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2025-10-24 04:00

【徒然草ミニッツ】第181段


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サマリー

『徒然草』第181段では、粉雪と言葉の由来についての考察や日常における言葉の使い方が語られています。

言葉の由来と使い方
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は、第181段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
ある物知りが言うには、ふれふれ粉雪、丹波の粉雪の粉雪は、米をついてふるう様子に似ているからそういう、本来はたんまれ粉雪イコールたまれというべきを言い誤って丹波のになったのだ。
さらに歌うなら、柿や木の股にと続けるのが良いと。
この言い申しは昔からあったのだろうか。
とばいんが五行章の頃、雪を見て同様のことをおおせになった。と、さぬきのすけが、さぬきのすけの日記にも記されている。
要点3つ。粉雪は精米の粉のイメージから。
丹波、丹波のは言い誤り説。本来はたまれ。
古記録、日記に用例あり。句伝だけではない。
えーと、現代への示唆&使い方。
民謡フレーズは音の気持ち良さで変化する。たまれが丹波の耳なじみの良い音に引っ張られて語形が変わることは日常さ反示。
社内用語や商品名も同じで、口が回る方が定着しがち。
まあこれは差もありなんと言いますか。
まあね、言いやすい方を好みますよねっていうのはありそうです。
そして、意味図を添えると言葉は強く残る。
粉雪イコール、米を振るう白い粉。
単なる雪の流土ではなく、暮らしの手触りが比喩の真。
言葉を作るときは、手触り、匂い、動きのどれか一つを混ぜる。
あー、なるほどねー。
手触り感、手触り感ね。手触り、匂い、動き。
あー、そうなんですね。
そして、正しい間違いより由来の筋道。
物知りの定性は語源を示しているから納得感が出る。
現場でも、定性イコール用例プラス由来で短く。
これはちょっと、まあまあ、そうなんでしょうけど。
物知りの定性語源。
ちょっと鼻につきますよね。うんちくたれる人。
例、インシデントは障害と違い未然。
未然という意味を含むのが定義です。
ちょっと鼻につきますね。
はい、というわけで今日はこれくらいですかね。
ぜひ皆さんも日常に使ってみてください。
はい、というわけでまた明日お会いしましょう。さよなら。
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