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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事のつき間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第110段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
勝負の本質
すごろくの名人に打ち方を尋ねると、こう言われた。
勝とうと打ってはいけない。負けまいと思って打つべきだ。
どの手が最も負けにくいかを考え、その手を使い続けて、
たとえ一目でも遅く負けるようにすればいい。
一目かな、一目でも遅く負けるようにすれば良い。
常にいかに負けないかを念頭に置く発想こそ真の勝負感である。
これは確かにもうおっしゃる通りって感じですね。
要点3つ。
勝ちを狙うより負けないことを重視する。
最も負けにくい選択肢を見極める。
一手ずつ遅延させる思考が勝負を左右する。
いいですね。
現代への資産、なぜ今も刺さるのか。
リスクヘッジの重要性
ビジネスや人生の決断でもリスクを最小化する思考が安定的な成功につながる。
おっしゃる通りですね。
日常&戦略応用ネタ。
リスクヘッジ優先リスト。
プロジェクト開始前に失敗しにくい対策を洗い出し、最優先で実行する。
これは大事ですね、リスクヘッジ。
失敗しにくい対策をやり続けるということですね。
2つ目、最悪想定シミュレーション。
2分ほどで最もダメージの大きい事態を思い描き、それを回避する策を先に講じる訓練をする。
これはプレモータルとかって言われたりしますよね、事前検視という手法がありますね。
プロジェクト開始前にこのプロジェクトは失敗しました。
なぜ失敗したのかっていうのを考えるっていうやつがありますけど、それと似てますね。
3つ目、スモールステップアプローチ。
大きな目標は一気に達成せず、負けない小さな一歩を積み重ねながら進む。
これも大事ですね。
負けないことが何よりも大事。
死なないっていうことが何よりも大事っていうのがありますからね。
今回はすごくいいですね。
110弾、覚えておこう。
というわけでぜひ皆さんも日常&戦略に応用してみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。