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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました【徒然草ミニッツ】。この番組は、
1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今回は第84段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
三蔵法師の教訓
三蔵法師、方言、方賢、方言ですかね。
は、天竺、印度へ渡った折、故郷の戦争を恋しがり、
病に伏せると漢方の食事を懇願したと聞く。
これを聞いた人々は、
偉大なる三蔵法師が異国でそんなに弱気になるとは、と嘆いた。
しかし、こういう草図は好評した。
それこそが三蔵法師の優しく深い情けではないか。
異境での弱さや、方言の寂しさにも寄り添い、
他者の苦しみに共感する。
法師や学者といった立場を超えた
一人の人としての慈悲の心を示したのである。
はい、なるほど。
現代における示唆
要点3つ。
異国での寂しさを素直に示す勇気。
他者の弱さに共感する慈悲の心。
立場を超えた人としての優しさの大切さ。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
海外転勤や留学などでホームシックを経験した人は多いはず。
偉大なリーダーや専門家の人も子であり、
弱さを認めることが本当の強さである。
はい、なるほどですね。
ホームシック。
バンクバー約1年いましたけど、
ホームシックにはならなかったですね。
不思議なことに。
そうですね。
新卒、社会人、初めてなって初めて一人暮らしたときは
若干ホームシックにはなりましたね。
弱さの共有と共感
はい、日常&リーダーシップ応用ネタ。
弱さシェアリング。
チームリーダーが初回ミーティングで
私も最初は大変だったと自分の弱さを語ることで
メンバーの安心感と信頼を醸成する。
自己開示、弱さの自己開示をすることで
安心感と信頼を醸成すると。
2つ目、共感フィードバック。
部下や後輩が困っているとき
自分も同じ経験があると共感し
具体的なサポートを提案するワークショップを
社内で実施。
これも同じ感じですよね。
1の弱さシェアリングと共感をすることで
結束力を高めましょうよっていう。
いいんじゃないですかね。
3つ目、ホームタッチセッション。
海外出張や移動者が帰国後に
何が恋しかったを聞く場を設け、
組織全体で多様性への理解を深める機会を作る。
海外出張。
帰ってきたときに、
そうですね、現地に行かないとわからないことって
めちゃくちゃあるんで
それを聞くのはいいんじゃないでしょうか。
海外出張とかある場合はね。
海外出張したいな。
はい、というわけで
皆さんもぜひ日常&リーダーシップに
応用してみてください。
今回はここまでになります。
また明日お会いしましょう。
さよなら。
