詐欺帳の儀式とその意義
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて今回は、第180段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
詐欺帳とは、正月に行われた打球、打つ、けまり、と書いて打球の道具、擬帳を、信言院から神仙苑へ運び出し、火で焼き上げる行事のこと、人々が法成寿の池にこそ、と生やすのは神仙苑の池を指している。
どういうこと?まあまあまあ、ずれずれなるままに書いてたっていう、ただそれだけのことですね。
要点3つ。詐欺帳イコール正月の打球、違う、擬帳を運んで焼く儀式。ルートは信言院から神仙苑。
苑は序章苑の苑ですね、たぶん。林の法成、違う、法成寿の池イコール神仙苑の池の呼び名。
はい、現代のしさ&使い方。使い方も何もって漢字ですけど、燃やして閉める知恵、使い終えた道具を火で送るイコール区切りの儀式。
形を整えて終わらせるから次の季節へ気持ちが滑らかに移れる。
ごま抱きとかもありますけど、 火で送るっていうのは
儀礼的なあれがあるんでしょうね。適当に言ってますけど。 そして手順と言葉で場が立つ。
ただ捨てるのではなく場所、動線、林、神仙苑運ぶ言葉が揃うと行為が文化になる。
仕事でも終了の提携文やお清めの動線を作ると切り替えがうまくなる。
儀式は割と大事だっていう話はよく聞く話ですよね。
あと場所を変えるとかね、ありますよね。
だから在宅ワークだとプライベートと仕事の切り分けがなかなかうまくいかずにって話を聞くので、そういうところも何か思いましたね。
はい、というわけで今回はこれぐらいですかね。
あ、最後に地域行事への経緯、どんと焼き詐欺帳に参加するなら持ち込めるもののルールや火の扱いを守る。
伝統は安全の型の積み重ねでもある。 これはめっちゃ大事ですよね。
日常生活への応用
安心安全あっての伝統ですからねっていう話は、話したと思います。
というわけで、ぜひ皆さんも日常生活に使ってみてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。