自己認識とフィードバックの重要性
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で古伝チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて、今回は第134段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
作りは滅多にない見事さであった。 そして多くの人は他人ばかり測って自分を知らない。
姿、才、位、年齢、病、死の近さ、修行の足りなさ、自分の不足を知らない。
見た目や年齢は変えにくい。だが、不器用と知れば知り俗。老いを知れば静かに身を休める。修行が浅いと知れば思いを改めるべきだ。
さらに、好かれもせず群れに混じる。無能で能者の座に並ぶ。身の程を、身の丈を外れて名誉を求め、怯え、へつらうのは他人に恥をかかされるのではなく、自らのおごりが招く恥だ。
無情を本気で自覚しないから欲が止まらない。
めっちゃ言いますね、健康。
すごいですね。
4点3つ。
自己認識が知の確信。
知り俗有機は戦略。
恥の根は欲。
無情の自覚が欲を鎮める。
なるほど。
現代の知さ&実践。
鏡イコールフィードバック装置。
録音データ同僚の赤ペン。
怖いから避けるほど自己像は歪む。
月一で耳が痛いレビューを勧告。
これ大事ですよね。フィードバック大事ですよね。
言われると自分の至らなさを知ることになってその場は嫌ですけど、長期的に考えるとフィードバックもらえるうちが花ですよね。
しっかりフィードバック受け止めて自己改善に努めていきたいですね。
ポジションは奪うより選ぶ。
農者の席に座りたいから入るのではなく価値を詰める席へ。
会わない場からの撤退は配送ではなく再配置。
いいですね。配送ではなく負けるに走るで配送ではなく再配置ですと。
なるほど。自分に合った場所を探してそこで咲きなさいって感じですね。
欲と周知のメカニズム。
上に並びたいが強いほど恐れ、芸豪、過剰アピールが増え、かえって評価を落とす。
無常の時計。
重つと不要な競争から降りやすい。
残り時間間隔ってことですね。無常の時計。
んー、なんかありますよね。なんか寿命の時計みたいなやつ。
前にやってました。前にやってました。
自分の寿命を設定して、寿命まであと何日っていうので、時間がどんどんなくなっていくやつがあるんですけど、アプリですね。
スマホのアプリがあるんですけど、それで自分の寿命を可視化するっていうのはいいかもしれないですね。
ストア派的な感じで。
自分がメメント森か。いつか死ぬことを忘れるなってやつですね。
じゃあ自分はどこで何をするべきなのかっていうのが明確になっていいんじゃないでしょうか。
はい、というわけでぜひ皆さんもこれらのことを日常に取り入れてみてください。
今日はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。
