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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー、Weekly Close Up。
今週はですね、日本のロボット産業の現在地というテーマでお送りしておりますが、今日私が取材してきた場所はTHKという会社で、福岡に支店がありまして、
ここは元々パーツ、機械のパーツを作っているところが、今では事業領域を増やしていって広げていって、ロボット産業でもパーツの部分であったり、あるいは完成品であるロボット自体を作っていたりするところなんです。
そんな様々なロボットを展示しているTHK福岡ソリューションセンターに行ってまいりまして、この方にお話を伺いました。
THK株式会社福岡支店営業課の矢良俊利さんと福岡支店長の田中俊明さんにそれぞれお話を聞いています。まずは矢良さんとの取材内容をお聞きください。
THK福岡支店の福岡ソリューションセンターにやってまいりました。
1階のフロア、中に入っていきますと至る所にロボットが設置されておりまして、見学できるようになっているんですが、ここは矢良さんどういう風に利用されるんですかね。
お客さんがソリューションセンターに来ていただいて、何か自動化の解決のヒントになるようなものを展示している場所になっております。
工場の方であったり設計の方というような方々が来られるんですけれども、最近は工業高校の修学旅行生であったり、海外の視察団体の一環として使っていただくようなこともありまして、結構グローバルに活躍している場になっています。
ここに展示されているロボットを見て、あ、うちに導入したい、そして商談に発展するなんてこともある。
そういうことでございます。
たくさんありますけれども、そのうちからいくつか紹介していただけますか。
はじめシードノイドというものを紹介させていただきます。
弊社のターゲット層というところが工場関係だったり、あとは機械設計の方になったりするんですけれども、シードノイドというデモ機はですね、B2C向けになっております。
我々消費者向け。
そうですね。
ちょうど私の目の前には上半身の部分と、顔のところにはスマートフォンのようなディスプレイが設置されていて、腕が伸びていて、アームには何か楽器のようなものを持っているという状況ですよね。
はい。オタマホーンと呼ばれる楽器をですね、演奏するロボットとなっております。
演奏するって指先が滑らかに動いて演奏できるってことですか。
指一本一本違う動きをしまして、3曲選ぶものがあるんですけれども、一番有名なのが千本桜になるんですけれども。
難しい曲ですよ、千本桜。
演奏曲を選択の中にいくつか候補がありますが、じゃあ千本桜をポチッとな。
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指を滑らかに動かしながら音階を変えていく。すごい。首輪横に振って。あ、飛び抜き手元を見るんだ。すごい。本当に演奏している人の動きと一緒だ。
若干音は外してましたけど。
デモンストレーションとしてはこれ演奏でしたけれども、他に何かできることがあるんですか、このロボット。
はい。受付ロボットとして動くことも可能です。
こちら首元にですね、カメラがついておりまして、遠隔操作も可能になっています。
なので遠隔からこのカメラを通して、目の前にいるお客さんを見て、あとはモーションキャプチャーで後ろで動いている人の動きの真似をすることもできますので。
受付ロボットとして受付の人の代わりをするようなことも可能になっております。
さて続いてのフロア。これ何があるんですかね、これ。
これは搬送ロボットになります。
箱型のようなロボット。おっと進みました。滑らかに車のようにまっすぐ、緩やかなスロープを下っていきましたね。
人が工場の工程と工程の間をですね、台車とかで物を運んでいるんですけれども、それをそのままロボットに置き換えられるというようなロボットになっております。
下っていった先を曲がって柱が何本か立っているんですけれども、その間を当たることなくくぐり抜けていきましたね。
事前にそういった設定をすればですね、お客さんの方が設定したルートというものを動くロボットになっております。
搬送用ってことはどんなものを運べるんですか?
弊社の山口工場でもこのシグナスと呼ばれる搬送ロボットが動いているんですけれども、
LMガイドだったりボールねじというような製品をですね、完成したところから検査工程を運ぶまでというところをやっております。
上に乗せる積載で150キロ、後ろで台車だったりをつけて運ぶ、牽引であれば500キロまで対応が可能になっております。
引っ張ることもできるんですね。
引っ張ることも可能です。
さすがロボットですね。一回元の位置に戻ってきましたけれども、何の文句も言わずにまた同じことを繰り返し作業してくれるという、これはやっぱりロボットの特徴ですよね。
はい、そうですね。
目の前にあるこちらはどんなロボットなんでしょう?
BRSと呼ばれるものをですね、ピッキングするハンドになっております。
そのロボットの目の前には棚がありまして、上の段にはクッキーの箱が奥に2列、手前にもう一つの箱がありますよね。
下の段には瓶が詰められているのと、ポテトチップス、お菓子の袋が段積みになっているという状況ですね。
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これをどうするってことですか?
こちらハンドというものはですね、本来このワーク取るものに合わせてですね、一個一個設計して取り替える必要があるんですけれども、
こちらのPRSと呼ばれるハンドはですね、一個一個設定をしておりますので、システム上の設定のところを変えることができれば、すべて一つのハンドで掴むことが可能になっております。
ポテトチップスの袋は非常に柔らかいですし、掴みすぎると中の商品がぐちゃっとなる可能性もありますけど。
実はこちら指の先にですね、感圧センサーが入っておりますので、掴む圧力っていうところの制御も可能になっております。
なので行ってしまえば、あいったポテトチップスの袋状のものも可能ですし、生卵を掴むことも可能になっています。
割らずに?
割らずにです。
見ないと信じないです。
ちょっと生卵はありませんので、ポテトチップスを。
関節を動かしたアームが下の段に行きました。
その先にあるちょうど手の部分を、今ポテトチップスの上にゆっくりと。
あ、柔らかく優しく掴んだ。
そして今我々の方に運んできてくれて、お、そっと落とした。
ありますね。
割れてない。
割れておりませんので。
中のチップスも大丈夫です。
はい。
すごい。
実はこちらは初め、倉庫向けで作られた製品になるんですけども、工場でも使えるのではないかというところで今展開しているようなロボットになっております。
本当に性能の高さもそうですし、文句も言わずけなげに動いている姿になんかこう気持ちが湧いてきたりね。
感情が動いたりするところもありましたけど。
休憩もせずに頑張ってくれて。
いやすごい、やっぱり進化してるんだなって思いました。
最後に福岡支店長の田中俊明さんに日本のロボット産業の可能性についても伺いました。
最後は福岡支店長田中さんにお話を伺っていきたいと思います。
はい、よろしくお願いします。
もともとTHKさんはパーツの方から始まっていって、今ロボット産業を始めるようになったきっかけというのは何かあったんですかね。
我々機械要素部品メーカーでありまして、今までものづくりに支えてきた現場を今後幅広く活躍するだろうヒューマノイドロボットを始め、自動化産業にも発揮をさせるというような形で、部品から今度自動化商材へというようなことで発揮をしていっています。
今世界に目を向けるとアメリカ、中国が台頭していて、特にこの人型ロボットという分野では多分群を抜いているような存在になっていますけど、日本のロボット産業としてこれからそこにも関わっているTHKとして感じている可能性、チャンスというのはどんなところにあると思いますか。
そうですね。やはり日本人の良いところ、日本の良いところはトライアンド、エラーを細かいところまできめ細かにやりまして、やはり世界の人々に受け入れられてきたというような歴史があります。
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今後ロボット産業、ヒューマノイドも含めてお客様のニーズを汲み取ってそれを今後ロボットに反映していくということでは可能性としては無限大だと思いますし、日本人が世界に誇れるロボットが作れる日はやはりそんなに遠くはないのかなと。
世界で中国、アメリカとは違う観点で物作りができるのは日本人ならではと思いますので、ぜひそういうような目で見ると本当に日本の可能性というのは無限大だと思います。
批判する必要はないですか。
ないです。全くないと思います。
という力強い言葉もありました。これからまたロボット産業で日本がどんどんどんどん活躍していってほしいなと思います。
福岡市博多区にありますTHK福岡ソリューションセンターの田中俊明さんやらしゅんりさんにお話を伺いました。