1. オッタントットのバックオフィス
  2. #2 大量生産や薄利多売は時代..
2025-02-22 28:00

#2 大量生産や薄利多売は時代にそぐわないのでは?

大量生産、薄利多売は人口増加、高度成長期にこそ有効なシステムだった。経済成長しておらず人口が減っている現代においてはあまり有効とは思えず…



オッタントットのバックオフィス


この番組は福岡県糟屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)にあるオッタントットというビストロのオーナーkojiが、日々の悩みや課題とそれらにどう対応していくのか、どんな工夫をしていくのかをお話しする番組です。

個人で飲食店を経営していくうえでの生々しい話しやちょっとディープな部分をお話ししています。


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サマリー

外食業界における客数の減少と価格設定のジレンマについて議論されています。特にカレーチェーンのココイチやファミリーレストランのロイヤルホストを例に挙げて、値上げが客数に与える影響や利益状況の確認が重要であることが強調されています。大量生産や薄利多売のビジネスモデルが限界に達していることが指摘されています。また、飲食業やアパレル業界における価値のある商品の提供の重要性と、消費者の購買行動の変化についても考察されています。大量生産や薄利多売の商売方法が時代に合わなくなってきているとの見解が示されています。さらに、個人の料理人が高い価値を提供する方向性が求められています。

ココイチの客足減少
オッタントットのバックオフィスです。
どうもお疲れ様です。
この番組は、福岡県勝谷郡笹栗町にある
オッタントットというビストロのオーナー、kojiが
日々の悩みや課題とそれらにどう対応していくのか、
どんな工夫をしていくのかをお話する番組です。
ということで、第2回目、実質1回目ということになりますかね。
今日ちょっと気になる記事を見つけたので、
それについてお話ししていこうかなと思うんですけども、
日経ビジネスで見かけた記事になります。
タイトルは、
ココイチ、勝谷栗1000円で遠のく客足、限界近づく外食の値上げ、
ということでね、値上げに対するお客さんが減っていったよっていうお話ですね。
ココイチなのでココ一番屋ですね。
皆さんご存知かと思います。
カレーチェーン店ですね。
勝谷が1000円になったという感じのタイトルだったんですね。
僕ね、ココイチ実はあんまり行ったことなくて、
ちょっとよくわからないのですが、値段感とかね、
あんまり知らないんですけども、
チェーン店なので、
他の大手のチェーン店さんも同じような状況にはあるかと思うんですが、
記事が3つのポイントに要約されています。
今この記事をスマホで見ながらね、ちょっと喋っているんですけども、
1つ、ココイチは24年8月の値上げ以降、客数の減少が続く。
25年も原材料高を受けた外食の値上げが相次ぐ見込み。
3つ目、消費者が許容できる値上げはどこまでか模索するとしにということなんですね。
記事の内容ですね、ざっと読んでいこうかなと思うんですが、
カレー専門チェーン、カレーハウス、ココイチバイン屋ですね。
いわゆるココイチなんですけども、
ココイチから客足が遠のいているということで、
2024年の9月以降の客数が5ヶ月連続で前年同月を下回っているということで、
でも同期間の累計で約5%減ったという感じなんですね。
大企業なのでこの5%ってちょっとの数字にも感じますが、
かなり金額でいうと大きな額になるのではないかとは思います。
で、24年の8月ですね、去年の8月に原材料とか高熱費、人件費など全部上がっているので、
カレーのメニューの平均10.5%の値上げを実施したと。
これが原因になっているということらしいですね。
それはそうかなとは思うんですが、
ロイヤルホストの値上げ
ここでグラフが出ているんですね。
客単価ですね。客単価のグラフが去年の8月から上がっているんですよね。
10%近く上がっているのかなこれ。
上がっていて、おおむねその辺りの数値をちょっと上下してきているという感じですね。
客単価は下がっていない。そこからは下がっていないですよね。
で、客数の方でいうと、8月はちょっと上がっているんだな。
上がっているけど、そこから10月までは結構大幅に下がっていますね。
どれくらい下がっているんだろう。
これ102%ぐらいから94%とかいうと、8%ぐらい減っているのかな。
客数が減っていると。
それでも8月からまたちょっと持ち直してきていて、という感じのグラフになっているんですよね。
いろいろ書いてあるんですが、
私力商品の一つであるポークカレーは2度の値上げを経て514円から591円。
これが大体東京、神奈川、大阪府の販売価格ということなんですね。
福岡とかはまた違うのかなと思うんですけど、その辺はちょっと書いてないんで。
分かりませんけど、514円から591円で77円とか。
なんか大した額ではなさそうな気がするんですけどね。
ただ20年8月にまた値上げをしたところ、客入りが急激に鈍ったと。
しかも地域別価格っていうのを廃止して、
東京とか福岡とかも全ての地域で価格を統一している。
ポークカレーがその他地域で76円の値上げとなる646円としたと。
ここ一のシステム的にはベースとなるカレーがあって、
それに好みのトッピングを追加するというシステムですよね。
トッピングの値上げが特に影響したんじゃないかと言われるんですけども、
ポークカレーにロースカツを追加すると998円、
さらにチーズも加えると1262円と軽く1000円越えとなるということなんですよね。
この記事をずっと読んでて思ったのが、
とにかく値上げをしたら客数が減ったよっていうことしか言ってないんですよね。
大事なのはどれだけ利益が残ったかなんですよね。
売上が下がっても利益が残ればいいとか、
特にこの場合は売上じゃなくて客数の話をしているので、
値段を上げて客数減りましたよと。
それで利益どうなったのかっていうところがすごく大事で、
その辺が書かれてないのでネガキャンっぽいなっていう感じがしたんですよね。
どうしてもネガティブな記事の方がページビューが稼げるので、
そういうことなんでしょうけども、
なんかちょっと釈然としない記事だなというふうに僕は思ったんですよね。
ちなみに2月13日ロイヤルホールディングス、
いわゆるロイヤルホストというファミリーレストラン、
天丼天家というのをやってるんですね。
これは僕はちょっと知らないんですけど、
一部商品を値上げしたと。
ロイヤルホストは24年9月以来約5ヶ月ぶりの値上げであると。
天家に至っては前回の値上げが24年11月ということで、
3ヶ月ぐらいしか経っていないということなんですね。
ロイヤルホストは全51品のうち43品について、
30円から250円値上げ。
250円とかになると結構値上げしたなという感じですね。
ランチメニューも21品を30円から200円引き上げたと。
これはファミレスとしてはなかなかかなと思うんですけど、
ロイヤルホストは割と高価格帯のファミレスになるので、
どうですかね、どこまで影響するのかなとちょっと気になるところですけども、
ロイヤルホールディングスの安倍社長ですね、
インタビューに答えてるんですが、値上げをして利益を上げたいというよりかは、
この物価高に食らいすぎているというのが正直なところと言っているんですよね。
もうこれはもうそうですよね。
僕も身に覚えのあるところで。
なんかね、まあいいやこれ後で話そう。
そんな感じなんですね。
まだまだちょっとね、お米の値段とかもそうですけども、
非常に価格のコントロールが難しくなってきているよという話なんですよね。
ただこのロイヤルホールディングスに関しては値上げの対応に苦慮しているものの、
業績へのマイナスの影響は今のところ回避できていると。
ロイヤルホールディングスが2月14日に発表した
24年12月期の連結決算は売上高が前の期から比べると、
10%増1521億円。
純利益は47%増の59億円と、
いずれも過去最高を更新したということなんですよね。
客数の影響はやっぱり気がかりではあるんですが、
でもね、24年の去年の7月頃からほとんどの月で前年割れなんですよ、客数が。
客数が前年割れなんだけども、
要は利益とかは上がってるんですよ。
値上げの影響と消費者の視点
こういうことなんですよ、僕が言いたいのは。
だから客数が減ったらなんだって言ってわわ騒ぎ立てるんですが、
それはもうわかるんですけど、
違うんですよね。
ちゃんと適正な値上げをしていればですね、
こうやって利益って残っていくんですよね。
その辺がちょっとみんな勘違いしてるんじゃないかなと思って、
特にマスコミの報道の仕方ね、
ちょっと僕も気に入らないところなんですけども。
値上げに対してネガティブすぎるなというところはすごく思います。
一消費者として考えたらね、
自分もお店を離れれば、仕事を離れれば一消費者であるし、
なんならある意味で仕事してても仕入れとかがあるので、
それは消費者なので、値上げが嫌ったっていうのはわかるんですよ。
わかるんですけど、だってでもしょうがないじゃないですか。
要は原材料が上がってたら販売価格が上がるのは当たり前で、
ただちょっと構造的に、
今僕らの給料の手取りみたいなものは増えていないので、
要はそこが問題なんですよね。
しかも政府が増税みたいなことを言っているし、
おかしな話だなと思って。
だから値上げに対してネガティブな報道をするというよりか、
まだ僕らの手取りを減らそうとしている政府に対して、
文句言ったほうがいいんじゃないのかなというふうに、
個人的には思っていたりするわけなんですけども、
そんな感じなんですよね。
おったんととでも、
4月かな、今度4月1日を予定して、
メニューを変えるというのに伴って値段も変えていこうということになっております。
ある程度値段とメニューとかを出して、
今メニュー表を新しくリニューアルしてもらっているという感じですね。
デザイナーさんに作ってもらっている状況で、
ホームページを管理してくださっている方にもその分でお伝えして、
こういうふうに変わりますということで伝えているという感じですね。
もろもろが仕上がるのがおそらく3月に入ってしまうということで、
中断パターン時期に変えるというのもあれなので、
一応4月1日から変えますということにしておこうかなというのが、
今そんな感じなんですよね。
値段も結構上がるものに関しては上がります。
結構上がります。
飲食業の現状
毎年やっているんですけど、だいたいこの時期なんですよね。
毎年改めて減価計算したときに、
全然合っていないなというふうになってくるんですよね。
毎年見直しているということは、年々原材料が上がっているという感じなんですよね。
一般的に飲食店は減価率は30%ぐらいに抑えなさいよと、
30%以下ですね。
いかに抑えなさいよというふうに言われているんですが、
実際ね、特に小規模の個人でされている飲食店さんなんか特にそうだと思うんですけど、
30%を切ることまずないですね。
下手したら40%近いんじゃないかなと思います。
うちも例に漏れずで、だいたい毎月仕入れと売り上げのあれで計算していますが、
30%切るみたいなときはなかなかない状態ですね。
30%を目標にしていろいろ値段を決めていても、やっぱりロスが出たりもあるし、
なんだかんだでやっぱり超えちゃうんですよね。
そんな状況でやっている中ですね、値段をそれで回転して上げていくと、
何かとやっぱり高いって言われちゃうんですよね。
気持ちはわからなくはないんですけど、高いは高いなと自分では思うんです。
思うところはあるんですけども、しょうがないんですよね。
それでもやっぱり限界率は結構上がってきちゃってるので、
結局そうなってくるとこっちの利益が残らないという状況になりますので、
そうなるとお店続けていけないなということでね。
なんか他の部分でちょっと頑張れよと、値段を抑えて、
他の部分をちょっと経費削減とかして頑張れよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
ちょっと難しいですね、やっぱりね。
どこ削るんだよって話で、
今は特にね、もううちは人件費もあんま使っていないですね、
お昼のスタッフのみで、夜は基本ワンオペでしてますし、
週末はね、マダム入ってくれていますけども、
マダムに給料払っているわけでもないので、
この辺はかなり抑えている方だと思うし、
それでもね、もう高熱費が上がっているし、
原材料ね、僕のおったんとっとでいうところの食材とかも上がっているし、
もうなんかどうしようもないんですよ、本当に。
だから上げるわけなんですよね、継続していくために。
いろんな人と話しますけど、同業の人とかもね、
やっぱり僕らが一番大事だと思っているのは、
やっぱり継続できること、お店が継続できることなんですよね。
結局それがお客さんにとってもいいことだよねっていうのは、
もう本当にみんなの共通理解というか、
ここで無理して、うちは値段上げませんって頑張っても、
安売りをいくらしてもですね、
なんか苦しいじゃないですか、こっちが。生活カツカツで。
もうなんか無理してさ、体を鞭打ってさ、働いてさ、
なんかげっそりしていく中でね、
お客さんをそれで楽しませるかって言われると、
やっぱりなかなか難しいと思うんですよね、そういうのって。
だから一番は継続できるっていうことを考えてやっていきたいなと思う。
それを考えるとですね、ちゃんと利益が残るような値段設定と、
あとはただ値段だけ上げてもしょうがないので、
僕の場合はその度にメニューを多少変えて、
なんか新しさみたいなのも感じてもらえるようには考えているし、
あとそもそものクオリティみたいなところも決して落とさず、
何なら常に上げていくようなイメージですよね。
だからもっと喜んでもらえるような内容に変えて、
それで値段をしっかりつけていくという、
そういうことはすごく意識していますね。
さっきの日経の記事もそうなんですけど、
客数が減るっていうことをすごくネガティブというか、
やばいよみたいなことを言ってるんですが、
よくよく考えてください。人口減ってるんですよ。
人口減ってるんで、客数が減るのも当たり前だと思っていいと思うんですよね。
この辺がすごく、僕もここ最近いろいろ考えるところあるんですけど、
安くたくさん売る、要は薄利多倍っていうやつですよね。
これはやっぱり限界を迎えているなと思っています。
いろんな人が気づいているとは思ってるんですが、
でもそこから抜けれなくなってるんじゃないかなっていうところが
すごく感じるところで、それは飲食業だけに限らずですね。
薄利多売の限界
例えばアパレルとかもそうだろうし、他の製品もそうでしょう。
とにかく大量に作って値段を下げてたくさん売るぞっていうスタイルで
やってるところがまだまだいっぱいあるなと思うんですが、
もうそれはきついよね。何ならやっぱ物ってもう溢れてるよね
っていうふうに思ってきたんですよね、最近特に。
そんなことを言いながら、僕もユニクロで下着とか買ったりとか
そういうことはあるので、その恩恵を受けているとは思います。
それはそれでありがたいんですけども、
やっぱりなるべくそういうものではなくて、
小規模の会社さんの一点物を買う。
一点物じゃないにしてもね、大事に着たいものを買うとか、
そういうふうに僕の頭は向いているなというふうに思っています。
とにかく大量に作って大量に裁くみたいなものに
あまり興味が持てなくなってきているし、
それよりも小規模の事業者さんが作っている、
値段はさすがに高いんですよ、そっちの方が。
高いとは思うけども、それでも作ってる人のこだわりが見えるものだったりとか、
そういったものの方が価値があるなというふうに思うんですよね。
価値のある商品の重要性
なので、自分の行動から変えていくというわけでもないんですけど、
特に自分の購買活動というか、
物を買う時っていうのは大量に作られた何かとかいうよりかは、
こだわって作られたものとかの方がすごく価値を感じやすいし、
価値を感じやすいってどういうことかというと、
満足度が高いんですよね。
去年か一昨年だかちょっともう忘れましたけど、
僕はGジャンを買ったんです。
ちょっとどうでもいい話になりますけど、僕Gジャン買ったんです。
でもそれはね、岡山で小さなブランドですよね、
小規模でされているブランドなんですけど、
ワーカーズというブランドがありまして、
そちらのGジャンを買ったんですね。
当然ユニクロとかと比べると高いわけなんです。
高いし、どのくらい違うのって言われたらそれはよくわかんないんです。
実際に来たらわかるんですよ。
生地とか動きやすさとかそういうのは全然違うんですけど、
なんかやっぱそっちの方が、
僕はユニクロで買うGジャンよりは大事にできるし、
感情面が大きいかもしれないですけどね。
僕はそういうのを大事にしたいなっていうふうに思っています。
そんな高いの買ってる場合じゃないんですけどね。
安いの買った方がいいんだけど。
でもやっぱ安いの買うと、
あんまり嬉しくないっていうか、
最初は嬉しいけど、
1年経ったらもういいかなこれみたいな。
あんまり気なくなるみたいな。
そういうことって往々にしてあると思うんですよね。
洋服に関して言うと、
ちなみに僕はですね、
昔から何十年もデザインがそんなに変わってない、
伝統的な服みたいなのが結構、
最近特に好きなんですよね。
もう10年先も20年先も絶対これ着れるよなみたいな。
例えばね、バブアのジャケットだったりとか、
バラグーダのフィングトップだったりとか、
シエラデザインのマウンテンパーカーだとか。
全部今は持ってないんですけども。
そんな感じでずっとデザイン変わってないんですね、
そういうやつって。
そういうのの方がすごい価値があるんじゃないのかと。
変わる場合はしないかもしれないけども。
流行のものってね、
やっぱ1年2年でもう着なくなるっていうのがあるし、
そういうのを大事にしてるんですよね。
そういうのを大事にしていきたいなと思うんですよ。
食材とかもそうなんですよね。
これもうよしよしじゃないんですけど、
スーパーで売ってる野菜とかって基本的には
単一生産されてる農家さんが割と作って、
それを卸してるっていうわけなんですけども。
なんかありがたいですよね。
安くていつでも買えて、そういう意味ではありがたいし、
もちろん買ったりもするんです。
だけど気分が上がるかって言われたら上がんないんですよね。
なんかよくあるあれだよねっていう感じで。
その点ですね、
今個人で付き合いをしている農家さんから直接買っているとですね、
やっぱりそれこそ大事に扱いたいと思うし、
無駄にはしたくないと思うし。
何よりやっぱ個性ありますよね。
個性があって、
時々あららしいなとか思うこともありますが、
でもそれも個性であって、
そこからインスピレーションをもらって料理を考えることもあるし、
やっぱりよっぽどそっちの方が価値があるよなと思うんですよ。
物によっちゃ値段も安かったりしますからね。
あんまり変わらないっていう方がいいかも。
値段があんまり変わらないんで、
スーパーの場合ね、
時代に合わない大量生産
今だったらキャベツとか高いとかってすごく言ってますけど、
そういうのはあんまなくて、
今安い、今度高いとかそういうのはなくて、
ずっとあんま変わらないんですよね。
そういう点もいいなと思うし、
何よりね、
農家さんの応援にもなっているわけじゃないですか。
応援にというか、直接的にお金が支払えているので、
そういうところにも価値を感じるなと思うんですよね。
なのでですね、
おったんとっとで提供するサービス、
要は料理もそうですけど、
サービスはそうですね、人柄が特に出るかなと思うんですけど、
料理に関してもやっぱり、
個性みたいなのを出していきたいなと思います。
かといって変な、
奇抜なものとかもしたくないし、
伝統的な、
10年後20年後先も出せるような料理を作りたいなと思うし、
その中でどう個性を出していくのかとか、
そういうことを今考えていたりとかしますね。
とにかく大量生産、大量消費みたいなのってもうね、
時代にそぐわないのではないかと。
人口減っているとかいう現状もありますし、
さすがにね、今えほうまきとかも問題になっていたから、
予約制でやってるところが多いんですけど、
えほうまきも大量に作って、
節分終わったら大量に捨ててるみたいな、
現実ってあるわけじゃないですか。
もうそういうのをやめないとダメですよね。
とかなんとか思ったっていうお話でした。
日経の記事からですね、いろいろ、
ちょっと飛躍した部分もありますけども、
そういうふうに思いましたよ。
メディアの発信もですね、やっぱり多くの人に見られるほうがいいので、
あんまり深いところまで掘り下げないし、
表向きのところ、ちょっと引きの強いところをバンと出して、
そういうところが透けて見えるわけなんですけども。
客数が減ったからどうだとかで、そういうことではなくて、
やっぱり飲食店これから考えていかないのは、客数が減ると。
もちろん人が減ってるんだから客数が減っていく中で、
じゃあどうやって適正な経営をやっていくのかと、
そういうところを考えていったほうがいいんじゃないのかなと思って。
やっぱり究極はですね、もう本当、究極は何だろうな。
もう個人のお好きの料理人ですよね。
あれなんて言うんでしたっけ、
専属料理人みたいなのいますよね、セレブとかに。
それが究極だなと思うんですよね。
そういう専属でついてよって言ってくれる人にね、
高く売っていくっていう。
自分のね、月々、例えば40万円くらい生活費が必要だったら、
じゃあ月40万円で僕を買ってくださいというような、
もう極端な話、そういう言い方がね、
いいんじゃないのかなと思っていたりしますね。
そんなことなんですよね。
とにかくまとめるともう薄利多倍はやめましょうよと。
メディアの運では置いといてね。
薄利多倍、もうやっぱり厳しくなってくるんじゃないのかと。
しっかり値段を取ってですね、やっていくのがいいんじゃないのかというところですね。
個人料理人の価値
チェーン店に関してはですね、なかなか難しいところがあって、
やっぱり安いから行ってる。
安く済ませるから行ってるっていう人が多いんですよね。
どうしてもここの料理が良くてとかっていう人が、
いるにはいると思うんですよね。
吉野家とかも根強いファンいると思うし、
ココイチもそうですよね。
ココイチのおカレーが好きだっていう人も絶対いると思うんで、
そういう人は値段上げても来てくれると思うんですよ。
そういう人に向けてマーケティングをやっていくというかね。
だからもう誰でもいいからとにかく安いから来てよって、
そういう売り方はもうやっぱ無理だよなと。
特に原材料上がってますんで、
そこはしっかりやっぱり回収できるような値段にしていかないとですね、
どっちにしとりやれないんで。
大企業のチェーン店さんは何とかするのかもしれないですけど、
僕らみたいな個人事業主はですね、
まずそこの価格競争には勝てないので、
他のところでちゃんと勝負していかないといけないなと思った。
そんな日でした。
オッタントットのバックオフィスではこういったことをお話ししていきたいなと思っております。
リスナーの皆さんとも交流したいなと思っておりますので、
お便りフォームの方を概要欄につけておりますので、
そちらの方から感想とかありましたらお願いいたします。
あとはXの方でハッシュタグつけてもらえると見に行ったりしますので、
そちらの方もよろしくお願いいたしますといったところですね。
ということで今日は以上になります。
オッタントットのバックオフィスを聞いていただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
では、バイバイ。
28:00

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