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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
東大寺の若宮と先導の役割
さて今回は、第196段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
東大寺の御越が、当時若宮、若宮じゃないよな、なんて読むんだ、読み方、若宮か、そりゃそうか、
当時若宮、東の寺、若宮から親城に戻る時、源氏方の九行家、
公家家という字に、須貴経の経ですね、九行が三列。
その先導、対象を務めるこの殿に対して、
土御門の将国が、社頭では刑筆をどう扱うのかと質問。
先導の殿は端的に答える。
随身敬語の振る舞いは、表城の家、イコール、武士が心得ていると。
後に彼はこう補足する。
将国は北山賞は読んでおられるが、西宮の説はご存じない。
賢俗の悪気、悪心を避けるため、
神社では先を追うイコール、強く先導することわりがあるのだ。
はい、わっかんなかったな、どういうことだ、要点3つ。
儀礼イコール文、括弧茎の典礼と武、敬語の作法の二本立て。
神社では先を追う先導に宗教的な意味、天挙の違い、北山賞vs西宮説を踏まえた根拠提示が説得力。
現代の示唆&使い方、誰の流儀かをまず確認。
行事、式典、イベントの運用は、文化式の式目とセキュリティ・安全導線が交差すると。
あ、ちょっとわかんないな、これ。
先導の意味を言語化する。
当時の先を追うは、単に先導に立つ以上に災いを払う役。
現代の先導者も事故未然に立つ責任を持つと。
先導担当のチェック3、①危険ポイント、②あいつと停止以降、③想定外時の待機ルート。
これは結構大事ですよね。
先にやる人は、そういう責務を負いますってことですかね。
そしてそして議論の勝ち方ではなく、転挙の揃え方。
都の返答は短く領域を区切り、後で転挙。
西宮説で補足。
仕事でもまずこれは××の間隔。
後で根拠、資料、環状線に入らないのが定策。
うううーんって感じですね。
いまいちちょっと微妙だったな今回の196弾は。
というわけでぜひ皆さんも何かしらの資座を得れていたらいいなって思います。
というわけで今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。