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2024-03-22 32:26

付け入る隙を磨いて送る 前編 | Iemotoさん(AccountManager) with mog

【コラボ回】第七回目のゲストはPodcast番組「#ゆるラクゴの作り方」のIemotoさん。仕事漬けの毎日だった生活から「ハワイの夜空で目が覚めて」転職を決意し、そして落語やPodcastと活動の幅を広げていったIemotoさんの働く話を時に広く、時に深く聞いていくことで、働くって何だろうを考えます。


▼番組への質問・お便りはこちらまで

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サマリー

ハタラクボクラは、イエモトさんをゲストに招待し、ゆるラク語の作り方について話し合っています。 大学生活で北海道の魅力に気づき、その魅力を生かせる仕事を探していたIemotoさんは、北海道のお菓子メーカーでの就職を決め、生活の厳しさにも耐えながら5年間働いています。 最初は強制されたような感じでしたが、徐々に慣れていき、自分なりのやり方を見つけることができました。 Iemotoさんはブラック企業での壮絶な5年間を過ごした後、ハワイの夜空で魔法が解けて転職を決意しています。

ゆるラク語の作り方
mog
こんにちは、ハタラクボクラです。 この番組は、毎回違う働く人を
ゲストにお招きして、働くことについて のお話を時に広く、時に深く
言っていくことで、働くって何だろう を考える番組です。今日はですね、
なんとPodcasterとのコラボという ところで、ゆるラク語の作り方
から、イエモトさんにお越しいただき ました。イエモトさんよろしくお願いします。
Iemotoさん
よろしくお願いします。ハッシュタグ ゆるラク語の作り方というポッドキャスト
をやっております。イエモトと申します。 お願いします。
mog
はい、イエモトさんよろしくお願いします。 発音、イエモトさんの発音は、イエモト
ですよね。
Iemotoさん
どっちでもいいです。イエモトである ことをバレたくないんです、世間
に。
mog
なるほど。ありがとうございます。これ 聞いてる方向けにお話しすると、
ゆるラク語の中で、いろいろな 立川流とか、いろいろな流派がある
中で、その流派の元となる人という か、偉い人ですよね、をイエモト
と言うんですけれども、ゆるラク語 の作り方ということで、ゆるラク語
のイエモト、イエモトさんがいらっしゃ ることですね。
Iemotoさん
本来そういう意味なんでね、別に なんかいるんですよ、立川男子
さんっていう方がイエモトって言われて てね、その方がカリスマ的な人気を
誇っておりましたんで、イエモトって 言ったら立川男子だろうって言われる
んでね。いや、そういうことじゃない かなということで、カタカナでイエモト
にしてるんで。
mog
そうですよね。ラク語ファン、本当に こうね、ラク語ファンで、そこが
入っちゃってる人だと、イエモト って言うかね、ちょっと怒られそうな
Iemotoさん
ところもあると思うんですけれども、 意味としてはね。
今日はもうイエモトというか、生身の 人としてね、社会人として今日は
来てますんで、どっちかと言うと。
mog
そうですね、ぜひ働く僕らにお越しいただ いてるので、その話を聞ければ。
Iemotoさん
いや、なんか雰囲気すいませんね、 壊しちゃってる気がもう話している
中で、いつもの感じじゃないと思われて、 大丈夫か、叩かれないですか、そっち
の方で。
mog
いや、全く大丈夫です。
大丈夫ですかね。
だいたいそもそも我々2月に始めた、 今年の2024年の2月に始めた番組で
まだ1ヶ月ぐらいしか経っていない ので、いつものもないんで安心して
ください。
Iemotoさん
いや、でも聞かせていただいたら、 もうちゃんとしてる人ばっかり
だから。
始まる前も言いましたけど、こんな 普通の人生を歩んでる僕がまあまあ
聞けるぐらいの内容になるかどうか は本当にもぐさんにかかってます
mog
んで、よろしくお願いしますと。
それは任せてください、全責任を 負うつもりで、イエモトさんを今回
応援してるんで。
よろしくお願いします。
Iemotoさん
よろしくお願いします。
mog
ちなみにコラボということなんで、 今回インタビューはモグなんですけ
れども、モグがLラク語の作り方 さんに3ゲスト出演している回も
ありますので、ぜひこれ聞かれている 方はLラク語の作り方も聞いていただける
と嬉しいなと。
Iemotoさん
ありがとうございます、聞いてください ぜひ。
mog
ぜひぜひ。
またその告知等は番組の最後に できればなと思うんですけれども
Iemotoさん
よろしくお願いします。
mog
じゃあまあここからですね、働く 僕らの舞台と言いますか。
始まりますね。
始まりますね。
緊張しますね。
Iemotoさん
あんま話さないんでね、僕の経歴 とか。
mog
そうですよね。
もしLラク語の作り方から来てくれた 方いらっしゃるようでしたら、なかなか
聞けない結構特殊な話というか。
Iemotoさん
どっちかというと身の毛の方がね、 目立つんでどうしても。
そうですね。
どっちかというと聞き手なんで、あんま 僕だけ出るとかも初めてなんですけど。
mog
あ、そうなんですね。
Iemotoさん
僕だけはないですね。
mog
お、じゃあかなりレアな回なんですね。
Iemotoさん
需要がないからだと思うんですけど。
mog
いやいやいやそんなことはないん じゃないですか。
Iemotoさん
まあでものびのびしながらやらせて いただきます今日は。
mog
これをきっかけにね、もしかしたら 家本さんが他のポッドキャストに
引っ張れることになるかもしれない というところで。
Iemotoさん
それはもうMOGさんにかかってますんで。
そうですね。
mog
お願いします。
よろしくお願いします。
はい。
じゃあ入らせていただくんですけれども、 この番組ですね、まず冒頭に2つの
質問をします。
イエモトの職歴
mog
1つはあなたの職歴ですね、これまで 働いてきたキャリアのヒストリーを
教えてくださいと。
はい。
あともう1つが最寄り役のヒストリー ですね。
働き始めてからどういう最寄り役の 偏見がありましたかというのを聞いて
います。
ただこれプライバシーの時代なので やはり言える範囲で取るところで
構いませんので、職歴も最寄り役もですね、 どちらも言える範囲でぼかして
いただいても全く構わないので、 お話くださいということになります。
まずは1つ目の質問、職歴ですね。
はい。
あなたのこれまでのキャリアについて 簡単に教えていただけますでしょうか。
Iemotoさん
はい。大学を卒業して、新卒で北海道 のお菓子を作ってるメーカーに
入社をしました。そこで基本営業職 なんですけど、ルート営業という
か、そういうお客さんもともといる ところに、うちのお菓子とりあえず
使えませんかとか、もっと集中しません かとか、そういうようなルート営業
を行ってましたが、部門としては 西寺部門みたいな感じで配属されている
ことが多かったので、東京の営業所 に配属をされて、そこから全国の
百貨店に向けて、百貨店の北海道物産店 に向けてうちのお菓子を置いて
くださいという営業をすることが 多かったですかね。なので、1年間の
実際その百貨店、全国の百貨店の 北海道物産店を回ったりとか、実際
出店させてもらったりとかして 自分で販売とかもしてたんで、本当
全国出張ばっかりで、1年間のたぶん 三分の一ぐらいは全国のビジネス
ホテルに寝泊まりするみたいな 生活をしていました。それを5年間
ぐらい行ってました。原職になるんです けど、eコマースのモールを運営
している会社ですね。ECモールを 運営している会社に転職をしました。
そこでECコンサルみたいな形なんです けど、言うとアカウントマネージャー
みたいな、既存のそこ、まると営業 に近いんですけど、既存のお客さん
モールに出店されているお客さん に向けて売り上げアップのアドバイス
をしたりとか、モール内の広告を 入庫しませんか、広告を買いませんか
というような営業をしたりとか、 そういうような仕事をしています。
今に至るというような形ですね。
mog
はい、ありがとうございます。物産店 ってあれですよね、デパートとかで
よくやっている、北海道のいろいろな、 それこそバターサンドとか。
そうですね。バターサンドとか。
山本さんもいらっしゃったと。
Iemotoさん
いましたね。必要以上にいましたね。
全国本当行ってたんで、大体の 地方の百貨店の名前は分かりますね。
mog
おお、そうなんですね。面白いですね。 ありがとうございます。
それを5年間やられた後に、今度は ITですよね、ECのモール。
Iemotoさん
そうですね。
mog
ITの業界に、業界を変えて、職種が 変えずに飛び込まれ。職種も
違いますよね、多分ECだと。
Iemotoさん
ちょっとそうですね、違いますね。
mog
そうですよね。近接というか、少し 似ているんだけれども、違うような
ところに入られているというところで、 その辺り大きな変化だったと思うので、
お話聞くのすごく楽しみにしています。
ありがとうございます。
じゃあもう一つの質問ですね。
最寄り駅の遍歴
mog
この最寄駅の遍歴ですね。働き始めてから。
どういったところに暮らしていました?
という話を聞かせていただいてもよろしいですか?
Iemotoさん
いつも聞くんですけど、聞くと思うんですけど、
この質問面白いですよね。
mog
ありがとうございます。
Iemotoさん
あんまり無くないですか?こういう番組で、
最寄駅の遍歴を聞くって。
mog
これはですね、編集長のしんくんのアイディアなんですけど、
やっぱり働いているっていうのは、仕事、会社だけじゃなくて、
生活も関わってくるだろう。
どんなところで暮らして、どういうふうに働いていたのか、
そこにリアルがあるんじゃないかっていう話をしんくんがしてくれて、
あ、それはいいねということで、この質問を取り上げさせていただいて。
Iemotoさん
実際これで広がりますし、人も分かりますもんね。
すごいなと思って、いつも発明だなと思いながら聞くかしていただいて。
mog
そう言っていただけるとすごい嬉しいですね。
Iemotoさん
僕は生まれがまず北海道の帯広というところ。
東東地方のところですね。
それこそバターサンドとかの六家庭が本社があったりとかするところなんですけど、
そこで高校まで行って、
1年浪人したんですけど、浪人したときに札幌で一人暮らしをします。
大学で東京に行くんですけど、大学のときが、
みんな東京に住んでたって言ってるんですけど、
川崎市の宮前平という駅、
都市線に大学のときずっと住んでたんで、
一年留年してるんで、5年間住んでました。
就職してそのお菓子会社、東京営業者の配属になったんでそのまま東京なんですけど、
西火災かな、そのときは。
東西線の、東京メトロ東西線の西火災に住んで、
その後火災に引っ越して一息。
札幌の今住んでいるところですね。
札幌、これは別にそんなに言わなくてもいいかなっていうところではあるんで、
札幌の近郊ですね、辺に今住んでます。
mog
ありがとうございます。
結構ダイナミックに移動されているというか、北海道から東京に来て、
東京も川崎なので神奈川ですよね。
Iemotoさん
いや、東京に住んでたって言ってます。
東京に13年ぐらい住んでたって言ってるんで。
mog
そうですね、東京ということにしましょうね。
そこから西火災だとかなり千葉寄りですよね、東京ですけど西火災は。
Iemotoさん
そうですね。
mog
に移動されて、また一息火災を挟んで札幌に戻られているということで。
Iemotoさん
そうですね。
mog
東日本は全般に住まれて、
でも東京にいらっしゃったときも、それこそ物産店全国もあってたんで、
本当にいろんなところにいるところですね。
そうですね、本当寝る、寝に帰るだけみたいな月もあったんで。
Iemotoさん
はいはい。
mog
いいですね、ありがとうございます。
じゃあもうこの暮らしの話とですね、
仕事の話でリンクさせながらいろいろ聞いていければ。
かなり盛りだくさん、話題盛りだくさんなんで、
北海道の魅力に惹かれて
mog
どこを撮ろうかなというような贅沢な時間になるかなと思うんですけれども、
よろしくお願いします。
Iemotoさん
お願いします。
mog
じゃあまず、お仕事の話から当然聞いていきたいかなと思うんですけれども、
東京の大学に出られて、東京で暮らしていているというところですよね。
で、普通にあの大学、そうですよね、大学留年ということもありましたけれども、
5年間通われて、就職して、
北海道に本社がある食品会社というか、
お菓子を作っているメーカーの東京営業所になったってことですね。
Iemotoさん
そうですね。
mog
ですよね。
これって、例えば東京にいれば、
もう東京の本社の会社とか、北海道と完全に縁を切ってしまう、
そういうこともできたのかなと思うんですけど、
その辺りどうして北海道のお菓子会社を選ばれて、
何かその辺りからお話聞きたいんですけど、いかがでしょうか。
Iemotoさん
厳密にはどうだったかなって思い返すんですけど、いつも。
でも一番大きいのは、正直大学に行くのにやっぱり東京の大学に行きたいという、
東京憧れがめちゃくちゃ強くて、
でもとりあえず東京の大学片っ端から受けて、
受かったところに行ったみたいな形ではあったと思うんですけど、
いざ東京に出てみたら、めちゃくちゃ北海道憧れみたいな人が多かったんですよ。
北海道好きですみたいな人たち、水曜どうでしょうめっちゃ好きですとか、
北海道のお菓子めっちゃ好きですとか、スキーとかしに行きますとか、
めちゃくちゃ北海道ってブランド力あるんだなと思う。
改めて外から見て気づいて、そんな良いとこだったんだっていうのをこっちが知らされるというか。
それで改めて、そんなところにルーツがあるっていうのはプラスのことなんだなって、
そこを生かした方がいいんだなみたいなことを感じたんですよね。
お菓子メーカーでの就職
Iemotoさん
なのでその北海道の良さみたいなのじゃあもっと伝えられる仕事っていうのもあるのかなということで、
北海道の素材をすごく大事にしているメーカー、お菓子メーカーだったんで受けたところが、
そこがいいかなと思って入社をした形ですね。
mog
北海道のブランド力に気づいたということなんですね。
そうですね。
確かに水曜どうでしょう?はじめとして。
Iemotoさん
かなり強力なコンテンツ、北海道ありますよね。
なんかユニークな存在なんでしょうね、北海道っていうのが。
うん、確かに。
キャラが立ってるというか、ちょっと陸の、まあ陸じゃないか、普通に文字通り孤島ですし。
mog
孤島というのは大きいですけどね、北海道は。
Iemotoさん
まあもう一個の国みたいな感じなんで、
そこはやっぱり面白がってもらえるんだなっていうのは、改めて感じた感じですかね。
mog
なるほど。
そこの、まあある種あれですよね、海外に出て日本の良さを知るっていうような話がありますけれども、
それと似たような形で、東京に出て北海道の良さ、外から見てわかったっていうようなところ。
だって言って、その食材、素材を大切にしているお菓子メーカーを選ばれるんですよね。
Iemotoさん
はいはいはい。
mog
そこで、それはお菓子メーカーを選んだ理由とか、それはまあたまたま受けて受かったからなんか、それとも何かしら理由があったのかっていうと、どんな理由ですか。
Iemotoさん
お菓子メーカーを選んだ理由は、何でだろうな。
まあそうですね、結構有名っちゃ有名だったね、北海道内では。そこのお菓子屋さんが。
なんかお菓子だからっていうことではないんですけど、そこを狙い打ちで受けたんですけど、狙い打ちで受けたのは、
有名、北海道の中では有名なんだけど、あんまり全国的には知られてないよねっていう感じだったんで、そこは僕がつけ入る隙はあるのかなと思ったっていうのが大きいですね。
なのでまあ、お菓子だからっていうことではなくて、そこのメーカーに入社してできることはあるかなっていうのが大きかったですね。
mog
つけ入る隙。
Iemotoさん
はい。だから僕が入ることで、まだまだ伸ばせるだろうなっていう。
mog
なるほど。まだ知られていないから自分が入ることによって、それこそ東京にも暮らしていたっていうこともありますし、自分が広げていけるんじゃないかと。
そうですね。そこの意識は大きかったと思います。
Iemotoさん
なるほどですね。じゃあ結構その広げていきたいというか、自分の手で大きくしたいみたいな思いがあった?
mog
そこはでもあるかもしれないですね、今でも。
Iemotoさん
今でもあるんですね。
今でもその、そういう欲というか、あるんですけど、そういうことで自分の原動力になることは大きいような気がします。
Iemotoさん
はいはいはい、面白いですね。自分が伸ばしていくことに喜びを感じるというか。
mog
そういう欲がある。
Iemotoさん
そうですね。まあ自分が褒められたいんでしょうね。
mog
はい。
Iemotoさん
俺がやったよっていう、俺がいたからこうなったよっていうね、そういう自己顕示欲的なのは大きいような気がします。
mog
なるほどですね。
はい。
で、多から少なからね、どんな人にもあるかなと思うんですけれども、それを自分の中で認識された上で受けられてってことなんですね。
Iemotoさん
まあ最初から勝てるかなっていうところ、勝てるというか、そういうのを当たりつけたんでしょうね、その時は。
mog
勝てる?
Iemotoさん
勝てるというか、なんていうんですかね、その、ここに入ることで自分がより役に立てるんだろうなっていう認識のもとに当たりをつけて入社をしたんだと思います。
mog
あー、なるほどですね。
でも、よりこう自分が光らせることができる、そして自分が光る、そういう場所を探していったって感じですかね。
Iemotoさん
そうですね、多分。
mog
ありがとうございます。
で、そこをこうしっかりと大学の中で見つけて、学生生活の中で、就活の中で見つけられて、ピンポイントで受けて見事入社されたと。
Iemotoさん
まあほぼ就職活動してなかったのもありますけどね、もう。
mog
いやいやいや。
Iemotoさん
脱落して、1年間浪人させてもらって、あるいは留年か、留年させてもらって。
だいたい単位も取って卒論出すだけだったってあと。
もう1年間本当に何もすることなかったんで。
ただなんかフラフラして、なんか就職活動もせず。
でも変に、なんすかね、1回アイドルの握手会行ってみようかなみたいな、興味もない。
mog
行ったりとか。
Iemotoさん
なんかその時イチローがなんかヤンキースかなんかに移籍したタイミングだったような気がするんで、
なんかニューヨーク時間で過ごしてみたらどうなるかなとか、昼夜逆転させて。
mog
日本でですか。
そうそうです。
Iemotoさん
みたいなことばっかりやってて、さすがにそろそろ就職はしないといけなきゃっていうところで受けたんでね。
なるほどですね。
mog
いいですね、その学生の話はめちゃくちゃ気になるんですけど。
いいんですよ、そこから選ばれて入社して働き始めるわけじゃないですか。
厳しい働き方に耐え続ける
mog
その話を聞くと、実際働き始めてから、ご自身の言葉をお借りすると堕落してっていう言葉もありましたけども、
そこから思い思って入社をされているわけで、働き始めてからはどうでした?
Iemotoさん
働き始めてからはもう、いやー、強制されましたね。
mog
やっぱ勝手に、もう、なんて言ったら、ブラック企業だったのかなって思うんですけど。
言葉を選ばずに言うと。
Iemotoさん
まあまあ、ちょっとまだサブログ協定がとかそういうような時代にちょっと前だったんで、入ったら入社して。
あれは別に、残業時間を気にしたりとかそういうこともなかったんで。
なのでもう朝7時ぐらいに出社して、仕事終わるまで帰らないみたいなのがみんな普通ではあるような仕事の働き方だったですし、
あと採地部門に配属されたので、採地でまあそれこそ飛び回らなきゃいけないっていうのもまるで不規則にもなりますし、
事務作業ももちろんあるわけなんですけど、現場に張り付いてなきゃいけないとか、
販売も自分がやらなきゃいけないとかがあるんで、
普通に稼働時間が足りないんですよね、一人の。
だからまあ深夜に事務作業をやって、睡眠時間削って、お店というかブースの設営をしに朝早く行ってとか、
そういう生活をしなきゃいけなかったんです。
なので強制されましたね、勝手に。
mog
なるほど、そのいく限り壮絶なお話ですけれども、
その中で強制されていった、その強制というの具体は何が強制されたと思います?
Iemotoさん
すべて人として、人としてなく、社会、社会人、社会の歯車として、会社の歯車としての強制。
mog
なるほど。
ありがとうございます。
それってでも、新卒入社するじゃないですか、
Iemotoさん
いきなりもうその朝7時から深夜の事務作業っていう生活が始まるんですか?
3ヶ月、北海道の工場で研修があったんですよ。
はい。
その時、工場は意外に規則的で、意外にというか工場だからあれなんですけど、
普通に9時、5時ぐらいで上がれたんですよ、3ヶ月ぐらい。
はい。
で、そこから現場というか、統計業種に配属されてからはそんな感じでした。
まあ別に周りがそうなんで、創生ざるを得ないというか。
mog
おお、そうなんですね。
でも工場の研修は割とこう、普通の真っ当な時間で暮らしていたんですけれども。
そうですね。
Iemotoさん
またそこも、まあなんていうんですか、その田舎に工場があるんで、北海道の。
mog
はい。
Iemotoさん
車がないとスーパーも行けないみたいなところで、僕車ないんで、
なんか完全に隔離されてるみたいな印象を受けて。
はい。
で、あ、これなんか収容されたのかなみたいな、なんかそんな感じ。
mog
ははは。
Iemotoさん
そういう気持ちでは最初言いました。
だから東京であんなに自由でやってたわけですから。
mog
はい。
Iemotoさん
そっから北海道の何もないところで工場にと、その家の往復みたいなセカシカしなかったんで。
俺は大丈夫なんだろうかと思ってはいたんですけど、さらにまさか東京に戻ってそういう生活になるとは。
mog
ははは。はいはいはい。どんどんどんどん強制されていくというか。
Iemotoさん
そうですね。
mog
あの強制度が強くなっていくというか。
はい。
それでもあのすごいなと思うというか、気になるところですかね。
で言うと、結構そういう状況になると耐えられなくてやめちゃう人っていっぱいいるんじゃないかな。
うんうんうん。
でも5年続けられてるじゃないですか。
はいはい。
それってご自身でなぜそれができたんだと振り返ってみると。
Iemotoさん
最初は新卒で入ると多分それが当たり前っていう認識になるんで、社会人ってこういう感じなんだっていうので当たり前で入ったとありますね。
あとは5年続いてずっとなんかそういうふうにしていなきゃいけなかったわけではなくて、だんだん慣れてくるというか、だんだん自分の手の抜き方というか、
ブラック企業での苦境
Iemotoさん
そういうのはわかってくるし、あとその部門のリーダーになったりとかするんで、その間に自分で調整ができるようになってくる。
っていうのがあるんで、それで続けられたかなとは思いますけど、でもそこの限界が来て5年で辞めたんですけどね。
mog
限界が来たんですね。
Iemotoさん
限界というか、魔法が解けたみたいな。
mog
魔法が解けた。
はい。
Iemotoさん
その話面白いなともう少し詳しく聞いてみて、魔法が解けたというのはどういうことなんですか。
正確にきっかけがありまして、新婚旅行行ったんですよ。
もう有給なんか使ったことなかった。
あれ有給じゃない。
普通に年間休日がたまってただけだ。
年間休日たまるってわかります?
mog
いや、ちょっと何の話なの今。
Iemotoさん
年間、いやもうだって年間なんか90何日とか休めるじゃないですか。
休めるはずだったんですけど。
mog
法律的にはそうですね。
Iemotoさん
休めてなかったんで、まとめて年末に取りなさいというような形で、
それで新婚旅行行ったんですけど、10日間ぐらい休んで。
それ以降ハワイ初めて行ったんですよ。
そこで、今までって休みの日でも社外からも、百貨店とかお客さんなんでガンガン電話かかってくるんですよ。
これが届いてないとか、あれどうだったでしたっけ。
それを受け取らなきゃいけないっていうので、休みの日でもバンバン電話対応してる。
社外だったらまだいいんですけど、社内からも普通にかかってくるんですよ。
休みって言ってるんだけどな、みたいな。
っていうのもあったんですよ。ディズニーランドで普通に電話してましたからね、社内の人と。
mog
魔法が解けちゃってますね、ディズニーが。
Iemotoさん
そういうのもあったんで、なんでその期間ずっと休んでる感覚ってなかったんですよ。
仕事から解放されてる感覚って一切なかったんですけど、
ハワイに行くと物理的に電話かかってこないじゃないですか。
だから全てから解放されたんですよ、その時初めて。
会社から。
で、ふとハワイの夜空を見上げているときに、
mog
あれ、何やってたんだっけ。
Iemotoさん
あれ、なんでこんなに仕事に縛られてたんだっけ。
そこでふと我に帰って、帰国して、
帰国した日に就職活動のポータルサイトみたいなのを登録しまして。
転職活動の。
そこからも初めて、もう1ヶ月、2ヶ月ぐらいで転職しました。
mog
なるほど、だいぶドラマチックな話続いてますけど、
最後この5年間、
ブラック企業と表現もされてましたけど、大変なお仕事のクライマックスがハワイの夜空。
Iemotoさん
ハワイの夜空です。
mog
かっこいいですね。
なるほど。
ハワイの夜空で魔法が解けて転職しようと。
その時でも、あれですよね、新婚旅行ってことは奥さんがいらっしゃって、
新婚なのでこれから安定した生活よっていうところで、いきなり転職ってなるわけじゃないですか。
それは奥さんは大丈夫だったんですか?
転職の決意
Iemotoさん
それはいい指摘ですね。
大丈夫じゃなかったんですかね、当時。
なんかもう確認してないです。
でも奥さんも今の仕事の働き方は良くないっていうのはよく分かってたし、
奥さんも社内結婚みたいな感じなんで、
今働いてる会社の内情というかそういうのはよく分かってたんで、
転職した方がいいだろうっていう、
そういうような感じで応援してくれてたとは思うんですけど、
ただ確認はしてないと。
mog
はい、なるほどですね。
でも確かにおっしゃる通り、ちょっと旗から聞いてもすごい働き方だなというのは分かりますね。
Iemotoさん
出張が多かったので家を開けるのも嫌だったっぽいですね。
奥さん北海道の人なんで、遠距離恋愛で結婚まで行ったんですけど、
mog
そうなんですね。
Iemotoさん
そうなんですよ。で、結婚するってなったら東京で一緒に暮らしてもらってたんで、
それで東京にいざ来てもらって、家僕が開けるんで、
だいぶ寂しい思いをしてたみたいな感じもあったんで、
ちょっとそういう働き方はやめて欲しかったっていうのもあったと思いますね。
mog
なるほどですね。いいですね、そっか。
じゃあ奥様、その時は西火災ですかね。
Iemotoさん
そうですね。一緒に住むってなって火災に移り住んだんですね。
西火災が借り上げ物件みたいな形で会社が用意してくれた、
一人暮らし用の物件だったんで、そこから火災に二人暮らし用の物件に引っ越した感じです。
mog
なるほどですね。ありがとうございます。
じゃあこの、まず話の前半としてですね、壮絶な5年間というようなところで、
全国を飛び回りながら、そして休日、電話を受けながら働いていたと。
最終的にはハワイの夜空で目が覚めてということですね。
Iemotoさん
そうですね、ハワイの夜空っていうところだけでドラマチックになってますね。
mog
急にね。ありがとうございます。
Iemotoさん
ありがとうございます。
mog
じゃあ一旦いい時間なので、ここで休憩挟ませていただいて、
後半ですね、実際ハワイから目覚めて、ハワイの夜空で目覚めて、
そしてそこからECのモールに行かれるというようなところの話を聞いていきたいと思いますので、
引き続きよろしくお願いします。
Iemotoさん
はい、お願いします。
mog
はい、では一旦ここまでです。後半もお楽しみにしていてください。
32:26

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