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2025-09-28 05:35

【徒然草ミニッツ】第155段


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サマリー

第155段では、人生や季節におけるタイミングの重要性が強調されています。吉田健康氏は、大事なことを実現するには、待たずに行動することが大切であると語っています。

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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今回は第155段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
タイミングの重要性
世の中とうまく付き合うには、まず、期限イコールタイミングを読むべし。
順序が悪いと人の耳にも逆らい、心にも合わず物事はならない。
折々の段取りを心得よう。
ただし例外はある。
病出産しだけは期限を計らず、順序が悪いからといって止まらない。
聖十一言という実在の大事。
生きるにすむに異なるに減るっていうですね。
実在の大事は荒ぶる川の水のように滞りなく一息に流れる。
だから誠でも俗でも必ず果たしたいことはタイミングを口実にするな。
ぐずぐずせず足を止めるな。
季節も同じ。春が尽きて夏が来るのではない。
春の中にすでに夏の気が立ち、夏にはもう秋が通い、秋はすぐ寒へ。
寒っていうのは寒いっていう字ですね。
10月は小春で草は青く、梅はつぼむ。
木の葉が落ちるのも先に芽が動き出したからこそ落ちる。
次の気配が下から用意されると切り替わりは早い。
ただし死は錠を持たない。錠っていうのは錠波球の錠ですね。錠を待たない。
前からだけ来るのではない。いつも背後から迫る。
人は皆死を知っていながら急がず、気づかぬうちに来る。
沖の日方は遠いのに潮は磯から満ちるように。
これいいですね。めちゃくちゃ力が入ってますね。
吉田さん、めっちゃ力入ってる。
沖の日方、遥かなれども、磯より潮の密流が如し。
気合い入ってるな、今回の。
155弾、吉田さんが気合い入れて書いてる感じがするな。
いつかメメント森の感じがずっとあるんですよね、吉田さんは。
この時代の人特有なのかな?わかんないけど。
いつか死ぬかんねん、お前ら確実にみたいな。
やれるときやっとけよみたいな。
なるほどね。
必ず果たしたいことはタイミング・口実に済んじゃねえ。
グズグズせず足を止めるなって言ってますね。
日常生活の修正
いいな。
はい、要点3つ。
世の用事は期限・タイミングを読む。
しかし本当に大事なことは待たない・待たせない。
季節も人生も次が舌で準備されてから一気に変わる。
現代への施策&使い方。
期限を読む・側の実務。
上司への提案・取引先への連絡・家族への相談・相手への余白・文脈・温度を測る。
昼に短く前振りを置く・選択肢を添える。
期限・タイミングを合わせる・配慮で通りが良くなる。
何事もタイミングすかない。
それが僕のタイミングですね。
はい、待たない。
いや、ちょっと何かあるかな。面白いやつ。
えーと、使用は急から密の自覚。
危機や死は遠のく。
違う。
危機や死は遠くのニュースからではなく身の回りの兆しから寄ってくる。
睡眠不細・小さなヒヤリ・無視した違和感。
背後の圧として扱い、今日の生活を一つ修正する。
これね、ありますよね。
気づいた時にはね、睡眠不細とかね、
最近寝不足だけどまぁまぁまぁ、平気っしょ、みたいなね。
そうすると急に、心筋梗塞とかね。
小さなヒヤリ、これヒヤリハットありますよね。
日常の何気ない時ね、運転中とかね。
ありますよね。
無視した違和感も、これもまぁ、あるあるですね、全部ね。
なんか急に背中が痛くなったけど、すぐ治ったから、
まぁ平気かと思ったらね、っていうのがありますよね、そういうの。
そういうの無視しないっていう。
背後の圧として扱って、生活を一つずつ修正していこうってことですね。
はい、というわけで、
今回の155弾は、なかなかしさ深いなと思いました。
ぜひ皆さんも日常生活、活かしてみてください。
というわけで今回はここまでです。
また明日お会いしましょう。さよなら。
05:35

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