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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で、古典チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて今回は、第235段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
心の主と雑念
主のいる家には、勝手に人は入ってこない。 主不在の家は、誰でも出入りし、狐やフクロウのようなものまで住みつき、
木霊、子玉か、子玉、銘板、貝も現れる。 鏡は自分に色も形もないから、あらゆる像が映る。
もし鏡自身に色形があれば映らない。 極雲が何でも包むように、私たちの心にも、次々と雑念が入り込むのは、心に主がいないからではないか。
もし心に主がいれば、雑多なことは、そう簡単には入り込まないであろう。
いいっすね。 あそっから、
何の話かと思ったら、心に主がいないから雑念が入り込むんじゃないかっていう、しさ深いですね。
要点3つ。主のいるところは勝手に入られない。 色形無き鏡イコール何でも映る器。
心の主不在は、雑念の出入り自由に繋がる。
なるほどね。心の主。 いいですね。考え方が。
現代のしさ&使い方。 境界は、所有者表示から、玄関に表札がある家は侵入されにくい。
同じく、時間、画面、机に主を示す。 玄関に表札ある家は侵入されにくい。
どうなんでしょうね、今は。 防犯面で言うと微妙なところですけど、表札出してる家もあんまり
一軒家とかだったらまだしもって感じですね。 カレンダーにこの1時間は〇〇の主と題名を入れるロック画面に今日のテーマ1行。
うんうんうん、確かに。 ともするとね、時間に追われて、やんないといけないことを優先させて、
主不在の状態に陥ってしまってるのかもしれないですね。 なのでその時間を自分の時間として
確保するっていうのはいいのかもしれないですね。 自分が本当にやりたいことを、自分を主とする時間の使い方を確保するっていうのは
いい気はします。
はい、うーんと、
まだそれぐらいかな。
うん、それぐらいですかね。とりあえず、はい、今日はここまでです。 ぜひ皆さんも
心の主を自分に取り戻してみてください。
というわけでまた明日お会いしましょう。さよならー
