00:06
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
計画の乱れとその対策
さて今回は、第189段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
今日はこれをやると決めても別の休業が割り込み、人は約束の相手は来られず、頼み薄の人に限ってくる。
期待していたことは外れ、想定外だけ叶う。
ややこしい事案はすんなり片付き、簡単そうなよう、要は妙に骨が折れる。
1日がこうなら1年も、そして一生も同じ。
それでも全てが外れるわけではない。から、世はますます読めない。
ってことですね。
結論ありましたね。
不条、定まらずと書いて不条、と心得ることだけが現実とずれない真実である。
あー、なるほど。
要点3つ。計画は常に乱される。
当たり外れが混じるから世界は定めがたい。
故に不定、不条か、不条を前提化するのが唯一ぶれない構え。
あー、なるほど。確かに。
行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。
あれ、意味合ってるかな?
って感じですかね。
鴨の長名。
吉田健康のツレツレ草を話しているのに鴨の長名を持ち出してきてややこしくなったんで。
不条前提の1日の設計
はい、現代の示唆&使い方に行きます。
不条前提の1日設計。
①一時主軸。
今日はこれだけはやる。
30分から90分始終。
②可変レーン。
残りは割り込み用に意図的に空ける。
③再起動点。
中段明けの再開場所をメモしておく。
これはね、大事ですよね。
絶対やるべきことは確実にやる。
何としても時間を支出してやる。
仕事どこかでもそうですよね。
そして可変レーン。
意図的にバッファー作っておくっていう感じですかね。
④再起動点は中段されたら再開をスムーズにできるように何かしらメモをしておきましょうということですね。
⑤確率で持つ計画。
必ずやるを1つ。
できたらやるを2つ。
完水率で振り返り過剰見積もりを削る。
計画は約束ではなく仮説。
なるほどね。
これも本当に緊急度と重要度のあれありますけど。
4証言のやつね。
それにも似た感じのところありますよね。
そして、プレモル。
事前墓地。
違う、事前墓場。
墓地みたいな意味ですね。
着手前に崩れる理由を3つ書く。
人、物、自分。
それぞれに即応策を1行。
代替連絡先事前種。
最初版。
プレモル。
あれですよね。
事前検視みたいな感じですね。
プレモータムみたいな感じですね。
やる前に失敗する理由を3つ考えるみたいなことですよね。
大事な気がします。
日常生活への応用
はい、というわけで、
今日のところはここまでです。
ぜひ皆さんも日常生活に使ってみてください。
それではまた明日お会いしましょう。
おさよなら。