心の静けさを求めて
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて、今回は第75段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。 何事にも心を乱されて、辛いと感じる人とはどんな心境だろうか。
誰にも左右されず、ただ一人、自分自身であればこそ安らかである。 世の中に従えば、
心は他人の言葉や外界の雑事に振り回され、 すぐに迷いが生じる。
人間関係では戯れ合い、争い、恨み、喜びが交互に訪れ、 決して落ち着くことがない。
分別を働かせすぎるほどに特筆にとらわれ、 一時も心が休まらず、酔い潰れるように、
煩悩の中で夢を見る。 忙しさに追われ、忘れているものこそが本質である。
また、 まだ真の道を知らなくとも、
すべての縁、 生活の役割、人付き合い、義芸、学問などを離れ、
事に預からず心を静かに保つことが、 一時の楽しみとして相応しい。
まかし経にもあるように、あらゆる縁を止め、 静寂の中にこそ安らぎがある。
はい、というわけでね、 第74弾に続き、今回もとても
しさ深い、深い内容でしたね。 要点3つ。
他人や状況に心を乱されるのが辛さの源。 分別、特筆から離れて心を鎮めよ。
縁を断ち、一時の静寂を楽しむ。 現代らしさ、なぜ今も刺さるのか。
情報型と多忙が当たり前の現代。 私たちもSNSの通知や仕事に、
仕事メールに心を振り回せる価値である。 健康は700年前に離脱の大切さを語っていた。
習慣の見直し
なるほどね。 そして日常&マインドフルンス応用ネタ。
境界リセットタイム。 1日1回30分だけデジタルデトックス。
スマホもPCもオフにし、静かな場所で深呼吸をしよう。
ということで、機能に続きデジタルデトックスですね。 すげー推しますね。すげー大事なんですけど。
2つ目。非アクティビティスケジュール。 1週間のうち1日は何もしない日を設定。
運動も読書もせず、ただ心を空っぽにする時間を持つ。 これね、いいっすよねー。
何かしたいって思っちゃうんですけど、それをあえて何もしないっていう風にすると、 効きますよね。時計とかも持たずに。
一応、スマホを電源切って通知オフにして出かけるっていうのも、時間を考えずに自分がやりたいことだけやるっていうのも聞いたことがありますが、
いいですね。 3つ目が縁立ちジャーナル。忙しさを生む習慣やルーチンをリストアップし、
今手放せる縁を毎週1つずつ、毎週1つ減らす。 そうすることで心の静けさが深まる。
なるほどね。これもね、忙しさを生む習慣。 ついつい不必要なんだけどやっちゃってる習慣とかね。
ありますよねー。 このツレズレグサミュリティの概要欄、一応毎回載せてるんですけど、地味に面倒くさいっていうのがあるんでね、手放してみようかな。
ま、いっか。 いや、手放すか。
せっかくやってるのでね。 忙しさ、忙しではないんですけど、とりあえず概要欄に
内容を載せてるんですけど、ちょっと手放してみるか。
自分で言ってるのでやらないといけないですもんね。
はい、というわけでやってみます。 皆さんもぜひ日常&マインドフルネスに応用してみてください。
というわけで今回はここまでです。 また明日お会いしましょう。さよなら。
