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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、【1日8分で600年分の知恵をポケットに】をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・課事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回が第76段ですね、を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
孤高の生者
生者だけは黙して動かず、まるで別の世界にいるかのようであった。
たとえそこにいて叱るべき理由があろうとも、
賑やかな群衆の中であえて距離を置く。
それが生者の境地である。
はい、なるほど。
要点3つ、華やかな群衆の中でも孤高を保つ。
言葉を交わさずとも存在感を示す。
必要な時以外は人との一線を守る。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
パーティーやネットの炎上状態であえて沈黙を選び、場の熱狂に巻き込まれない人は余裕・品格を感じさせる。
なるほどね、判断・保留にしてるっていう。
そこに乗っからないぞ、私はっていう姿勢ありますね。
大切にしていきたいですね。
内省の重要性
日常&コミュニケーション応用ネタ。
ノイズ・キャンセル・マインド。
集団の意見や流行に振り回されそうな時、あえてスマホをしまい、内省の時間を持つ。
めっちゃ大事だなあ。
いや、大事ですよね。
炎上とかね、不倫でどうのこうの騒いでる時に、見ないと。
まずは見ない。振り回されない。
自分の内面と向き合う時間を持つ。
めっちゃ大事。
偽善・プランニングで組んどけばいいんだな、これはね。
2つ目、場の空気を読む沈黙の技。
会議やSNSで全員が話して盛り上がる中、あえて発言をせず、要点を深く咀嚼してチャンスを伺う。
いいっすね、大物感出てますね。
みんなが絶賛を繰り広げる中、ちゃんと要点を深く咀嚼するってことがミソですね。
そこをちゃんと理解した上で、どうなのって聞かれたらズバッと言う。
いいっすね。
3つ目、選択的同席。
イベントや飲み会で常に全ての場に深入りせず、自分の目的、学び交流に沿う場だけに距離を保って参加する。
これもね、線を引くってことですね。
イベント飲み会で、飲み会とかね、飲み会大人数であればあるほどちょっとしたグループみたいなのがいくつかできるんですけど、
そこに入っていくんじゃなくて、あえて自分のところに沿う場所だけ参加するといいんじゃないでしょうか。
というわけで、ぜひ皆さんも日常&コミュニケーションに応用してみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。