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2025-11-21 03:13

【徒然草ミニッツ】第209段


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サマリー

このエピソードでは、訴訟に敗れた男性の弟子たちが不正を行う理由や、その結果として倫理的な境界がどのように崩れていくのかについて考察されています。

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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は、第209段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
所有権争いと不正の論理
ある男が田んぼの所有権争いで訴えたが負けた。 払い椅子に弟子たえ、その他を借り取って来いと命じる。
ところが弟子たちは道継がらの玉で片っ端から狩って行く。 そこは競争地じゃないのになぜ狩る?と問えば、
どうせ日がごとイコール不正を働く前提で来たのだから、どこをからぬ理由がありましょうか?と平然としていた。
この倒作した理屈が、いかにもおかしい。
異とおかしと、断り異とおかしと、
いうことですね。 要点3つ、悪意を目的化すると境界が解ける。
一戦だけのはずが、やるなら全部に転落。 断りは方向で、善にも悪にも化ける。
現代の示唆&使い方。 負けた後の設計。負けの処理を誤ると、報復から逸脱の連鎖へ。
①不復なら正規・手続き・細心異議。②利害調整・和解上等。③撤退戦・損切りを事前に決める。
今ならそうでしょうね。昔はどうだったんですかね? 最新、今ほど手続き整ってない気はしますけどね。
昔からこういうのあるんですね。 負けたら、もうやったらやったらみたいな。
はい、えー、そして、ひがおとのロジックに入ったサイン。
どうせやるなら徹底的に。みんなやってる。 一つも百も同じ。
このフレーズが出たら危険域。 目的が破壊に置き換わっている。
そうですね。 なんかもう一線超えちゃってる感じありますもんね。今回のやつも。
徹底的にやろうぜとか、みんなもやってるじゃん。 いよいよみたいな。こういう甘い言葉は良くないですね。
こういうフレーズが出たら、ちょっと、あれ、やばいぞと。 赤信号、止まってる感じ。
で、一回立ち止まった方がいいですね。
はい、というわけで、今回はこれぐらいですかね。 ぜひ皆さんも日常生活に応用してみてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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