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2025-08-08 04:11

【徒然草ミニッツ】第104段


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サマリー

第104段では、夜の静寂の中での語らいの重要性や、心を解き放つ時間を持つことの意義について考えています。

静けさと趣の楽しみ
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で個展チャージしていこうという行用ショートラジオです。よろしくお願いします。
さて、今回は第104段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
荒れた宿で一目を避け、女が密かに籠っているところ、ある人がゆうずきよにしのんで尋ねた。
犬に見とがめられ、女は、「どちらから?」と尋ねたが、やがて案内され中へ。
狭い板敷に立つと、炎暗い中で室内はひどく荒れ果てている風もなく、むしろほのかな明かりに照らされ、
埃にまみれた蝶土や、風漂う匂いに懐かしさを覚えた。
女は、「んーと、文句をよくしめて、雨が降るから車は下に置いて、友をここに待たせましょう。」と呟くも、それが漏れ聞こえるほどの静けさ。
深夜になり、鳥の声さえ静まってから、語りは行きつ戻りつ続き、夜明けが近いかと尋ねても、
まだ夜深く急ぐ理由もないと女は少し心得た様子。
やがて知らみ始める隙間から忘れ難い話を交えつつ、女は儚げなうずきの暁の庭へと誘い、
かつらの大木に隠れるまで見送った。見知らぬ夜の案で起せず過ごす。
はい、ということです。何のこっちゃ分かんなかったですね。
心を解き放つ時間
要点3つ。
一目を避けながらも静けさを楽しむ。 荒れた空間にも隠れた趣がある。
夜深くまで語らう一時間を忘れるほどの情緒。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。 暴殺の日常から離れ、夜の静寂の中で心を解き放つ、
時代のデジタルデタックスや ナイトリチュアルにも通じる情景である。
要点3つの3つ目はあれか。一時間じゃなくて、夜深くまで語る時間を忘れるほどの趣、情緒ですね。
はい、というわけで日常&ライフスタイルおよねだです。
ナイトジャーニー、一つ目、ナイトジャーニー。 スマホの通知をオフにし、夜の散歩や自宅ベランダで月明かりをゆっくり眺める時間を定期的に持つ。
持ちたいですね。こういう時間を持つとだいぶ心が、心と体が休まる気がしています。
土日とかね、やってみてもいいかもしれないですね。 二つ目、アーバンリトリート。
部屋の照明を落とし、アロマキャンドルを灯して、お気に入りの飲み物を片手に、読書や語りを楽しむ夜の隠れ家タイムを作る。
こういうのもいいですね。やっぱりリラックスタイムですね。
はい、三つ目、ストーリーテリングセッション。
友人やパートナーと夜風ケーマーで、本やポッドキャストの物語について語り合い、時間を忘れるほどの豊かな会話を楽しむ。
これも大事ですね。結局、人間の幸福度に一番寄与するのは、人間関係という研究もある通り、
誰かとこうやって好きなものについて語り合う時間、とても大事だと思います。
というわけで、ぜひ皆さんも日常&ライフスタイルに応用してみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。
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