どうも、しぶちょーです。
ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックをザックバラに語るポッドキャストです。
この番組は、株式会社フレアオリジナル、グラフテスターズデザイン株式会社の提供でお送りします。
いきなりですが、あなたはロボット装置機を使ってますか?
時代の進化は凄まじいですよね。
私が子供の頃はタンクにタイヤが付いたクソデカ装置機を引っ張って掃除してたんだけど、
コード収納するときにシュルシュルシュルってなるやつね。
あれなんか戻りきらなくて、なんで?ってなるよね。
それはさておきですけどもね。
最近はスマホのボタン一つでロボット装置機が出動すると、
人間が掃除しなくてもたちまち部屋がきれいになる、そんな素晴らしい時代でございます。
ただね、昨年末思わずニュースが飛んできましたね。
知ってますか?
ロボット装置機の代名詞と言えるルンバを生み出したアイロボット社が倒産してしまったんですよ。
今日はこのアイロボットの倒産から学べるものづくりの教訓を抽出していきましょうという回でございます。
実はね、この話って兄弟番組であるものづくりの視点の方でも話してるんですけど、
今回はその客庁版でございますんで、そっちで聞いたよって方も是非とも聞いてください。
というわけで今日のテーマはこちら。
アイロボット倒産に学ぶコモディティ化の罠。ルンバはなぜ負けたのか。
2025年の年末、衝撃のニュースが流れました。
あのルンバの会社、アイロボットが倒産したという話なんですよ。
ロボット掃除機といえばルンバ。もはやロボット掃除機という言葉よりもルンバっていう言葉の方が通じるぐらい、
それぐらいさ、ブランド力があった会社なわけですよ。
累計販売台数はですね、5000万台以上と言われていて、まあこれとんでもない数字でしょ。
ロボット掃除機がそんだけ売れてるんだからね。
それが2025年の12月14日に連邦破産法第11条といわゆるチャプター11というものを申請したんですね。
チャプター11っていうのは日本でいうところの破産手続ですね。
破産というよりは経営再建に近いんだけども、なんとですね、もともとルンバの製造を委託していた中国の企業にルンバそのもの、
ルンバそのものというかアイロボットそのものが買収されるという形になってしまったんですね。
子に食われるという感じになったんだけども、なぜ市場を創造したパイオニアアイロボット社が倒産に追い込まれてしまったのかと。
今日はこのビッグニュースからですね、ものづくりのエッセンスを抽出していきましょうという回でございますよ。
まずですね、大前提としてアイロボットってどんな会社だったのかということを振り返っていきましょう。
ルンバの会社だっていうとね、結構新しい会社なんだろうなっていうイメージを持つ人いるかもしれないんですけど、
実はこのアイロボット社っていう会社はですね、結構歴史の長い会社なんですよ。
アイロボットの創業ってなんと1990年、私が1989年なんでほぼタメですね。
マサチューセッツ工科大学のいわゆるMITの人工知能研究所の出身者の3人が創業した会社なんです。
創業者はロドニーブルックス教授、コリアン・アングル氏、そしてヘレン・グレイナー氏、この3人ですね。
この3人ってさ、ロボット工学の世界ではめちゃくちゃ有名な人たちなんですよ。
特にロドニーブルックスさんっていう人はですね、ロボット工学の分野でサブサンプションアーキテクチャーっていうすごく革命的な考え方を提唱した人です。
これ何かっていうと、従来のロボットってまず環境を認識して計画を立ててそこから動くっていう、そういう結構複雑な処理をしているわけですよ。
今もロボットってね、自動で動く場合ってそういうふうに認識行動計画動作っていう感じで動いてるんだけども、
ブルック氏はですね、ある日昆虫を観察していて気がついたんですね。ロボットを動かすのにそんな複雑な処理、実はいらないんじゃないの。
複雑なプロセスいらないんじゃないのと虫を見て気がついたんですよ。虫ってさ、言ってしまえばそんなに高度な脳みそ持ってないじゃない。
少なくとも人間より賢いなんてことないじゃないですか。でもちゃんと障害物避けて虫って動けるでしょ。
敵から逃げるとか獲物を取るとかそういう生存のための行動っていうのも結構複雑な行動ができているわけですよ。賢くないのに。
虫ってさ、めっちゃロボットっぽいですよね。外からの刺激に反応して行動を起こすと。
そこにあまり本人というか本人という人じゃないから本虫っていうかな。本虫ってなかなか言わないけど本虫の意思みたいなものはあまりないんだけども。
こうすごく虫って何かしらのプログラムで動いてるんじゃないかなって感じするよね。
我が家にもさペットとしてこの虹色クワガタ君がいて毎週私がお世話してるんだけどもやっぱ観察してるとさロボットっぽいんですよね動きがね。
何かしらの法則に従ってこいつ動いてるなって感じすごいするんですよ。
余談ですけど虹色クワガタめっちゃいいですよ。おすすめです。きれい。まずきれいなの。世界一美しいクワガタって言われてるからきれいだしかっこいいし。
あと穏やか。クワガタなのに挟む力めっちゃ弱いんですよ。虹色クワガタって。
性格も温厚だからなんか小っちゃい子どもと遊ばせても怪我することないし挟まれたとしても全然痛くないと。
おまけにめっちゃ生きるのね。我が家の虹色クワちゃんはですねもう2年近く生きてます。
カブトムシとかひと夏で終わっちゃうんだけど冬越せる虫ってすごいなと思いながら一緒に過ごしてます家族としてね。
それは余談をさせておきね。虫ってね生きていく中でいろんな行動をしているわけですけどその中でその難しい判断とかを別にしているわけじゃないんですよ。
やってるのは極めてシンプルなルールの組み合わせなんだけどその組み合わせで複雑な行動を生み出していると。
壁にぶつかったら方向を変えるとか螺旋状に動くとか端まで行ったら戻るみたいなね。
そういうルールの組み合わせなんですよね虫の行動って。
ブルック氏はそれに気がついてサブサンプションアーキテクチャーという考え方を考案します。
このサブサンプションアーキテクチャーっていうのは言ってしまえばロボットの動きは簡単なルールの重ね着で作れるよっていう考え方です。
まず一番上面に反射みたいなルールを置いておくんですね。壁に近づいたら止まるとかぶつかったら曲がるみたいな超シンプルなルールと。
その内側にもう少しだけ賢いルール。ゴールが見えたらそっちに進むとか音の下方向を向くみたいなそういうレベルの指令を置いておくと。
さらにその下にですねもっと目的っぽいルールを重ねます。
ルンバで言ったら電池が少なくなったら充電場所へ行くみたいなそのぐらいの抽象度のルールを内側に持っておくと。
そういうルールのミルフィーみたいなものを作るんですね。
そうやってルールを重ねて基本は上っ面の反射みたいなルールで動いてるんだけどちょっと必要になった時に内側のルールを使うみたいな。
そういう構造を提案したんですよ。
こうすることで何が起こるかというとすごく単純なルールの組み合わせだけで複雑なタスクっていうのをこなすことができるんです。
これがサブサンプションアーキテクチャーという考え方でこの考え方がそのままルンバの基本思想になっているんですね。
ルンバも壁にぶつかったりしながら部屋を網羅的に掃除していくわけですよ。
あれって単純な行動パターンの組み合わせで動いていってかつそれだけで部屋全体を漏れなく掃除できてしまうわけですよ。
これがルンバの基本思想なのね。
だからいち早くロボット掃除機を世の中に出せたと。
高度な制御とかセンサー不要で賢い脳がなくてもルールでうまく動いてくれるそういう虫みたいなロボットを設計したんですね。
それがルンバ。それがルンバの技術の強みなんですよ。
ただアイロボット自体はですね最初に何を作ってたかというとルンバいきなり作ってた会社じゃなくて実は軍事用のロボット作ってた会社なんですね。
パックボットっていうね爆弾処理ロボットとか偵察用のロボットとかをいろいろ作っていてそれをイラクとかアフカニスタンで実際に使ってたわけですねアメリカは。
NASAの火星探査ロボットの技術もいろいろとアイロボット社が貢献していると。
結構ね技術職が強い会社なんですよ。技術職というか技術研究職がね強い会社ですね。
ちなみに日本のさ福島第一原発の事故の時もですねアイロボットのパックボットが原発の内部調査を行ってなんかいろいろと日本でも活躍してました。
アイロボット社はそういう軍事用途のものを作っていたんですけどやっぱり軍事用のロボットって安定しているけどどうしても売れる数に限りがあるので
爆発的に利益が上がるわけじゃないと。じゃあ軍事用ロボットじゃなくてもっと一般向けのロボットを作れるんじゃないかなということで2002年にですね
万を持して発売されたのが家庭用ロボット掃除機ルンバだったわけですね。でこれがもう大ヒットと。販売当初の価格は200ドルだったらしいんですけど日本円でいうとこの当時2万円ちょっとよね。
だいぶ安いですよね。この価格帯で自分で動いて掃除してくれるロボットを買えるっていうのは当時としては相当衝撃的だったみたいですね。
SFの世界の中の話が現実になったって感じです。てかまあ2002年だからね。2002年にさあうち掃除機自動で動くロボット使ってるんだわっていうやついたらすごいと思わない。そんなものが世の中にあるんだと思うよね。
たぶん2002年私小学生ぐらいなんですけどその時代からルンバあったなと思うとだいぶ歴史が長いロボットですよね。
でまあこの2002年にデビューしてですねそこから日清月歩雄王邁進でどんどんどんどんシェアを広げて2005年には累計100万台を突破と。
2006年には200万台と順調に数を伸ばしていって2005年にはロボットメーカーとして初めてナスダック上場とまさに飛ぶ鳥を落とす勢いの会社になったわけですよ。
飛ぶ鳥を落とすというよりはそもそもロボット掃除機っていう概念がないから概念と一緒に飛び立ったに近いかな。
ロボット掃除機という概念がないところにやっぱり市場を切り開いたんですね。概念から作り出したわけですよ。
技術を持って市場を切り開く非常に真っ当な技術の会社っていうのがアイロボットだったんですね。
しかしそんな会社が倒産してしまったんですね。それは一体なぜなどでしょうか。
アマゾンでの優遇とかね、いろんなメリットとかシナジーがあるはずだったんですよ。
創業者のコリアングルCEOもこれでなんとか生き残れると、こっから逆転だと思ったはずでしょう。
ところがですよ、このね、アマゾンが買収するって話、結局ダメになっちゃうんですよね。
これなぜかというと、EUの欧州委員会がこの買収に対してマッターをかけたんです。
何を懸念したかというと、独占禁止法なんですよ。
アマゾンが自社のマーケットプレイスでルンバの競合製品を不当に扱うんじゃないか、不利に扱うんじゃないかっていう懸念を持たれてしまったわけです。
ヨーロッパにもロボット掃除機メーカーありますからね。ヨーロッパのロボット掃除機メーカーが不利になるんじゃないかというふうに懸念がかけられてしまったわけですよ。
だから思わぬところからちょっと疲れてしまって、EUの欧州委員会は2023年7月に本格調査を開始して、11月には正式に異議告知書を提出しています。
まあこういうものを出されてしまったもんですからね。結局2024年1月29日にアマゾンはiロボット社の買収を断念するわけなんですよ。
そしてその発表と同じ日に、創業者のコリン・アングル氏はCEOを辞任と、従業員の31%をリストラすると発表しました。
なので実は2024年の1月の時点で、もうiロボット社の終わりって見えてたんですね。
アマゾンの買収が失敗した時点で、もう打つてなしと売り上げは火の車、あとは死を待つのみというふうになってしまっていたんですよ。
実際に売上の推移を見ても顕著で、2021年の15億6千万ドルっていう売上がピークで、2022年には11億8千万ドル。
だから前年比で約24%落ちていると。2023年は8億9千万ドルと、さらに25%落ちている。
2024年には6億8千万ドルと、またさらに23%落ちると。だから4年で売上が大体56%落ちていると。
毎年毎年4分の1近くですね、どんどんどんどん売上が落ちてしまうという状況に陥っていたんですね。
たった数年で売上が半分以下になってしまっていたわけです。
当然会社の中のキャッシュも枯渇していって、2025年の第三四半期には手元に残った軍資金がたった2480万ドル。
これはですね、大企業の運転資金としては本当にギリギリの数字と、かなり綱渡りの状態で、なんか変なことが起こったらもう持たないぞというギリギリの数字なんですよね。
そしてここにちゃんとですね、ちゃんとって言ったらおかしいかな、泣きっ面に8と変なことが起こってしまうんです。
iRobot社にさらに追い打ちをかけたのが関税ですね。
iRobot社は製品の多くをベトナムで生産してたんだけど、米中摩擦の影響で約46%の関税がかかるようになってしまったんですね。
2025年だけで2300万ドルの関税の追加コストが発生してしまったと。
でも既に手元に残ってたのが2480万ドルだから、ほぼほぼ持っていたお金っていうのは関税で消えていってしまったと。
もう何もできない。発砲塞がりの状態ですよ。
これがですね、ほぼほぼとどめの一撃となってしまったんですね。
そして冒頭でも言ったように2025年の12月14日チャプター11を申請と破産申告をしたということですね。
もともとルンバの製造を委託していた中国のピセヤロボティックス社というところが、約2億6000万ドルの負債を超消しにする代わりに善価を取得するということで買収されたと。
ロボット掃除機の市場を作った、いわば業界のリーダーが製造を委託していた会社に買収されるというなんとも皮肉な話になってしまったわけですね。
いやーこのなかなか衝撃的な出来事ですけども、この出来事には本当にいろんなエッセンスが含まれているなと思うね。
アイロボットのこの没落って単にAmazonの買収が失敗したからじゃないんだよね。
そもそもさっきも話したけどもAmazonに買収される前にすでに中国税にだいぶ押されていたと。ここがね重要なポイントですよ。
アイロボットを苦しめたのはロボット掃除機のコモディティ化なんですね。
コモディティ化って何かっていうとですね、かつては差別化できていた製品がみんなと同じような性能価格帯になっちゃうことです。
日用化してしまうというか、価格でしか違いが出せなくなると。
安いことしか価値がなくなってしまう。どれ選んでもほぼほぼ一緒だよねみたいな状態になってしまうことをコモディティ化と言います。
日本も同じ歴史を辿ったものがたくさんあるんだけども、例えば液晶パネルとかサイタル例をね。
もともと日本が商用化していてかなり業界をリードしてたんだけども、価格競争が激化したことで液晶パネルというもの自体がコモディティ化してしまって、
この分野での技術的な競争力ってのを失ってしまったんだよね。安く作った方が勝ちみたいになっちゃったと。
その土俵に行くとやっぱり日本ってなかなか勝負ができないので、どうしても人件費の安いところが強くなると。
結果市場の競争力を失ってしまうと。そういうのがコモディティ化というものなんだけど、市場ができたら必ずコモディティ化するゾーンというのが存在するというか出てくるんですよ。
これは宿命です。ルンバのロボット掃除機分野の市場シェアを見てみるとですね、2016年には世界シェアの64%あったんですよ。
それはロボット掃除機っていう市場概念を作った企業だからね。世界ナンバーワンのシェアを持っているだけです。
ところがですね、2024年を見てみるとルンバのシェアって13.7%と。これ業界でいうところの2位に転落してしまいます。
2025年の第一四半期にはなんとですね、ルンバのシェアトップ5圏外になってしまうんですね。上位5社は全て中国企業になってしまったと。
いやぁコモディティ化恐ろしいでしょ。さらにコモディティ化以上に中国メーカーの猛追、これがとんでもなかったんですね。
特にロボロックっていう会社がすごくて、この会社は2014年設立なんですけども、ルンバより12年も後発なのに2024年には世界シェア1位をダッシュしたんですね。
中国メーカーの何がすごいかというと、まず技術革新のスピードが段違いなんですよ。
例えばライダーナビゲーションと。ライダーっていうのはレーザーを使って距離を測定するような技術で、距離というか天群データで3次元空間を瞬時に認識できるみたいな技術なんだけども、
自動で動くロボットにはよく使われてます。AMRっていうロボットにはほぼ必ずついてますよ。ファミレスで働く猫ちゃんロボットいるじゃないですか。料理を持ってきてくれるスカイダークループに入ってるやつね。
あれーってさ、人とぶつからないようにちゃんと止まるでしょ。ああいうロボットにもライダーっていうセンサーがついていて、それで周りを見ていたりするんですね。
厳密に言うと他のセンサーもいろいろついてるんだけども、そうやってロボットが自分の周りを認識するために使われる代表的なセンサーがライダーです。
中国勢はロボット掃除機にいち早くライダーを取り入れて、部屋を自動でマッピングするみたいなことを成し遂げました。
これはですね、アイロボット社は2015年の時点でやっとカメラベースの仕組みを導入してたんだけど、中国勢はアイロボット社がカメラを使うもっと前の早い段階でさらに性能の良いライダー方式を採用していたんですよ。
個人的にはこれがやっぱり明確な範囲の一つだなと思う。ルンバはこの部屋のマッピング技術においてだいぶ遅れをとっていたんですよ。
現にアイロボット社の元CEOのコリーン・アングル氏は日経新聞のインタビューに技術面で中国勢に4年遅れていたと認めてるんですね。
ここの出遅れがやっぱりかなりでかかったんじゃないかなと思います。
あとは水拭き、これも出遅れてるのよ。ルンバの他にアイロボット社はブラーバという床を水拭きしてくれるお掃除ロボットもいるんですけども、
中国メーカーは吸引の掃除と水拭きを一つの機械でできるようにする一体化にいち早く取り組んだんですね。
中国メーカーは2017年ぐらいから水拭きと吸引の両立っていうのをほぼ標準搭載してるぐらいの機能まで落とし込んでいたのに、
アイロボット社は2022年まで、だからもう5年ぐらい差があるよね。
ルンバとブラーバって吸引と水拭きの機械を別々に売ってたんですよ。
これは理由はよくわかんないけど、掃除と水拭きは別だよみたいな製品のこだわりがあったのかもしれないんだけど、
ユーザー目線で見たら、それは1台で全部やってくれるやつの方がいいに決まってるよね。
だって2台も置きたくないじゃない。あれ結構でかいし、別々に置きたくないと。
それぞれメンテナンスするのも面倒いと。
一体化してくださいよって思うよね。
こういうかゆいところに手が届くっていうのもそうだし、
自動ゴミ収集機能とか、モップの自動洗浄とか乾燥とか、超強力吸引とかね。
そういうロボット掃除機に付随する便利機能みたいなものって、全部中国製が先に実装しているんですよ。
で、そんな便利な機能もいっぱい入っているのに価格が安いんですね。
同等性能でルンバと比較したら半額とか、同じ値段だったら遥かに高性能なものが中国製の方が買えてしまうという状況だったんですよ、市場は。
いやこれはね、勝てないですよ。明らかに中国製品の方がいいもんね。
実は我が家にもルンバあるんですよ。
これはね、5年前ぐらいかな、私が家を建てた時にルンバ買ったんですけど、
実はその時点でね、ルンバ買うかどうかめちゃくちゃ迷ってたんですよ。
当然ですけど、私ガジェット好きなんで、買うガジェットに関してはインターネットで徹底的に調査するんですよね。
どういう仕様があるのかなとか、どういうメーカーがあるのかなとかいっぱい調べたんですけど、
明らかにその時点でね、5年前ですよ、中国メーカーとお掃除ロボットの方がコスパがいいわけですよ。
性能も機能面も値段も明らかに上と、値段は安いっていう意味でね。
いろんな比較をしたんだけど、どう比較しても明らかにルンバを買う理由がなさすぎると。
それぐらい中国製圧倒してたんですよね、ロボット掃除機。
唯一のルンバの利点はですね、省流ぐらいでしたね。
大手家電量販店でルンバが売っているという事実だけでした、ルンバがいいのは。
これさ、家を建てる時あるあるなんだけど、家電量販店の値引きパないんですね、家建てる時って。
普段はさ、家電量販店で家電なんてほぼ買わないでしょと。
Amazonをはじめとする通販で買った方が明らかに安いと。
そういう山田電機小島とかビッグカメラとか、そういうところで家電買うなんてもう情弱オツですよって思ってる人いるんじゃないですか。
これね、家建てる時全然違うから。家建てる時家電量販店神になりますよ。値引きがすごいと。
もう冷蔵庫洗濯機とか家の10年ぐらい使う家電一気に買うからさ、エアコンも含めて。
とにかく融合してくれるわけですよ、いっぱい買うから。
やっぱ交渉次第でどんどん安くなると。
我が家も例に漏れずかなりディスカウントしてもらったんだけどさ、
合道とか取るのよ、家電量販店ごとに見積もり取って叩かせるみたいなこともやるんですよ。
ちょっと時間もったいないなと思うけど安くなるからね、やったりするんだけども。
とにかく家電量販店で家電買うんだけど、その時に家電量販店で扱っているロボット掃除機がルンバだけだったから選択肢がもうルンバしかなかったんですよ。
別にネットで中国勢のやつを買ってもよかったんだけど、明らかにこうディスカウントされてルンバを買うとですね、
そこでやっと中国勢とトントンぐらい、このぐらいのスペックのロボット掃除機が安くなったらようやく中国勢の同じスペックのものとトントンぐらいかな、
ぐらいになったから、じゃあルンバでいいかと思ってルンバ買ったんですね。
だから今もね、我が家で働いてくれてますね。
子供のおもちゃ巻き込んでよく泊まってますけど、まあまあいい仕事はしてくれますよ。
ただね、同時期に私の友達もルンバと中国メーカーのそれこそロボロックのロボット掃除機比較して、
友達はロボロックの掃除機買っててさ、見せてもらったんだけど、いやーすごかったね。
スマホのアプリ連携も明らかにそっちの方が優れてたから、いやーこれルンバ結構技術力で負けてんだなってその時思いましたもんね。
その時からもう5年経ちましたけど、ルンバで結局アイロボット社倒産してしまったとね。
もしかしたらもうその時点でだいぶ兆候っていうのは見えてたかもなって、今振り返るとそう思いますね。
オーダーメイド試験機ならお任せ。グラフテスターズデザイン株式会社。
じゃあ、アイロボットは何を間違えたのかと。
ここから私のざれ事だと思って聞いて欲しいんですけど、市場を創造したっていう成功体験が逆に足を引っ張ったんじゃないかなとすごい思うわけですよ。
ルンバって確かに革命的だったんですね。でもその成功体験から抜け出せなかったんじゃないかと。
基本的なコンセプトを守りすぎて市場が求める形に進化していけなかったんじゃないかなとね、私個人としては思ってます。
ルンバの成功体験って、さっきも言ったんだけど、サブサンプションアーキテクチャっていうものにあるんですよ。
これいわゆる虫の視点よね。虫みたいな単純なルールでロボットを制御しようぜっていう思想です。
これ元をたどると、アイロボットが作っていた軍事用の地雷探査機フェッチっていうのがあるんだけど、ここから来てる技術なんだよ。
これをロボット掃除機に応用したのがルンバなんですね。結局ルンバの技術のコアっていうのはアルゴリズムにあるんです。
今は動きのルール作りね。これが極めて秀逸で卓越していたと。
ロボット掃除機市場をゼロから作り上げるには、このアルゴリズムって必ず必要だったんですよ。
なぜだろうですね。その時点では、性能のいいセンサーも制御用の機器もなかったからです。
ルンバが出たのは2000年代なんで、ないっていうのは言い過ぎなんだけど、少なくとも家電として実装できるようなセンサーとか、そういう制御のマイコンみたいなものってあまりなかったんですよね。
技術的にはできても価格的に合わないとか、とにかく製品化が難しかったわけ。
だからこそアルゴリズムが生きたんです。ぶつかったら曲がるみたいな、そういう非常にシンプルなルールの組み合わせで自動的に部屋の隅々まで掃除できると。
そういう動きを実現することができたんですよね。だからこそロボット掃除機というものが成り立ったんです。
センサーがなくてもルールだけで部屋の掃除ができると。それがアルゴリズムが優れているってことね。
だからこそ2000年代に家電として成り立つ価格でロボット掃除機を売り出すことができたんです。だってシンプルなセンサーと制御基盤だけあればいいから。
そしてその技術を持ってロボット掃除機という市場を作り上げたのがルンバの功績と言えると思います。
そして皮肉なことにルンバの敗因もまたそれなのではないかと私は思うわけですよ。
ルンバって最初から最後まで明らかにアルゴリズムというものにこだわっていたんですね。
さっきも言ったライダーとかカメラとか様々なセンサーがどんどん発展して安く手に入るようになってもなお
シンプルな動きと最小限のセンサーで掃除するっていうロボットをアイロボット社は好んでたんですね。
現に私が5年前に買ったルンバですら接触センサー以外ついてませんから。
ライダーとかカメラとかついてないのよ。私が買ったルンバね。
それどころか超音波距離センサーみたいなのもついてないと。
かろうじてその充電ステーションゴミステーションの位置を把握するようなセンサーがついてるぐらいで
あとはもうおなじみのぶつかると。ぶつかったっていうのがわかるダンパーみたいなセンサーしかついてないと。
ぶつかったことによって1回ちょっと方向を変えてまた掃除するみたいな
そういうあくまでもアルゴリズムで動いてる。そういうロボットなんですね。
市場を作ったアルゴリズム。簡単なルールと組み合わせるロボットを成り立たせるサブサンプションアーキテクチャーを
露骨にずっと引きずってたように私には見えたんですよね。
一方で中国勢ってそんなもん全然関係なしだから。
見た目は明らかにあのルンバっぽいって人ね。はっきり言ってモロパクリですよ。ザ・ルンバみたいな。
そういう形をしてるんですけども。でも動きの考え方って全く違っていて。
とにかく中国勢ってのはセンサーを積極的に取り入れたんですね。
ロボットが周辺の状況を認識して行動を計画して実行するっていう従来のロボットの行動プロセスを使って
ロボット掃除機っていうのを作っているんですよ。だから後発だからこそアルゴリズムにこだわりないんですよ。
効率よく部屋を掃除するロボットっていうものを徹底的に追求して作り込むことができたんですね。
だって潜入感も別に成功体験もないですから。
あとはねスマホの連携もよかったというか早かったですね。
部屋をマッピングして掃除したい部屋だけ掃除するとか掃除して欲しくないエリアを指定するみたいな。
そういうことをいち早く実装してきましたからね。中国勢のロボット掃除機は。
それ普通に良くない?普通に欲しいじゃない?いい機能ですよね。
どうしてもロボット掃除機って全部行って欲しくないなと。
ここ細かいもの散らかってるからここに今入って欲しくないなみたいな場所って必ずあるわけですよ。
そういうところをスマホで指定できると。そうするとそこにはいかなくなるっていう機能がついてたんですね。
これってマッピングができないと実現できないんですよ。
だから部屋の形をそのロボットそのものが理解して登録しておかないとその機能って実装できないと。
それにはロボットが周辺を理解するセンサーが必要なんですね。
もちろんアルゴリズムで動くルンバクもマッピングできるようになってましたと。
自分で行ったところを覚えておいて、いろんなところにぶつかりながら部屋の中の形を把握するみたいな。
そういう機能あったんですけど、やっぱ部屋の全部の形をうまく把握できるわけではないし失敗することもあるし。
正直ちょっと微妙だったんですよ。
そういう機能自体はiRobot社の方が高発で、それはあくまでも中国勢が作ったものを真似したりすぎないと。
やっぱりルンバって機能として微妙なところがあったんですよね。
明らかにそのマッピングに関してはセンサーがあった方がいいと。
もちろんiRobot社もその流れに気がついてセンサー付きのルンバっていうのも出してるんですけど、
もうちょっとね史上の流れに気がついたのがだいぶ遅かったと。
気がついた時にはiRobotの元CEOコリン・アングル氏が言ったように、
技術面で中国勢に4年遅れを取っているという形になってしまっていたんですよね。
そこからはもう市場を奪還されて、高くて性能の劣ったものしか作れずに、結局淘汰されてしまったわけですよ。
あとちょっとおまけの情報を言っておくと、
iRobotはロボット掃除機事業に力を入れるために、
もともと主軸だった軍事用のロボット部門を2016年に売却して、事実上の撤退をしています。
2016年というとiRobotがちょうど世界シェア54%かな、
ロボット掃除機において圧倒的なシェアを誇っていた時代です。
だからもうこれ一本で我々は行くんやっていう経営判断をその時点でしたということですね。
これ後出しじゃんけんにはなるんだけども、
この判断は最終的に企業としての安定性を欠くということにつながってしまったんですよ。
これは経営判断だからしょうがないかもしれないんですけど、
それもやっぱり倒産を招くことになった一員でないかということをおっしゃってる方もいて、
確かにそうだなとすごく思いましたね。
とにかくですね、このルンバの倒産のパターン、
明日は我が身というかもはや今日は我が身ですよ。
ルンバが落ちたパターン、もはや日本の製造業の追い上げと言ってもいいほど見てきたパターンですよ正直。
良くない追い上げね。技術で勝ってビジネスで負けるっていうパターンです。
ルンバの場合は最終的に技術でも負けてるんだけど、
シンプルに追い越されたパターンであるんだけど、
日本だってこのパターンですね、全然落ちる可能性あると思ってますよ。
というか片足突っ込んでる気がするよね、あらゆる分野において。
そもそもさ、この日本の工作機械業界ってさ、
このルンバが負けたパターンの中国側の動きでアメリカに勝利してますからね。
工作機械っていうのは、金属を加工して部品を作る、そういう産業機械で、
私も本業は工作機械の技術者です。
工作機械で作った部品で様々な機械ができるということで、
本当に機械の源流、機械を作る機械ということで、マザーマシンと呼ばれていて、
産業の基盤を支えるめちゃくちゃ重要な機械なんですねっていう話を、
このモノづくりのラジオの中では何回も何回も耳にたこができるほど言っておりますけども、
日本の製造業って言ったら、やっぱり自動車とかが強いっていうイメージがある人多いと思うんですけど、
実はこの工作機械っていう分野を、日本が世界に誇る産業の一つでして、
日本が世界をリードしている分野でございます。
ただ、今はすごく工作機械って言ったら日本だみたいなイメージがあるんですけど、
かつてはですね、それこそ50年前、60年前ぐらいって全然そんな感じじゃなかったんですよ。
日本の工作機械は安かろう悪かろうで、世界には見向きもされてなかったんですね。
日本の工作機械、使えん使えん、もう手作ったと、本当にそういうレベルの扱いだったんです。
日本の工作機械っていうのは、世界中から粗悪品として扱われてたんですね。
日本の工作機械を海外に売りに行くなんて言ったら、
いやいや、それは日本人がフランスにワインを売りに行くようなもんだと、
そういうふうに揶揄されたわけですよ。
とってもじゃないけど、そんなものを買う奴はいないということです。
その当時、工作機械大国って言ったらアメリカなんですね。
アメリカこそ、工作機械世界一と、そういう時代です。
技術的にもすごく発展していて、ちょっとマニアックな話なんですけど、
今ではどの機械でも当たり前にあるATCと、
オートツールチェンジャーっていう、自動で刃物を交換してくれるっていう機能があるんですけど、
これもアメリカのメーカーが最初に開発して、
世界中がそれに衝撃を受けて、真似して機械を開発するということが起こったぐらい、
世界の工作機械っていうのをリードしているのがアメリカだったんですね。
その地位、これは万弱だと誰もが信じて疑わなかったんです。
だから、ルンバと一緒ですわな、登場したての。
技術で圧倒していたわけですね。
いろんな市場を、こう、工作機械の可能性を広げながら切り開いていたわけですよ、アメリカが。
ただ、だんだんとそれが崩れ始めるんですね。
そのきっかけっていうのは、工作機械のNC化というものです。
簡単に言えば、今まで工作機械っていうのは職人が手でハンドルを回して、
ガリガリと金属を削っていたんですけど、
その手で回すハンドルっていうのをモーターに置き換えて、
コンピューターを使って自動で機械を動かそうぜっていう流れが来るわけですよ。
この技術自体が産業を大きく変えていくだろうということで、
アメリカの各メーカーがこぞって、そのNC工作機械というものを開発に乗り出すわけです。
ここでアメリカのメーカーはどういう行動をとったかというと、
各社それぞれがオリジナルのNC装置というものを開発しだしたんですね。
アメリカはやっぱり自分たちの技術力、すごく自信を持っていて、
自分たちが工作機械を引っ張ってるんだ、開発してきたんだっていう、
成功体験とかプライドがありますんでね。
自分たちの技術を信じて疑わないわけですよ。
そしてそれが裏目に出てしまうんですね。
アメリカは各社がオリジナルのNC装置、機械の制御装置を開発してしまったために、
その開発工数が工作機械メーカーにとってかなり大きな負担になってしまったんです。
普段メーカーを作っている人たちですから、物理的な機械を作っている人たちが、
やっぱりNCを一から開発するのってすごい大変なのね。
そこにやっぱりすごく工数をかけて苦しんでしまったんですね。
自社の技術を信じているが故に、自分たちの製品は自分たちで作って勝負するんだと。
それまでの技術への誇りとか成功体験がそうさせたと。
そこで競ってしまったわけですね。
一方で日本はどうだったかというと、日本メーカー、自動制御の工作機械をやりたいんだけど、
わからんと。全然技術力ないから、天でわからんよと。
でも何かやりたいからどうしたらいいかということで、外部に頼ったわけです。
みんな持ちは持ちやと。
NC装置、制御装置を作っている電気屋さんを頼って、
自社の工作機械の自動化を何とかできるようにしてくれというふうにして、
一緒に開発を進めるわけですよ。
日本ではやっぱりNC装置屋さん、今でいうとこのファナックとかが中心となって、
工作機械用の制御装置を開発していきます。
ファナックに、日本全国の工作機械メーカーから開発要望が集まってきて、
どの機械でも使える制御装置というものを開発に着手していきます。
これってやっぱり全国の工作機械メーカーから一社に要望が集まるわけだから、
そこに開発が集中しているから、一社に対してとんでもない量の経験値とか、
とんでもない量の要望、いろんな視点が集まるわけよ。
グングンと技術レベルが上がると。
さらに全国から集まった要望で強化されたNC装置が、
全国にまた行き渡るわけですよね。
だから日本全土で強くしたNC装置を日本全土でシェアするみたいな、
そういう構造が出来上がって、一気に日本のメーカーの機械のレベルが爆上がりするわけですよ。
結果各社でNC装置を開発していたアメリカを圧倒的に突き放すんですね。
そして日本の工作機械業界は世界でトップレベルまで上り詰めていくと。
かつて日本も品質を日本とか技術を日本と言われてたと。
日本が作った市場もいっぱいありますと。
じゃあ今その分野で日本ってまだ石鹸してるかって言ったら、
ま、てんてんてんじゃない。
かつての栄光でしたよねみたいに言われちゃうパターンの分野めちゃくちゃあるでしょ。
だからこれってさやっぱ成功体系に縛られて、
いつの間にかこう韓国とか中国に追い抜かれていたみたいな感じなんですよね結構この構造を見てみると。
ハードウェアビジネスってさ宿命かもしれないんだけど、
形あるものって真似されるわけ。
だから常に新しく進化し続けなきゃいけないと。
物理的なものづくりは特にね。
でもやっぱ大企業になるとプライドもあるし、
そこまで市場を引っ張ってきた企業だったらなおさら石鹸ってのスピードって遅くなって、
スピード勝負で負けちゃうわけ。
気がついたらもう取り返しがつかない差がついてる。
なんてこともあると。
だから自分たちが作り上げた市場。
こうあるべきだという先入観が市場の変化に対する感度を鈍感にしてしまうと。
そういうことがあるんじゃないかなと思うんですよ。
iRobotのこの没落っていうのは、
全ものづくり企業への警告だと思うよね。
市場を作ったとか、ブランド力があるよっていうのは、
この永久保証のライセンスじゃ全然ないんですよ。
それを捨てなければ次はお前たちだと。
iRobotのこの倒産っていうのは、
私にはそういう警鐘に聞こえて仕方がないんですわというお話でございました。
はい、ということでここからはお便りを返していきたいと思っております。
ありがたいことにいろいろお便りいただいております。
ちょっと全部は今日中に読み切れないので、ちょっと読めるだけ読んでいきます。
シャープ176。
なぜ会議室のホワイトボードマーカーはインク切れなのかにいただいたお便りでございます。
マズボーさん。ありがとうございます。
工業高校農業部のマズボーさんですね。
お疲れ様でございます。
ホワイトボード界、いいなぁと思ったのでお便りさせていただきました。
ホワイトボードのインクがない件、言われてみれば確かになかったですし、補充したこともなかったです。
でしょ?
ただ全く出ないわけではなく、頑張ったら書けるところが余計に補充させない原因だなと感じます。
あとデジタルホワイトボードの件、会社員時代いろんなホワイトボードを見てきましたが、
一度も使われているところを見たことがなかったし、使い方も知りませんでした。
プロジェクター付きのホワイトボード、専用のデジタルペンが付いているホワイトボード、
盤面がベルトコンベアみたいに内側に吸い込まれてキャプチャーできるホワイトボード、あった!
負の遺産感をずっと感じていましたが、改めて説明いただいて納得しました。
これはダメですね。
やはり原点でありながら完成されたホワイトボード、物理が一番ですね。
マーカーのインク切れ問題の解決法は、各会議室のホワイトボードマーカー付近にマーカーの在庫を大量に保管しておく以外ないような気がします。
興味深いテーマありがとうございました。今後も楽しみに聞かせていただきます。
ということで、ありがとうございます。
ベルトコンベア式で内側に入っていくみたいなやつ、ありましたね。
あれ結構昔からあってさ、キャプチャーできるような機能じゃなくて、横に送っていけるよみたいなね。
横に送ることで裏と思って入れ替わるよみたいな、そういうタイプのやつありましたよね。
あれさ、すげー重いんですよ。
しかも別にホワイトボードってくるってひっくり返せばいいから、何なんだろうなこれをみたいなことを思ってたし、
ああいう駆動を用いると絶対壊れるんですね。
物理的な単の板のホワイトボードだったら滅多なことでは壊れないんですけど、
電子機器ついてると必ず壊れるから、結局巻き込み式のベルトコンベアっぽいホワイトボードも送る機構壊れちゃってて、
ただやたらと重いホワイトボードとして活用されてたりとか、本末転倒なこと結構多いですよね。
そうよね、やっぱ対策はマーカーを大量に在庫しておくことですよ。
トイレットペーパー方式でいいと思います、本当に。
ホワイトボード気持ちよく書けないとアイデアも出てこないし、その瞬間の気持ちも慣れちゃうからね。
大量に保管するということで、ジャストインタイムじゃないですよ。
在庫を持つということで解決してほしいなと思いますね。
ということで、まさおさんありがとうございました。
今後もいいなと思ったお便りとか、引き続きこのものづくりラジオを聞いていただけると幸いでございます。
ありがとうございます。
続きまして、フィリックスさん。
ここ10年ぐらい会議室でホワイトボードが使われるシーンがありません。
大きなディスプレイもありますが、今や手元のノートPCで画面を共有して会議を進めることがほとんどです。
営業といえど、ホワイトボードを使って試行実験をする場があってもいいと思うのですが、
会議がそのような展開になることがありません。
かなり問題かも。
ホワイトボードを使うのは社内研修の時、その場合は事前にマーカーが用意されているので、
マーカーのインク切れで困ることもありません。
まあ、それはいいですね。
その状況なので、日本のオフィス機器メーカーが多機能で使えないホワイトボードを作り続けていることを今回の配信で知りました。
機能を追加して、かえって使い勝手が悪くなってしまうというのは日本の伝統ですね。
日本の製造業が良くないところとして得意としている部分ですね。
これは製造業の問題であるとともに、ユーザー側の問題でもあると思います。
シンプルな機能で済むはずなのに、どうせ購入するのであればとレアケースに対応する機能を要望してしまうと、
作る側がその要望に忖度してしまう。
しかし、それが安物買いの税に失いにつながることに気づかなければなりません。
世界の潮流は概ねless is more。
小さくまとまらずに、世界を相手にものづくりを展開していく風潮に変わっていく必要がありますね。
ということでありがとうございます。
これまさにその通りで、ちょうどSNSで今これに関する言葉が結構話題になっているんですよ。
それがこちらですね。
機能を増やすには技術がいるが、機能を減らすには哲学がいる。
本の1ページが投稿されていてすごくバズってました。
これ深い言葉ですよね。
やっぱり機能を減らすっていうのは哲学がいるんですよ。
ものづくり哲学がいるんですねここにはね。
だからちょっと言い方を変えてしまうと、
日本の今のものづくりは哲学足りないんじゃないんかいと、
そういうことも言えるんじゃないかなと思いますね。
やっぱり機能とかコストとか具体的な仕様じゃなくて、
ものづくりって何なんだろうとか、役に立つって何なんだろうみたいな、
そういうものづくり哲学を追求していくみたいなね。
熱いるよねと思うよね。
まさに本田総一郎がねそこをすごくやる人間なんだけどもさ、
ものづくり哲学。
だから本田総一郎のものづくり哲学っていろんな技術者を引きつけてやまないわけなんだけど、
あのカリスマ的な思想。
だから今の話をもっと具体的にするのであれば、
でも日本には本田総一郎が足りてないんじゃないか。
本田総一郎パワーが日本のものづくり業界ちょっと不足してきてるんじゃないかなと思うよね。
もっとねちょっと本田総一郎について発信していかないとなと今思いましたね。
本田総一郎回今年を増やしていこうかなと思っておりますのでよろしくお願いします。
ということでねありがとうございます。
続きましてジーウッドさん。
ホワイトボードの回楽しく拝聴しました。
私の仕事でもホワイトボードを使う機会が多くいつもお世話になっています。
ただたまに行く部屋のホワイトボードマーカーがいつもインク切れで困ることがあり、
自分専用のマーカーを持ち歩くようになっていました。
なるほどね。自分のマーカー。
マイ橋みたいな感じでね。マイマーカーを持ち歩くって感じですね。
一方で事務所では必ず予備のマーカーを常備しているためインク切れで困ることはほとんどありません。
この予備のマーカーを整理して保管できる何かを3Dプリンタで作ると売れるかもと感じました。
貴重なお話ありがとうございました。
ぜひともビジネスにつなげてください。
マイマーカーいいですね。
マイマーカーを持っているといつでも書けるけど、
マイマーカーを持っているなこいつはっていうことを知られるとですね、
インクがない時にちょっとマーカー貸してみたいな人がいっぱい寄ってきてですね、
結局マーカーがなくなるってことが起きなくもなさそうな気がするとしましたね。
やっぱり予備マーカーを分かりやすくかつスタイリッシュに保管しておくってことができればいいと思うんですよ。
予備のマーカーがホワイトボードの下にバラバラってあると見っともないじゃない。
分かりにくい場所にしまってあってもマーカーないなってそれに気がつかないかもしれないから、
綺麗にテンションが上がる形でマーカーをいい感じに保管すると。
そういうものをぜひとも3Dプリンタで作ってみてください。
結構マーカーケースとか一番最初に作るものにはすごく向いてると思うので、
ぜひとも3Dプリンタで作って販売してみてください。
ということでありがとうございます。
今日はあと1通ぐらい返して終わろうかなと思うんですけども、
次最後ですね。
233ホワイトボードのマーカーあるあるですね。
僕は初めてその場面に遭遇した時に新入社員になったこともあり、
会議後に全部補充して次のストックもホワイトボードマーカー置きの部分に置きました。
同じ回の他の会議室にも同じことをして改善提案で提出しました。
ちょうどネタ切れだったので助かりましたということでありがとうございます。
素晴らしいですねそれは。
いいね改善提案のネタになるっていいですね。
製造業の会社あるあるで結構定期的に1ヶ月に1回か2ヶ月に1回か会社ごとだと思うんだけど、
何かしら改善提案を出して改善していきましょうみたいなあるじゃないですか。
現場だと露骨にここ直しましょうねっていうのあるんだけど、
意外と困るのが事務所でさ。
設計とかデスクワークをしている中で何か業務を改善しましょうっていうのって結構難しいんですよね。
自分のその仕事のやり方を変えるっていうのはできるんだけど、
それって別にその業務改善にあんまならなくて、
みんなでできることを改善していきましょう。
みんなの困りごと一気に解決しましょうねみたいな文脈がやっぱりさ、業務改善ってあるから。
割とネタ切れで困ることあるんですけど、
ホワイトボードマーカーのインク切れ対策にこういう仕組みを導入しましたっていうのは、
かなり事務所の改善提案としては分かりやすいし、
この回で話したようにみんな困ってるからクリティカルですよね。
結構いいと思いますね。
このものづくりのラジオを聞いている人の中で、
何か来週改善提案を出さなきゃいけないなみたいに思っている人がいたら、
ぜひともホワイトボードマーカーを233と同じように改善提案してみるといいんじゃないかなと思いました。
ということで、今日のお便り返しはこのくらいにさせていただきます。
ということで皆さんありがとうございました。
お便りも随時募集しておりますからね。
概要欄にお便りフォームありますんで、
あとXの方でも別にDMいただいたりとか、
私のXにリプいただいても全然いいんで。
本当申し訳ないけど、最近あんまりXのリプ解説なくてちょっと忙しくてね。
リプは追ってどんどん返していきますんでね。
どんどんいただけると幸いでございます。
ということでありがとうございます。
ここからはクロージングトークです。
特に話すこともあまりないんだけど、
いっぱい話したから1時間ぐらいずっと喋ってますよ。
1人喋りのポッドキャストで1時間喋り続けてるやつ、
いねーよなーって思うけどいるのかな。
2人喋りのポッドキャストだったら1時間とか1時間半なりましたよみたいな人はいると思いますし、
私も実際他の落ち着きエアラジオの方はそんな感じになっちゃってますけど、
1人喋りで1時間喋り続けてるポッドキャスト、
私あまり聞いたことないんだけどさ。
いるんかな。普通にゲスト会でもなく、
普通の通常会で1時間喋り続けてる人。
結構そういう意味ではこの1人喋りポッドキャスト界隈では
レアリティ高い方なんじゃないかなと思ってるんですけど、どうなんでしょうね。
言うても私そんな他の人の番組聞けてないんでね。
この人めっちゃ喋ってますよっていう人がいたのでぜひとも教えていただけると嬉しいですという感じですかね。
もう1月も終わりますけども、1月結構イベントいろいろできたんでよかったですね。
先週ちょうどアイガーラっていう、
生成AIエキスポっていう2年前かな、2024年にやったイベントの続き的な感じで、
愛知県名古屋市のステーションAIっていう会場で、
落ち着きAIとして登壇してきたんですけど、
相方のカネリンと私と、後は宇宙番組の佐々木亮さんですね。
ゲストにお迎えして、45分か50分くらいAIについて喋るみたいなことをやりました。
それは落ち着きAIラジオの方でまた来週、
現地で録音した音源が配信されますんで、ぜひともそちらを聞いていただければなと思います。
先週そういうのをやってきたのと、その前の週はカリアマイクロメーカーフェアっていうので、
おもちゃの旋盤を展示してきましたと。
リスナーさんの中でも会いに来てくれた方結構いるんですけども、本当にありがとうございましたと。
後は個人活動として、AIの講師として静岡県のセミナーで登壇したりとかっていうのもやらせてもらったりして、
1月結構バタバタと忙しくできたんで、
年始のスタートとしてはなかなかいいスタートを切れたんじゃないかなと思いますね。
2月も既に結構いろいろと予定が入っているんですけど、直近だと来週かな、2月の何日だ、3日かな、火曜日に、
私が今広報大使を務めている岐阜県のテクノートプラザものづくり支援センターという施設で、
ちょっとそこでもまた登壇させてもらいまして、
製品開発における生成AIの活用みたいな結構ちょっと固いテーマで30分ぐらいセミナーやりますんで、
それはオンラインじゃなくてオフ限定で現地開催なんですけど、もしも岐阜県に住んでいて来れるよっていう方がいたら、
ぜひともチェックしてみてください。そのイベントの概要もリンク概要欄に貼っておきますんで、よろしくお願いいたします。
というわけで今回はここまでとさせていただきます。私は、支部長技術研究所という技術ブログも運営しています。
周知更新を目標に更新していますので、そちらもぜひ覗いてみてください。
また、Xが毎日役立つ技術予報の発信を行っております。朝7時10分、夕方18時20分に必ず投稿しておりますので、
そちらもチェックよかったらフォローいただけると嬉しいです。
また、ものづくりの支援というボイシーでの音声配信もやってます。
こちらは月曜日から金曜日まで週5で配信中です。
ボイシーでもやってますけど、ポッドキャストでも配信してますからね。よろしくお願いします。
また、落ち着きAIラジオという番組も毎週火曜日、金曜日、週2で配信しております。
こちらはトレンドを真っ只中のAIについて落ち着いて学んでいただこうという、そんな番組でございます。
AI興味ある方、全然専門知識いらずに聞けるような話してますので、ぜひともこちらも聞いてみてください。
また、面白NixLabというリスナーさん向けのコミュニティを展開しております。
こちらは私ともっと深く交流したりとか、リスナーさん同士で交流する場が欲しいということで、
いろいろ作り込もうと思っているコミュニティでございます。
無料でメンバーシップ登録もできますし、月額500円の有料メンバーシップというのもあります。
有料入っていただけると、週1で配信している限定コンテンツ、毎週日曜日に配信してますよね。
そちらも聞けるようになりますから、いつもの配信ではしないようなツッコミの話をそこでしてますし、
最近ちょっと限定でビデオポッドキャストみたいなのも上げたりしてますので、ぜひともチェックしてください。
一応、どんな配信してるんだっていう様子が分かるように、1個だけ限定コンテンツ公開してますから、
無料メンバーでも見れるようになってますから、まずそれチェックしていただくといいんじゃないかなと思います。
ということで、よろしくお願いいたします。
ここから重要ですよ、このものづくりのラジオですね。
いいなと思っていただけたら、番組のフォロー、また各ポッドキャストアプリでの評価の方をぜひともよろしくお願いいたします。
星5評価をお待ちしております。この星5評価がですね、皆さんが2秒でできる私への応援となります。私へのモチベーション爆上がりしますからね。
ぜひぜひよろしくお願いいたします。
というわけで、今回はここまで。
以上、しぶちょーでした。
ではでは。