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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
定学の概念
さて今回は、第197段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
定学という呼び名は、諸字の草だけの語ではない。
縁儀式にも定学の如珠という語が出ており、一定の定員を国家が定めた公認を広く指す通称である。
はい、話ですか。
要点3つ。
定学。これは定学と書いて定学ですかね。定められた学。金学の学ですね。
定学。定学イコール国家が定めた定員付き職の総称。
対象は僧侶にあらず僧侶に限らず旧帝の女官にも及ぶ。
キーワードは定めた数、制度と運用の骨格。
現代語の示唆&使い方。
名前イコール制度の窓。
定学は役割名じゃなく制度名。
近代で言えば定数内ポスト予算化済ヘッドカウントにあたる。
役職名と身分、制度を混ぜないと議論がかみ合わない。
全然わかんない。何言ってんだ。
そして定員が生む秩序。予算の天井が明確になる。
任用基準が揃う。
誰をどれだけ配置できるか。
運用の透明性が上がる。
反面、余剰タスクが出たら外部委託や臨時などの別制度が必要。
定員を作るとある程度いい感じに決まりますよねっていう話ですかね。
他はそんなないな。
というわけで今回はただそれだけのことでした。
というわけでまた明日お会いしましょう。さよなら。