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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
第205段の考察
さて今回は、第205段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
比叡山での太子勘定の記章、
太子勘定の記章、イコール、太子を勘定して誓う記章文は、
浄草上が書き始めたものだという、そもそも記章文なるものは法曹の実務には本来なかった。
古の清代には、記章文に基づいて政治を運営することはなかったのに、近代になって広まった。
あわせて、法令では水・火そのものに穢れは立てない。入れ物かっこ容器には穢れがあるとする。
ああ、そうなんですね。そうなんですねって、全然理解できないですけど。
要点3つ。
誓う文、誓う紙、制約書の制紙、政治、記章は、
元来、法の王道ではない。
清代、日尻という字に、1代目、2代目の代ですね。
八代の代、八代明の代。
清代は、誓わせて回す政治ではなかったが、近代に留守。
水・火は清く、穢れるのは容器。中身は清い。器で濁る。の比喩。
現代のしさ&使い方。
誓わせ政治の罠。
制約書、年書、覚書、紙が増えると安心した気になるけれど、健康は逆に軽傷をならす。
誓いは補助輪。運用と統制が本来の形。誓いに頼るほど仕組みが痩せる。
どうなんですかね。制約書、書かせる書類は別に、
市役所とかでもめっちゃなんかいろいろ書かされることありますけど、
どうなんですかね。運用と統制が本来の形でしょうと。
誓いに頼るほど仕組みが痩せる。
そういうことじゃないかな、でも。今自分で言ってあれでしたけど。
そして、水と火は清く、容器が濁るの読み換え。
理念、中身は清い。濁るのは制度、組織、容器。
なるほどね。理念は美しいが、それを扱う組織、文化、制度が濁ってしまう。
中身を疑う前に器の掃除だったり更新をと。
組織改革、制度改新、制度改革しましょうってことかな。
中身の理念そのままにってことですね。
運用する組織体制を見直そうって感じですかね。
というわけで、今回はこれぐらいですかね。
ぜひ皆さんも日常だったりビジネスに応用してみてください。
というわけで、また明日お会いしましょう。さよなら。