークローゼット
この番組ではあなたの洋服に関するお悩み
何でも募集しています。
お便りはエピソード概要欄にある
URLからお気軽にお寄せください。
この番組をスポティファイでお聞きの方は
フォロー☆でのご評価いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
スロー&ステディプレゼンツポッドキャスト
バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です。
聞いた後
クローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店
お待ちしております。
34:25

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