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2025-10-31 05:47

【徒然草ミニッツ】第188段


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サマリー

第188段では、若い頃の大志を持ちながらも、雑事に追われて目標を見失うことについて語られています。最終的には、重要な選択をすることや、サンクコストを意識してより良い決断をすることの重要性が強調されています。

大志と雑事
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で補填チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて今回は、第188段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
ある男が子を奉仕、かっこ草にして、学んで因果のことわりを知り、説教で身を立てようと言う。ところが子は間に受けて、まず馬術を習う。
呼ばれた先へ出資するとき、出資傍行するときに、迎えの馬で桃散り、かっこ乗り方をしくじって落ちたら恥だからと。
続いて、奉仕後に主席で早い歌と書いてそうかを勧められて、下手では体裁が悪いと芸語とも習う。
どちらも境地に居り、もっと上達をとたしなむうち、肝心の説教は学ぶ暇なく年を取り。
これはこの奉仕だけではなく、若い頃は大志を掲げるのに、遠座の雑事に紛れて月日が過ぎ、何一つ物にならぬまま老いるというありがちな話である。
ゆえに、生涯の望みの中から第一を決めて他を捨てて一時に励めと、日々一刻の選択も同じ、少しでも益の多いことを選び、
残りは捨てて大志を急げ、
異語の言葉でこういうふうにあると、
3詩を捨てて10詩を取るのは優しいが、10詩を捨てて11詩へ移るのは難しい。
どちらも栄養として結局両方失う。
また東山に着いても西山の方が駅と知れば門前で引き返して西へ行け、
せっかく来たから先にこれを、という一瞬の怠りが一生の怠りになる。
怠り?怠り?違う。
調べておくか。怠るですよね。怠るですね。はい。
一瞬の怠りが一生の怠りになると。
そして最後に、浜辺の日尻にマソホノホの剣を聞こうと、
ほうれん、違う。読み方がむずいなぁ。
とうれんほうじが宇宙、雨の中でも即行した逸話があり、
瓶になる時すなわちこうありであると。
ということですね。これは割とわかりやすい気はしますね。
ありがちですよね。
あのあれをするためにはこれをしないといけなくて、これをしないといけない可能性もあるからこっちもしといてっていうと、
一番最初に掲げた目標、大きな目標を見失うみたいなのはありがちですね。
あとはサンクコスト的な話もありましたね。
なるほど、なるほど。
要点3つ。
第一詩、これは詩は志ですね。第一詩を選び、他は捨てる。
せっかくを捨てて、より益の大きい方へ即転進。
便足は力、雨も言い訳も待たず、今動く。
現代の詩座&使い方、職能の周辺に潜む罠。
本命イコール、説教、かっこコアスキルより、馬術・余興・周辺スキルが楽しくて深掘りしがち。
仕事でも資料体裁、便利ツール、SNS発信に時間を溶かし、肝心の製作・営業・研究が進まない、これが奉仕パターン。
これはめちゃくちゃある感じはしますね。
詩を抹雪にちょっと気を取られて、幹の部分に全然手つかずでっていうのは、これはもう本当にグザグザって感じですね。
確かになって感じです。
サンクコスト切り替えセリフ、東山から西山の教え、ここまで来たが、より良い選択が見えたので、今は戻る。
これを言えるチームは強い。すでに投下した時間を理由に続けない。
これはまさにサンクコストですね。サンクコストの5級ってやつですね。
埋没費用です。失った時間は戻ってこないんで、なんかね、それに固執して、さらに時間とか
リソースを割くより、より良い選択を選びましょうよってことですね。
はい、というわけで今回はここまでです。ぜひ皆さんも日常だったり、お仕事だったりに活かしてみてください。
というわけで、また明日お会いしましょう。さよなら。
05:47

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