フグの魅力と生態
はい、今回も始まりました。草とか石とかのラジオ。このポッドキャストは、自然界で好きなもの、気になるものについて深掘っていく番組です。よろしくお願いします。
さて今回のテーマは、フグでございます。 フグって聞いて、皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか?
フグはてっちり鍋とか有名で、食べておいしいなとか、身がプリッとして好きだなって思う方が多いかもしれないです。
今回このフグについて話そうと思った理由は、最近ペットショップに行ったんですけれども、
水性動物コーナーみたいなものがありまして、その中でペットとして飼われていたフグがいまして、
これがミドリフグっていうフグなんですけれども、本当に小さい豆粒みたいな大きさで、すごい可愛かったんですよね。
というのも、なんかヒレをパタパタさせていて、カービィみたいにふわふわ水中を漂いながら泳いでいたんですけれども、
この動作というかがすごい可愛かったんですよね。 最近フグもペットとして人気があるんだなという驚きとともに、
なんでこんなゆっくり泳いでいても天敵にやられないのかなとか、フグって毒があるから他の生物にも襲われないのかとか、
そもそも、そういえばなんか毒がないフグを養殖することができるみたいな話も聞いたことがあるなとか、
いろいろフグについて疑問が湧いてきまして、改めてフグについて詳しく調べてみようと思ったので、今回フグについて詳しく調べてみました。
まずフグについて詳しくなるために今回は山口県にある水族館、海峡館というところに行ってきました。
この水族館の特徴としては下関にあるんですけれども、たくさんのフグを飼育されていまして、本当にいろんな種類のフグを飼われているんですよね。
海峡館の中にはほぼワンフロア、フグがたくさん飼われているフロアがあるんですけれども、
フグって我々が食べる種類だとトラフグとかが多いかと思うんですが、それ以外の種類のフグの仲間もたくさん飼育されていましたね。
例えばちょっと変わったものだと、マンボウもフグの仲間なので、マンボウが飼育されている水槽もありますし、その他にも色とりどりのフグがいましたね。
中には黄色一色の模様のものだったり、体の全体に反転がいっぱい出ているものもあったり、
僕が気に入ったものはワモンフグっていうフグなんですけれども、黄色と黒のシマシマですごいいかつい顔つきでかっこいいなって思いましたね。
あとちょっと驚きだったのが、フグは海の中に住んでいるイメージがあるんですけれども、淡水にもフグは住んでいて、淡水フグコーナーっていうのもありましたね。
その淡水フグっていうのは結構たくさん種類がいまして、その中でちょっと面白い種類で、アベニーパファーっていうフグがいたんですけれども、
これは本当に小さくて、大きくても3センチぐらいにしかならないって書いてありましたね。
こんな風に本当に小さいフグもいるんだっていう驚きがありました。
こういう実物の展示以外にも、製作館の中でちょっと面白い解説がありまして、というのも草フグの産卵についての紹介があったんですよね。
自分、フグの産卵ってあんまりイメージがなかったんですけれども、草フグっていうのは毎年山口県だと5月から7月にかけて産卵するために浜辺にフグが上がってきまして、
浜辺に産卵している様子が見られるシーンですよね。
その様子を映像でも見たんですけれども、海岸でフグがピチピチ跳ねているのを見ると、なんかすごい不思議な光景だなと思いました。
これは何で浜辺で産卵しているかと言いますと、
波打ち際だと害的が少なかったり、卵や親の安全性が高いっていうことで浜辺で産卵すると言われているんですけれども、
すごい面白い特徴だなって思いましたね。
水族館でいろんなフグを見ていると、そういえばフグって膨らむイメージがあるのに、この水族館のフグは全然膨らまないなっていうことに気づいたんですよね。
そもそも何でフグは膨れるのかっていうと、外敵に襲われたり外敵が近づいたりしてくると、その防御のために膨れるんですよね。
膨れることでフグの皮膚の中に普段は隠されているトゲが外に出てきて、トゲだらけの風船になるっていうことなんですけど、それで外敵から防御ができるっていうことですね。
今回水族館の展示の中で、針が皮膚の中に収まった状態の皮膚と、針が剥ぎ出しになっている状態の皮膚を触り比べたんですけれども、
触った感覚ではトゲが出ている場合は、ちょっと触れるぐらいなら大丈夫だけど、それで吸ったらかなり怪我しそうな痛そうな肌でしたね。
こんなトゲの風船になることができる気候をフグは持っているんですけれども、他の魚と違ってこんなに膨らむことができるのは、胃の中に膨張脳と呼ばれる器官があって、
そこに大量の水を吸い込んで膨らむことができるんですけれども、フグは肋骨がなかったり腹びれがなかったりするっていうこともあって、このように膨らむことができるっていうことです。
フグの調理と食文化
このように水族館の中で膨らまないけれども、いろんな種類のフグを見ることができて面白かったんですが、せっかく下関に行ったので飲み屋でもフグを食べてみたんですよね。
改めてフグって食べてみると、身が締まっているというかコリコリとしていて、なんかすごい美味しいですよね。
あの肉の食感って他の魚と結構違うなって思うんですけど、なんでこういう味がするんだろうっていうことが気になりますよね。
調べてみるとフグの体って丸っこくてヒレが小さい形をしていて、あんまり早く泳ぐのに向いていないみたいです。
ただ、その分小回りが効いて急旋回したり水中の一定に留まるっていうのは得意なので、例えば海の岩についた網とか餌をつすくには向いているんですよね。
ただ一方でフグは餌を求めて数百キロ泳いだりする必要がある海遊魚なので、たくさん泳がないといけないので、
長距離移動でついた筋肉によってあのコリコリとした食感につながっていて、あの美味しさになっているのかなと思います。
フグってこんな風に美味しいんですけれども毒があるじゃないですか。
この毒がある魚フグの料理ってどうやってするんだろうって思って、この山口から帰った後にフグの調理師の資格の本があるんですけれども、これを少し読んでみましたね。
それを見ているといろんな図解が載っているんですが、フグは食べられない、毒があって食べられない臓器が大変多くてですね。
例えば肝臓とかエラ、胃、胆脳、腎臓、粘膜、心臓とかそれ以外もとにかく多いんですよね。
食べられない部分をトレイに並べている写真というのもあったんですけれども、本当に多くてこれ食べれる場所があるんかなって思いましたね。
このフグがなぜ毒を持っているのかというと、いろんな説はあるんですけれども、そもそもこのフグの毒はフグの体内で作られるのではなくて、食物連鎖によってフグの体内に蓄積されているというふうに言われています。
例えば毒を持った僧類とか細菌を貝類とかヒトデが食べて、その貝やヒトデをフグが食べることによってフグの体内に最終的に毒が蓄積されてフグが毒を持つという仕組みみたいですね。
このフグが持っている毒、テトロドキシンって言うんですけれども、これに対してフグは高い耐性を持っているので、フグ自体が中毒になるっていうことはほぼないみたいです。
ただ、自然に蓄積する程度の濃度の毒には耐えられるっていう意味であって、人員的に高い濃度の毒を与えるとフグも死んでしまうっていう、それぐらいの耐性ではあるみたいです。
他の一般の生物もこの毒を体内に入れてしまうと死んでしまうので、フグを食べると毒に当たってしまうので、フグはゆっくりした動きでも襲われにくいっていうことです。
こんな毒ですけれども、なくなればもっと自由にフグが食べれるんじゃないかとかもしれないですけれども、
人員的に毒を持たない餌を与えることによって、毒を持たないフグというのを育てることができるそうなんですね。
特に温泉を利用した養殖法というのがありまして、無毒のフグを育てる技術というのは確立されていて、これはもうすでに長崎大学とかが共同研究で特許を取得しています。
じゃあこの毒がないフグはこれからどんどん広がるのかと思いきや、実はそううまくはいっていないみたいで、
というのも、毒を持たないフグっていうのは天然の有毒のフグに比べて味がちょっと落ちてしまうみたいなんですよね。
というのも、毒を持っていないフグというのは自分の身を守る武器がない状態で、
丸腰のフグというのは不安を感じやすくなったり攻撃的になったり、体も小さくなったりするらしいですね。
その結果肝心の味まで落ちてしまうということが言われていて、うまいこと毒がないフグを育てて食べようと思ってもなかなかうまくいかないんだなぁって思いますね。
こんなフグですけれども、世界でフグが食べられるのは日本以外だと中国、韓国ぐらいで、ヨーロッパではそもそも毒があるっていうことで食べるのは禁止されていますね。
こういった欧米とかフグを食べる文化がない国から我々日本を見ると、この毒がある魚をわざわざ食べるって本当に頭がおかしいんじゃないかとかクレイジーだっていうふうに思われるみたいですね。
つまりこのフグを食べるっていうのは本当に日本特有の食文化なんですね。
最近はこのフグも国内の需要というのは徐々に減少していますけれども、海外からこのフグを食べるという文化に対してすごい注目も集まっていますし、日本産のフグの輸出というのにも関心が非常に高まっています。
なのでもしフグを食べる機会があったらですね、このフグが食べれるのは世界でも珍しいフグを調理する文化ある日本にいるからだっていうことをかみしめながらそのフグの美味しさを堪能してみてはいかがでしょうか。
以上、草とか石とかのラジオフグについてでした。お聞きいただきありがとうございます。