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どうも、しぶちょーです。今回も、ものづくりのラジオをやっていきたいと思います。
このラジオは、産業機械の技術者である私が、ものづくりに関するトピックを主観を交えながら、ザックバランに紹介するラジオです。
小難しい技術の話はしないので、何か作業しながら聞いていただければ幸いです。
今回はですね、このラジオ始まって以来の初のコラボ企画となります。
現在ですね、ブログやYouTubeで活躍中の、ものづくりのススメのリヴィさんとのコラボになります。
もう収録済みなんですけど、めちゃくちゃ長くなったので、ポッドキャストは3本に分けます。
で、この1本目ですね。この1本目では、リヴィさんってどんな人なのか、何をしている人なのかっていうのを掘り下げていきたいと思います。
それでは、いきましょう。
はい、よろしくお願いします。
というわけで、今日はリヴィさんに来てもらってます。
はい、よろしくお願いします。リヴィです。
僕とリヴィさんは結構付き合いが長いというか、
はい、長いですね。
リスナーの人はリヴィさんを知らないっていう人がいるかもしれないので、前半はリヴィさんがどんな人なのっていうのを掘り下げていくというか、
自己紹介があったら色々語ってもらおうかなと思ってますので、よろしくお願いします。
はい、お願いします。ちょっと簡単に自己紹介させていただくんですが、
私、リヴィという名前でブログとか活動させていただいてます。
今はですね、32歳なので、渋長さんの一個下ぐらいになるんですかね、年代としては。
そうか、1900年?
1990年生まれとかになるんですけども。
平成2年か、ですね。
はい。なので、バブル崩壊して少し経ったぐらいの平成生まれですね。
今は嫁と息子と3人で埼玉で暮らしてます。
もともと大学で機械工学系の勉強をずっとしてて、そのまま大学院にエスカレーターで行って、
ただ、今設備設計の仕事はしてるんですけれども、当時は専門はですね、全く関係ない燃焼をやってたんですよね。
燃焼って火ですね、火。
あ、燃焼系のあれだったんですね。
はい。
なんで、なんか機械系というよりも科学寄りなんですよ。
なんか燃料と酸素の反応がうぬぬんとか、なんかそんな感じのことを全く今使ってないんですけど、
そんなようなことをやって大学院時代は過ごしてました。
で、本堂の方なんですけれども、その大学院卒業して、そのまま大手の設備メーカーに就職しました。
で、そこで5年ちょっとの間働いて、2020年の夏にそのベンチャーの設備メーカーに転職してきました。
で、そこで1年ちょいぐらい働いた後に、去年、2022年の1月にですね、うずら事件という、これメーカーじゃなくて設計会社なんですけれども、そこへ転職をして現在に至るという形になっております。
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で、本堂はそんな感じなんですけれども、その一方で副業もやっていまして、
先ほどちらっと言ったように、2018年の夏頃からだったんですけれども、物作りのすすめというブログをスタートさせまして、
で、この物作りのすすめという名前で2020年に個人事業化しています。
で、現在はですね、ブログだけじゃなくて、ライティング案件やったりとか、あとはYouTubeとかTwitterでの情報発信をしたりとか、
あとはノートで、ノートというそういうブログライクなやつなんですけれども、それでコンテンツ販売したりとか、
あとは機械設計の業務委託ですね、個人で受けたりとか、あとは機械設計のコーチングもやってたり、
あとは機械設計で使えるようなウェブアプリとか、CAD用のアプリの開発とか、いろんなことを手を出しながら最近は過ごしているという、そんなことをしています。
いろいろ手を出しまくってますね、本当に。
自分はもう何者なんだろうっていう、何を目指して何者なんだろうって感じになってるんですけど。
基本は機械設計という一つの軸に対していろいろやってるって感じですね。
なるほど、ちなみにさっき2020年にものづくりの進めとして個人事業化したって言ってましたけど、
2020年ってベンチャーにまだいた頃に。
そうですね、ベンチャーにいて数ヶ月経った頃に個人事業主として。
そういうことだよ、副業、もうその個人事業主の登録みたいなの出してみたいな感じですか。
そうですよ、開業届出してって感じです。
なるほど、僕も開業届そろそろ出した方がいいかなって。
出してた方がいいと思いますよ。
そうなんですよ、副業禁止なんで。
結構本格的に活動しようと思ったら、やっぱ税金とかその辺考えると。
懲没券とかめんどくさいんですけど、でも税金面とかで有利になるんで。
ですよね、ごめんなさい、ちょっと話しとれちゃって。
そこのタイミングで出てたんだと思って、ちょっとびっくりしたんで。
大企業いた時は副業基本禁止みたいな感じで、ちょっと開業届出しづらかったんで。
ベンチャー来たタイミングでって感じですかね。
ベンチャーはもう副業全然OKだよって感じだったんですか。
そうですね、ベンチャーの時からずっとそうです。
なるほど、ありがとうございます。
もうだいたいリビさんのことがリスナーの方は分かったと思うんで。
分かったというか、とにかくいろいろやってるなって多分。
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余計分かんなくなったんじゃないですか。
確かに。
一番最初のですね、多分その大企業で働いてて、最初に多分情報発信してブログを多分始めようとしたと思うんですよ。
ブログを始めたと思うんですけど、一番最初に手をつけたのか。
そうですね。
これなんでブログってやろうと思ったんですか。
結構元々何でだったかって、遡るとですね、一番はですね、元々私って自己肯定感めっちゃ低くて。
何事にも自信ないみたいなそんな人だったんですよ。
一応学歴的には割と見栄えはいいんですけれども、正解のあるものに対して問題解くとかは得意だったんですけど、
設計の仕事とか研究とかでもですね、正解のない課題解決とか問題とか、それを解くのがめちゃくちゃ苦手でできなくて、
そこで怒られたりとかっていう経験をめちゃくちゃしてたんですね。
めちゃくちゃ自信がなくて、とにかくどうやったら自信ってつくんだろうってこういろいろ考えて、
その時にやっぱ知識と経験の2つがないともうこれ絶対ダメだっていうのに気づいたんですよ。
当時いた大企業ではあんまりプロジェクトにアサインされてない時間がかなり長く続いて、経験の方はなかなか得れなかったんですけれども、
その代わりにその知識についてですね、技術ブログじゃない、技術カタログとか、
すでに先陣でやられてた技術ブログとかを見ながらめちゃこう勉強してっていうことはできていたので、
ただその当時その勉強したことについてこう勉強ノートとか、なんかそういうのを自分で作って、
これ覚えたこれ覚えたって一生懸命やってたんですよ。
やってたんですけど、ところがその大量に残したメモをいざじゃあ使おうと思った時にパッて出てこないとか、
あとはJISMでこれを使うってなった時に、あれこれどう使ったらいいんだろうっていうのがめちゃくちゃ出てきて、
今まで自分の勉強したことがほとんど意味がなかったってことに気がついたんですね。
じゃあこれどうやったらちゃんと自分の身につくものなのかなって考えたら、
ちゃんと自分の中で納得をして、それを人に説明ができるレベルで、
具体的でわかりやすく言語化できないとこれダメだなっていうふうに思ったんですよ。
ちょうどその頃に働き方改革とかって世の中で騒ぎ出されて復興が云々みたいな、
そういう時期と重なったこともあって、ちょっとブログっていうもので表現してみようかなっていうので始めたっていう感じですね。
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なるほど、本当そうですよね。実務と結びついてないというか知識でわかってるけど、
じゃあどうするのって言われた時に、いざ自分で説明しようとしたり使ってみようとした時に初めて、
あれこれ使い方わかんないぞってなりますよね。
そうなんですよ。特になかなか自分プロジェクトにアサインされない時期が長かったので、
分かった気にだけになってたんですけど、実際全然分かってないみたいな。
アサインされなかったのは部署的な話で、たまたま配属先がそういう感じだったっていう感じですか。
そうですね。部署がそもそも仕事取れてなくて。
そんなことなんですね。
最終的にその部署潰れちゃったんですけど。
なるほど。
私が在籍中に潰れて、とある部署と合併させられたみたいな。
ありますね。その解散みたいなやつ。
はい。そんな感じでしたね。
なるほど。すごいですね。その意思でブログを始めて、どんどん拡大して今に至るわけですからね。
ありがとうございます。
自己肯定感は高まりましたか?
はい。
じゃあちょっと違う質問させてもらっていいですか。
またさらにそこのブログから戻っちゃうんですけど、さっきちょっと気になったことがあって。
もともと燃焼系の研究室にいたっていう話なんですけど、そこから機械設計職に就いたわけじゃないですか。就職して。
なんでその機械設計の道を選んだのかなっていうのを聞きたくてですね。
もともとは別に燃焼に興味があったとかっていうわけではなくて、最終的に最初どうなりたかったかっていうと、もともと航空整備士になりたかったんですよ。
航空整備場で全日空の方とか、ジャルの方とかが整備、飛行機を整備するみたいな。
何回か見学とかも行ってて、いいなってすごい思って憧れてたんですけど、就活で惨敗しまして。
どっちも通らなくて、どうしようかなみたいな考えたときに、
ただその機械をガチャガチャいじるというか、機械との距離が近い仕事がいいなっていうのはざっくり思ってたので、
それだったらメーカーには行きたいなとは思ってたんですけど、ただこの業界がいいとか、この製品がいいっていうのがこだわり何もなかったんですよ。
航空整備士になりたいんだしかなかったんで、それが夢が消えた途端に何も残んなくなっちゃったんで。
ってなったときに、とりあえず社会人になって、働きながらこれがやりたいなってなったときに、
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そのときになるべく選択肢が多い環境にいたいなっていうふうに思ったんですよ。
なので、機械系の企業の中でもなるべく多くの事業に展開しているような、多くの製品を扱っているな、
そういうところにとりあえず就職しようっていうので、大手企業に行きましたね。
なるほど、結構戦略的に行ったんですね。潰しかきというか。
戦略的というのか、とりあえず何でもいいからっていう、結構やけくそな感じもちょっとありましたけど。
飛行機がもともと好きだったとかそんな感じなんですか?
そうなんですよ。
意外っすね。なんか飛行機の話そんなにしてるイメージなかったんで。
そうですね、あんまりしたことはないかもですね。
知らないリビさんがいっぱい出てきて嬉しいですね。
掘り下げられてる気がします。
ごめんなさい、次の質問に行くんですけど。
そこから5年働いて転職しようと思ったんですよね、確か。
この転職しようと思ったきっかけと、その転職先のベンチャーを選んだ理由とかって何かあるんですか?
大きく分けると2つあって、これも若干話は長くなるんですけど。
ごめんなさい。
1個目は大手企業に努めたものの、会社にとって必要な人材には少しは結果的に慣れたんですけど、
ただ、なりたい自分にはなれなかったっていうのが1つありますね。
やっぱり自分自身、正解のない問題とか課題について取り組むっていうのがすごい苦手で、
何か意見を述べたり提案をしたりとか考案、考察したりっていうのが全くできなくて、
言われたことを言われた通りにやるマニュアル人間だったんですよ。
全然イメージわかんないですけどね、そんな。
本当にそれですごい怒られたことも何度も何度もあったんで。
ただ、先ほど言った知識と経験をつけて、自信をつけてそれができるようにしなきゃって思ったものの、
やっぱり全然仕事が来なくて、全くプロジェクトにもう2年とか2年以上かな、全然アサインまともなのにされなくて、
さすがにこれはやばいなってなって、何か仕事くださいっていう風に課長に直談判しに行ったんですけど、
その時に来た仕事っていうのが、お客様に納めた機械の消耗品とかあるんですけれども、
定期的に交換をするためにお客さんから部品の発注があって、加工業者さんに投げてみたいな、そういう書類の仕事があるんですけど、
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そういった雑務というか設計ではない仕事っていうんですかね、発注書の作成とか見積もりの作成とか、
それをExcelで管理するみたいな、そういう仕事ばっかすごい来たんですよ。
とりあえず何でもいいから仕事しなきゃっていうので、当時はやってたんですけれども、
でもその配属された部署がですね、結構おじいちゃんばっかで、私と一番年の近い人で24歳上の課長みたいな感じだったんですよ。
けっこう一気にいきますね、それ。
やばいですね、それ。
みなさん、設計者としては生きるような方が多いんですけれども、みんなパソコンが全然できないみたいな、紙だけで仕事してますみたいな。
CADも全然使えませんみたいな。
その上、部署で全然仕事が取れてないというか、収益も全然出てなかったので、
私がそこに入ってから何年しても後輩が入ってこないんですよ。
なので雑務を後輩に引き継げないまま、ただプロジェクトにもアサインされないみたいな。
なんかちょっと小さな案件でも来たなっていう噂みたいなのはちょいちょいあったんですけど、
ただ自分の普段の仕事が雑務にあふれているせいで、アサインされにくいみたいな、そういう感じもあったんですよ。
それがものすごい嫌になって、この雑務をとにかく何としてでもやっつけないとこれはやばいっていうので、
そこでやったのがプログラミングの勉強だったんですよ。
自動化しようと。
業務の7割から8割は自動化させたんですよ、そこで。
すごいですね。
もともとVBAっていうExcelのプログラミングから始めましたけれども、
Pythonとかもいじったりとかして、発注書類作るのにスクレーピングっていう技術を使って、
会社の発注システム自動で入って、そこから管理番号をフェッチしたりとか、逆にポストしてみたいな、そこまで全部やったんですよ。
すごいな。
そして自分の時間をこれで確保したぞっていう風になったと思ったら、
それがどうやらDBはExcelがめちゃくちゃ得意らしいっていう噂が広まってしまって、
いろんな自動化の依頼をされるようになったんですよ。
その結果、部署内の評価は一応上がったんですけど、
ただ、入社してから3年ぐらい経って振り返ったときに、
自分の機械設計者としての武器って何なのかって考えたときに、何も武器がなかったんですよ。
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なので、会社にとっては必要な人材にはなったけど、何も機械設計としては何も武器がないというか、
結局自信もないままっていうので、これはちょっとこのままじゃまずいなって思ったのが一番最初のきっかけですね。
その後、2番目の理由なんですけど、2番目がですね、
いろいろ考えて、このままじゃまずいっていうので、一回開き直ったんですけど、
開き直った結果ですね、部署からヘイトを買いまくっちゃったっていうのが2つ目の理由になります。
これはどういうことかっていうと、自動化しまくって、自動化させて空いた時間を使って、
自分の勉強をカタログ読んだりとか、そういう勉強をずっとしてたりとかしてたんですけど、
結局まだアサインされないっていう時期も続いてて、その結果ですね、経験がないのに知識だけやたらあるっていう、
要するに頭でっかきな技術者になっちゃったんですよ。
要するに他人が設計したものに対してここがダメだとか、ここの計算がどうだとか、
そういう指摘はできるんだけれども、じゃあどうしたらいいんですかっていう提案が全くできないんですよ。
なるほど。
ただその提案できるようになるためには多分経験がないとダメだなっていうふうに思いつつも、
ただやっぱりアサインされないので、多分このまま会社の言う通りのことばっかりしてたら自分が腐るなっていうふうにそこで気がついて、
そこでちょっと会社の言う通りじゃなくて、もっとわがままになってやろうっていうふうに開き直っちゃったんですよ。
大企業いたら絶対やっちゃダメなアレなんですけれども。
悪くはないと思いますけど。
結構部署の人たちからヘイトを買いまくってしまって。
例えばいくつか事例を挙げると、CADの操作の勉強がしたいと思って、自分毎日始発で会社に行ってCADの練習とかしてたんですよ。
めっちゃすごいじゃん。
当然コースの申請とかしてないんですけれども、ただの勉強なのでみたいな。
しかも修行前なんで、CADのライセンス飽きまくってるし、すごいCAD使い放題なんですよ。
やったーとか思いながらCADの練習とかいろいろやってたら、あるとき部長にバレてですね、別室に呼び出されて。
何言われたかって思ったら、朝君なんかやってるようだけど、もちろん業務時間外っていうのはわかるけれども、会社内でしょって。
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君がもし会社内で、例えば急に脳卒中とかでそこで倒れたら、これ俺の責任になるからやめろっていうふうに呼び出されて言われちゃったんですよ。
ただ会社の言う通りにしてたらっていうのがあったので、もう嫌ですっていうふうに言ったら、めっちゃどなり散らかされたんですよ。
それはちょっと尖ってますね。
それはちょっと尖っちゃってるな。
っていう事件があったりとか。
あとは部長からですね、仕事ずっとないので。
時期が続いてたときに、いきなり2週間後ぐらいにもう3ヶ月ぐらい海外に行って、海外のCADオペさんの市場に行ってくれって言われたことがあったんですよ。
なんで行くんですかっていうふうに聞いたら、リビさんの番が回ってきたからだっていう、すごい何それっていう回答が返ってきて。
よくよくそれ聞いたら、若手の間で次は君3ヶ月行ってね、次は君3ヶ月行ってねっていう感じで、順番で海外出張っていうのを行ってたみたいで。
で、部で行ってないのが自分だけだったらしくて、そういう意味で次君の番ねっていう、そういうことを言ってたらしいんですけれども。
ただ、出張に行ってどういうことしてたんですかっていうふうに先輩とかに聞くと、遊んでた話しか聞こえなかったんですよ。
3ヶ月海外で遊ぶ。
悪くはないですけど。
で、その3ヶ月間も特に収穫になるような経験も身につかないところで、会社の都合で行かされるの嫌だなって思ったんで、無駄だと思うので嫌ですって言って返事して断っちゃったんですよ。
尖ってんだよ。
今まで断った人一人もいなかったらしいのに、あいつ断りやがったっていうので、部長から嫌われたのはもちろんなんですけど、先輩たちからも嫌われまして。
ちなみにそれは行きたがらないものですか?遊べるから行きたいっていう感じのやつなんか、いやめんどくせえなっていう感じですか?海外の出張というか。
自分ですか。
一般的に社員の中でどういう雰囲気で回されてるものなのかなと思って。
確かに日本に比べるとそこの海外居心地は良くないかもしれないけれども、ただ長期出張行くとよくお金が貯まるとかって言われたりとか、
あとは会社の手当とかが出るから、手当も出るし海外での物価も安いから結構遊んでもそんなにお金も減らないしみたいな、そういう話ばっかっていう感じで。
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そういうのが好きな人は結構行くけどみたいな、そんな感じでした。
なるほど。断って。
断って、さらに人を買ってって。
ただ仕事を断りまくってばっかじゃなくて、唯一オッケーした仕事があって、それが全く全然違う部署の炎上案件の設計応援だったんですけれども。
またすごいところに突っ込みましたね。
その案件言えるところまでで言うと、結構何十件もの不具合がどんどんどんどん湧いてきて、最終的に多分数十億円単位の赤字出したプロジェクトだったんですけれども。
よくそこの部署、深夜残業とか休月出勤とかオールしているっていうので、会社の中でも超有名プロジェクトだったんですけれども。
ただ、自分にとっては経験が変えるならっていうので、それだけはオッケーして、そこのプロジェクトで2年ぐらいやってたりはしてましたね。
え、それ、ひけし2年のやつにがっつり入ってたんですか、そこに。
そうですね。
すごいな。
炎上してるところから、お前とりあえず何とかしろっつって、いきなり仕事が飛んできて。
これ本当に設計の仕事なのかっていうのも何個もありましたけど、とりあえず他の部署を集めて、じゃあこうしてください、ああしてくださいって調整したりとか、加工乗車さんとどうのこうのしたりとか、その辺もわーって2年間やってましたよね。
すごい。2年や。2年で賃貨はできたんですか。
賃貨はそうですね、そこそこ賃貨して、ちょうど2年ぐらいでそのプロジェクトが終わるっていう感じだったんですよ。
で、そのプロジェクトがそろそろ終わるなって時に、元の部署にちょっと最近その部署のプロジェクトとかどんな感じですかみたいな感じで聞いたら、次の案件の話がなかったんですよ。
しかも応援の設計が終わって、帰ってきても部署の兵と買いまくってるので、これ多分出世もできねえだろうなって。
社内評価もめっちゃ低いだろうなっていうふうに思ったんで、それだったらもう出世というものは諦めて、転職でもしてしまえっていう感じで転職をしましたね。
で、その時に転職のどういうところに転職するかって考えた時に、やっぱりとにかく経験が欲しかったので、
自分で一通り何でもできるようになりたいというか、一通り経験したいっていう思いがあって、だったらもうベンチャーだなっていうふうに思ってベンチャーに行きましたね。
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なるほど。ちなみにベンチャー、それはもう機械設計者としてそのベンチャーに入ったってことですよね。
そうですそうです。
あまり具体的には言わなくてもいいですけど、何系のものを作ってるベンチャーなんですか?
いろんな工場とかでパートのおばちゃんとかが一生懸命手作業でやってるようなものに対してそれをいかに自動化できるかってことをやってたので、
結構製品群は多種多様で、農作物とかに対してどうのこうのっていうのもやったりとか、
そうですね、食品が多かったような印象はありますけど、汎用向けのとかっていうのもありましたね。
じゃあオートメーション的なのを売りにしてるベンチャーって感じなんですね。
はい。
ベンチャーに入って、リビさん的には結構辛い経験もあったと思うんですけど、
僕はちょっとリビさんがベンチャーに入ったっていう時からずっと見てたので、発信を。
ありがとうございます。
働けなくなるぐらいまで追い込まれて、結局退職になりましたけれど。
そうですよね、あれはちょっと見てて、すごい辛そうだなと思って。
当時めちゃくちゃ辛かったですし、ほとんど休んでないみたいな時期もありましたけど、
ただ、もともと何のためにベンチャー行ったんだっけって振り返った時に、経験が欲しかったっていうことを考えると、やっぱり経験は手に入ったので、
終わってみたらあれも良かったなっていうふうに思いますね。
なるほど。今はそこから転職して、宇津萩県さんにいるということですね。
宇津萩県さんでの働き方っていうのはどんな感じなんですか?
宇津萩県さんはめちゃくちゃ自由というか、月で決められたコース、20日間×8時間分、基本ですけれども、
その分だけしっかり働いて、かつ与えられた業務を期限内にこなすことができていれば、
例えば、今日1時間働いて、明日15時間働くみたいな、そういう働き方もOKですし、
あとはコアタイムも存在しないので、例えば朝からやるっていう人もいれば、夜からやるっていうのもOKですし、
あとは基本、リモートワークなので、私はあんまり誰とも話さないみたいな日もちょこちょこあるんですけれども、
プロジェクトを複数でやるときにはちょこちょこ通話しながら、
こここうやってみたいなそういう指示を受けたりとか、
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あとは今こんな状況ですとか、あとはここちょっとどうしたらいいか悩んでるのでちょっと見てもらえませんかみたいな、
そこら辺はスカイプとかの通話を使ってやり取りしながらって感じですね。
いいですね。やっぱり機械設計ってそういう働き方でいいと思うんですよね。
毎日出社しなくても環境ガレはできるじゃんって思うので、すごく理想的な。
どういう業務をしているかでかなり分かれるとは思いますけれども、
ある程度経験のある方であれば、リモートでCAD使って設計してとかでも成立はするとは思うんですけれども、
私が過去に戻って大学卒業していきなりうずら事件で働けるかって言ったら厳しいような気がしません。
新入社員がいきなり在宅でとかはそれは無理だった確かに思いますね。
最近は在宅できますかっていうのを聞いて入ってくる人も多いらしいですけどね。
ありますね。東洋経済とか見てるとそうらしい。
効率って考えたらすごくリビさんの働き方って面白いなって思って見てます。
珍しいとはよく言われますね。
珍しいですよね本当に。それでちゃんと成り立っているのですごいなって思いますね。
社長に本当に好きなようにさせてもらっているので本当にありがたいんですよ。
だからもうそんな自由な場にあったんで働いてるんで活動の幅も。
こんなにほっとかれるのってあんまないなって。
そのおかげでいろいろ復業とかで手を出しまくれているっていうのがあるって感じなんですけど。
そうですよね。僕が一番驚いたのがYouTubeで顔出し、リビさんは顔出しでやられてるんですけどね。
急に顔出したじゃないですか。
急ですね。
元々黄色い某人間よりも肉付きがいいタイタニックみたいな格好してる人がアイコンとしてあったじゃないですか。
そこから急に人間にボンってなったんで。
笑顔のお兄さんがボンって出てきたんで。
すげえな顔出しでやったんだって思ったんですけど。
ちなみに顔出し前と後で反響の違いとか結構あったんですか。
反響の違いはですね、これほとんどないですね。
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ないんですね。意外ですね。
元々一番の原因というか、自分はブログを中心に活動はしていたんですけれども。
ものづくりのすすめっていうブログの知名度はあったんですけど。
リビっていう名前の知名度がそんなになかったんですよ。
多分それでみたいな。
なんで副業とかでリビという名前で活動、SNSとかでブログとかやってますって。
副業とかで自己紹介してもふーんって感じなんですけど。
ものづくりのすすめっていうこういうブログを運営していてって話になった時に。
ああ、これ見たことあるみたいな。そこでやっと反応が来るって感じなので。
なるほど。
意外とそんな反響ないし、別に自分顔面偏差値が高いわけでもない。
爽やかですごい。いいなと思いましたけど。
そういう感じなんですね。意外ですね。
顔出ししてからすごくガッと伸びたのかなと思ったんですけど。
そんなこともなかったですね。
もしもし。
もしもし。聞こえます?
どこら辺まで聞こえてます?
顔出し云々の話。
そうですね。顔出しで意外と影響がなかったんですねという話をしたところでしたね。
で、あとなんか結構時間経ちました。
でもちょっとまだ聞きたいことが何個かあってですね。
全然大丈夫ですよ。
あの、もうちょっとごめんなさい。時系列が全然ごちゃごちゃになっちゃうんですけど。
YouTubeを始めようと思ったそのきっかけって何なんですか?
あんまり深い理由はないんですけど。
自分、ブログというテキストベースで情報発信というのを今まで散々やってきてたんですけど。
そのテキスト以外でメディア発信するっていう実績とか経験は、
有名になるかどうかは置いといて、ただそれだけはしときたいなっていう何となくそういう思いがあって。
で、YouTube、もともと気にはなってたんですけれども、
当時ベンチャーとかで働いてて全然余裕がなかったんですけど、
宇沢議憲に転職して、ある程度業務のやり方とかもなり始めた頃に、
何となくやるかってやった感じですね。
なるほど。
そんな深い理由はないですね。
実際、今YouTubeで多分メビィさんとかの紹介とかもやられてるじゃないですか。
でも実際ブログもそうですけど、YouTubeとかそういう情報発信って、
リビさんの中でビジネス的な感じで繋がってってる感じじゃないですか。
まだ安定はしないけれども、ちょこちょこって感じですかね。
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YouTubeで食っていけるとか、YouTubeでめちゃくちゃ副業の収益があっていうレベルまでは全然いかないですけれども、
ただ顔出しをしている技術のことを喋れる人ってあんまりいないので、
そういう意味ではって感じかもしれないですね。
そうですね、いないですよね。
だからすごい、もうその時点で結構強いアドバンテージを持ってるなと思いました。
最近宇津萩県の社長がYouTubeを始めて顔出しをしてるんで。
そうですね、私の社長がいましたね、ライバルで。
そうですね、宇津萩県さんというところがリビさんを務めてる会社ですけど、
そこが最近YouTubeを始めて機械設計とは何ぞやをすごく社長さん語ってますよね。
そうですね、はい。
1本目がだいぶ緩くて面白かったですけど、全部見てますけど。
なんか社長らしいなっていう感じな。
ぜひとも皆さん、このポッドキャストの説明欄にリンク貼っておくんで。
宇津萩県さんのリンクも貼っておくんで、そこを見てください。
結構、じゃあ最後にごめんなさい。
まだ聞きたいことがあったんですけど、ちょっと長くなったんで。
全然。
機械設計、リビさん好きですよね、もちろん。
はい。
この機械設計という仕事で楽しいって思うこと。
何がやっぱり一番楽しいって思うのかなっていうのも、ちょっと聞きたいなと思うんですけど最後に。
やっぱ結論言うと、知識を身につける知識が幅広いっていうのが一番自分は好きなところですね。
もともと自分自信がなくて、自己肯定感めちゃくちゃ低い人間だったんですけど、
知識を身につけることで、自分の中に武器が増えていく感覚っていうのがすごい好きで、
そこの部分が自分の性格に合っているなっていうふうな気がしますね。
特に機械設計って、私のやってる設備設計と、あとは製品設計って大きく分けると2つに分かれていて、
製品設計の方は一つの物事に対して深く研究したり追求したりっていう方が多いのかなって思うんですが、
一方で設備設計ってなると、いろんな機械要素の使い方とか、
メーカーどういうメーカーがあるのかとか、本当にいろんなことを知ってないといけないっていう、
いけないっていうのが良いのか悪いのかは人それぞれだと思うんですけど、
そういういろんな知識を身につけるっていうのが合ってるなっていうところからすると、
その面はすごい自分に合ってる気がしますし、楽しいなって思うところですかね。
ありがとうございます。リビさん、すごくリビさんらしい切り口だなと思いました。
そうですか。
ちなみに自己肯定感は高まってますか?高まってきましたか?
高まりましたね、だいぶ。
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自分で副業でアンケーン取ったりとかしだしたぐらいからやっぱ変わってきたなって感じはしましたね。
僕的に、リビさんの外側から見てると結構自信があるというか、
全然ないですよ。
変な意味じゃないですよ。変な意味じゃなくて、自信を持って仕事をされてるイメージがあったので、
その自己肯定感が低いってところから始まってるのがすごい意外だなと思いました。
自分にはどうせ何もできないみたいな感じですよ。
僕とも言い訳ですね。僕なんかなんとかなるっしょって言って、ずっと生きてきた人間だって。
そういうところを支部長さん、なんか羨ましいなって自分は思いますね。
すごい楽しそうで、楽しんでやってるなっていうところが羨ましいなって思うことはありますね。
ありがとうございます。そこしか、そこの突き抜けたポジティブしか、
ポジティブしかって言うとあれですけど、そこがですね、僕の最大の魅力だと自負してますので。
はい、その通りだと思います。
ありがとうございます。というわけで、ありがとうございました。
前半戦と言いながらですね、もう40分ぐらいの動画になっちゃいましたけど、
リビさんを掘り下げるということでね、前半やってきました。
後半はリビさんとパネルディスカッション的にですね、テーマを用意して、
ちょっと議論というか、いろいろ話していけたらなと思ってますので、
そちらもぜひ聞いていただければと思います。
はい、よろしくお願いします。
前半戦ありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
というわけで、コラボ1本目はここまでです。
2本目からはパネルディスカッションとなりますので、お楽しみにしてください。
連日3日間ですね、連日上げるつもりなんで、
次のポッドキャストは明日アップロードしますので、ぜひとも楽しみにしておいてください。
私は支部長技術研究所という技術ブログを運営しています。
周知更新を目標に更新していますので、ぜひそちらも覗いてみてください。
またツイッターでも毎日役立つ技術情報の発信を行っています。
朝7時20分、夕方18時20分に投稿しておりますので、
そちらもチェックして、よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
モノづくりのラジオ用のハッシュタグもありますので、
このラジオの意見や感想などは、
シャープモノづくりのラジオのタグでつぶやいていただけると嬉しいです。
モノづくりのノはアルファベットの小文字でNOとなりますので、そこだけご注意ください。
では今回のラジオはここまでです。
以上、支部長でした。ではでは。