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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました【徒然草ミニッツ】。この番組は、
1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今回は第83段を見ていきましょう。
さっそく、現代語訳です。
欲心を捨てる決意
畜林院入道の二品左大臣が、
打状大臣への栄信を目前に控えながら、
これ以上上へ行けば心に滞りが生じるとあえて出家してしまった。
これを見て、
同院の左大臣は、
自分もまた欲心を抱かずに、
祭り事を望もうと決意し、
幻聖を追い求めることをやめたという、
これを功竜悔ありという言葉で表現している。
竜は天に登りきると激しく暴れ、やがて落ちる。
月が満ちると賭け、物事も盛りに達すると衰える。
どんなに先詰めで物事を極めても、
それは崩壊の前触れに他ならない。
なるほどですね。いいですね。
要点3つ。
頂点の手前で踏みとどまる永談。
杉たるは及ばざるが今年のことわり。
盛りを知れば自然と衰えを避ける。
ビジネスへの応用
現代への資産、なぜ今も刺さるのか。
企業や個人がもっと上を目指してと無理を重ねて大失敗を招くケースは後を絶たない。
健康は700年前に、過ぎる前に尻族美学を説いていた。
なるほどですね。いいですね。
日常&ビジネス応用ネタ。
マイルストーンの一歩手前で評価。
プロジェクトの最終段階で完璧を目指す前に、
十分合格点となるポイントで振り返り、無理のないゴール設定を行う。
なるほど。完璧主義にならないっていうところですね。
まず合格ラインをしっかり定めて、そこで振り返ると。
無理のないゴール設定を行う。大事ですね。
2つ目、過負荷アラート。
自分のタスクや学習進度を通知化し、一定水準を超えたら手を止めて休憩を取るリマインダーを設定。
そうですね。
負荷がかかりすぎると、適切な負荷は成長には大事ですけど、
負荷がかかりすぎると逆に効率が落ちたりするので、
そこをデータ化してAIとかに持たせておくっていうのがいい気がしますね。
どのタイミングで自分の効率が落ちるのかっていうのを見ておくといいかもしれないですね。
そのタイミングあたりで手を止めて休憩を取るというのはいいんじゃないでしょうか。
3つ目、トップアウトセッション。
成果が最高値を示した時点で成功要因をチームで共有し、ここまでで得るものは得たと一区切りをつける文化を作る。
トップアウトセクション。
なるほど。
一回成果が最高最高値を出したら、一旦そこで共有、シェアすると。
一旦区切りをつけて、区切りをつけた後にもう一回そこ行くのかな。
この流れで言うと、行かないのかな。どうなんでしょう。
というわけで、ぜひ皆さんも日常&ビジネスに応用してみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。