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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
質問に対する返答の重要性
さて今回は、第234段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
誰かに質問された時、知っているのにそのまま言うのは気が引けるとわざわざ惑わせる返事をする。これは良くない。
相手は知っている話でも確証が欲しくて聞いているかもしれないし、本当に知らない人もいる。
そこは晴れやかに、分かりやすく伝えるのが大人の作法である。
また、自分は断片だけ知っているのに相手が未聴だと見るや、その人は酷いなどレッテルを投げるのも、レッテルだけ投げるのも不作法。
結局相手に、じゃあ何があったのと聞き返しに生かせる羽目になる。
世には古い出来事でも聞き漏らすことはある。だからこそ、要点を曖昧にせず知らせてあげれば良い。
こうしたぼかしはぐらかし噂だけ投げるのは、物慣れない人の振る舞いである。
要点3つ。問われたら明快に答えるのが例。レッテル選考はNG。
事実・要点・評価の順。聞き手に押し返しを強いない。一時情報で助けよう。
まあそうですよね、結論先に言ってほしいっていうのがある気はします。
現代のしさ&使い方。知りませんの上手な言い方。今を把握していません。〇〇に当たれば5分で出ます。
違う、5分で出ます。
この範囲は未確認なので保留します。無責任な推測や濁しより信頼が増す。
分からないかったらしっかり分からないって言うっていうね、知ったかぶりしない。
情報の伝え方
一昨日あたりで見てきた部分を連続で健康さんが言ってる感じですね。
うーん、でもこれ以外ないんだ、あんまり。
噂語りの順序・加点。違う、噂語りの順序・反転。
形容・ひどい・すごいを事実の順は、形容から事実の順は混乱を生む。事実・影響・見解という順で並べ説明する。
まずは事実を伝えて、その影響を伝えて、で私はこう思いますっていう順で言うと混乱を生まないよってことですかね。
はい、というわけで今日はこれくらいですかね。また明日お会いしましょう。さよなら。