1. Weekly Close Up
  2. 日本のロボット技術の現在地:..
日本のロボット技術の現在地:人型ロボット
2026-06-09 10:32

日本のロボット技術の現在地:人型ロボット

ドーナッツロボティクス代表取締役 小野泰助さん

いま旬の話題にクローズアップ!当事者や専門家にインタビューし、ニュースの深層に迫ります。
※RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』で放送したものです。

田畑竜介 Groooooow Up

メール ⁠gu@rkbr.jp⁠

公式ホームページ ⁠https://rkb.jp/radio/gu/⁠

公式X ⁠https://x.com/rkbgu⁠

公式Instagram ⁠https://www.instagram.com/rkb.rkbgu/⁠
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー、
Weekly Close Up。今週はですね、日本のロボット産業の現在地というテーマでお送りしております。
昨日は、そのこれまでの日本のロボット産業の歴史を踏まえつつ、いろんなお話を聞いて、
ロボット産業の中でも工場などで使われる産業ロボットに関しては、日本も今でも世界でもトップの位置にいるんだけども、
一方、ヒューマノイド、人型ロボットの方はアメリカや中国に遅れていると、遅れを取っているということで、
そんな中、ここフカフカにも関係する企業がですね、その人型ロボット、ヒューマノイドで今、脚光を浴びているんです。
今日はその人型ロボットについてお送りします。
ドーナッツロボティクス株式会社代表取締役、尾野大輔さんです。
おはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。尾野さんが代表を務めております。
ドーナッツロボティクスが開発した今年発表のシナモン1というのはどんなロボットなんでしょうか?
これは二足歩行でできる人型ロボットですね。
170センチくらいあって、体重70キロくらいですね。
もう成人男性と変わらない体格のロボットなんですね。
そうですね。すごい白くて近未来的な外観ですね。
これはどんな特徴があるロボットなんでしょうか?
人と変わらないスピードで会話ができてですね、
身振り手振りも同時に動くんでですね、すごい感情に訴えることができますね。
まだできることはそんなにないんですけども、
数年すればですね、あらゆる仕事をだいたいできてですね、
家庭の仕事まで入ってこれるかなと思います。
一家に一代のような時代がいずれ来るかもしれないと。
もちろんもちろん、数年数年です。
今のところではどんな場所での活躍が今期待されているんですかね?
これはですね、工場の中と建築現場、あと高齢者施設ですね。
確実にできるのが、エレベーターのボタンを押したり、
工場の電気をつけたりとかですね、そういうのはプログラムでできます。
それから台車を押すですね。台車をそっちに持って行ってくれって言ったら持って行ってくれると。
あとはコンビニの配送とか、空箱をどんどん積んだらないといけないんです、工場の中ではですね。
配送車に積んでいくとか、それを荷物を右から左に移動するということですね。
その3つですね。
今はできることが少ないとおっしゃいましたけども、
それが色々とできるようになるためには、今何が足りない部分なんですかね?
ロボットを動かすAIのことをVLAって言うんですね。
映像と言葉を理解して行動まで一気通貫で覚えたAIのことを言うんですね、VLA。
それがまだですね、データが世の中にないんでですね。
03:03
生成AIのデータはたくさんあったんですよ。
大規模言語モデルデータはたくさんあったんで学習できたんですけど、
まだロボットが手足とかで動くためのデータがないんで、学習できないんですね。
それを作る段階で、この2、3年ちょっとかかってしまうということなんです。
じゃあここからの発表してからの2、3年っていうのは、
データを集めていく期間ってことになるんですかね?
そうです。
吸収のスピードっていうのはかなり早いんですか?学習は。
データの取り方もですね、昔はモーションキャプチャーでやってた。
ほんと去年まで。
でも今年は動画から学べるようになってきたんですね。
まだ精度の問題あるんですけど、それがどんどんレベルが上がるとですね、
世の中にあるデータからも動きが学べるようになってくるんで、
格段に学習スピードが速くなるということですね。
実際このCINNAMON1開発するにあたっての大変だったところ、ご苦労の部分っていうのはどんなところなんですか?
私たちは12年前にロボットを作り始めて、最初は羽田空港の翻訳ロボットを作ってたんです。
ちっちゃなロボットです。
12年前なんでまだペッパー区もなくてですね、
本当に誰からも認められない、AIっていう言葉もまだ危うい感じだったですね。
その中でまずはもう協力者もいないし、誰も認めてくれない中でずっとやってきたんですね。
それでこの最近、ハードウェアの進化と生成の進化があって、
ヒューマノイドが急に出てきたわけですけど、
米中に比べると桁が2つ違うんですね、開発費の。
日本だと集まる金額が。
そこで勝たないといけないんですね。
諦めることと諦めちゃいけないことがあるんですね。
そこをしっかり決めてですね、
どこだったら勝てるかを決めてそこで戦っていくんですけど、
皆さんにまた理解してもらわないといけない。
そこをですね、投資家の方とか一般の企業の方たちに、
そこの啓蒙活動がなかなか理解されずにこの十何年大変だったという。
やはりまだ見ぬ世界に対してイメージを膨らまして現実味を帯びるっていうのは難しいですもんね。
実績がないわけです。
さすがに今は初の日本ブランドのHumanoid発表してものすごい話題になったんで、
全然違うわけですけど。
まさに今年はフィジカルAIの元年とも言われますけども、
そこから大きく飛躍していく上でシナモン1はとても大きな期待になっていると思いますが、
創業の地は北九州なんですよね。
本当にそうなんです。私北九州生まれなんですよね。
育てていただいて全然実力がなくて大変恥ずかしい思いでしか北九州ではないんですけど、
北九州とか福岡のロボットの補助金を最初にいただいたりしました。
北九州の高専の方たちと僕の企画を持ち込んで協力してほしいと言って最初の設計をやったりしました。
06:03
日本のロボット産業で言いますと、産業ロボットでは世界をリードするポジションにいるかなとは思うんですが、
一方でヒューマノイドで言うとまだまだ遅れをとって、
特に人間で言うと脳みそはアメリカ、体は中国、そしてそこに後陣を配しているような状況ですけど、
日本のヒューマノイドの分野が今後大きく進展を遂げるためには、
どんなことが課題でどうなっていくといいと思いますか。
開発費は桁が違うわけですから、そこはできませんと。
課題は生成AIでもそうですけど、基盤モデルを作ろうとしちゃダメですよね。
チャットGPTを今から作ろうとか間に合わないじゃないですか。
なのでやっぱり日本は日本でしか取れないデータを取って、米中が入ってこない分野があるんですよ。
例えばNo.1の車の会社の工場の中で、世界でも有数の安全基準が高い部分ですね。
そこでロボットを鍛えると世界で一番優秀な安全なロボットができるんですね。
なるほど。つまりはその学習する場っていうことですか。
はい。
では最後に野野さん、ドーナッツロボティクスの展望を教えてください。
桁が違うとは言いましたけども、私たちはアメリカで上場を目指していて、資金調達でも負けたくないと思っています。
来年の1月にはアメリカのラスベガスで開催される家電日本一ですね、世界の。
そこも出展をします。シナモンツーを発表します。
それも今アメリカでもNo.1のヒューマロイドの会社のものよりも優れている部分がありますので、アメリカでもその状態を作りたいなと。
ヒューマロイドが普及した世界では今の人間の世界で起きている様々な問題ですね。
これは化石燃料の問題とかエネルギーの問題とか地球環境の問題ですね。
これが相当解決されると思います。
ヒューマロイドを意識で動かせるようにいずれなります。
そうすると人間は家の中から移動せずに、例えば月にいるヒューマロイドに自分の意識を飛ばして動かすことができるようになったりとか。
移動が必要ないわけです。
観光もその地域にあるヒューマロイドでやります。仕事も会社にあるヒューマロイドでやります。
移動しないということはそれだけエネルギーとかいろいろ問題がなくなるので、地球にとってはすごいいい状況にもなり得るということですね。
北九州での創業ということもありまして地元からも大きな期待を寄せられていると思いますので、ぜひこれからも頑張ってください。
ありがとうございます。
今日は青野さんどうもありがとうございました。
ありがとうございます。
10:32

コメント

スクロール