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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、
おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
残すも、あと何回かって感じですね。
では早速、現代語訳です。
快楽と錯覚の探求
人が快不快、暗くに振り回されるのは、
詰まるところ、楽イコール好みの追求のせいである。
この追求は止まるときがない。
この楽の中心を3つに絞ると、
①評判、この評判は2種類。
業績、成果得と才芸、才能腕前の名声。
そして2つ目が色欲、これは性的な欲。
3つ目が味、これが食の快楽。
結局あらゆる願いの多くはこの3つに行き着く。
だがそれは、物の見方の錯覚から生まれ、患いが尽きない。
物質を求めない方が良い。
まあそうっすよね。
名声、色欲、食。
なるほどですね。
要点3つ。
欲の中核は名、色、味の3点セット。
いずれも錯覚が燃料で追うほど不安が増える。
手放すほど振り回されない。
才芸の示唆&使い方。
評価との距離。
いいね、数字、肩書きは間接的報酬。
週に1度誰にも見せない成果を作る。
非公開、ノート1ページ、指摘トレーニング記録など。
業績を自分基準に戻す。
これは確かにね、このSNS前世紀の現代において評価との距離感は難しいですよね。
個人的には筋トレのトレーニング記録とかはただただ自分の記録として付けて、
過去の自分と比べるようで付けてるんで、
そういったものをちょっとずつ、ちょっとずつ増やしていくのがいいのかもしれないですね。
欲望の扱い方
そして、色、欲望を雑に扱わない。
欲そのものは自然。
でも疲れ、孤独、退屈が引き金の時はケアの代替になっていないか自問する。
まず睡眠、運動、人と話すの順で満たすと過剰な渇きは安らぐ。
これはめちゃくちゃその通りですよね。
欲望が暴走しないためには心身ともに健康であることが大事な気がするので、
睡眠、運動、人と話す、めっちゃ大事ですよね。
あとは、食を量から筆へ。
早食い、長食いは刺激だけ増やして満足は減る。
1日1回は無音、無画面、ゆっくりで味わうをやる。
一口20回噛むだけで満足度は変わる。
これはね、スマホとかネットフリックスとかを見ながら食べると、
食への満足感が下がってついついカロリー過多になっちゃうっていう研究もあったりするので、
ここは意識したいところですよね。
マインドフルイーティングとかもありますけど、そういうこと言ってますね。
はい、というわけで今回はここまでですかね。
今回はなんかすごく身につまされると言いますか、そんな感じがしました。
というわけで、また明日お会いしましょう。さよなら。